先日、用事は古川(仙台から東北新幹線で東へ一駅)にあったのですが、そこから北に新庄まで伸びている陸羽東線で46分程で着く、鳴子御殿湯温泉に行って来ました。
鳴子御殿湯駅 鳴子御殿湯駅舎の待合室の天井
以前に鳴子温泉には、行っていますので今回の鳴子御殿湯は、その鳴子温泉駅の一つ手前にあります。
ここは、以前”東鳴子温泉郷”として湯治客を中心に栄えていたのですが、今はすっかり寂れて、御殿湯と名を変えましたが、昔の面影がありません。
それでも、昔ながらの今にも朽ちてしまいそうな、古い旅館が街道筋に並んでいます。
僕らは、その中でも、大きい旅館の1軒に宿をとりました。
外観に比べると、内装は、それでも立派にリフォームしてあり、玄関を入ると、ロビーで、早速に”おうす”を頂きました。
客層は、二人連れが多く、この旅館には8つのお風呂がありますが、大浴場を除いてその他のお風呂は、中から鍵がかけられて、家族風呂となります。
貸切露天風呂
一番のこの旅館の名物は、車で1分のところに、自然を生かした庭園があり、そこに温泉が湧いています。 1組30分で車が迎えに来てくれます。
勿論その間は、全く自然の中で、蛙の鳴き声を聞きながらの貸切の露天温泉は格別でした。
ここも、元来、湯治客用の温泉旅館で、田植えの後や、稲刈りの後に近所の農家の家族で賑わうそうです。