徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

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昔の名前を捨てました・・・

2006年10月03日 09時31分40秒 | 独り言・社会・ニュース

銀行の話です。
今の銀行名を聞いて、昔の名前がいくら分かりますか?

都市銀行のほとんどが合併し、バブル崩壊以降、昔の名前がピンときません。
相互銀行のほとんどが普通銀行に転換しましたが、その中でも最も奇抜な行名に変わったのが、山陽相互銀行が「トマト銀行」への変更が印象的です。

   今日の絵は”秋の花々” F8号

「三菱東京UFJ銀行」は、三菱銀行と東京銀行が合併して東京三菱銀行になり、三和銀行と東海銀行が合併してUFJ銀行になり、その合併して銀行同士がまた合併して今の名前になったのですが、従来の4行のうち東海銀行の名前が消えました。
この銀行を「三菱UFJフィナンシャルグループ」と称しています。

もっと複雑なのが、第一銀行と日本勧業銀行が合併して第一勧業銀行となり、その第一勧業銀行は、富士銀行と日本興行銀行の三行が合併して、現在は「みずほ銀行」「みずほコーポレイション銀行」の二つの銀行になっています。
この銀行群を「みずほフィナンシャルグループ」といいます。

「三井住友銀行」「三井住友フィナンシャルグループ」は、住友銀行は平和相互銀行を合併し、三井銀行は、太陽銀行と神戸銀行が合併したさくら銀行となり、住友銀行とさくら銀行が合併したものです。

もう一つ「りそなホールデイングス」と言うグループがあります。
この「りそな」とはラテン語のリソナの共鳴する、響き渡るの意味だそうです。
このりそなホールデイングスは、協和銀行と埼玉銀行が合併してあさひ銀行となり、これと大和銀行が合併して「りそな銀行」「埼玉りそな銀行」になりました。

このように再編成してきたのは、戦後13行体制がバブル崩壊後、各行とも巨額の不良債権を抱え込み、信用不安に陥ったことから、合併再編成が急進展してゆき、特に1997年に北海道拓殖銀行が経営破綻に見舞われた後、現在の3大メガバンクと経営再建中のりそな銀行に集約されました。

まだまだこの合併等の再編成は、続くものと思われます。
今後は、地銀同士や信金同士の広域展開を目指して合併が進みそうです。

                      

明日から、函館、五能線を経由して仙台に行って来ます。
虎の行方が気になりますが、出来るだけ携帯からアップしてゆきたいと思ってます。