2023年9月18日(月祝) 吉祥寺NEPO
TOKYO NOISE MEETING 2023 Autumn
Open 15:00 / Start 15:30 / End 21:30
昼の3時半から夜9時半までのべ6時間のイベント。AERO STAGE（メインステージ）とSMITH STAGE（サブステージ）の2か所で交互に演奏する形式。2020年までやっていたイベントらしく3年ぶりの開催とのこと。タイトルに＜NOISE＞と入っているが、音楽スタイルのノイズ・アヴァンギャルドではなく（実は筆者は当日までそう思っていた💦）、特定のジャンルに収まらないアブストラクト（抽象的）なアーティストを集めたという吉祥寺NEPOならではの企画である。角煮やスペシャルカクテルなど、フェスらしくユニークなフード／ドリンク企画も嬉しい。
●ilyons
イベントとの企画人でNEPOディレクターの白水悠のデュオ。時間に間に合わずライヴは観れなくて残念だった。動画を観る限りでは白水はベースは弾かずエレクトロニクスの演奏だった模様。
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— Masafumi Teruyama (@faummias) September 18, 2023
吉祥寺NEPO@ilyons_official pic.twitter.com/y0pfY3q0tK
●Masafumi Teruyama
高円寺Oriental Forceにもよく出演しているアンビエントギター奏者。自分の部屋のような落ち着いた雰囲気のSMITH STAGEにピッタリの和やかで浮遊感のある演奏が心地よい。
ロングランなイベントでしたがNEPOらしいアイデア全開で飽きのこない良き日でした。写真はSMITHステージのmasafumi先生。最高。
— ilyons (@ilyons_official) September 19, 2023
TOKYO NOISE MEETING、定期的にやりたいので出たいって方は積極的にご連絡下さい☺️ pic.twitter.com/4Hb3Rq16C8
●よくばりChameleon.
こちらもお馴染みギター、ヴォーカル、エレクトロニクス、ライヴペインティングを同時に演奏するよくばりなパフォーマンスで知られる女性アーティスト。今回はギター＆ヴォーカルをメインに、PCからの映像照明を駆使した演奏で、幻想的な世界を描き出した。最後に描いたペインティングには「袖振り合うも多生の縁」と今日のイベントにピッタリな言葉。
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— Masafumi Teruyama (@faummias) September 18, 2023
吉祥寺NEPO@yokubariChamael pic.twitter.com/9VORGHjMrT
●Shag
アコースティックベースの弾き語り。ボディを手や腕で叩いてリズムを生み出しライトハンド奏法を交えて巧みにベースを鳴らす。重低音が体を刺激する。ファルセットヴォイスのヴォーカルもいい感じ。新しい個性との嬉しい出会いだった。
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吉祥寺NEPO@ofuroya3 pic.twitter.com/IP2xREtrkr
●HANNA
「ひとりリバーブ音楽」と称する女性シンガー兼ギタリスト。エフェクターを通したヴォイスとギターは確かにリバーブ感たっぷり。ウィスパー系シンガーかと思ったら、盛り上がると明朗な声で歌いあげ、コクトー・ツインズなど耽美派ニューウェイヴバンドを思わせる。マイクスタンドに星型ライトを飾る美的センスも素晴らしい。朦朧とした色彩のイラストも描く才女である。
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吉祥寺NEPO@Ghananam @flowerpose_ pic.twitter.com/ih2Nj4iFPv
●yumegiwatone
キーボード、シンセ、PCを駆使したエレクトロアンビエント奏者。ミニマルなビートと重層的なエレクトロニクスが美しい。
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吉祥寺NEPO@okekusa pic.twitter.com/MVjszW0mZC
●nih
浜松から来たキーボード奏者。PCのアンビエントなバックトラックと絡めた流れるようなピアノプレイが秀逸。クラシックの素養がある若きテクニシャンである。
今日のNEPOはTokyo Noise Meeting。浜松から来たnih（ニフ）さんがとてもいい。 pic.twitter.com/bjkkofBl3J
— NAO 💉Always Boosted 💙💛 (@fairself) September 18, 2023
●ヌルオthe部族
アコースティック楽器の演奏に日記風に物語を語るパフォーマンスで異彩を放つアーティスト。様々な民俗楽器を使った演奏は、電子楽器には出せない人間味に溢れ、ノスタルジックな語り口をあいまって何とも言えず懐かしくて温かい気持ちに浸れる。
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吉祥寺NEPO@NULLOFFAKE pic.twitter.com/hwkiPmhyaA
●MOGRE MOGRU 2/3
黒い瞳不在で剛田武のデュオ編成。ドローン中心の演奏にするためにバイオリンをテーブルに寝かした「テーブル・バイオリン」奏法に初挑戦。想像以上に弾きやすく、しかもドローン要素ばっちりのプレイが出来た。憧れのトニー・コンラッドに近づいた気がする。Tanaoのギターが多彩な表情をつけて、ミニマル／ドローンというよりも、クラウトロック／プログレよりの演奏になった。
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吉祥寺NEPO@MogreMogru @mirokristel @inibura pic.twitter.com/8lOHBXscIm
●yk(Hello1103)
音と映像の女性デュオHello1103の映像・アートワーク担当でもある女性アーティスト。エレクトロニクスとアコースティックギターに乗せて透明なヴォーカルを聴かせる。クールな美しさを感じる演奏はイベントのラストにピッタリだった。
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吉祥寺NEPO@yk_hello1103 pic.twitter.com/9W7M6oD6Iy
TOKYO NOISE MEETINGは今後の定期的に開催するらしい。機会があればまた出演したいと思う。
東京で
ノイズと出会う
素敵な日
