昨日でセ・リーグのペナントレースは、全日程を終了しました。
虎の最終戦は、昨日のヤクルト戦を3対0で勝ち有終の美を飾りました。
井川が、10奪三振をし、セ・リーグの奪三振王を川上と並び奪取しました。
金本も26本目のツーランを放ちましたが、3年連続の100打点は達成出来ず、98打点に終わりました。
昨日の井川・14勝目 金本26号ツーラン(いずれも日刊スポーツ)
昨年と今年の比較は、
勝利 負数 引分 勝率 打率 得点 防御率
2005年 87 54 5 0.617 0.274 731 3.24
2006年 84 58 4 0.592 0.267 597 3.13
これで見る限り、打率、得点が昨年より悪く、特に得点は、昨年に比べて134も少ない。 これは、昨年、今岡の147打点が、そのままチーム得点に影響したものでしょう? 打点と得点では異なりますが、大体連携していると考えて良いのではないでしょうか?
さて、これからのストーブリーグも見逃せません。
井川や松阪・岩村の大リーグの移籍は・・・・
FA宣言した広島の黒田を虎が獲得出来るのか・・・
他球団では、巨人の小久保はFA宣言して、その去来は・・・・
今年の虎は、”あきらめない”を実践し、最後の追い上げは見事でした。
そのお陰で、虎主催の観客動員数は、昨年より増加し1試合平均4万3218人、これは優勝した昨年の4万2907人の0.7%増です。
セ・リーグ全体でも全試合438試合で昨年より1.8%増の1187万7677人で1試合平均は2万7118人となっており、他球場でも虎人気が大いに影響したもののようです。
ちなみに巨人は、昨年に比べ1.0%減の1試合平均の観客動員数は、3万9626人と悪くなっています。
やはり、勝負事は、勝たなくてはならないようです。
球団とすれば、客が入った割には、優勝をしなかったため、選手の報酬を余り上げなくとも済みそうで、経営面では大いに潤うことでしょう。
今年で、金本の全イニング出場試合数は、1042に増やし来年も全試合フル出場して欲しいものです。 そして来年は、セ・リーグもプレイオフがあり、3位までなら優勝の可能性を秘めています。
でも、勝率で勝っていてもプレイオフで負ければ優勝は出来ず、昨年のようにロッテが勝率ではソフトバンクより悪くても優勝しているのを思うと、この制度は、あくまで球団の営利主義が出て、本来のペナントレースの意味合いがなくなっていくのは残念です。