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商品サイズ:皿[17.9cm×19.5cm×高さ4.3cm]
蓋[径15.5cm×8.5cm]※電子レンジ専用
最近はGW疲れか、気質の変わり目か、はたまた‘フクシマ症候群’かさ
っぱり元気がでない。そこへきて作業スピードも落ちているから、長時
間労働の悪循環のど壺にある。いつもならランチとなれば気分転換に外
食に出かけ気分転換を図るのだが、さっぱり出る気もない。そこで、手
っ取り早く、即席ラーメンを食べることになるのだが、麺がいまいちだ
めで美味しくない。このブログでも取り上げたのだが生麺に分画くコラ
ーゲンを表面コーティングした麺を開発研究してみようと課題に挙げて
いたが、ルーチン作業に手がかかりそれどころでないということで、市
販の即席ラーメンを「美味く・栄養満点で・手早く・省エネで・低コス
ト」の5つの条件を満たす料理法の研究にここ数日入れ込んでいる。
【調理法の骨子】
(1)開発の狙い
1に‘ねばねばとパウダー’のフード革命の世界展開の1つとする(誇
大妄想もいいところだネ)。2つに、使用する電気器機は冷蔵庫と電子
レンジと電気ポット(あるいは魔法瓶ポット→この場合、熱源はガス)
の3つとする(勿論、省エネのトップランナーしか使用しない→これも
途中で妥協するかもネ)。3つめは、食材はできる限り小さく加工した
ものを使用する(‘デジタル革命’の基本精神の追求→これも誇大妄想
だネ)。
(2)準備する食材と調理器具
【食材】
・即席ラーメン(塩ラーメン サッポロ一番) ×1食分 ※百円/袋
・玉子 ×1個
・野菜 (キャベツ、ネギ、もやし、人参等)×お好み
・具材 (焼き豚、ハム、なると、メンマ等)×お好み
・調味料(ガーリックオイル、醤油、顆粒和
風だし、味の素、お酢等)
【器具】
・タジン鍋 直径15㎝程度 ×1組
・だし用小鉢 ×1個
・ラーメン用鉢 ×1個
・具材用ボール ×1個
・レンジ用耐熱ミット ×1双
・フォーク、スプーン ×各1本
【調理手順】
・キャベツ、人参、椎茸、ネギなどは千切り、さいの目に切り、電子レ
ンジで均一に芯が残らないように予め切っておき、ボールに入れる(
予め、細かく刻み加工した野菜類は冷蔵庫でストックしておくことを
お勧めする。また、ネギなどはスーパーでパック詰めされて売られて
おり、細かくするので残り物でよい)。
・玉子は、予め電気ポットで水を湯沸すときに茹でておいてもよい。
・ほかの具もできるだけ薄くスライスしておいた方が良い。また、香ば
しさをつけるため肉類はバーナーで焦げ目をつけておくのも良い。
・タジン鍋の麺を入れ、ポットの湯を入れる。このとき麺の高さの半分
から面位置の間に湯を注ぎ、約3分間、電子レンジで‘チン’する。
・その間、即席ラーメン用粉だしとすりごまを小鉢に入れ、好みに醤油
味の素、粒状和風だしを入れ、最後にガーリックオイル(オリーブ油)
醤油を好みで入れスプーンで煉る(これが唯一の‘ねばねば’)。
・加熱が終わったら、耐熱ミトンで電子レンジのタジン鍋の蓋をとり、
麺をフォークでひっくり返し、野菜と具材を入れ、最後に、だしをポ
ットのお湯で溶き、タジン鍋に入れる。このとき、茹で蒸した麺だけ
を取り出しラーメン用の鉢に入れておき、残りの茹で汁と溶いただし
と具材と野菜とを別に茹で蒸してもかまわないし、具材・野菜のみ茹
で蒸しても良い(手間を惜しむなら、だしが多少不均一になるが、1
つの工程で済ませるのもかまわない)。生卵も最後に入れるのか、こ
の段階一緒に茹でるのかは好み次第。
・2分程度電子レンジで蒸し終えたら、だしスープにポットの湯をだし
用小鉢に入れ、タジン鍋に注ぎ再度電子レンジで1~2分加熱する。
・加熱が終ったら耐熱ミットで取り出し、ラーメン鉢にだしと具材を移
し、最後に好みで胡椒、そしてお酢を適量注いで完成。
【省エネ冷蔵庫】
単位 | シャープ | 三菱電機 | 東芝 | |
型式 | - | SJ-WA35P | MR-CU33N | GR-34ND |
トータルコスト | ¥ | 135,825 | 137,154 | 138,811 |
参考価格 | ¥ | 70,925 | 73,354 | 81,611 |
消費電力 | kWh/y | 590 | 580 | 520 |
5年間の電力費 | ¥ | 64,900 | 63,800 | 57,200 |
※年間電気代(年/円)=年間消費電力量(kWh/年)X22(円/kwh)
※トータルコスト:参考価格÷5年間の電力費
※出典:価格比較サイト coneco.net 生活家電
※参考:エコひいき.net
20年前は1㍑当たりの年間消費量が2.5kWh/年していたものが,1/5の0.5
kWh/年まで逓減している。実際は、開閉や貯蔵量や環境の影響を受ける
のでこれの2倍程度の消費電力だろう。今後、省エネ技術革新がどの程
度まで進むのかについての考察は別の機会に譲るとして、2003年の電力
量の1/2の0.25kWh/年(実使用想定では0.5kWh/年)までは行くのではと
思われる。
【省エネ電子レンジ】
電子レンジの省エネ設計のポイントは以外と狭いのではないかと思われ
るが考えてみる。(1)待機時消費電力ゼロの省エネ設計→待機時消費電
力をゼロにする。(2)調理時間の短縮による省エネ→複数の加熱方式を
組み合わせることによって、従来と同じ調理でも時間を短縮し、省エネ
性を高める。(3)マグネトロンの高効率変換→電力からマイクロ波への
変換効率が70%といわれる。これについてはまた別の機会に考察ブログ
掲載する。
ところで本来的には、調理時間のスピード化で省エネできる→なべやフ
ライパンと比べて、電子レンジは早く温められる。ガス火を使う料理は、
最初になべやフライパンが熱くなって、次にその熱が食べ物に伝わる。
電子レンジは、食品に直接作用し水分子の摩擦熱で早く温めることがで
きる。従って、料理に時間がかからない分、エネルギーも節約できる(
換気扇やクーラーを使わずに済む)。
野菜などのビタミンには、水や熱に弱い物があり、なべに入れてお湯で
ゆでると、大切な栄養がお湯の中に溶けてしロスしたり、熱による破壊
がない。また、導波板を使いマイクロ波を拡散照射するため効率良くす
るためには「レンジ内に付着した汚れ」を掃除して取り除くことも省エ
ネのポイントだ。
※節電ネット
※参考:エレキはかせの研究室
※家電製品、乗用車の買い替えをアンケート調査
※特定器機判断基準審査資料
※省エネ技術戦略(2002年6月12日)
※資料5 省エネルギー技術例
【電気ポッド+魔法瓶ポッド】
電気ポッドや魔法瓶ポッドの省エネ課題は、ひとえに保温性の向上と言
うことなる(下図参照)。それでも、電気ポッドの改良はかなり進み保
温の電気代は従来型より1/3の消費電気量まで逓減している。
品番 | CV-TS40 |
希望小売価格 | オープン価格 |
容量 | 4.0 L |
消費電力/沸騰 | 905 W |
年間消費電力 | 368 kWh/年 |
※(社)日本電機工業会自主基準による測定(室温23℃、湯沸し2回/1日、
再沸とう1回/1日、保温90℃で23時間/1日、365日/年間 電力料金目安
単価22円/kWh)
※「保温時の電気代は 従来型の約1/3のものも」
以上のように、目的の「美味く・栄養満点で・手早く・省エネで・低コ
スト」の5つの条件を満たす料理法が1つできあがったというわけだ。
省エネのポイントで言う点では、水(お湯)の加熱をポットで行い、電
子レンジでは、水分量を極少に抑え、麺と野菜などの具材を蒸し茹でる
ということにある。美味さや見た目ということでは完成されていないが
麺のできあがり具合、食感はまずまずで、これで即席ラーメンという域
からは出られたように思えるが如何に。
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東電は、福島第一原子力発電所1号機が「メルトダウン(炉心溶融)」で
あることを認めた。( 5月12日(木)22時55分配信 読売新聞)
「うそつき」「うそつき」「うそつき」こみあげる
(答えて)もらえばよかったのに
きくのが恐かった名前
私じゃない名前だもの
笑顔で終わったあの日から
旅人
中島みゆき‘黄砂に吹かれて’
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