極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

パリは燃えているか

2013年08月09日 | 時事書評

 





 

     

映画『パリは燃えているか』を観た記憶は残っているが、梅田のどこの映画で観たのか、ひ
とりで観ていたのか、それとも彼女や友達と一緒に観ていたのかの記憶には消えている。昔
から、人の名前を暗記することが苦手だったことが関係しているのかどうか分からぬが。と
ころで、この『パリは燃えているか』(Paris brûle-t-il?/Is Paris Burning?)は、1966年の米仏
合作映画。ラリー・コリンズ、ドミニク・ラピェールによるフランス・レジスタンス(共産主
義者とドゴール派)と自由フランス軍によるパリの解放を描いたノンフィクションの原作をル
ネ・クレマンが監督し、脚本はゴア・ヴィダルとフランシス・フォード・コッポラが担当す
る。1944年8月7日から、8月19日のレジスタンスの蜂起開始、米軍の援護を受け、8月25日の
首都パリの解放に至るまでを描く。物語はドイツ軍の降伏に貢献したレジスタンス運動を中
心とし、登場人物は、米軍ジョージ・パットン将軍、ドイツ軍ディートリヒ・フォン・コル
ティッツ将軍、レジスタンスのジャック・シャバン・デルマ大佐、自由フランス軍のフィリ
ップ・ルクレール将軍などである。映画の終盤、降伏する前にパリを破壊しろというアドル
フ・ヒトラーの命令が下るが、コルティッツ将軍は命令に従わずに連合国に無条件降伏し、
パリを破壊から守ったというもの。



ところで、1995年にNHKスペシャル「映像の世紀」の音楽を担当した加古隆は、番組終了後、
にNHKに音楽に関する問い合わせが殺到したというテーマ曲「パリは燃えているか」は、加古
の作品の中でも最も多くの人に聴かれている楽曲だという。米沢市の山形大学教授の城戸淳
二が主宰する有機EL研究会の会場にいつもこの曲がBGMで流れていたが、城戸が羽曳野
で加
古は豊中出身で同じ大阪ということなのか、シャープの液晶パネル市場の垂直統合戦略
へのレジスタ
ンスを意図して流されていたのかわからない(メール確認すれば済むことなの
だが)。さて、加古は1997年『ドキュメントにっぽん』の音楽を担当し、翌1998年には担当
したベルギ
ー映画『The Quarry』ではモントリオール世界映画祭で「最優秀芸術貢献賞」を
受賞。2000年
には、『にんげんドキュメント』のテーマ曲「黄昏のワルツ」が作曲されてい
る。作曲においてジャズ・クラシック・現代音楽の要素を融合させた独自の作曲形式を確立。
ピアニストとして自身の作品の演奏を中心に活動。また、映像とのコラボレーションによる
音楽も数
多く手掛け、映像音楽の作曲家としても活動の幅を広い。自身の作品によるコンサー
トは世界各国に及び、オリジナルアルバムは50作品を超え、透明な音の響きから「ピアノの
詩人」「ピアノの画家」と称され、1980年代からかぶり始めた帽子がトレードマーク。ステ
ージでも必ず身につけて、コンサートでの演奏は全て暗譜で行うという。生まれは1947年、
音楽とは全く縁のない家庭に生まれ、大阪府豊中市で育つ。音楽との出会いは小学校のとき
知り合い宅に行った際、当時日本ではまだ珍しかったレコードプレーヤーと、1枚だけあっ
たLPレコード。そのレコードを聴いた加古は大変心地よくなり、これを機にその知り合い宅
へレコードを聴きたいがために、泊り込みで通うようになりる。枕元にプレーヤーを置き何
度も何度も音楽を聴きながら眠ったとか(トスカニーニ指揮、ベートーヴェン作曲の交響曲
第5番『運命』)。小学2年頃、当時の担任が音楽の教師で、生徒に器楽合奏をやらせていた
が、どんな楽器も上手に演奏する加古をみて、両親にピアノを習わせることを薦めたことが
切っ掛けとなり大成する。加古隆(かこ たかし、1947年1月31日-)、大阪府出身の日本人作
曲家・ピアニスト。「隆」は旧字体で表記される。東京藝術大学作曲科卒、同大学大学院修了。
パリ国立高等音楽院卒。

昨夜の続き。なんとはなしに牛タンの柔軟処理について考えいたのだ。切っ掛けは彼女が買
ってきたものが、いつもの「スモールタン」(セブンイレブン社製、76g/\198)と異なり、
クズ肉をプレスしたもので、厚切りでなくブロックのため食べ難いことがその理由。牛タン
は固くてオーストラリアなどから輸入品は柔軟処理を施し輸入すると聞いている。食品用薬
剤に漬け込むか、あるいはインジェクション装置で注入しているのだろが詳しくはわからな
い(ネット情報を丁寧に調べて行けばわかるだろうけれど)。食肉用品質改良剤の投入の実
態を目にしたことないが、肉に水を打ち込むというような重量をごまかす方法があるという。
食品ジャーナリスト情報では「“インジェクション”という、食肉加工に使われる加工技術
のことでしょう。スーパーの特売品などで売られている安いハムなどによく見られます。肉
の塊に、剣山のような何十本という注射針の固まりのような機械を差し込み、そこから“調
味液”を注入するのです。すると液でパンパンに膨らむので、ひどいものになると30%くら

    

い“水増し”ができるのです。しかし、ただの水を打ち込んでも、切ったときにドリップ(
肉汁)として流れ出るので、それを防ぐために、イモやトウモロコシ由来の澱粉、卵白や乳
由来の蛋白、糊のような役目をする粘着剤、舌触りをよくする増粘剤、酸化防止剤やpH調整
剤などを溶かし、さらに化学調味料やアミノ酸を加えて味を調えた調味液を作る。それを打
ち込んだ肉を加熱すると、見事に固まるわけです。でもそんな原材料で作れば肉の本来の旨
味も当然薄まる。ブヨブヨして味も水っぽいので、業界内では“プリンハム”と呼ばれてい
ます。肉よりも調味液の原価のほうが断然安いわけですし、まったく違法ではありません。
ですからメーカーにとって“おいしい技術”なんです」てなんて記事がネットで流れている
が、ここは純粋に、牛タンを化学薬品を使わず、加熱せず、加圧し柔らかにすることができ
れば、牛タンは生まれ変わり、付加価値をつけることができ普及できるであろうと考えたが
その最適加圧条件の割り出しにまた時間がかかるというわけで、ここでギブアップ!

コメント
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