A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

フーテン・ロックの神髄を~Karuna Khyal「Alomoni 1985」

2010年03月08日 01時10分40秒 | 素晴らしき変態音楽
日本で1974年に自主制作された幻のアルバムがKaruna Khyal(カルナ・カヤール)の「Alomoni 1985」である。

制作したのは当時ジャーマン・プログレを中心に扱っていた「中野レコード」というレコード屋らしいが、ピンクのポスターが入っているだけで、メンバーや楽器の表記がない、謎に包まれたレコードである。

ジュリアン・コープの「Jap Rock Sampler」でベスト50に入ったおかげか、アメリカ盤で紙ジャケ限定再発された。

変化の少ない一本調子のだみ声ヴォーカルにスライド・ギターやハーモニカやサックスやアコースティック・ノイズが絡むサウンドは、キャプテン・ビーフハートやファウスト、初期アモン・デュールを仏教的にしたような独特の世界を持つ。
何度も聴くレコードではないだろうが、日本のロック・シーンの深遠から聴こえてくる狂気を実感できる。

フーテンが
アシッドきめて
大セッション

同じような存在のBrast Burnも再発されている(Amazonでは現在品切れ中)。
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