9月2日に種を蒔いたコスモスが今年も武庫川の河原に咲き始めました
毎年、恒例となりました「髭の渡し花咲き会」がボランテアで植えた500万本のコスモスが風に揺れています。
でも、昨年よりは、育ちが悪いようです。
「髭の渡し」は、江戸時代に西国街道が、武庫川を挟んで人足が肩で担いで、尼崎側の西昆陽村、常松村と現在の西宮側の上大市村、下大市村、段上町を結んでいましたが、江戸の末期には、渡し船が行き来するようになり、現在の尼崎側に、髭を生やしたお爺さんが詰めていた茶屋があり、この付近を髭茶屋と呼ぶようになったそうです。
武庫川の河原にある髭の老人碑
この渡しは、その下流に甲武橋が出来るまで続いていました。
今は、新しく国道171号線が出来、橋巾も広がって交通量も増え、京都方面から神戸方面の重要な幹線道路となっています。