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マスターズ・オブ・ホラー第1シーズン見終りました!

2006-09-19 00:07:00 | マスターズ・オブ・ホラー/13thirteen
 アメリカのケーブルTVが製作したホラーアンソロジー「マスターズ・オブ・ホラー」第1シーズンの13エピソードすべて見終りました!
 予算100万ドルで、内容は自由に作ってOKっていう夢のような企画でしたけど(予算以外)、見終わって、どのエピソードが良かったかを、今日は記事にします!

 DVDでも、1巻に2つのエピソードを入れて、2作品の対決とかいってレンタルしてますし、“恐-1グランプリ”なるタイトルも付いてるんで、@KOBAの個人的感想グランプリを発表しちゃいます!

■第1位ラリー・コーエン監督「ハンティング」

■第2位ジョン・カーペンター監督「世界の終り」

■第3位ジョン・ランディス監督「ディア・ウーマン」
 
■第4位ドン・コスカレリ監督「ムーンフェイス」
 
■第5位ジョン・マクノートン監督「ヘッケルの死霊」



 って感じですかね。あくまでも、ホラーアンソロジーのエピソードとして良かったのかって意味ですけど。まぁ、見る順番も影響あると思いますけど、自分的にはラリー・コーエン監督の「ハンティング」が1番良かったです!
 60分弱の作品じゃもったいないデキでした。同じくジョン・カーペンター監督の「世界の終り」も60分弱じゃもったいないデキです!監督的に言うと、ジョン・カーペンター監督を1位にしたかったんですけど、ジョン・カーペンター監督は劇場作品で究極のホラー映画『マウス・オブ・マッドネス』(94年)で少しだけ似たような印象を受ける作品を見せてくれてたんで、オリジナリティを考えて、ラリー・コーエン監督の作品を1位にしました。
 同じく第3位にしたジョン・ランディス監督の「ディア・ウーマン」も長編にしても全然OKな感じなので第3位にしました!それに、主人公の刑事が犯人を想像するシーンで笑わせてくれたし、このシリーズで笑わせてくれたのは、「ディア・ウーマン」だけかも。

 ホラーアンソロジーとしてのヒネリを考えると、4位、5位のドン・コスカレリ監督の「ムーンフェイス」やジョン・マクノートン監督の「ヘッケルの死霊」も良いですけどネ。
 でも、「ムーンフェイス」のラストはちょっと好みはないかも…。あのラストのヒネリはいらなかったような気がするんですけどネ。
 あと「ヘッケルの死霊」はあくまでも、60分弱のストーリーとしては良く出来てるって意味で4位にしました。あと気になった作品というと
 
■ダリオ・アルジェント監督の「愛しのジェニファー」
 主人公の行動が、ちょっと感情移入しにくかったかも…。ストーリー的には、まとまってて良かったですけど。
 
■ジョー・ダンテ監督の「ゾンビの帰郷」
 これも良かったです。でも政治カラーが強すぎかなぁ??って。でも面白かったですよ!

■ウィリアム・マローン監督の「閉ざされた場所」
 期待してなかったせいか、普通に良かったですよ!でも、45分くらいでもOKなエピソードかも。

 印象に残ったエピソードはこんな感じです!なんか、「マスターズ・オブ・ホラー」も第2シーズンの監督はもう決まったみたいですけど、第3シーズン、第4シーズンと、レベルを落とすことなくこんな感じで続きが作られたら良いですネ~。

 @KOBA的には、ラリー・コーエン監督、ジョン・カーペンター監督、ダリオ・アルジェント監督には、ずっと参加してもらいたいですけどネ!
コメント (2)
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『マスターズ・オブ・ホラー』ムーンフェイス

2006-09-18 01:06:42 | マスターズ・オブ・ホラー/13thirteen
 TVシリーズ「マスターズ・オブ・ホラー」第1シーズンも、今回の記事でエピソードの感想は終りになります…。少しさみしいです。第2シーズン楽しみに待ってますよ!
 最後に観るエピソードは、ドン・コスカレリ監督の「ムーンフェイス」。ドン・コスカレリ監督といえば、なんといっても『ファンタズム』(79年)です!『ファンタズム』以降は、一貫して、ホラー、ファンタジー作品を撮ってる監督です。
 それにエルビス・プレスリーがミイラと戦う“BUBBA HO-TEP”の公開も控えてますし、十分、マスターズ・オブ・ホラーの1人ですね!

 『ムーンフェイス
INCIDENT ON AND OFF A MOUNTAIN ROAD
 監督 ドン・コスカレリ
 脚本 ドン・コスカレリ、スティーブ・マローノ
 原作 ジョー・R・ランズデール
 出演 ブリー・ターナー、ジョン・デ・サンティス、イーサン・エンブリー、アンガス・スクリム
 
 ■ストーリー■
 エレンは山道を運転中、カーブで道路に止まっていた車に衝突してしまう。エレンは、相手の車に謝りにいくが、運転手の姿はなく、道脇の林に探しに行くと、運転手らしい女性が大男にさらわれようとしていた。大男はエレンのことも襲ってくるのだった。エレンは、軍事オタクの夫から教わっだサヴァイバル術を駆使して逃げようとするのだが…。

 ■感想■
 ドン・コスカレリ監督がジョー・R・ランズデールの短編を映像化した作品です!
 原作が面白いのか、ドン・コスカレリ監督の演出が良いのか、今作も、超面白いです!面白いですヨ~!面白すぎです!
 ドン・コスカレリ監督も『ファンタズムⅢ』(93年)、『ファンタズムⅣ』(98年)もこれくらい面白かったら良かったのに!
 「マスターズ・オブ・ホラー」もDVDのBOXじゃなくて、単品でDVDを販売するんだったら、このラリー・コーエンVSドン・コスカレリの巻は、超お買い得!2作とも超面白い!

 連続殺人鬼を扱ってて、テーマが似てるんですけど、全然大丈夫!テイストが違いますから!最後に、観るのに、今作は良かったです!「マスターズ・オブ・ホラー」って言うんだから、コレくらいのレベルの作品を魅せてくれないとネ!大満足の1本です!
 
 エレンが仕掛けた罠がうまくいかないところも、良いです!自分が仕掛けた罠に自分でかかったりしちゃいますから。ちょっとリアル!でも、実は、その失敗した罠が、あとあと活きてくるんですけどネ~。(少しネタバレ!)
 そういうところも、こういうスラッシャームービーファンが喜べるように出来てます!うまいですよ~!こういう細かい描写は、こういう映画が好きな人たちが喜べるはず。今作は、スラッシャームービーをたくさん見てれば見てるほど楽しめるはずです!
 いくらトレーニングしてるからって、ヒロインのエレンが強すぎな感じもしますけど、60分弱の作品だから、そんなに、ムーンフェイス側の見せ場を作れないですしネ。
 ところで、殺人鬼ムーンフェイスって何者??もう少し強そうなのかな??と思いつつ、あのあっさりした感じ。こういうアンソロジーのエピソードっぽく、最後にヒネリが用意されてるから、時間的にしょうがないですけど…。
 
 とにかく面白いです!スラッシャームービーファン必見!
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『マスターズ・オブ・ホラー』ハンティング

2006-09-17 21:42:30 | マスターズ・オブ・ホラー/13thirteen

 TVシリーズ「マスターズ・オブ・ホラー」12番目のエピソードはラリー・コーエン監督の「ハンティング」。

 ラリー・コーエン監督は、最も好きな映画監督&脚本家の1人です!
 ホラー映画のマスターって言うより、エンターテイメント映画のマスターだと思うんですけどネ!
 好き!好き!ラリー・コーエン!マスターズ・オブ・エンターテイメントの1人です!

 ラリー・コーエンは、@KOBAが最も好きな映画『探偵マイク・ハマー俺が掟だ!』(1982年)の脚本を書いています!
 当初、監督もするはずだったのを制作費がオーバーしそうになって、リチャード・T・へフロン監督になりました。

  
 最近では、電話をテーマにしたコンパクトな傑作スリラー『フォーン・ブース』(2002年)の脚本や『セルラー』(2004年)の原案で有名です。
 
 その他、「悪魔の赤ちゃん」シリーズや「マニアックコップ」シリーズも監督しています。その他の主な最近の作品をあげると
 『プレッシャー2』(1997年)(脚本)
 『ホットシティ』(1996年)(監督)
 『スピル最終汚染』(1996年)(脚本)
 『ザ・スカウト殺戮祭の日』(脚本)
 『ギルティ罪深き罪』(1992年)(脚本)
 『殺しのベストセラー』(1987年)(脚本)
 等々とにかくサスペンス映画を中心にエンターテイメント1筋の監督&脚本家です。

『殺しのベストセラー』(87年)
<良く考えると、「そんなバカな!」と思うストーリーですけど、好き!好き!
THE B級アクション映画!監督はジョン・フリン
110分版を日本語吹替えつきでDVDを発売して!(日本版は95分版)>

で、本題の「マスターズ・オブ・ホラー」の話題に戻すと。

ハンティング
PICK ME UP
 監督:ラリー・コーエン
 脚本:デヴィッド・J・スカウ 
 原作:デヴィッド・J・スカウ
 出演:マイケル・モリアーティ
    ウォーレン・コール
    ローレン・ランドン
    トム・ピケット
    フェアルーザ・バーク


 
 ■ストーリー■
 
 山奥を走る遠距離バスが故障、乗客たちは救援を待つことになる。
 客の1人ステイシアは徒歩でモーテルまで行くのだった。と、そこへ大型トラックが通りがかりバスの客を2人を休憩所まで乗せていくのだった。
 バスの運転手と客が2名残ったが、カウボーイ姿の男が近づいてきて3名を殺すのだった。一方、トラックの運転手のウィーラーは実は連続殺人鬼だった。ウィーラーは、残されたバスの客が殺されたことを知り、自分以外の殺人鬼がいることを知るのだった。


 □■□ネタバレあり!□■□
 
 ■感想■
 
 ラリー・コーエン監督は、今回は、脚本にはタッチせずに監督のみです。
 脚本は、原作と同じくデビッド・S・スコウ。
 デビッド・S・スコウは『クリッター3』(1991年)、『クリッター4ファイナルウォーズ』(1992年)(ジョセフ・ライルと共同脚本)、『クロウ飛翔伝説』(1994年)(ジョン・シャーリーと共同脚本)のSF、ファンタジー系の脚本家です。


狂嵐の銃弾扶桑社このアイテムの詳細を見る

<今作の脚本、原作のデヴィッド・J・スカウは、扶桑社ミステリーから小説も発売中!>


 で、今作「ハンティング」なんですけど、感想は、

 「面白い!面白い!面白い!面白い!面白い!」

 バスの乗客の数を増やして、そのキャラクター描写を、ていねいに描いて、もう少しヒロインの活躍のシーンを増やして、ランニングタイム85分にしたら、もう、立派なちゃんとした1本の長編劇場作品になっちゃいます!
 イヤ~、面白い!狙われるバスの乗客に、シリアルキラーが2名!ちょっとしたアイデアなのに、すごく面白い!
 
 複数の別々のシリアルキラーが出てくるスラッシャームービー!
 
 ありそうでなかった、このアイデアだけで、もうプラス10点です!(あ、複数のシリアルキラーが出てくるスラッシャームービー、もしあったら、すいません。勉強不足です。)
 
 TVドラマや低予算映画に関わってきたラリー・コーエンだけに、限られた予算の中で作られた今回の「マスターズ・オブ・ホラー」のようなシリーズだと、見せ所をちゃんとわかって、魅せてくれます!
 
 実は、ドメスティックバイオレンスにあってたヒロインも、「何か」あるのかな??とか思ったんですけど、ごくごく普通の巻き込まれ型のヒロインでした。
 少し残念!彼女も連続殺人鬼とかいうヒネリでもあるのかな??とか思ったんですけど…。
 
 まぁ、60分弱の作品にシリアルキラー3名ってわけにもいかないですネ~!
 
 ただ、ちょっと、言わせてもらうと、シリアルキラー2名のキャラクターの印象が強すぎて、ヒロインのインパクトが弱いんですけどネ~。まぁ、これも60分弱の長さだからしょうがないのかな??ホントに長編にして観てみたい作品です!

 そういえば、ラリー・コーエン映画のファンが喜ぶキャストが2名!連続殺人鬼の1人ウィーラー役のマイケル・モリアーティと、バスの乗客役のローレン・ランドンが出演してます!なつかしい、ローレン・ランドン!
 ラリー・コーエンファンが喜ぶと言えば、最後の展開も、絶対に喜べるはず!ラリー・コーエンの“ある作品”を観た人だったら、きっと「ニヤリ」とできるでしょう! 
 
 「マスターズ・オブ・ホラー」の中でも特におススメの作品です! 

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『マスターズ・オブ・ホラー』ゾンビの帰郷

2006-09-12 23:56:50 | マスターズ・オブ・ホラー/13thirteen
 TVシリーズ「マスターズ・オブ・ホラー」今回の記事は、ジョー・ダンテ監督の「ゾンビの帰郷」です!

ゾンビの帰郷』HOMECOMING
 監督 ジョー・ダンテ
 脚本 サム・ハム 
 原作 デイル・ベイリー
 出演 ジョン・テニー、ロバート・ピカード、ショーン・ケアリー
 
 ■ストーリー■
 デビッド・マーチとジェリー・クリーバーは、運転中、自動車でゾンビをはねてしまう。暴走した車は木に激突、動かなくなってしまう。通りがかったトラックに助けを求めようとすると、トラックから次々とゾンビたちが降りてきた。ジェリーはショットガンで応戦するのだが…。
 すべては4週間前に始まった。
 大統領選を3週間前にして、TVのトーク番組で、大統領の選挙顧問のデビッドと憲法学者シェリーとTVキャスターが議論を交わしていた。番組の中で、戦争で息子を失った母親に、デビッドがある言葉を言ってしまうのだった。
 「もし1つ願いがかなうのなら、戦争で死んだ息子さんに戻ってきて欲しい。意義ある戦争だったと言ってもらえるはずです」
 そのコメントを聞いた雄弁な大統領は、このフレーズが気に入り、自分の演説で
このフレーズを使いだすのだった。「もし、1つ願いがかなうなら、この戦争で死んだ兵士たちに帰ってきてほしい…」と。しかし、2日後、実際、戦地から戻って来た戦死者の死体が次々と生き返ってさまよいだしたのだ。

 □■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 「う~、またまたゾンビ物??」な~んて軽い気持ちで観てビックリ!ジョー・ダンテ監督は、ホラー作品のオブラートにつつんで、現代社会(アメリカ合衆国のね)を痛烈に風刺し批判してます!
 大統領選やら、TV番組を選挙に利用しようとする連中等を描いて、政治色の強い作品になってます!ホラー作品だっていうことを忘れそうなくらい!まぁ、ゾンビが出てくるから、ホラーはホラーなんですけど。

 ゾンビたちに対して、「脳を食べるとか、喉をかっきるとかすれば良いのに」とかメチャクチャ言ってます。また「ゾンビたちはリベラルの連中くらい知能が低い」とか、本当に言いたい放題です!
 
 日本のTV番組じゃ、こんな作品作れないでしょうネぇ~!
 「色んなところからクレーム来そうだから、やめとこ!」とかいって、作ろうっていう企画自体もなさそう!

 なんだかんだ言って、こんな作品を放映できるアメリカのTV局ってスゴイですね~(ケーブルTVですけど…)

 「ウソの理由で戦争に行った!
 とかゾンビ兵士が言ってます!エンターテイメント作品なのに、言いたいこと言ってます!選挙の出口調査がまずいと思ったら、開票を操作までしちゃってます。
 人気の落ち込んできた、ブッシュ大統領のアメリカの現政権ですけど、風刺がキツイなぁ~。
 数年前の、アメリカの大統領選では、電子投票機の件が話題になりましたもんね~。
 “ユーモアが無い”って言われるコトを何よりも嫌うアメリカ人なんで、いくら風刺されてても、ホラー映画(ホラードラマ)に怒ったら、ブッシュ大統領の支持率がもっともっともっともっと下がりそうですもんね~。
 
 でも、町に帰ってきたゾンビ兵士にコーヒーを出すエピソードには、思わず涙が…。(@KOBAも、年齢のせいか、涙もろくなってるかな??)
 最後は、ハッピーエンディングなんで、観てて“さわやか”な気持ちになれますよ~、多分!きっと!そんな気がしないでもない…。あれ、だんだんトーンが下がってきてるような…。(もし、そんな気分にならなくても、怒らないでね)
 
 ホラー作品を撮りました。っていうより、ホラー作品で語りました!ってコトですかね??
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『マスターズ・オブ・ホラー』ディア・ウーマン

2006-09-11 02:23:53 | マスターズ・オブ・ホラー/13thirteen
 TVシリーズ「マスターズ・オブ・ホラー」も、残すところあと4話!少しさみしい気もします!全部で13エピソードだから、しょうがないですけど。
 今回の記事は、ジョン・ランディス監督の「ディア・ウーマン」です。

 『ディア・ウーマン』DEER WOMAN
 監督 ジョン・ランディス
 脚本 マックス・ランディス、ジョン・ランディス
 出演 ブライアン・ベンベン、シンシア・モウラ、ソニヤ・ベネット、アンソニー・グリフィス
 
 ■ストーリー■
 動物事件を専門に扱う刑事ファラデーは、トラックの中でドライバーが惨殺される事件の捜査にあたる。死体の状況から、大型の鹿のような動物に踏み潰されたような跡があったからだ。目撃者の話から、被害者の男はネイティヴアメリカンの美女とバーを出て行ったことを突き止めるのだが、トラックの扉を内側から破壊したのは何者か不明のままだった。ファラデーは、被害者の死体にあった動物の足跡が気にかかり、アフリカ系アメリカ人の巡査リードと捜査にあたるのだった。
 その頃、ネイティブアメリカンの美女と一緒にホテルの一室に入ったビジネスマンが殺される事件が起きるのだった。被害者には、前の事件同様、鹿のひずめの様な足跡が残っていたのだった。
 
 ■感想■
 ジョン・ランディス監督作、面白いです!ハッキリ言って、あと25分プラスして、85分くらいの長編にしても、全然成り立っちゃうくらいの面白さです!
 面白い!本当に面白い!TVドラマということもあってか、笑わせるシーンも用意してます!主人公のファラデーが、最初の事件の犯人を想像するシーンとか、ケラケラ笑わせてくれます!
 
 監督のジョン・ランディスも、最近は、TVムービーの製作総指揮や、コメディに強い監督に思われてそうですけど、もともとは『狼男アメリカン』(81年)でしっかりとした正統派ホラーを監督してたホラー映画が大得意な監督ですもんネ!面白くて当たり前なんだけど、60分の時間を最大限使って最高の作品を撮りました!60分の中で、主人公のキャラクターの紹介、連続する事件、事件の捜査等、しっかりとストーリーを描いているのに、ちゃんと「笑いのシーン」まで入れて、みんなが楽しめる作品に仕上げてます!
 共同脚本のマックス・ランディスは、ジョン・ランディス監督の息子さんだそうです。

 でも、本当に面白いです!今作の主人公の刑事ファラデーでシリーズ化して欲しいくらい面白かったです!吸血鬼や、狼男を倒すようなシリーズにしても良いかも!あれ、それじゃ、ホントにTVシリーズになっちゃう!

 でも、主人公をはじめとして、誰も超自然的なモンスターの存在を信じてないのも良いです!主人公だけ、モンスターを信じてたらヘンですもんネ。で、そのモンスターも有名な吸血鬼や、狼男、ミイラ男じゃないのも良いです!“ディア・ウーマン”って何??って思いますもんネ!カジノで話してたら、ネイティブアメリカンの従業員が「“鹿女”の話ですか??」って割り込んでくるんで、てっきり倒す方法を聞けると思ったら、「倒す??無いですよ!」って。
 「うわ~、絶望的!」
 この会話があるから、最後の方の展開も盛り上がります!脚本も良く練られてます!今作は、ホラー映画が苦手な人でも楽しめるコト必至です!イヤ~、ホントに面白い!
 
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『マスターズ・オブ・ホラー』世界の終り

2006-09-10 18:35:17 | マスターズ・オブ・ホラー/13thirteen
 TVシリーズ「マスターズ・オブ・ホラー」9番目の記事はジョン・カーペンター監督の「世界の終り」です。来ました!来ました!とうとうジョン・カーペンター監督作の順番まで来ました!(自分で見る順番を後回しにしてきただけですけど…
 @KOBAが最も好きな監督の1人、まさに映画作家、芸術家ジョン・カーペンター監督のエピソードです!

世界の終り
JOHN CARPENTER'S CIGARETTE BURNS
 監督 ジョン・カーペンター 
 脚本 ドリュー・マクウィーニー、スコット・スワン
 出演 ノーマン・リーダス、ウド・キア、クリス・ブリットン、グウィネス・ウォルシュ、コリン・フー
 
 ■ストーリー■
 「映画は魔法だ。凶器になりうる」
 経営難の映画館を経営するカービー・スウィートマンは、副業で希少フィルムを探し出し、コレクターに販売して金を得ていた。ある日、カービーは、富豪のベリンジャーから幻の映画“世界の終り”を探すよう依頼されるのだった。“世界の終り”とは、かつてシチェス映画祭で1度だけ上映され、上映中に、観客が暴動を起こした作品だった。フィルムは廃棄されたという噂があり、作品自体の存在さえ疑われていた。しかし、ベリンジャーは、“世界の終り”に出演した役者を捕らえていた。その役者は背中に羽が生えていた痕があった。
 カービーは、妻の父親から借りた借金を返すため、20万ドルの報酬で、“世界の終り”の探索を引き受けるのだった。
 
 ■感想■
 さすがジョン・カーペンター!面白いです!本当に面白い!ランニングタイム60分弱の作品ですけど、90分くらいのヴォリュームを感じさせる作品になってます!イヤ、本当に面白い!
 
 『マウス・オブ・マッドネス』(94年)で、行方不明になったホラー作家を探すことで、恐怖の世界に入り込んでしまった主人公を描いたジョン・カーペンター監督が、今回は、まさに“映画”そのものをテーマに、恐怖を描いています!
マウス・オブ・マッドネス<dts版>

松竹

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 存在そのものが「恐怖」を生み出す映画!観た観客が暴れだし、映写係りが失明した恐怖の作品!その作品の感想を聞いただけで、幻が見えてくるそんな映画、イヤだなぁ~。そんな映画、燃やして!

 でも、そのフィルムがないと、出演してた“役者”も帰れなかったのかな??あれ、帰れたのかな??
 ホラー映画ファンだったら、「観てはいけない作品」を探す主人公の運命も、途中でわかっちゃいますけど、全然OKです!なんてたってジョン・カーペンター監督作なんですから!
 ストーリーがオーソドックスでも、こんなに「映画の恐怖」をストレートに描いた作品、観たことなかったです!

 それにしても「シチェス映画祭」で上映されただなんて、そんなところもマニアックですネ!あ、ちなみにノーマン・リーダスの映画館で上映されてる作品は『サスペリア2』でしたよ~。ホラー映画ファンがニヤリとできるような小ネタもあって良かったです!

 「マスターズ・オブ・ホラー」も、監督の実力の“差”が出ますネ~。予算100万ドルでランニングタイム60分で自由に撮って良いって言われて、ジョン・カーペンター監督が作り上げた作品が、長編映画並みの、満足感を味わえる大傑作なんだから!
 さすが、世界を代表する映画監督10名に入ります!(選定by@KOBA

 ジョン・カーペンター監督に、新作の劇場作品撮ってもらいたいなぁ~。プロデューサーや映画会社もジョン・カーペンターに映画撮らせてあげて。
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『マスターズ・オブ・ホラー』魔女の棲む館

2006-09-06 23:58:45 | マスターズ・オブ・ホラー/13thirteen
 TVシリーズ「マスターズ・オブ・ホラー」の第1シーズンの13話のエピソードも半分を折り返し、期待度が300%のジョン・カーペンター監督作や、やはり、期待度が高いラリー・コーエン監督作やジョン・ランディス監督作が待ち受けています!
 まぁ、待ち受けるって、自分が見る順番を後回しにしてるだけなんだけど…。

 で、今回「マスターズ・オブ・ホラー」8番目の記事は、スチュアート・ゴードン監督の「魔女の棲む館」です。 
 『ZOMBIO死霊のしたたり』(85年)、『フロム・ビヨンド』(86年)、『DAGON』(01年)の、H・P・ラヴクラフト大好き監督のスチュアート・ゴードン監督なんで、今回も、原作はH・P・ラヴクラフトです。

魔女の棲む館』H.P. LOVECRAFT'S DREAMS IN THE WITCH-HOUSE
 監督 スチュアート・ゴードン 脚本 デニス・バオリ、スチュアート・ゴードン 
 原作 H・P・ラヴクラフト
 出演 エズラ・ゴッテン、スーザン・ベイン

 ■ストーリー■
 ミスカトニック大学の学生ウォルターは、古びたアパートで部屋を借りる。このアパートには、魔女が棲んでいるという老人や、赤ん坊を連れたフランセスが住んでいた。ある日、ウォルターは、フランセスから赤ん坊のダニーを数時間面倒を見て欲しいと頼まれるのだった。しかし、ウォルターは不思議な夢を見るのだった!果たして魔女はいるのか??

□■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 可も無く不可も無く、普通のホラー作品でした!
 イギリスのアミカスプロのオムニバス映画のホラー映画の1篇くらいの感じのデキでした!
 ホントにごくごく普通の、オーソドックスなホラー作品です!

日本でもDVDが発売された『残酷の沼』
<日本語吹替えが付いてたら買ったのに…


 かつての60~70年代のオムニバス映画のホラーで、有名どころでは『テラー博士の恐怖』(64年)、『残酷の沼』(67年)、『怪奇!血のしたたる家』(71年)、『アサイラム狂人病棟』(72年)とかがありました!
 でも、やっぱり、そういったオムニバス映画の1篇の方が、時間も短いし、ヒネリもあるし、ウィットに富んでます!
 
 って、「魔女の棲む館」がダメみたいですけど、そんなことはありませんから!TVドラマだし、劇場作品と比べちゃダメですよネ~。ただ、オーソドックスな展開すぎて、ホラー映画大好きな人には、途中で、最後の展開がなんとなくわかっちゃうんですよネ~。驚きも全然ないし!このストーリーを30分くらいで終わらせて、赤ん坊の検死をやった検死官が、「事件記者コルチャック」のコルチャックみたいに、事件を独自に調べなおして、魔女を倒すみたいなストーリーを60分くらいでやったら、面白かったかも…。あれ、これは単なる自分の好みなだけですからネ~。気にしないでネ。
 今のままじゃ、やっぱり平均点以下って印象かも…。
 でも、普段、あんまりホラー映画を見たことない人には、それなりに楽しめる作品になってるかも!(なんか、このホメ言葉も、あんまりホメテないかも)
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『マスターズ・オブ・ホラー』インプリント ぼっけい、きょうてい

2006-09-05 01:18:27 | マスターズ・オブ・ホラー/13thirteen
 「マスターズ・オブ・ホラー」7番目の記事は、三池崇史監督の「インプリント ぼっけい、きょうてい」です。
 余りの、残酷描写に、結局、本国アメリカで、TV放映できない(ケーブルTVでもネ)エピソードになって話題になりました!

インプリント ぼっけい、きょうてい』IMPRINT
 監督 三池 崇史 
 脚本 天願 大介 原作 岩井 志麻子
 出演 工藤 夕貴、ビリー・ドラゴ、根岸 季衣、美知枝

 ■ストーリー■
 孤島にある遊郭に、アメリカの新聞記者クリストファーがやってくる。愛する女郎、小桃を探しているのだ。この島に小桃がいないと知った彼は、島から帰ろうとするが翌朝まで舟は来ないというので、客引きをしない、部屋の奥にいる女郎を指名するのだった。
 クリストファーは、その女郎と話すうちに、小桃が半年前までこの島にいたことを知るのだった。

□■□超ネタバレあり!ストーリーの最後に触れてます!□■□
 ■感想■
 TV放映できませんヨ~、これじゃ!残酷描写が痛そう!生理的に痛そうなシーンがテンコ盛り状態です!三池監督もやりたい放題です!
 
 この“痛そうな作品”、どう考えても、TV向きじゃないです!この拷問シーンを映像化したかったんですか??日本の時代劇だったら、本当になんでも無い女郎の拷問シーンですけど、“SMチックなシーン”にウルサいアメリカの放送コードを考えたら、やっぱり放送しずらいかも!!
100万ドルで「なんでも撮って良い」って言われて、あの女郎の拷問シーンのある今作を、あえて、選ぶなんて!
 その他にも、子どもをおろすシーンとかがバンバン出てくるし、どう考えても、アメリカのTVコード通りそうに無いですねぇ~。
 
 生理的に“痛いシーン”の印象が強すぎです!でも、今作のような、あそこまで直接的な描写が無くても、かつての日本の時代劇は、女郎の拷問シーンとか、容疑者を痛めつけるような尋問シーンなんて、けっこうありましたもんね。

 でも、三池崇史監督も、日本映画の代表として、印象深い作品を、作ってくれました。ところで、工藤夕貴の正体って、何者ですか??“バスケットケース”なんですか??あのキャラクターの存在も超不気味!
 だって、ただでさえ、痛いシーンが印象的なのに、あの工藤夕貴のあの怖いキャラクターがダメ押し!日本てイヤな国って思われそう! 
 
 ところで、日本のホラー映画の代表監督として、もし“マスターズ・オブ・ホラー”の第3、第4シーズンとかがあったら、『リング』(88年)の中田秀夫監督とか『THE JUON 呪怨』(04年)の清水崇監督とかに監督してもらいたいですネ!(ちなみに、「マスターズ・オブ・ホラー」の第2シーズンの監督たちは、もう選ばれて、選定が終了してるみたいです)
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『マスターズ・オブ・ホラー』愛しのジェニファー

2006-09-03 13:49:06 | マスターズ・オブ・ホラー/13thirteen
 TVシリーズ「マスターズ・オブ・ホラー」6番目に見た作品は、ダリオ・アルジェント監督の「愛しのジェニファー」
 とうとう、ダリオ・アルジェント監督の作品を見ます!「マスターズ・オブ・ホラー」の中でも2番目に期待してる作品です!
 
 「エッ、じゃぁ、1番は誰か??」って??
 「もちろん、ジョン・カーペンター監督です!」

 でも、ほとんど、同じくらいの期待度です。
 でも、ラリー・コーエン監督も、ジョン・ランディス監督も同率2位くらいの期待度です!楽しみ!楽しみ!
 ジョー・ダンテ監督、ドン・コスカレリ監督は、その次くらいの期待度って、ところですかネ!実は、トビー・フーパー監督も期待度が高かったんですけど…。
 トビー・フーパー監督の『スペースバンパイア』(85年)ってかなり好き!なんですよネ!

 で、本題に入ります!

愛しのジェニファー』JENIFER
 監督 ダリオ・アルジェント 脚本 スティーブン・ウェバー
 音楽 クラウディオ・シモネッティ
 出演 スティーブン・ウェバー、キャリー・アン・フレミング

 ■ストーリー■
 刑事フランクは、中年の男が若い女性を殺そうとしている現場に居合わせ、男を射殺するのだった。中年の男は死ぬ間際に「ジェニファー、、、」と言い残すのだった。殺されかけていた女性は、完全な肉体をもっていたが、顔は恐ろしい顔だった。フランクが射殺した男は、かつて実業家だった。なぜ、殺人を??疑問に思うフランクだった。彼女はジェニファーと名づけられるが、頭が不自由なため施設に保護されるが、フランクは彼女のコトが気にかかるのだった。
 
 ■感想■
 当たり、外れの差が激しいダリオ・アルジェントですけど、今回は…。
 ダリオ・アルジェント監督なんで、てっきり、イタリアのTVシリーズ「サイコ・ファイル」のような作品かと思ったんですけど、今作は、ジャッロ風の作品でなく、正統派ホラー作品でした!残念!
 音楽まで、音楽グループ“ゴブリン”のクラウディオ・シモネッティなんで、てっきり、ジャッロだと思ったのにーッ!
 
 @KOBAだけじゃないでしょ!ダリオ・アルジェント監督だったら、ジャッロを撮って欲しいと思ってるのは!魔女の映画より、ジャッロが見たい!
“DO YOU LIKE HITCHCOCK?”まで待てない!早く、“DO YOU LIKE HITCHCOCK?”公開して!見たいです!

 ダリオ・アルジェント監督のホラーって、今1なんですよネ~!スリラー映画の殺人映画、ジャッロではあんなに素晴らしい作品を撮るのにネ。


大傑作『サスペリア2』まで行かなくてもジャッロが見たかった!

 
 ジャッロでない、正統派ホラーでも、意味のよく分からない肉屋の不条理殺人シーンが1番印象的な『インフェルノ』(80年)はけっこう好きですけどネ!
 ダリオ・アルジェント版ゾンビ映画『デモンズ』(85年)(製作、原案、脚本です。監督はランベルト・バーヴァ)もかなり好き!

 アルジェント監督から“ゾンビ映画”への答え


 あれ、ジャッロ以外でも、好きな作品ばかり??基本的に、ダリオ・アルジェント監督には、甘い評価の@KOBAなのでした!

 あ~、でも、でもやっぱり、ダリオ・アルジェント監督のジャッロ風のスリラーを見たかったです!

 今作「愛しのジェニファー」は、ホラー作品としては、ごくごく普通のありがちなオチの作品ですかネ??平均点って感じかな??(ダリオ・アルジェント監督ファンの方、怒らないでネ
 でも、今作の主人公フランクって、ダメダメ人間!あんなに良い家族がいるのに、あんな正体不明の顔と頭が不自由なジェニファーに思い入れちゃって! 
 猫のシーンで、施設に帰しますヨ、絶対!自分なら施設からもらい受けないし、もし、預かっても、猫のシーンで、施設に帰します!あれ、それじゃ、映画にならないか??
 それにしても、主人公フランクの奥さんと息子、早々の行動で良かった、良かった!でも、自分が家族でも、出て行きます!あんな女性が同じ家にいたら。あの猫を見たら、普通は出て行きますヨ~。

 期待度が、高かったせいか、今1でした!作品的には、ジョン・マクノートン監督の「ヘッケルの死霊」の方が良かったかも…。でも、「愛しのジェニファー」も許します!許します!ダリオ・アルジェント監督だから!
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『マスターズ・オブ・ホラー』ヘッケルの死霊

2006-09-02 01:14:15 | マスターズ・オブ・ホラー/13thirteen
 TVシリーズ「マスターズ・オブ・ホラー」5つ目に見たエピソードは、ジョン・マクノートン監督の「ヘッケルの死霊」。

 ところで、「ジョン・マクノートン監督って、誰??」

 『ヘンリー』(86年)の監督さんでした。実録モノが苦手な@KOBAはチェックもれでした!!
 イヤイヤ、メジャーどころでも、エロエロ系正統派ミステリー『ワイルドシングス』(98年)を監督してました!完全に、チェックもれ!すいません!
 『ワイルドシングス』も、スタッフ的にはケビン・ベーコン!スティーブン・ピーターズの印象が強すぎて監督を完全にチェックしてませんでした!
 出演してる作品から、絶対にサスペンス映画好きに違いないケビン・ベーコンが、製作総指揮、出演してるのが印象が強すぎです!
 一方、脚本のスティーブン・ピーターズは、日本でも「公園は俺のもの」(角川書店)、「対決」(創元ノヴェルス)が翻訳されてる作家で、一部に熱狂的なファンを持つミステリー作家です!そのスティーブン・ピーターズが脚本を書いたんで、脚本家にばかり注意が行って、ついスタッフ的に監督をチェックするの忘れてました。すいません。
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ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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『ワイルドシングス』(98年)
<傑作ミステリー映画(だけど、ちょっとエロ)>

 その、『ワイルドシングス』を監督したのが、ジョン・マクノートンでした。期待度が300%アップしちゃいました!


ヘッケルの死霊』HAECKEL'S TALE
 監督 ジョン・マクノートン 
 脚本 ミック・ギャリス
 原作 クライヴ・バーカー
 出演 デレク・セシル、ジョン・ボリト、リーラ・プランケット

 ■ストーリー■
 霊能者カーネイションのもとに、死んだ妻を生き返らせて欲しいという男がやってくる。男の頼みを断るカーネイションは、断る理由として、アーンスト・ヘンケルの話を始めるのだった。
 医学生ヘッケルは、ドイツのフランケンシュタイン博士に影響を受けて死者を甦らせようとするが失敗してしまう。魔術師のモンテスキーノが死者を甦らせることが出来るという話を聞くが、科学を信じている彼は信用しなかった。そんなとき、ヘッケルは、父親が重病のため、故郷に向かっての旅の途中である農家で休みをとることにするのだが。

 ■感想■
 面白い!面白いです!フランケンシュタイン博士の名前が出てきて、死体蘇生シーンが出てくるんで、てっきりゴシック調の正統派ホラーなのかな??と思わせといて、ストーリーはトンでもない方向へ流れていきます!
 180度違う方向性の話に向かっていくんで、思わずやられちゃいました!イタリアの80年代のB級~C級ホラー映画を見たくらいの感動は味わえます!(あ、これって、すごくホメテルんですからネ!
 ストーリーの流れも60~70年代イギリス→80年代イタリア→・・・みたいな感じで楽しめます!(これってネタバレかな??)

 わずか60分のエピソードですけど、しっかり、1本の長編映画並みのヴォリュームを感じさせるだけのモノがあります!ジョン・マクノートン監督って、力ありますネ!やっぱり、ホラーアンソロジーのTVシリーズだったら、これくらいの完成度を持った作品を見たいです!
 ミック・ギャリスも自分の監督作「チョコレート」では、今1だったのに、今作では見違える面白さ!脚本家に向いてるのかな??それとも、クライヴ・バーカーの原作が面白いのか、ちょっと分からないですけど、とにかく面白いです!もうTVドラマでこれくらいの作品が見れれば十分です!
 ジョン・マクノートン監督も、当初予定されていたジョージ・A・ロメロ監督の代役ですけど、見事、代役の任をまっとうしてます!合格ですよ~!

 ホラー映画ファンだったら、喜べるコト必至です!でも、ちょっと血のりが多いので、「気持ち悪」系のシーンが苦手な人は少し注意してネ!今作に、近い印象を受けるホラー映画が何作かありますけど、ネタバレなんで書きません!ホラー映画ファンなら、「ニタリ」とできる(「ニヤリ」かな??)ような作品ですヨ!
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『マスターズ・オブ・ホラー』虫おんな

2006-09-01 00:34:24 | マスターズ・オブ・ホラー/13thirteen
 TVシリーズ「マスターズ・オブ・ホラー」4番目の記事は、ラッキー・マッキー監督の「虫おんな」
 
 「え、ラッキー・マッキー監督って誰でしたっけ??」ってつい思っちゃいました。『MAYメイ』(02年)の監督でした…。わずか1作で、“マスター”なの??まぁ、当初予定に入っていたロジャー・コーマン監督の代役なんで、しょうがないですかネ??実は『MAYメイ』未見なので、ラッキー・マッキー監督の作品って知らないんです。

 『虫おんな』SICK GIRL
 監督、脚本 ラッキー・マッキー
 出演 アンジェラ・ベティス、エリン・ブラウン

 ■ストーリー■
 昆虫を研究するアイダは、自宅の部屋にも大量の虫を飼っていた。レズビアンのアイダは、部屋で飼っている虫のため彼女にふられてしまう。ある日、アイダに差出人不明の謎の虫が送られてくる。そんなとき、アイダはミスティという女性とデートの約束を取り付けるのだが、アイダの部屋では、送られてきた謎の虫がカゴから逃げ出していた。

 □■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 恐るべき虫の恐怖を描いた、ユルユル系コメディチックなホラーです。虫!虫!虫!イヤだな~、虫!
 虫嫌いの@KOBA的には、イヤなエピソードでした!コメディチックと言っても、ノホホンとしているだけで、笑えるわけじゃないです!中華料理店でのヒロインのアイダと、同僚マックスのやりとりも“笑い”というより“気持ち悪い”です。まぁ、虫好きが見れば笑えるのかもしれないですけど…。

 なんか、70年代ホラーの香り、プンプンのチープ系モンスターの登場にはビックリ!最後のオチも70年代ホラーみたいに、いやな展開です!
 あの虫、送った教授も、ちょっとオカシイですヨ!だって、こういう展開になるのわかるでしょ!昆虫学者なんだから!
 この作品の後の展開を考えると、大パニック映画になっちゃいます!パニック映画どころか、1大惨劇が待ち受けてるでしょ!それなのに、アイダに虫を送った理由が、“アレ”ですからネ!オカシイ!絶対にオカシイ!こうなることわかって送ったのに、どうするつもりだったの??
 でも、出来たら、今作の続きを見てみたい気もしますけどネ!けっこう気になってたりして!もし、このエピソードの続きを作ったら、予算が100万ドルじゃ足りないだろうけど。多分、制作費1000万ドル以上になっちゃうかな??

 まぁ、60分のホラー作品としては、良く出来てます!今作は、30分くらいのエピソードを間延びさせた感じは、一切ないです!60分の作品を作るんなら、こういう風に時間を有効に使わないとネ!ラッキー・マッキー監督の演出力は平均以上です!ハッキリ言って面白いです!
 虫がキライな、@KOBAはこのエピソード、苦手ですけど、ホラー映画として(正確には、ホラードラマですネ)十分の面白さです!
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『マスターズ・オブ・ホラー』ダンス・オブ・ザ・デッド

2006-08-31 00:27:53 | マスターズ・オブ・ホラー/13thirteen
 「マスターズ・オブ・ホラー」の3つ目の記事は、トビー・フーパー監督作です!

 『ダンス・オブ・ザ・デッド』DANCE OF THE DEAD
 監督 トビー・フーパー 脚本 リチャード・クリスチャン・マシスン
 原作 リチャード・マシスン
 出演 ジェシカ・ロウンデス、ジョナサン・タッカー、ロバート・イングランド

 ■ストーリー■
 テロと戦争により、アメリカでは900万人が犠牲になっていた。町では犯罪が増える一方の時代、夫と姉を亡くしたペギーは母親とダイナーで生計を立てていた。そんなある日、ペギーは、町の外からダイナーにやってきたジャックたちのグループと知り合い、夜、外の町マスキートへドライブに行ってしまうのだった。

 ■感想■
 トビー・フーパー監督、リチャード・マシスン原作の『ダンス・オブ・ザ・デッド』。
 脚本は、リチャード・マシスンの息子のリチャード・クリスチャン・マシスン。ちょっと、原作を未読なので、原作とおりなのか、全然違うストーリーなのかわからないんですけど、今作も、45分くらいのエピソードを60分に延長させたような間延びした感じを少し受けちゃいます!
 リチャード・マシスン原作だったら、いくらでも映像化向きのエピソードがあったろうに、なぜ、この話なの??他にも面白くなりそうな原作は、いくらでもあったでしょうに!

 モラルが崩壊した、死者がモノ扱いされる世界を描きたかったんでしょうかネ??今作では、親子のモラルも崩壊してますけど、親子のモラルなんて、現実社会の今でも十分崩壊してますからネ!(日本だけ??)
 
 トビー・フーパー監督も、今回は、ホラー映画よりもSF映画的な描写に興味あるのかも。トビー・フーパー監督って『悪魔のいけにえ』(74年)、『悪魔の沼』(76年)のイメージが強すぎるので、てっきりスプラッターホラーが得意分野と思われそうですけど、色々なジャンルの作品を撮ってますからネ。
 スティーブン・キングの「呪われた町」の映像化作品の正統派の吸血鬼物『死霊伝説』(79年)や、イギリスが破壊されるSF超大作『スペースバンパイア』(85年)、往年のSF映画のクラシック作品のリメイク『スペースインベーダー』(86年)、人体発火を描いた『スポンティアス・コンバッション人体自然発火』(89年)と、実はかなり正統派のSF、ホラー映画の職人監督です。(あ、今回、“職人”はホメ言葉ですよ)

 そんな、トビー・フーパー監督だから、ホラー映画というより、終末世界を描くSF系の作品を撮りたかったんでしょうネ~、多分!まぁ、活きてる死者(?)が出てくるんで、一応、ホラー作品のジャンルに入りますけど、今作は、SF作品のアンソロジーでも、十分通用するストーリーですからネ!

 トビー・フーパー監督の熱狂的なファンは必見です!トビー・フーパー監督の手堅い演出で、モラルの崩壊した終末世界を堪能できます!でも、それだけといえば、それだけの作品かも??
 まぁ、そんなわけで、トビー・フーパー監督のファン以外には、可も無く不可もなく、ごくごく普通のデキの今作です。平均点ですかね??
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『マスターズ・オブ・ホラー』閉ざされた場所

2006-08-30 07:21:57 | マスターズ・オブ・ホラー/13thirteen
 TVシリーズ「マスターズ・オブ・ホラー」、2番目に見たエピソードは、ウィリアム・マローン監督の「閉ざされた場所」です。
 ウィリアム・マローン監督も、ホラー映画・ファンタジー映画大好きなんで、ある意味、今回の“マスターズ・オブ・ホラー”の監督選定は妥当といえば妥当ですネ!

 
閉ざされた場所』THE FAIR-HAIRED CHILD
 監督 ウィリアム・マローン 
脚本 マット・グリーンバーグ
 出演 リンゼイ・バルシファー、ロリ・ペティ、ウィリアム・サンプルズ

 ■ストーリー■
 女子学生タラは誘拐され車で連れ去られてしまう。タラが気がつくと、大きな屋敷の中で気づくのだった。いくつかの質問をされたあと、タラは地下室に閉じ込められるのだった。地下室では、首を吊ろうとしている少年ジョニーがいた。タラはジョニーを助けるのだが…。

 ■感想■
 ウィリアム・マローン監督のサスペンス系ホラー。
 まぁ、60分のエピソードだから、しょうがないのか、ヒロインのタラが、自殺しようとしていた少年ジョニーと地下室から逃げ出そうとして、扉に書かれた文字
 「最愛の者に気をつけろ」
 「目覚める前に逃げろ」
 で、大体、ネタが割れちゃってます!どうせ、狼男系のネタなんでしょ。
 って、すっかり“狼男ネタ”かと思ったんですけど、全然、違ってました…。
 
 「う、う、う~ん、勘違い!勘違い!」 
 
 やっぱり、1エピソードが60分っていうのは、難しいんですかネ??なんか、今作も、45分くらいでも良さそうな感じのストーリーです!でも、ミック・ギャリス監督の「チョコレート」よりは、遥かに“ホラー映画”になってます!
 でも、かつては、30分でも、十分長さを感じられる、素晴らしいアンソロジーのTVシリーズがたくさん、ありましたからネ!今作が60分なのは、ほんのちょっとだけ間延びした感じがあるんですけど。でも、最近のアメリカのTVドラマで考えると60分でちょうど良い長さかも。 
 
 スピルバーグが劇場映画『トワイライトゾーン超次元の体験』(83年)としてリメイクした、ロッド・サーリングの「ミステリーゾーン」や、ヒッチコック劇場、イギリスではロアルド・ダールの「予期せぬ出来事」とかとか、昔のアンソロジーシリーズは30分作品でも、ヒネリが効いてて面白かったです。(でも「ミステリーゾーン」は1話が60分(CM込みで)になったこともありましたけどね)

 まぁ、そういった、面白すぎる往年の名作のTVシリーズのエピソードと比べられても困るでしょうけど、ホンのちょっとだけ間延びした印象があるかも。
 『クリーチャー』(85年)、『フィアー・ドット・コム』(02年)のウィリアム・マローン監督だから、それほどは期待してなかったんで、そんなにはガッカリもしませんでしたけどね。

 イヤイヤ、それどころか、ウィリアム・マローン監督にしてみたら、今作は、かなり頑張ってる方かも!それなりには面白いし!画面に惹きつけられますよ!

 な~んて、ウィリアム・マローン監督だからなぁ。なんて油断して軽い気持ちで見てたら、最後の1ヒネリには、少しビックリ!油断しすぎでした!
 大したヒネリじゃないんですけど、まさかこんな展開になるなんて思ってなかったので、ちょっとビックリ!冷静に考えれば、こういうオチもアリなんだけど、全然気がつきませんでした!ウィリアム・マローン監督のコト、侮りすぎてました。すいません!

 だって、『フィアー・ドット・コム』で、マリオ・バーヴァ監督の作品にオマージュ捧げるような作品を監督してましたもんネ。ホラー映画大好きのマローン監督面目躍如!(って、自分だけ??)みんなは、ウィリアム・マローン監督の印象ってどうなんでしょう??(ちなみに『フィアー・ドット・コム』の感想は→ココ
  
 本当は、こういう単発の1話完結のアンソロジーだったら、もう1ヒネリくらいあってもいいかな??とも思うんですけど、もう十分でしょ。ハッキリ言って、平均点以上ですかネ??(あれ、かなりホメてる…。
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『マスターズ・オブ・ホラー』チョコレート

2006-08-27 11:53:50 | マスターズ・オブ・ホラー/13thirteen
 アメリカのケーブルTVが製作したホラーアンソロジー「マスターズ・オブ・ホラー」、まず、最初に見たエピソードは、ミック・ギャリス監督の「チョコレート」。楽しみは、取っておく方なので、まずは、あまり期待してない作品から見ます。(あ、ミック・ギャリスのファンの方、すいません

 『チョコレート』CHOCOLATE
 監督、脚本 ミック・ギャリス
 出演 ヘンリー・トーマス、ルシー・ロリエ

 ■ストーリー■
 シカゴのクーガー食品研究所で、人工フレーバーを研究するジェイミーは、ある日、チョコレートの味を感じるのだった。その日以来、ジェイミーは、白昼夢で違う人間の感覚を感じるようになるのだった。そして、それが自分好みの美人の感覚あることを知るのだった。白昼夢のシーンから、女性がいるのがバンクーバーだと知ったジェイミーは、バンクーバーに向かうのだが…。

 □■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 ミック・ギャリスが、自らのショートストーリーを映像化したのが今作。
 
 ある日、見知らぬ女性の感覚を感じるようになった男の話なんですけど、見終わった感想は、

 「だから、何なんだ??」って感じのエピソードでした。

 精神感応かなにかで、白昼夢で、殺人シーンを見てしまう主人公が、連続殺人事件に巻き込まれるなんていうのは、映画でも小説でも、良く良く出てくる要素なんで、今さら、そんなことをメインテーマに見せられても何とも思わないです!
 それに、今作で主人公が見るのは連続殺人鬼の視線じゃないし。ただの女性だし。あまり盛り上がらないです!
 ストーリーが面白ければ、まだ、良いですけど、ストーリーもごくごく普通!ジェイミーが、離婚しているエピソードや、同僚が趣味でロッカーをやっっているエピソードも、全然、本編と関ってないし!そういうエピソードがすべて時間のムダのような気が!
 
 30分くらいの、エピソードを60分に水増ししたような感じが否めないです!って言うより、今作って“ホラーなの??”
 ホラー映画っていうより、サスペンス映画に近い感じ!

 なんで、ほんとに、この作品を映像化したんだろう??不思議です。

 1エピソード100万ドルの予算で何を映像化しても良い!って、それで、この作品??なんで??
 
 監督のミック・ギャリスは、スティーブン・キングのお気に入りの監督で、キングの作品をいくつか監督してます。まぁ、特に特長のない監督だと思うんですけどネ~。大作『ザ・スタンド』(94年)やキューブリック版が気に入らなかったのでリメイクした『シャイニング』(97年)などTVムービー(ミニシリーズなのかな??)などが、1番有名ですかネ??

 その他にも、『スリープウォーカーズ』(92年)や最近では『ライディング・ザ・ブレッド』(04年)を監督してました。

 でも、こんな作品を見せられると、「なんで、ミック・ギャリスが“ホラー映画のマスター”なんだろう??」って思っちゃいます!でも、そんなこと思っちゃダメでした!!!この「マスターズ・オブ・ホラー」の企画、製作総指揮してるんだから、しょうがないです。

 でも、企画と製作総指揮でなかったら、監督してないかも。今作を見ると、そんな風に感じてしまうデキです。結局、ケナシテます!
 タイトルの“チョコレート”も大して意味がないし。大体、殺人を犯した見知らぬ女性を追い求めてもネ!自分だったら無視しますよ。
 女性の方も、逆に主人公ジェイミーの感覚を感じるようになっているのかと思ったみたいですけど、そんなことありえないです!おとなしく、普通にシカゴで暮らした方が良いです!どうしても会いたかったら、とりあえず、バンクーバーに行きますけど、彼女から、ヘンタイ扱いされた段階で、シカゴにすぐ帰りますよ。
 
 「あれ~、それじゃ、主人公ジェイミーのまわりで事件が起きない!」
それじゃ、映画にならない!
 どうせだったら、もっと盛り上がる作品を映像化して欲しかったです! 
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『マスターズ・オブ・ホラー』リリース

2006-08-26 01:49:45 | マスターズ・オブ・ホラー/13thirteen
 アメリカのケーブルTV局「SHOWTIME」の企画で出来たホラー映画(正確にはドラマですネ)のアンソロジーシリーズ「マスターズ・オブ・ホラー」がビデオ(DVD)リリースされました。
 まぁ、日本では、スカパーでも放映されたらしいんですけど、@KOBAの部屋は、スカパーが映らないので、今回、レンタルで鑑賞します!

 世界を代表するホラー映画の巨匠や鬼才13名が、60分という規定の時間内で自由に映像化していい!っていう夢のような企画です!さすが、アメリカ!
 日本のTV局も見習って欲しい!(ウソです!見習うと、“恋愛をテーマにしたアンソロジー”シリーズとか作りそうだから、ヤメてネ!絶対マネしなくていいから!何も期待してません!)
 そんな企画やらないで良いから、TV東京みたいに、映画放映枠を増やして、吹き替えの映画を放映してくれれば良いですから!
 出来ないコトに挑戦なんかしなくていいから、吹き替えの映画枠を増やして下さい!

 で、今回、「マスターズ・オブ・ホラー」の監督13名なんですけど、

 ジョン・カーペンター 「世界の終わり」
 ダリオ・アルジェント 「愛しのジェニファー」 
 ラリー・コーエン    「ハンティング」
 ジョン・ランディス    「ディア・ウーマン」
 トビー・フーパー    「ダンス・オブ・ザ・デッド」
 ジョー・ダンテ      「ゾンビの帰郷」
 ドン・コスカレリ     「ムーン・フェイス」
 ジョン・マクノートン   「ヘッケルの死霊」
 ウィリアム・マローン 「閉ざされた場所」
 スチュアート・ゴードン「魔女の棲む館」
 三池 崇史       「インプリント~ぼっけい、きょうてい~」
 ラッキー・マッキー   「虫おんな」
 ミック・ギャリス     「チョコレート」
 

 といった監督たちです!当初は、ロジャー・コーマンや、ジョージ・A・ロメロの名前もあったんですけど、スケジュールの都合がつかずに変更になりました。

 「う~ん、ホラー映画のマスター??」とか思っちゃうような監督もいますけど、まぁ、色々とスケジュールやら都合もあるんでしょうから、良いでしょ!
 って、言うより、13名の中には「誰だったっけ、この監督さん??」っていう人もいたりして…。
 (すいません、勉強不足で!許してネ!)

 あと、1話が60分って、中途半端じゃないですかネ??大体、1時間のドラマってCMを抜くと45分~50分くらいで、それよりは、微妙に10分は長いし、長編っていうには短すぎるしネ!やっぱりランニングタイムが75分くらいないと長編にはならないでしよ!
 
 1つのエピソードがあと15~20分くらい長くて75~80分くらいの方が、より個性が出て良かったような気もするんですけどネ!監督たちも長編を作るぞ!って思えるだろうしネ!
 
 60分で描くことって、別に50分でも描けそうだし、あえて60分の意味が分からないんですけど…。まぁ、TVの放映枠の時間の関係もあったのかな??でも、自分的には、75~80分の作品を見たかったような気が…。

 それぞれのエピソードの感想は、明日以降、記事にしていきますからネ!
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