月刊ヘア・スタイリスティックスもVol.6。遂に半分まで来た。
今回のCDはヒップホップっぽいアートワークに目を奪われるが、内容は今までと変わらぬストレンジ・ノイズ。前作がスタジオ・ライヴで超過激なサウンドを聴かせていたのに対し、今回は再び宅録ノイズに戻り、凝った音響を展開している。
今までで一番長い全6曲収録。アッパーな電子阿波踊りあり、ダウナーなムードの中ピュルルルと可愛い電子音が蠢く曲あり、ホワイト・ノイズとヴォイスのフィードバックだけの曲あり、ミュージック・コンクレートあり、アンビエントあり、16分に亘るミニマル・ノイズの饗宴あり。様々なスタイル(ワイルド・ヘア・スタイル!)を含有し、非常に充実した作品だと思う。メルツバウ、非常階段、インキャパシタンツなど他の日本のノイズにはないドライなアイロニーとユーモアがヘアスタの身上だ。
「作業日誌2004-2007」が第18回Bunkamuraドゥマゴ賞を受賞し、作家としてもノッている中原氏の好調さが感じられる。
この秋の
ヘアスタイルは
モンド系
ある意味では秋の虫の声といってもいいような電子音だ。
今回のCDはヒップホップっぽいアートワークに目を奪われるが、内容は今までと変わらぬストレンジ・ノイズ。前作がスタジオ・ライヴで超過激なサウンドを聴かせていたのに対し、今回は再び宅録ノイズに戻り、凝った音響を展開している。
今までで一番長い全6曲収録。アッパーな電子阿波踊りあり、ダウナーなムードの中ピュルルルと可愛い電子音が蠢く曲あり、ホワイト・ノイズとヴォイスのフィードバックだけの曲あり、ミュージック・コンクレートあり、アンビエントあり、16分に亘るミニマル・ノイズの饗宴あり。様々なスタイル(ワイルド・ヘア・スタイル!)を含有し、非常に充実した作品だと思う。メルツバウ、非常階段、インキャパシタンツなど他の日本のノイズにはないドライなアイロニーとユーモアがヘアスタの身上だ。
「作業日誌2004-2007」が第18回Bunkamuraドゥマゴ賞を受賞し、作家としてもノッている中原氏の好調さが感じられる。
この秋の
ヘアスタイルは
モンド系
ある意味では秋の虫の声といってもいいような電子音だ。