格差階級社会をなくそう

平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

厚労省村木元局長冤罪事件検察大失態の責任

2010-03-06 10:18:46 | 植草一秀氏の『知られざる真実』

厚労省村木元局長冤罪事件検察大失態の責任
厚生労働省の元局長村木厚子氏が巻き込まれた冤罪事件の第11回公判が3月4日に開かれ、石井一民主党参議院議員が証人として出廷して証言した。


犬検察は2004年2月25日午後1時に「凛の会」倉沢被告が石井議員に事務所で面会して依頼したとのストーリーを創作して犯罪事実の存在を主張している。ところが、3月4日の法廷での証言および関係証拠資料から、石井議員が上述の2月25日に朝から夕方まで千葉でゴルフをしていたことが明らかになり、検察側主張がこの側面からも全面否定されることになった。


村木氏の冤罪事件では、すべての関係者の証言が検察側主張を根底から覆している。村木氏の無実は完全に明らかになりつつある。


裁判所は客観的事実により、被告の無実が明らかになった場合でも、平気で被告に有罪判決を示す機関であるから、驚くべき不当判決を示す可能性が皆無とは言えないが、メディアを含めて多くの報道、情報公開がなされるなか、真実からかけ離れた事実認定を裁判所が押し通すことはもはや困難になったと言ってよいだろう。


石井一議員は3月5日の証言で村木氏との面識と証人としての出廷について次のように証言したという。「ボヘミアンな京都住まい」様が速報くださったので転載させていただく。


「村木被告とは今日初めて会ったと証言。知り合いでもないのに証人となったのはなぜかときかれ「私自身もマスコミに書かれて相当辛い思いをした。村木という女性局長は高知の大学を出て東大卒の競争の中であそこまで上り詰めたのに被告人の席に立たされて、さぞ辛いだろうな」と。「この事件にはおかしい点がたくさんある。弁護士からの強い要請もあったが、この際出て証言すべきだと思った」


検察の暴走により、無実の人間に罪が着せられ、無実の人間が犯罪人に仕立て上げられてゆく。これに勝る人権侵害が他にあるのか。私もまったく同じ立場に立たされた者として、このような国家犯罪を断じて許すことができない。


無実の人間に不正に罪を着せ、無実の人間を犯罪者に仕立て上げた者を重大犯罪者として処罰する法制を整備する必要がある。


足利事件では無実の菅家利和さんを犯罪者に仕立て上げた検察官が法廷に呼ばれたが、謝罪すらしなかった。この検察官は謝罪して免責されるものでない。菅家さんの自由を奪い人権を抹殺した17年間の10倍の時間の服役が求められて当然である。


昨年の三三事変、本年の一一五事変、ならびに村木元局長の冤罪事件は、すべてがひとつの点と線で結ばれている。政治権力が不正に検察権力を利用して政敵を抹殺しようとしたものである。私の巻き込まれた冤罪事件もこの範疇に入るのだと思う。






小沢一郎氏の公設第一秘書である大久保隆規氏の事件でも、検察側主張は法廷で根底から覆されている。現職衆議院議員である石川知裕氏が逮捕、起訴された事案についても、事案の内容は犯罪とはかけ離れたものである。


主権者である国民は、検察の不正義、検察の悪徳をしっかりと認識し、その糾弾を実行しなければならない。


鳩山政権は行政府内部におけるこのような不正、不正義を糺すとともに、今後、同様の問題が引き起こされないよう、万全の対応を示す必要がある。


もっとも重要なことは人事の刷新である。責任ある当事者の責任を全面的に追及しなければならない。検察全体の刷新を図るためには、検事総長に民間人を起用するとともに、検事総長人事を国会同意人事案件に変更するべきだ。


また、検察庁職員による重大な国家公務員法違反を厳正に摘発するべきである。政治家をも摘発しうる立場にある検察官であるからと、検察官の重大犯罪を容認、放置すれば、犬検察の横暴、検察の暴走を食い止めることはできなくなる。


鳩山政権は本年夏の参院選で政権基盤を強固にした上で、検察人事の刷新に踏み切り、これまでの腐敗体質を全摘するべきだ。


検察部門内部では、さらに重大な犯罪が実行されてきたと指摘されている。検察裏金問題だ。元検察官の三井環氏は、検察裏金疑惑を告発したために、言われなき罪を捏造され、懲役刑まで執行された。


国際アムネスティの勧告を待つまでもなく、日本は世界有数の人権侵害国家であり、とりわけ警察・検察の腐敗、不正が際立つ国なのである。


日本の警察・検察・裁判所制度の近代化を必ず実現しなければならない。そのためには、現政権が来る参院選で勝利し、政権基盤を強固にすることが不可欠である。主権者国民は悪徳ペンタゴンとの最終決戦となる本年夏の参院選に必ず勝利し、検察・警察・裁判所制度近代化を実現しうる環境を整備しなければならない。


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政権沈没クーデター

2010-03-06 06:40:31 | 植草氏を守るBBS

政権沈没クーデター
投稿者---言論の自由 (Fri Mar 05 18:59:58 2010 JST)

http://sensouhantai.blog25.fc2.com/
反戦な家づくり
2010-03-01(Mon)
敵は獅子身中の虫

上記記事より抜粋して、まとめました。

I. 自民党はすでに終わっている
>東京地検特捜部を突撃隊とした、現政権へのクーデター。この裏にいるのが何なのか。漠然とCIA-自民党 というような従来の構図を想像していたけれども、どうやら勘違いしていたようだ。
>自民党はすでに終わっていると見て良い。
>しばらくはゾンビかキョンシーとして生き(?)ながらえるとしても、ことを構えるだけの力はもうないだろう。
>それは、自民党の力の源泉であった財界や諸団体が、雪崩を打って逃げ出していることからもうかがえる。また、長年にわたって自民党を支えてきた裏社会の面々も、金の切れ目が縁の切れ目になるのは明らか。表と裏の支えを失った自民党なんて、新陳代謝の終わった老廃物質=垢のようなもんだ。
>そんなものに、超エリート意識の塊のような検察が操られているというのは、どうもおかしい。

II. マイケル・グリーン、長島昭久、渡部恒雄
>裏の裏にはアメリカの一定の勢力がいるのは間違いないとしても、それを日本で代行しているのは、もはや自民党ではない。そんな気がする。そう思うと、ずっと気になっているのが、副島隆彦さんが明かしていた「米国側で攻撃を行っているもの達の素顔」だ。(今日のぼやき)
>CSIS (戦略国際問題研究所)のマイケル・グリーンを筆頭に、100人ほどが日本で暗躍しているという。
>その日本側の子分が、暴政政務官である長島昭久と、渡部恒三の息子の渡部恒雄であるという。
>どちらも、政権内部側の人間であることは言うまでもない。
>渡部恒雄氏は、2005年までCSISの上級研究員として、日本の政党政治と外交政策、アジアの安全保障、日米関係全般についての分析・研究をしていた。現在も非常勤研究員。現職は、笹川良一氏の流れをくむ東京財団の政策研究部ディレクターである。「米軍再編後の米国の戦略」なんていうものも書いており、親父の恒三が、普天間飛行場の問題について、

「政権交代をしても安全保障や外交の問題など変わってはならないことがある。日本は(米国との)約束をきちっと守ると鳩山由紀夫首相にいずれかの時期に決断してもらう」(時事通信 2009.12.20)

なんて言っていることと、ぴったり符合する。
>ここがクーデターの火元だとすると、恒三が長老然とした顔で「小沢君も云々」などとのたまっているのは、自作自演ということになる。自分で仕掛けておいて、まるで他人事のように文句を言うのだから、悪質である。

III. 政権内の裏切り行為
>マイケル-渡部-長島ラインがクーデターを起こしたのを見て、日和見していた仙谷やら前原なんかが乗っかったというところか。現在の状況というのはおそらく、民主党内で、どちらに付くのかという内乱的な二者択一が迫られているのではないか。
>特に閣僚に対しては、官僚が束になってそれを行っているのだろう。脅したりすかしたり、たいへんな圧力がかかっているはずだ。その「成果」が、次々と現れている。
>以前の記事でも書いたし、きっこさんも「活断層の上の鳩山政権」で取り上げている、小沢環境相の原発積極推進もそうだ。北沢防衛相と平野官房長官が進める、辺野古内陸案ももちろんだ。
>全く期待はずれの千葉法相については詳細なレポートが、おなじみラターシュに魅せられてさんに書かれている。なるほと、こうやって屈服させられて行くのか、ということがよく分かる。
>それ以外でも、「国民の生活が第一」なのか、「官僚の栄達が第一」なのか、ようわからんことがボロボロと出始めている。これは、クーデターに乗っかることで、官僚に妥協して楽をできる、という政権内の裏切り行為である。

III. 主犯: 渡部恒三(恒雄)、長島昭久 /共犯: 仙谷、前原、北沢、平野、小沢鋭仁、千葉
>マイケル-渡部-長島のクーデター勢力は、参院選で民主党に過半数を取らせないことを目標にして、選挙後に民主党の分裂、政界再編という形でクーデターを成就させようとしているのだろう。そして、このまま行くと、それは現実になるかもしれない。
>なぜか。小沢一郎氏のカネの問題なんかじゃない。そんなことで、民主党が負けるのならば、昨年の総選挙であそこまでボロ勝ちできるわけがない。政治とカネのことなんかよりも、「生活が第一」という切実な思いで、政権交代に一票を託したのである。その「生活が第一」という思いを裏切るようなことが、次々に出てくるから、国民は裏切られたと思い始めているのだ。まさに、きっこさんが書いているとおりに。
>民主党の支持率を下げ、参院選に黄色信号を点している主原因は、小沢氏ではなく、それどころかマスゴミの垂れ流し報道ですらなく、政権内の国民への裏切り行為なのである。
>主犯は、渡部恒三(恒雄)、長島昭久。
>共犯は、仙谷、前原、北沢、平野、小沢鋭仁、千葉。
>政権にとって、つまり国民にとってマイナスであることを自覚して動いている。
>犯意はないかもしれないが、結果的に同調しているのが、岡田と枝野というところか。

IV. 政権沈没クーデター
>敵は、いまや自民党などではない。
>渡部恒三(恒雄)、長島昭久、それに、仙谷、前原、北沢、平野、小沢鋭仁、千葉。
>これらの動きを、しっかりとチェックすべし。
>彼らの失政は、間違いや力不足ではない。
>政権沈没を狙った、意図的な国民への攻撃であると心得るべきだ。
>ここで、短気をおこして、本当に民主党を過半数割れにしてしまうと、敵の思うつぼだ。

V. 参院選:最後の機会
>参院選は、選挙という方法で国民が生活を守る最初で最後の機会になるかもしれない。ここで民意の力を主張できなければ、最低限の受け皿である民主党は崩壊する。
>全面賛成ではなくても、小沢-鳩山ラインに票を下駄を預けることしか、当面の方法はない。もしも、それで過半数をとっても、さらに裏切られたら、もう選挙というものが何の役にも立たないということを意味する。
そこから先は、圧政と暴発の歴史へ足を踏み入れることになるだろう。
>そうならないことを祈りつつ、もう一度だけ、小沢一郎の「国民の生活が第一」に賭けてみよう。
>そしてそのためにも、主敵は獅子身中の虫であることを、しっかりと見抜いて、鳩山政権とか民主党という十把一絡げの評価ではなく、身中の虫の裏切りについては、徹底的に断罪しよう。
>そう思っている。


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