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『メビウス』エリック・ロシャン監督スパイ物

2013-11-10 02:22:37 | スパイ

メビウス
MOBIUS(2013年フランス、ベルギー、ルクセンブルグ)
 監督          エリック・ロシャン
 脚本          エリック・ロシャン         
 出演          ジャン・デュジャルダン
              セシル・ドゥ・フランス
              ティム・ロス

 ■ストーリー■
 ロシア、FSBの高官チェルカチン配下のグレゴリー・リューボフは、力を持ちすぎた実業家ロストフスキーを潰すための情報を得るために、アメリカ人のやり手の女性証券マン、アリスに近づくのだった。FSBはモナコ警察を装い、アメリカでの証券取引委員会への復職を条件にロストフスキーの情報を流すようアリスに依頼してくるのだった。
 しかし、アリスは、今はCIAで働いていたのだった。CIAは、何も情報を与えない方が、活動しやすいとの判断で、アリスにFSBが接触してきたことを話さず、あくまでもモナコ警察の依頼でスパイ活動するように仕向けるのだった。一方、グレゴリーは、美しいアリスに惹かれていくのだった・・・。

 ■感想■
 『哀しみのスパイ』(1994年)エリック・ロシャン脚本、監督のスパイサスペンス。
 スパイをさせようとした一般の女性が、実は敵国のスパイだったらという、ちょっとだけ変わったスパイ映画です。
 フランス映画なので、そこに恋愛要素がしっかりと入り込み、まるで恋愛&サスペンス映画のような感じでストーリーが進んでいきます!

 ただし、後味もあまり良くないし、最初から最後まで、ストーリーが淡々と進んで行くので、スパイ映画ファン以外には、あまりオススメできないかも??
 でも、エンターテイメント映画が好きな映画ファンには楽しめるはずなので観て欲しいですね!
 
 スパイ映画といえば、最近の作品だと『裏切りのサーカス』(2011年)とかが好きな映画ファンなんかが、観たらけっこう楽しめるかも??
 イギリス映画的なノリと、フランス映画的なノリで、お国がらに違いがハッキリ出てて、映画ファンは、それだけでも楽しいですよね。今作は『裏切りのサーカス』みたいな本格派の作品では無いですけど・・・。
 
 ところで、今作より万人受けしそうな『哀しみのスパイ』は未DVD化作品なんでしたっけ??
 『哀しみのスパイ』って、なんで、DVD化されないんでしょうねぇ??
 オリジナルが138分の作品なのに、なぜか113分版のVHSにしかなっていないはず。
 138分版で、どこかのメーカーさんDVD、発売してくれないですかね??

 ちなみに今作は、大手レンタルDVDのチェーンTSUTAYAでのみ、レンタル扱いなんですが、こういう良質なサスペンス作品こそ、どこでもレンタル出来た方が良いのに・・・。
 こういう作品を観て、映画が好きになるような映画ファンを増やしたくないんでしょうかね??
 
 CIAよりも、FSBの方が上手な感じも、さりげなく描写してて、「やられちゃった!あ~あ」って感じです。スパイといえば、アメリカよりも、イギリスの方が情報戦が得意そうですもんね。
 65点
 

コメント
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