『ザ・クリエイター 創造者』
THE CREATOR(2023年アメリカ)
監督:ギャレス・エドワーズ
脚本:ギャレス・エドワーズ
クリス・ワイツ
原案:ギャレス・エドワーズ
出演:ジョン・デヴィッド・ワシントン
ジェンマ・チャン
渡辺 謙
スタージル・シンプソン
アリソン・ジャネイ
■ストーリー■
古くからロボットが進化したパラレルワールド。AIも開発され時間が経ち、AIは進化外見も人間に近づき人々の生活に入り込んでいた。しかし、AIが反乱を起こしロサンゼルスで爆発が発生、この出来事をきっかけにして欧米ではAIを拒否する一方、ニューアジアではAIを受け入れ共存していた。
AI根絶を目論むアメリカは、AIを開発するニルマータという人物を見つけるために特殊部隊員ジョシュアをニューアジアのニルマータに近いグループへと潜入捜査をさせるのだった。ジョシュアは長い潜入捜査で妻マヤを得て、ニルマータに接近しようとしていたが、アメリカ軍はAIを破壊するための大型の飛行物体ノマドと特殊部隊を接近させていた。
ジョシュアは、まだニルマータの情報が無いことを伝えるが、特殊部隊はグループを急襲、グループのAIを破壊していくのだった。マヤはジョシュアが潜入捜査官であることを知り、その場を去っていくのだった。ノマドはAIとマヤの跡を追い彼女たちの元へミサイルを投下するのだった、、。
5年後、、ジョシュアはアメリカ軍からかつて住んでいたニューアジアの地区に強力なAIの兵器があるから破壊するよう命令されるのだった。しかも、マヤはまだ生きているという情報を得るのだった。
□■□ネタバレあり!□■□
しかも、今作をほめていません、面白かったと思った方は読まないで下さい。
■感想■
ギャレス・エドワーズ監督のAIが進化した世界を描くSci-Fi映画。
冒頭の世界観の説明の映像でビックリ!!
20世紀にはすでにロボットが発明され人間の代わりの色んな労働させられている世界が紹介されます。
しばらくすると人間の顔(正面からだけですが)をしたAIが作られた映像も、、。
現実の世界の未来を描いているんでなく、ロボットが20世紀には人類と共存した世界の未来の出来事を描いてます!!
自分は、今作の設定は、世界中で人類がAIと戦っている「ターミネーター」みたいな世界観の作品と思っていたので、、想像と違ってました、。
突っ込みどころ満載ですが、、エンターテイメント映画なんで、目をつむるしかないんでしょうねぇ、。
今作を楽しめるか、楽しめないかはそのあたりが重要なポイントでしょうか??
自分は、あまり映画の突っ込みどころに気がつかない方なんですが、、
今作は目立っちゃってるのかも??
まず、今作の世界なんですが、欧米諸国とニューアジアはAIの件で対立している世界なんですが、アメリカ軍?はノマドというアニメにでも出てきそうな巨大な飛行要塞みたいなものをニューアジアの空に飛ばしています。領空侵犯とかいう発想はないんでしょうか??敵対している相手の飛行物体が領空に入ってきてミサイル(爆弾?)を投下しちゃうんですから、、。
それを言ったら、勝手に特殊部隊送ってやりたい放題ですが、、。
あと、マヤが生きてるって情報ですけど、、あの爆発で生きている??って。
スペクターのブロフェルドかー??って思わず思っちゃいました、、。ショーン・コネリー、ジョージ・レーゼンビー時代のブロフェルドですが、、。
まだ、あって、ジョシュアが、かつての仲間のドリューに、兵器であるAIのアルフィーを調べてもらうシーンなんですけど、、
ドリューがジョシュアに「アルフィーは成長する、いずれ遠隔操作の力も強くなる」って説明するんですが、、なぜ、そんなコト少し見ただけでわかるの??ドリューって天才科学者だったんでしたっけ??
他にも、いろいろありそうですけど、、自分はこの3点は自分でもちょっといくら何でも、突っ込ませたいから??って思っちゃいました。
ニルマータの正体についても、なんの説明もないし、、マヤの父親って関係なかったの??
ジョシュアは潜入捜査中に気がつかなかったのかッーー??
あと、映画の冒頭、狭い家の中で仲間に潜入捜査官だって言うジョシュアって、、絶対にマヤに聞こえちゃうと思わないと、、。コメディじゃないんだから、、。
なんか、最後も飛行物体ノマドが墜落して終わりって、、、何も解決してないのに感動的な最期風になってましたけど、、、どういうこと??アメリカ軍また作るでしょ、、。
アルフィーがいるから、もう簡単には攻めてこないよってコトかもしれないですけど、、。
でも、何も考えずに観るなら十分楽しめる作品にはなっています!!133分だれることなく観れますから、、。
と、文句みたいなの書いちゃいましたけど、2024年の【サターン賞】のSF映画作品賞とヴィジュアル/SPFX賞にノミネートされました。評価されてます、、。
ギャレス・エドワーズが、Sci-Fi映画のジャンルの作品が大好きなのは、良く良く分かりました!!
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