『アメリカの友人』
DER AMERIKANISCHE FREUND(1977年西ドイツ、フランス)
監督:ヴィム・ヴェンダース
脚本:ヴィム・ヴェンダース
原作:パトリシア・ハイスミス
出演・デニス・ホッパー
ブルーノ・ガンツ
ジェラール・ブラン
ニコラス・レイ
リサ・クロイツァー
■ストーリー■
リプリーは死んだと思われている画家ポガッシュ・ダーワットが自分描いた贋作を売りさばいて儲けていた。ある日、リプリーはオークション会場でポガッシュの描いた贋作に気が付いた額縁職人ヨナタンと知り合うのだった。リプリーはオークション会場でヨナタンが血液の病気にかかっていることを知るのだった。
そんなときリプリーに、ギャングのミノが殺しを依頼してくるのだった。殺しには気乗りしないリプリーだったが、ミノには借りがあり断ることが出来なかった。リプリーは、この件をヨナタンに任せようと、ミノにヨナタンのことを教えるのだった。ヨナタンの前にラウル・デュプラ(ミノ)と名乗る男が接近し、25万マルクで殺人を依頼してくるのだった。
ヴィム・ヴェンダース監督のファンの方は読まないで下さい。
全然けなしていないですけど、ほめてもいない上に、「B級作品と比べやがって」とか思われる方がいるかもしれないので、、。
■感想■
ここ数か月、全然記事が更新できていません、、、。
1か月で1個の記事!!
ヴィム・ヴェンダース監督、デニス・ホッパー、ブルーノ・ガンツ出演、パトリシア・ハイスミス原作の犯罪物。
自分は、今作を1980年代に製作された作品だと思ってたんですが、全然違ってました!!
日本でも公開された1977年の作品でした。どうやらリバイバル公開された1987年の記憶があったみたいです、、。
この記事を書くまで、ずーっと1987年にやっと公開された1980年初頭の作品だとばかり思ってました!!
とにかくデニス・ホッパーが若い!!1977年ですからね!!
TVの地上波で字幕で放映されたときに観た記憶があるのですが、、その記憶もあやふや。
1998年頃??とか思っているのですが、どうなんでしょう??
全然、記憶に残っていないので、観たつもりになっていただけで観ていないのかも??
ハッキリ言って、年齢のせいで記憶力が悪くなって、そんな作品が1000本くらいありそうです!!
何となく観たくなり、しっかり鑑賞!!
20数年ぶりの鑑賞!!
本当は地上波で、深夜枠で良いので、映画を放映してくれると良いんですけどねー。
今作のような作品とかって、わざわざ観るより映画枠で放送されるのを何気なく観てしまうってパターンの方が面白く観れるかも??
こういう1970年代の作品とか、『ナポリ犯罪ルート』(1976年)、『ビッグ・バイオレンス』(1977年)、『ヌードモデル危機一髪』(1978年)とか地上波で放映して欲しいですねー。
2002年のジョン・マルコヴィッチがリプリーを演じた『リプリーズ・ゲーム』とは同じ原作の映画化作品です。
1977年の西ドイツ(フランスと合作ですが、、)の映画だからなのか、ヴィム・ヴェンダース監督の作品だからなのか、ゆーたりと進んでいきます。ランニングタイム126分もありますから。
淡々とゆーたりとする展開、こういう作品が好きな人には良いんでしょうねぇー。
自分は『リプリーズ・ゲーム』の方が断然好きです、、。
同じ原作でも、まるっきり違う作品に。