秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

世界最速・上海磁浮列車

2007-11-16 | 旅・中国&韓国

上海市内龍陽路駅から浦東空港まで約9分。
上海リニアカーはどれぐらいのスピードが出るのか知らなかったので、200kmぐらいからカメラを構えてずっと待機していました。

最速をとらえるためにしょっちゅうシャッター押してました。
きれいに写ったのは時速413kmまで。
431km表示はガタンとゆれて、手振れ防止もきかなかったようでピンボケ。


F1カーは時速350kmのスピードで、ジャンボジェットの離陸スピードと同じらしいから、時速400kmを超えるということはスゴイ。
乗車中は常に手に汗握る感じ。
到着前に減速してくると、早いのに慣れてしまって時速100kmぐらいがとても遅く思われたのも不思議な感覚でした。



車内の様子

上海市内といえどもかなりはずれたところにあり、バスで30分ぐらい走ったかも、龍陽路駅は住宅街のようです。
中心部の上海駅には繋がっていませんでした。
端っこが突然切れていて、リニアカーが暴走したら下に落ちる?

ちなみにこのリニアカーのチケットには50元と印刷されていました。
スーツケースを運んでくれるバスより少し早く空港に着きました。


中国・高速列車・和諧号

2007-11-15 | 旅・中国&韓国
来年が北京オリンピック、2010年は上海万博。
大きな世界的イベント目白押しで、今、中国は急ピッチでインフラ整備中です。
いずれ北京と上海も新幹線が繋がるらしい。
間に合うのかしら?

今年6月に開通したという杭州・上海間を高速列車・和諧(わかい)号に乗車しました。
いつ開通したんだったっけというほど車内は汚れていてお掃除はイマイチ行き届いていない。
しかしこれは列車だけではなくて、ホテルも観光バスもいたるところです。


車内はなぜか真ん中半分で向かい合わせ。
半分は進行方向で、残り半分は進行逆向き後ろに景色が流れます。
椅子は固定されていて動きません。
ホントに日本の技術が導入されたのが疑問なほどちゃちい作りのような気がしました。

最速で時速168km、他の列車と並んで走ります。
軌道の幅は同じなのかどうかわからなかったけれど、これならすでにある路線を利用できるので、北京・上海間もすぐ対応できるのかな?


上海南駅に入る寸前のショットです。


杭州駅構内へ上がるエスカレーターで、
大きな荷物を肩に背負った人がたくさんいましたが、彼らは新幹線利用する人たちではありません。

そして何よりも驚いたのはチケットに書かれた金額54元。
11/8朝の関空での両替レートは1元が17円あまりだったので、たったの918円で千円以下ということになる。
約80分の乗車時間でだいたい150kmぐらい距離だと思います。

にもかかわらずお土産の天津甘栗105g×3袋セットが60元。
見事にぼられてますわ。

中国石橋の博物館・紹興

2007-11-14 | 旅・中国&韓国
中国大陸には100万年前に太古の人類の足跡が残されているというし、長江近辺で6000年前の遺跡発見という報道もあったような。
文字によって記録された歴史は紀元前21世紀頃、最初の王朝「夏」に始まります。

始祖禹王が治水に成功し、ここで諸侯を会して彼らの功績を計り勤務評定をしたので、会稽(会計)という地名はそこから。

今日の紹興は、紀元前6世紀後半春秋戦国時代末に興った越王国が会稽を都としてから発展し、1131年会稽を紹興と改名。
漢文の授業で出てきた、越王勾践と呉王夫差が戦った「会稽の恥」「臥薪嘗胆」の故事の舞台でもあります。

そして約2400年の伝統を持つ紹興酒が有名です。
市内には川と運河が網の目のように縦横に走り、
いまだに5000余りのいろいろな風格を持った古い石橋やアーチ橋が残されているそうです。

王羲之などの文学家・画家・書道家が輩出し、
魯迅の故郷であり、周恩来も少年時代の一時をここで過ごした記念館があります。


右手建物は魯迅が通った学校


魯迅故居玄関はいってすぐの応接間


幼少期を過ごした魯迅の部屋のベッド


魯迅のお屋敷の裏庭では野菜など植えられていた

紹興は杭州の東南67km、朝7時半出発でも超渋滞で2時間以上要した。
杭州に引き返し、午後2時55分発上海行きの新幹線に乗るために、午前中だけの見学で滞在時間少なく残念でした。
楽しみにしていただけに、ここがツアーの悲しいところ。
中国石橋の博物館といわれる紹興の町を堪能することはできませんでした。

王義之ゆかりの蘭亭、魯迅記念館、魯迅故居の見学だけで、魯迅が通ったという質屋も禹陵、越王台も行けなかった。
安いツアーならではのショッピングは紹興酒の工場見学。
つい3本も買ってしまった。

チャイニーズ・ツーリスト

2007-11-14 | 旅・中国&韓国
中国の一般的月給は3万円プラスボーナス。働きようによって倍になるらしい。
ずいぶん前に1万円ぐらいって聞いたから飛躍的に増えてます。
それだけ国民、いや人民は豊かになっている人も増えているのでしょう。

この親子連れはまだフィルムカメラを持ってましたが、デジカメの人も多かったです。
なぜか中国と胸にプリントされた赤の上下ジャージのお母さん。
どうやら二人で来ているようでした。


このグループはたぶん超セレブ?
一眼レフのデジカメを使っていたし、
左から2番目の男性のガイドは、まるで六本木ヒルズにいそうなエリートのようでした。

蘇州の寒山寺入り口にて

団体グループはたいてい昔の体操帽のようなものをかぶっています。
中国人の好きな赤帽をよく見ますが、オレンジだったり青もごくまれに。

5年前北京の天安門で見たときは、みな同じ色の体操帽をきとんとかぶり、整列して歩いていました。
あの頃に比べると、全員がきちんとかぶっていないし、整列もしていない。

無錫・太湖にてみたグループは服装ももっと自由だ。


紹興・魯迅故里にて中国らしい洋服を着た5人のグループ

最優秀旅行都市・杭州

2007-11-14 | 旅・中国&韓国

月に5千円づつ貯めると1年で6万円。
これが毎年秋に行く店のスタッフとの研修&親睦の旅です。
上海・江南地方への4泊5日が49,800円、お手頃価格で見つかりました。

出発前の下調べで、浙江省杭州市(Háng zhōu、ハンチョウ)は、マルコポーロが世界で最も美しく華やかな土地と絶賛したとか、お茶の街・シルクの街・天国美食の府とか書かれていた。

中国・国家旅行局は、成都、杭州、大連を「2006年中国最優秀旅行都市」と命名して観光に力をいれているらしい。

でも黄砂はじめ大気汚染が気になって、前日に医院へ喘息の吸入剤をもらいに行った。

 

朝10:35発のANAで杭州まで約2時間、あっというまです。
空港から街に出るとこんな感じ、やっぱりかすんで視界が悪い。
案の定、肺の上のほうが痛い。

最初に行った六和塔、ココもかすんでる。
周りの緑の木々も瑞々しくなくてちょっとがっかり。

六和塔は西湖の南にのびる銭塘江の西にあり、中国のレンガ木材構造の古代建築物の傑作、970年銭塘江の水害を鎮めるために建造され約60mあります。

肉眼ではかすかに見える西湖の蘇提もデジカメでは写らない。
あちこちで現地の人らしい大勢の中国人が、とうもろこしやひまわりの種を食べながら談笑していました。
平日の昼下がりのどかでゆっくり時間が流れていました。
 

蘇提は、11世紀末詩人としても有名な蘇東坡が杭州知事の任にあった時、西湖の南北を結んで作った長さ2.8kmの堤です。

その蘇東坡は詩の一節にこういってるそうです。
湖の水が輝く晴天の日が良い 
山々が霞んで朦朧とした風情も一興である

 



でもやっぱりきれいな秋晴れの西湖を見たかった。


リフレッシュしてきました

2007-11-13 | 旅・中国&韓国
8日から12日まで上海・杭州・江南へ旅してきました。
夜10時15分に関空について、やっと家にたどり着き画像取り込んでいたらこんな時間になってしまった。

デジカメの記録媒体が飛躍的に大きくなり、予備のバッテリーもばっちり準備できたので、ついついシャッター押してたら600枚にもなっていた。

とりあえず3枚だけご紹介します。

最初は東洋のベニスと言われる蘇州の夜の運河。
ピンぼけながらも幻想的でしょう。

下の画像は有名な上海の外灘と浦東エリアのライトアップ。