『アンダーウォーター』
UNDERWATER(2020年アメリカ)
監督:ウィリアム・ユーバンク
脚本:ブライアン・ダッフィールド
アダム・コザット
原案:ブライアン・ダッフィールド
出演:クリステン・スチュワート
ヴァンサン・カッセル
T・J・ミラー
ジェシカ・ヘンウィック
マムドゥ・アチー
ジョン・ギャラガー・Jr
■ストーリー■
資源開発のための水中の基地で働くエンジニアのノラは突然の振動に遭い避難しようとするが、強い揺れと破壊されたガレキに襲われてしまう。同じく逃れてきたロドリゴと合流し脱出ポッドへ向かうのだった。その後、ガレキには埋もれていたポールと合流するが脱出ポッドはすでに使われたあとだった。
3人以外と、基地に残っていたキャプテン、リアム、エミリーの6人は潜水服を着てパイプラインに沿って歩いて第2基地まで行って脱出しようとするのだが、、、。
■感想■
ウィリアム・ユーバンク監督の描く海底Sci-Fi映画。
ウィリアム・ユーバンクは『地球、最後の男』(2011年)、『シグナル』(2014年)の監督です。
2021年にはシリーズのリメイク作『パラノーマルアクティビティ』を監督しています。「パラノーマルアクティビティ」シリーズのリブート作品のようですがPOVは継続なので自分は苦手なので未見のままです。
今作は、海底の資源採掘用施設を舞台にした”エイリアン”系の作品です。
出演は、クリステン・スチュワート、ヴァンサン・カッセル、T・J・ミラー、、と自分が観る作品としては有名な俳優が出演しています。
海底を舞台にした未知のモンスターに襲われる作品ということで、『リバイアサン』(1989年)、『ザ・デプス』(1989年)、『新リバイアサン リフト』(1989年)??系な作品です。1980年代後半に流行した「海底」+「エイリアン」みたいな作品を今風にした感じの作品です。ちなみに『新リバイアサン リフト』は少し違ってたような、、。
美術、セットを1980年代風にして、出演者が今の俳優でなかったら1990年の作品と言っても全然大丈夫な感じの作品です。
つまらないかと聞かれれば、それなりに楽しく観れる作品になってはいるんですが、、。
ランニングタイム95分が少しだけ長く感じてしまうのが惜しい感じで、あと10分くらい短ければ良かったのに、、。
ちなみに、今作は
2020年【ニューポートビーチ映画祭】でイギリス栄誉賞 受賞(ジェシカ・ヘンウィック)
2021年【ビジュアルエフェクトソサイエティ賞】VES賞 ノミネート
2021年【ファンゴリア・チェーンソー賞】公開映画作品賞 ノミネート
2020年【フライト・メーター賞】SPFX賞 ノミネート
2020年【国際オンライン映画賞(INOCA)】VFX賞 ノミネート
2021年【ハワイ映画批評家協会】ホラー作品賞 ノミネート
と、映画祭や映画賞でノミネートされました。
2020年の作品度(セット美術) ★★★★★
海底エイリアン度 ★★★★
豪華な出演者度 ★★★
昔からの映画ファンでなければ、『リバイアサン』も『ザ・デプス』も今さら観る映画ファンも多くないでしょうから、こんな海底を舞台にしたモンスター映画があっても全然OKですよね。
観ている間は楽しめたのでけっこう好きな作品かも??
関東ローカルネタですが、TV東京の「午後のロードショー」とかで放映していたら、普通に楽しめる作品です。
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