昨日の日曜日の夜、下北沢のジャズバー、Lady Janeに灰野さんと大正琴プレイヤーの竹田賢一さんのデュオを観に行きました。竹田さんは日本のアンダーグラウンドシーンでは灰野さんや工藤冬里さんや白石民生さんと並ぶ伝説的存在で、A-Musik(アームジーク)という政治色/民族色の強いバンドで80年前半活動し、LPも1枚リリースしています。1948年生まれですから灰野さんより4歳年上の59歳。灰野さんとは70年代後半にVibration Societyという即興ノイズバンドで一緒に活動していたそうです。先日の金子寿徳さんの追悼ライヴで久々に人前に現れ、山崎春美さん(この人も伝説ですね)と強烈なパフォーマンスで魅せてくれました。竹田さんの得意技はエレクトリック大正琴によるギギギ―ッという耳を突き刺すプレイでした。
昨日のライヴは本当に何十年ぶりかという歴史的共演でした。竹田さんの演奏は昔ほど過激なものではなく、リラックスした演奏。灰野さんもそれに合わせて細かいピッキングでテレキャスをプレイします。縦笛を吹いたり、例のビヨ~ンという楽器を使ったりもしました。前半はほとんど演奏のみでしたが、後半は哀秘謡もはさみ、灰野さんが「さすらい」と「赤いトリ」を、竹田さんが「新宿ブルース」と外国語の労働歌らしきものを歌うという面白い展開になりました。
ほっておいたらいつまでも演奏していそうな二人でしたが、今度はもっと過激な演奏を観たいと思いました。(写真は竹田さん)
昨日のライヴは本当に何十年ぶりかという歴史的共演でした。竹田さんの演奏は昔ほど過激なものではなく、リラックスした演奏。灰野さんもそれに合わせて細かいピッキングでテレキャスをプレイします。縦笛を吹いたり、例のビヨ~ンという楽器を使ったりもしました。前半はほとんど演奏のみでしたが、後半は哀秘謡もはさみ、灰野さんが「さすらい」と「赤いトリ」を、竹田さんが「新宿ブルース」と外国語の労働歌らしきものを歌うという面白い展開になりました。
ほっておいたらいつまでも演奏していそうな二人でしたが、今度はもっと過激な演奏を観たいと思いました。(写真は竹田さん)