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鉄道ビジネスと経済  ②  -鉄道会社の節電ー

2012年10月04日 16時55分01秒 | 鉄道のよもやま話

電力不足は、鉄道にも大きな影響を与えました。
東日本大震災を境に、昨年は、計画停電による大混乱や夏の電力制限で、家庭や工場だけではなく、鉄道各社もあらゆる対策を打ちました。

特に昨年の関東地方の鉄道各社の節電対策は、涙ぐましいものがあり、運輸収入の急落もあり、収益悪化となりました。

製造各社が取った節電対策に、例えば、自動車業界のように、土日を稼働するかわりに、木金を休日にするというような方法は、利用者に迷惑をかけるため鉄道会社は出来ません。

そこで、多くの鉄道会社は、自動販売機や改札機などの使用制限、駅のホームや通路などの一部消灯や減灯、待合室などの空調制限、エスカレーターやエレベーターの一部制限等々、節電対策を行ってきました。

それ以外に、車両関係での節電対策として行われたのが、日中時間帯の運行本数の削減、車内灯の削減、冷房温度を弱冷房車への切り替え等があります。

その他に、車両編成数を減らすということも行われました。

  

 

節電対策で一番効果があるのが運行本数の削減と考えられていますが、実際にそうでしょうか?
いわゆる間引き運転と言われるものです。

鉄道の電気消費量は、東京電力管内では、鉄道の割合は、わずか2%なのです。
鉄道はもともとエネルギー効率の高いもので、エネルギーをリサイクルする省エネ電車が導入されており、常に節電対策をしてきました。

そして、極め付きは、鉄道会社が発電所を持っているのです。
ただし、発電所を持っている鉄道会社は、今のところJR東日本だけですが・・・・

   
  JR東日本 川崎火力発電所                  JR東日本 信濃川水力発電所



そして、この発電量は、JR東日本の消費量の56%を賄っていました。
首都圏だけでは、90%の消費量を賄っています。

震災時には、JR東日本が、東京電力に電気を供給していた時期がありました。
そのため、JR東日本が、間引き運転などの節電に取り組んだということです。

この事については、次回に掲載します。


トラ、5位確定、若手がチャンスを生かせず・・・

2012年10月04日 09時30分12秒 | 野球・タイガース

昨日、今季142試合目で、借金20、首位の差が30ゲームも離され、屈辱の5位が確定しました。
2002年以降、10年間4位以上をキープして、11年目にして、この屈辱は、暗黒時代の到来を思わされます。

昨日の試合は、若手中心のオーダーで、31歳の鳥谷が最年長で、少ない出場チャンスの若手にとって、来季に向けてのアピールのチャンスの機会だったのですが・・・・

 

森田が5番に入り、6番 坂、 7番 伊藤隼 8番 清水、9番 ピッチャーに今季初登板の伊藤和。

残念ながら、これらの若手は、無安打で終わり、ピッチャー伊藤和も、4回、7被安打で3失点、敗戦投手となりました。
この5人の若手には、残念ながら、このチャンスをものにしようとする意気込みが感じられなかったのは残念でした。

 先発のルーキー伊藤和
  今一つコントロールが悪く、歳内や岩本ほど迫力を感じられませんでした。

 

4回、無死満塁の絶好期・・・・坂に変わって代打 金本の打席が、この試合唯一湧いた場面でした。
中日の投手は、先発、伊藤準を打ちあぐんでいたのですが、この回から山本昌に変わっていました。

この山本昌と金本の最後の高齢(失礼)対決に興味があったのですが、金本の力み負け、セカンドフライに終りました。
後続も伊藤隼が三振、清水がライトフライで、無死満塁が無得点。

今季、このような場面で、悔しい思いを何回もしてきました。

来季は、この無念を払拭できるのでしょうか?
既に、トラは、来季に向けて補強計画を進めていますが、一番大事なのは、やはり若手の底上げが、チームに活気が生み、それが巻き返しの原動力にならなくては、継続的な補強とは言えません。

西岡の獲得も、ほぼ決まりのように報道しています。
球団は、これで3塁、西岡、ショートに鳥谷で完璧の三遊間になるというように言っているそうですが・・・・

昨年、監督が変わったのが、最大の補強と言われ、その監督の采配に疑問点が多い今季、補強を監督ではなく、コーチと選手に求めたのでしょうが、この屈辱的な責任を、コーチと選手に押しつける球団にも、責任があるのですが・・・

この時期、野球選手が野球ではなく、他のことで、話題になるような球団には、来季は避けて欲しいものです。