桜の季節も終わりました。 昨日近所のサクラを見に行ったのですが、日曜日ということもあって、多くの人出でしたが、今年のサクラの見納めをしていました。
世の中に 絶えて桜のなかりせば 春の心は のどけからまし
と詠んだのは在原業平ですが、その返歌として
散ればこそ いとど桜はめでたけれ 憂世に なにか久しかるべき
この歌は詠み人知らずだそうです。
桜は散ってこそ、桜なのでしょう。
仁和寺 中門 五重塔 鐘楼
さて、4月8日に訪れた京都のサクラも、落下盛んなのでしょうが、ここ仁和寺にある御室桜は、昨日(4月12日)の仁和寺のHPによると満開だそうです。
この御室桜は、例年、京都では最後に咲くことで有名です。
御室桜は、4月8日現在まだつぼみの状態です。 1輪咲いていました。
龍安寺から”きぬかけの路”を南に700mほど行くと仁和寺の駐車場に着きます。
そこにある東門から仁和寺の境内に入ると勅使門が威厳を正して目に入ります。
そこを左に行くと二王門ですが、右に行くと中門があります。
中門に入るとすぐ御室桜がありますが、行ったときは残念ながらまだつぼみの状態でした。
境内には、五重の塔、金堂、鐘楼があり、御室桜以外のサクラは満開で、桜を満喫して観桜を楽しんできました。
なお、二王門の傍には、旧御室御所があるのですが、今回は見逃しました。
二王門を出ると嵐電の御室仁和寺駅があり、そこから嵐山駅に出ました。
駅から渡月橋を渡って、阪急の嵐山駅に出て、1日の京都さくら巡りを終わりました。