ハマナスの花実も同じ大地から 茄子の花実に華麗に添いつ
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そういえば海賊上がりのフランシス・ドレーク提督を扱っ
た(実名では登場しないが)映画『Elizabeth: The Golden Age』
を思い出しユーチューブ。見応えのある作品だったことを
改めて確認。
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ハマナス(浜茄子、浜梨、玫瑰、学名:Rosa rugosa )は、
バラ科バラ属の落葉低木。夏に赤い花を咲かせる。根は染
料などに、花はお茶などに、果実はローズヒップとして食
用になる。東アジアの温帯から冷帯にかけて分布する。果
実は、親指ほどの大きさで赤く、弱い甘みと酸味がある。
芳香は乏しい。ビタミンCが豊富に含まれることから、健
康茶などの健康食品として市販される。のど飴など菓子に
配合されることも多いが、どういう理由によるものかその
場合、緑色の色付けがされることが多い。
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漢方薬を調べていくなかで、「限界」(『大待宵草と漢方
の限界』)を感じてきた(「医食同源」という言葉は中華
鍋料理を連想させる)デスクワークだけでこの壁を突破で
きないが、仲間の誘いもあり1度、試作し試験をすること
に。その結果どうなるのか何らかの手がかり掴めると思い
つつ歌を書く。「ハマナス」の名は、浜(海岸の砂地)に
咲き、果実が梨に似た形をしていることから「ハマナシ」
という名が付けられ、それが訛ったものである。茄子に由
来するものではない。楊貴妃は、ハマナスの花びらを浮か
べたお風呂に入って美しさを保ったとも言われる赤い花を
咲かす「ハマナス」。花言葉は「容色」。
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宇尾白山神社の敷地横に尾本養蜂場があることをはじめて
知る。『漢方の三種の神器』はゴマ、蜂蜜、ハトムギとあ
る。ここの蜂蜜の特徴は蜜源植物がウメということである。
まだ試食していないので感想は後日報告しよう。
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因みに、蜂蜜の蜜源の種類は、レンゲ、ニセアカシア、ミ
カン、カラスザンショウ、クローバー、ソバ、クリ。ラベ
ンダー、コーヒーなどがある。ミツバチは花から得た蜜を
を得たとき体内で転化酵素(インベルターゼ)が加えられ
分解される。花の蜜は巣の中で成分が次第に変化してゆく。
成分はブドウ糖、果糖のほかイソマルトオリゴ糖、グルコ
ノラクトン、各種ビタミン、ミネラル、アミノ酸などで高
い栄養価をもち、1g あたり12.307kJ (2.94kcal)の熱量があ
る。蜂蜜はショ糖よりも体に吸収されやすい単糖類のブド
ウ糖と果糖から構成され、これ以上消化する必要がない。
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saccharase
Antibiotics
花粉により、ボツリヌス菌の胞子やソバの花のアレルゲン
やトリカブト、レンゲツツジの毒物や抗生物質が含まれる
ことがあり注意がいる。ところで、ギリシア神話によれば、
人間に養蜂を教えたのはアリスタイオスであり、蜂蜜と人
類の関わりは古く、スペインのアラニア洞窟で発見された
約1万年前の壁画に蜂の巣から蜜を取る女性の姿が描かれ
ている。メソポタミア文明の象形文字にも蜂蜜に関するこ
とがらが記載され、古代エジプトの壁画に養蜂の様子がえ
がかれている。これは少し研究がいるとうことで上がりに。 Aristaeus
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皆既日食の状態を宇宙船からから眺めるられる時代だ。百
年前はじめてドーバー海峡を飛行機でフランスの飛行家ル
イ・ブレリオが単葉機「ブレリオ11」で初めて横断した
ことを思えば隔世の感だ。いま日本列島は異常気象に下に
あるが、これは緊急課題であると考える日本人はどれほど
のものか、そしてそのための行動をとる日本人がどれほど
いるのか。『環境リスク本位制』をどう政策展開するのか
8月末に実施される総選挙が楽しみだ。
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情報通信技術から環境問題をとらえるとどうなるか?例え
ば、書籍が消費されるエネルギーを百としたとき、新聞は
14%、電子書籍は2.5%、電子新聞は1%未満となる。
郵政省の「環境貢献のあり方に関する研究」(平成5年3
月)によると、サテライトオフィスとTV会議システムに
より、在宅勤務が増加し、オフィスワークが変化して21
世紀初頭ころには輸送需要の減少があり、省エネルギーが
可能と推定されている。
【紙の電子化】
電力中央研究所の報告「書籍・雑誌・新聞の流通と省エネ・
省資源」(平成8年3月)によると、2010年には情報
の電子化が進行し、書籍・雑誌・新聞の紙が電子化され省
エネルギーが実現すると予測している。標準ケースでは30
%が電子化され、促進ケースでは50%が電子化されるとし
ている。この内容は紙の材料と製造エネルギーが大半を占
め、一部が輸送エネルギーである。標準ケースをとれば、
炭酸ガスでは約75万Cトンの排出削減になる。
【OHPとコピー用紙】
OHP等という言葉はいまでは死語となった。かわりに、
コピー機械の待機時の電力消費は無視できない大きさであ
り(コピー時の20%近くある)、これを減らすことが焦眉
となっている。
【ファクシミリと郵便】
電子メールの登場で郵便物とファクシミルも死後になりつ
つある。但し、端末の普及と比例すので多少時間がかかる。
TVの双方化が進展すればいずれ消滅するのは必定。
【電子書籍と電子新聞】
電子表示機を利用して新聞や書籍を読む場合のエネルギー
消費を比較する。新聞を読む時間はひとり平均20分。3
人で読み1日に1時間かかるとし、書籍を読む時間は1冊
あたり8時間とした。金属、プラスチックなどの製品への
投入エネルギーは1~3×10^4 kcal/kgである。電子表示機
の製造に必要とされるエネルギーを30,000kcal/kgとして、
これを5年間使用しバッテリーを3回交換すると、1日あ
たりは6.31kcalに相当する。電子新聞や電子書籍は紙を節
約し、エネルギー効率を40~220倍に高める可能性が
ある。しかし、電子表示機には新聞のような一覧性がない
ことや、技術的にはバッテリーの環境に与える影響、液晶
デイスプレイの目に与える影響などの問題があり、技術改
善が必要とされる。
【ビデオ・テレビ・ウェブ会議システム】
ビデオ会議(英: Videoconferencing)とは、対話型電気通信
テクノロジーにより複数の遠隔地を結んで双方向の画像お
よび音声による会議を行うこと。グループウェアの一種で
もある。会議向けに設計されているという点で個人向けの
テレビ電話とは異なる。テレビ会議あるいはTV会議とも呼
ばれが、今後、飛行機や自動車等の大量炭酸ガス排出を伴
う移動手段に頼らない社会が早晩実現する。
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