A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

ジョアン・ミロ展@大丸ミュージアム東京

2009年03月15日 02時02分38秒 | アート!アート!アート!
「PARADE of OBSESSIONS(執着の行列)」と題された待望のミロ展を観てきた。

1960年代以降、ミロが老境に差し掛かった時代の作品展だ。「性」「天体」「地球」「鳥」の4つのテーマ(執着)に分けられた展示は、この陽気で難解さの少ない前衛芸術家の円熟したスタイルを理解するのに役立った。
鮮烈な色使いと思い切りデフォルメされた造形に、天真爛漫な子どものような感性が漲った70点余りの作品。絵画だけでなく彫塑作品もあって興味深い。「希望の星を取り囲む鳥たち」「ガミガミ女と月」「太陽の崇拝者」「飛行秤」「夜中の野蛮人」「カボチャ」「力強い思想家」「月…の発作」など作品タイトルがユニークだ。
「鳥」「星」「女」をテーマにした作品が多い。また「三本毛」として毛が三本ある肖像も思わず頬が緩む面白さ。
こんな楽しい作品を次々産み出したミロは90歳まで長生きをした。子どもの心をいつまでも保ち続けた証拠だろう。
いつまでも観ていたくなる展覧会だった。
ジョアン・ミロ展 HP

ジョアン・ミロ
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ミロのユーモアはHair Stylistics(中原昌也氏)に通じるものを感じる。帰りの電車でiPodでヘアスタを聴いた。



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4 コメント

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はじめまして。 (eitoeiko)
2009-03-16 00:58:14
はじめまして。eitoeikoのえいと申します。以前からこちらのブログを愛読しております。最近では灰野敬二さんの「ロックンロールじゃなくてROCK」発言に感銘を受けました。
ミロ展は私も行きましたが、本物に出会えた嬉しさと必殺技(代表作)のない寂しさの両方を感じました。さて思い切り宣伝になってしまいますが、4月2-5日に秋葉原で行われる101TOKYOというアートフェアに私どもは参加いたします。こちらで発表する相川勝の作品CDsは、是非とも、ご覧になっていただきたいのです。ぶしつけなメッセージで申し訳ありませんが、作品を前にして感動と笑顔をわかちあえる方と信じております。ご足労いただければ幸甚に存じます。
http://eitoeiko.com/
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101TOKYO (miro)
2009-03-17 00:42:23
えいさま
コメントありがとうございました。ご愛読いただいているなんて恥ずかしい限りです。
ミロ展は逆に代表作がないことでミロという作家の全体像を掴めたと思います。
相川勝さんの作品なかなか面白そうですね。何とか時間を作って観に行きたいと思います。
今後ともよろしくお願いします
返信する
こちらこそぜひよろしくお願いします。 (eitoeiko)
2009-03-17 23:52:21
代表作がないことで全体像を掴む、というのは相当に目利きな方とお見受けします。
ところで先日たしかpedal recordsのmyspaceを覗いたら、miroさんらしきお名前が出ていました。スロッビング・グリッスルがかかったような。相川勝作品の面白さは音楽にもあるので、myspaceで視聴できるというアイデアも面白いかと考えています。101TOKYOの期間中のイベントで、「ぺちゃくちゃないと」というのがあるのですが、そこで相川勝作品のプレゼンをする予定です。そちらにお越しいただければ、より楽しめるかと思います。

えい
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ぺちゃくちゃないと (miro)
2009-03-22 17:35:25
えい様
情報ありがとうございます。
「ぺちゃくちゃないと」の詳細をご連絡いただければ幸いです。
通常六本木Super Deluxeで行なわれているイベントですよね。
よろしくお願いします。
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