今日は、二十四節気の一つの「処暑」です。
「暑さが止む」と言われ、暑さが衰え始める頃だそうです。
でも、今年の暑さは格別で、猛暑日が今日で8日連続続いているそうです。
毎年、35℃以上(猛暑日)の日がないわけではなかったのですが、これだけ連続してあると、暑さが地面にしみ込み、なかなか冷めず、最低気温も28℃より下がりません。
夜、25℃以上を熱帯夜と言われていますが、毎日が不快な熱帯夜です。
ちなみに、「猛暑日」は2年前に気象庁が設定したそうで、それ以前は「猛暑日」があまりなかったそうです。
この暑い中、京都、亀岡にある「ききょうの里」谷性寺に行ってきました。
(行ったのは今日ではありません。8月の初旬です)
秋の七草の一つの桔梗は、この暑い最中に咲きます。
ここ谷性寺は、光秀寺とも云われ、明智光秀の首塚があります。
ここの本尊は”不動明王”で、光秀が本能寺に織田信長を襲撃を決意し、この不動明王に祈念したそうです。
光秀首塚は写真の左端、半分しか映りませんでした。
光秀が、山科で殺された時に介錯した溝尾氏が、首をこの寺に運んだそうです。
光秀の家紋が桔梗であったことから、光秀の供養に、この寺に桔梗が植えられました。
ききょうの花が群がっている、という程ではありませんが、広い境内のあちこちに紫の可愛い花を見ることができます。
しかし、秋の七草といっても、この暑さには、秋の風情はあまりありませんでした。