A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

チコヒゲ+灰野敬二、あぶらだこ@東高円寺UFO Club 2009.1.25(sun)

2009年01月27日 01時14分43秒 | 灰野敬二さんのこと
U.F.O. Club presents 2マン・ライヴ・シリーズ第3弾(といっても1,2弾が何だったのか知らないが)。
2度目の共演となる元フリクションのチコヒゲ氏+灰野さんとあぶらだこ。ナイスな組み合わせなのでチケットはSold Outの超満員。私は1番で並んでステージ最前列ど真ん中を確保。

先があぶらだこ。彼等を観るのはこれで2回目だが、1983年結成の長寿バンドだ。複雑な変拍子にvo.長谷川氏の甲高いユニークな歌い方が唯一無二の存在たらしめている。しかし曲を知らないとちょっとヘヴィーだ。37分くらいの短い演奏だったが、個人的には丁度良かった。長谷川氏はトレードマークの篳篥は使用せず、簡易テルミンを演奏した。

セットチェンジに30分くらい掛かり、気を持たせた挙句やっとチコヒゲ+灰野がスタート。のっけから5台のアンプに繋げられたSGが轟音を上げる。いつになくテンションが高い。前回の共演でもハイ・テンションな演奏を聴かせたので、このデュオは轟音デュオといえるのだろう。灰野さんの激しいアクションとチコヒゲ氏のタイトなドラムに打ちのめされる。灰野さんは歌も結構歌った。後半は哀秘謡で「ダイナマイトが百五十屯」「昭和ブルース」「ワイルドで行こう」。85分の演奏。
灰野さんは前日にイタリアのボローニャから帰国したばかりで時差ボケもあったようだが、それがナチュラル・ハイな効果をもたらしたといえる。
この間の国立でのライヴとは正反対の攻撃的なライヴだったが、この振れ幅が灰野さんの魅力なのだ。

激しさと
優しさ同居
灰野さん

アラカン(アラウンド還暦)のパワーを見せつけるライヴだった。

あぶらだこ



チコヒゲ+灰野敬二




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