徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

虎、新庄最後の甲子園?に金本、祝砲

2006年06月19日 22時19分01秒 | 野球・タイガース

今日は、5月17日の日本ハム戦が雨で流れた予備日として、甲子園で行われました。
最近、勝ち味の遅い虎は、今日も4回までゼロ行進。

しかし、5回、赤星の四球を置いて金本が特大の9号2ランで先制し、その後もスペンサーと片岡のヒットに続いて、矢野のスリーベース、藤本のツーベースで計5点を上げました。

  

先発の井川の最近の悪い癖である得点の後にすぐ得点を許してしまいます。
7回には、藤川、8回にはウイリアムス、9回に久保田が投げ、結局5対2で勝ちました。

今日の興味は、勝負とは別に新庄の存在でした。
今年で引退すると発表してから彼の言動には、良くも悪くも注目されています。

そして、今日は、彼が引退するのなら、甲子園での姿は最後になります。
(日本シリーズで対戦すれば別ですが・・・・)

彼のキャラクターは、今のプロ野球界には、必要な存在で、阪神に在籍中も渡米後も、そして日本ハムにいても阪神フアンは、忘れることの出来ない野球人であったように思います。

  
  甲子園、最後?             坪井も元気な姿を・・・

9回には、坪井もPHで出て、ヒットを打ちましたが、元気な姿を今後も見せて欲しいものです。

今日のヒーローは、金本と矢野でしたが、その金本はインタービューで、バックスクリーを越すようなホームランを打ちたいと言っていましたが、頼もしい限りです。

   ヒーローインタビュー

明日も予備試合で、因縁のロッテ戦ですが、当日券もあるようですので、時間のある方は、是非お出かけ下さい。

    


裁判員制度とは・・・

2006年06月19日 09時58分14秒 | 独り言・社会・ニュース

昨日のWカップ、第2戦日本は、クロアチアに無念の引き分け。
これでブラジル戦に勝たなくては、決勝リーグには残れません。ブラジル戦にどんなサプライズがあるのか、首の皮一枚残った可能性に挑戦して欲しいものです。

  
  伊丹・荒牧のバラ公園、”写生する女(ひと)” F8号

2009年から裁判員制度が始まりますが、刑事事件の裁判に国民が直接関わるという制度、裁判の透明性や迅速性のためという趣旨だそうです。

対称犯罪は、殺人、強盗致死、誘拐などの”最高級”の重罪で、高度な法的知識のある裁判官でも苦悩すると言われる判決に、普通の国民がどの程度、正確且つ公正に関わられるかは、疑わしい限りです。

現在の刑法では、通り魔殺人も恨みによる殺人も、過剰防衛による殺人も同じ「刑法199条」によって判決が決まります。
しかし、そこには裁判官の「心証」によって死刑が無期懲役になったり、15年の有罪刑になったりしますが、一般市民が関わると、どうしても、”道徳的な”あるいは”心情に左右される”判決が導きやすいのではないでしょうか?

江戸時代は、刑事裁判のことを「吟味筋」といい、ご存知の遠山の金さんや大岡越前が判決を言い渡していたのですが、死刑とか遠島などの重い罪科については幕府の最高決定機関である”評定所”で結審されたので、町奉行一人の決断した訳ではありません。

しかし、法律により定められた犯罪行為に対して、それに見合った”刑罰”を処される現代と違い、江戸時代の犯罪は”道徳や正義に反する行為”に応報的に処罰されました。
つまり、犯罪を意味する言葉が、悪事、不届き、曲事、非道、不実などであったように、心の中のこととして捕らえられていたのです。

そこで、今回の国民参加の裁判員制度は、ことに素人には、検察や警察の捜査資料を見せられたり、法廷でのやり取りを見せられれば見せられるほど、迷ってしまう気がします。
迷えば、ここに「心情」とか「道徳観念」が入ってきるのは、仕方が無いことではないでしょうか?

江戸時代の武家社会基本的人権が尊重される現代とは、比べることは出来ませんが、社会と犯罪は常に、「正義」「道徳」と関わっていることは確かです。
ともかく、国民の義務が増えたことには違いありません。