市場経済メカニズムの本質
「日本、迎撃ミサイル実験『成功』の深層」、
http://alternativereport1.seesaa.net/article/73617435.html
「売春を資金源にするヒラリー・クリントン」、
http://alternativereport1.seesaa.net/article/49602800.html
「中国大陸=イスラエル・・日本独立のための第14章」、
http://alternativereport1.seesaa.net/article/49604837.html
「ロシア=米国の密輸商・ゴルバチョフの正体」、参照。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/52864423.html
書物短評 : ノーマン・G・フィンケルスタイン イスラエル擁護論批判 三交社
アラブへの侵略と、虐殺を繰り返すイスラエルを「擁護する様々な議論」に対し、著者は具体的事実とデータを提出し、1つ1つ論駁して行く。
現在も繰り返されているイスラエル国内での、アラブ人への「残虐な拷問」の数々も明らかにされている。
著者は、真摯な学究の姿勢を貫き、事実を持って、イスラエル擁護論の持つ「デマ宣伝」を論破して行くが、イスラエルを建国した人間達が、アメリカ・フランス等々のマフィア組織であった事、マフィアの仕事は暴力を駆使した「略奪ビジネス」である事、従ってイスラエル国家とは、イスラエル・欧米の軍事産業=暴力によって「引き起こされる」パレスチナ戦争による、アラブ人の土地・財産の略奪組織である所まで踏み込んではいない(注1)。
イスラエルとは、マフィア国家である。
そして現在の国際市場経済のメカニズムが、「どうしても、イスラエルを必要としている」。人材派遣業は、1日2万円で、社員派遣の契約を取り、社員には1日7000円しか支払わず、13000円を「ピンハネ=略奪する」ビジネスである。人材派遣とは、ヤクザの行っていた「労働者派遣・手配の手配師」の仕事を、会社形態にし「暴力団・ギャングビジネスの本質を誤魔化したもの」である。この人材派遣業に典型的に見られるように、市場経済とは本質的に「略奪」経済である。この市場経済の中枢に存在しているのが、世界中の富豪達が、イスラエル軍事産業に投資し、アラブからの略奪資産から「配当金」を受け取っている、パレスチナ戦争ビジネスである。
なお、イスラエル建国に当たっては、マフィアがユダヤ人を脅迫し、イスラエルへの「移住を強制する」事が繰り返されて来た。ユダヤ人がユダヤ人を「脅迫し、強制移住させて来た」のである。この事実を見る時、「ユダヤ人が一丸となって世界で悪行を成す」等と言う、ユダヤ陰謀論が、全くのデマである事が分かる(注2)。
注1・・・冒頭の「日本、迎撃ミサイル実験『成功』の深層」、参照。
注2・・・マーティン・ギルバート 「イスラエル全史」 上下 朝日新聞出版