夏休み子供が翔る街角の 庭に咲きたる無花果かおる
■ History of Golf
ミイド・ナイトのビッグニュース。ソフィー・グスタフ
ソン(35)=スウェーデン=とのプレーオフも1ホー
ル目(18番)でバーディーを奪い振り切りエビアン・
マスターズで悲願の米ツアー初優勝!米ツアー参戦4年
目の宮里は日本選手として最年少の同ツアー優勝となっ
た。そうか、ゴルフはやらないが最高。 宮里藍
■Sarah Brightman
近くの買い物には彼女の「AZワゴン」をスニーカがわ
りに借りる。アマルフィの主題曲をダウンロードしナビ
に挿入したが、この曲がことのほか気に入り、「リーピ
ート」モードに。それにしてもイタリア語では覚え辛い
と今日も走らせている。
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ゲリラ豪雨に政府はなにをすべきか(『浜茄子とゲリラ
豪雨』)、(1)降雨予測システムの再構築、(2)排
水システム整備設計の見直しと再整備、(3)二酸化炭
素排出量の削減の厳密監視。特に、(1)(2)は研究
開発を3年内で行い、4年目からは全国展開する(国家
公務員の集中配置-公務員数マキシマム管理下で)。こ
れは赤字国債でないと明確に位置づけ(『国土建設国債』
)、新政権に変わろうとも着手する。これは『少子高齢
社会』下の社会保障システム構築とこの『環境リスク本
位制』下の日本列島再改造と両輪として推進することを
絶対とする最重要課題。
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いまさら、『環境リスク本位制』下の営利・非営利組織
の経営判断のお復習いじゃないが、(1)環境戦略がな
い企業は生き残れない(2)環境経営への転換の遅れは
不利益拡大をもたらす、(3)法律が制定されてからて
はすでに遅い、(4)情報公開は健全なコミュニケーシ
ョンをもたらす、(5)環境問題の解決には社会システ
ム全体の改革の5つが必要といわれる(勝田悟著『環境
ビジネス学』、中央経済社)。
■ 環境ソリューション研究機構
環境ビジネスといっても範疇が広すぎる。例えば、9年
前のわが国の環境白書での公害防止、廃棄物処理、リサ
イクル、再生可能エネルギーの利用、自然保護等の様々
なエコビジネス(環境関連産業)の市場規模は2010
年で39兆八千億円(雇用規模:140万人)と見込込
まれていた。
【1990~5年度環境装置産業受注額】
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これに対し「平成20年度版環境白書」では、2006
年度は45兆円とあり、2010年想定で約2倍もの予
測誤差が生じている。しかし、これには異論があり従来
の市場対象事業の範疇を超えるもの、即ち「環境配慮・
環境推進」に関わるものを入れると、(1)個体、(2)
室内、(3)近隣、(4)地域、(5)国際、(6)地
球規模の空間領域と(1)ハードウェア、(2)ソフト・
ウェア、(3)サービス(環境測定など、気象予測)の
機能領域に(1)生産、(2)決済・流通・通信(3)
消費の過程領域を加味すれば、経済活動そのものになる
ことは明白で、電波(障害)を1つ考えても環境省の行
政強化を必然としており、縦割り行政の弊害を除去する
組織改革の構築が急がれる。
■ Figs in the Bible
イチジク(無花果、映日果、英語 木はfig tree、実はfig)
は、クワ科イチジク属の落葉高木。学名はFicus carica。
別名、蓬莱柿(ほうらいし)、南蛮柿(なんばんがき)、
唐柿(とうがき)など。原産地はアラビア南部で、紀元
前3000年頃には栽培されていた。日本には、1630年長崎
に渡来した。不老長寿の果物ともいわれている。「無花
果」は、花を咲かせずに実をつけるように見えることか
ら付けられた漢語で、これに熟字訓でいちじくという読
みを付けている。しかし、実際には外から見えないだけ
で花嚢の内部に小さな花をつけている。
“sycophant ”という言葉は、密告者という意味と、おべ
っか使いという意味は、ギリシャ語の「フィッグを見せ
ること」から派生。貴重かつ神聖視されていたフィッグ
は、輸出目的で盗まれたので、ある人々はフィッグを示
して、泥棒を非難しした。すなわち、「fig shower(おべ
っか使い)」。フィッグは、紀元前約2000年のバビロニ
アの賛美歌集に登場した。伝説によると、ギリシャの神、
デメテルが死すべき者達に初めて示した秋の果実、それ
がフィッグと呼ばれる。
アッティカ地方
Ahasuerus
ギリシャ、イタリアで神聖なものとされ、アッティカの
古代都市はフィッグで有名で、フィッグはまもなく金持
ちであろうと貧乏であろうと市民にとって必要なものと
なった。実際、アッティカ(紀元前639-559年)の支配者、
ソロンは、ギリシャの外へのフィッグの輸出を禁じ、市
民のためだけに蓄え、ペルシャ王、クセルクセスは、紀
元前480年にサラミスでギリシャに負けた後、アッティカ
産フィッグを食事毎に出させ、この果物がなる土地は征
服できなかったことを忘れないようにしたという。

ポントスのギリシャ王、ミトリダテスは、すべての病へ
の対抗手段としてフィッグをあげ、薬として使うよう医
師達に指導し、市民にフィッグを毎日食すように命令し
た。名誉の証として、フィッグは初期のオリンピック選
手にトレーニング食として使われ、また、ローリエのよ
うに、フィッグは最初のオリンピック「メダル」として
勝者に贈られた。

かつて、預言者モハメッドは「天国へもたらされること
を望む果物は、間違いなくフィッグだ」といったされる。
フィッグは、ホメロスのイリアッドやオデッセイだけで
なく、アリストファネスや、ヘロドトス、カトーも言及
している。そこではフィッグは、クレオパトラの好物の
果物であり、フィッグのバスケットに入れて持ち込まれ
たエジプトコブラが彼女の生命を絶ったという。

夏休みで急に子供達が増えて活気づく。彼女が早く結婚
しないとねと結婚しない風潮を嘆く。五千年も続く願い
を込め歌う。うす紅色の花が咲く「イチジク」。花言葉
は「多産」。
無花果の 匂い懐かし 今朝の秋
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