A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

【今、日本のフリー・ジャズを聴く】吉沢元治『インランド・フィッシュ』新装ライナー

2015年04月06日 00時15分15秒 | 素晴らしき変態音楽



高校時代、ブラスバンド部でサックスを吹いていた。マーチや映画音楽に飽きたらず、ラジオで聴いた渡辺貞夫に憧れて、ジャズの教則本を買ってきたが、譜面通りに演奏するのがもどかしい。そんなときサン・ラやアルバート・アイラーに出会い「好き勝手にやっていいんだ」と勘違いして、バリトン・サックスのフリークトーンでブラバン仲間の顰蹙を買った。

大学に進むと中古のアルト・サックスを手に入れ、吉祥寺のライヴハウス「ぎゃてい」を拠点に出鱈目な即興演奏を始めた。カウンターの後ろの壁に『愛欲人民十時劇場』というLPが飾ってあった。高校時代に東京ロッカーズ系パンクバンドを観に何度か通ったライヴハウス「吉祥寺マイナー」で、夜10時から開催されたシリーズ企画のライヴ演奏を収録したオムニバス・アルバムで、その企画を最後に閉店したマイナー店長の佐藤隆史が設立したインディー・レーベル「ピナコテカ・レコード」から1980年にリリースされた。おまけとして三角に畳んだアルミホイルが入ったEPサイズの封筒が付いており、何だろうと剥がしてみたら、糞の臭いがしたので慌てて元通りに包み直した。

肝心の音の方は、サックスの悲鳴、脱力テクノ、疑似タンゴ、轟音ギター、狂気の叫び声、行方知れずのジャムセッション等、言葉では説明できない陰鬱且つ淫靡なサウンドの集積体。おまけは別として、即座に筆者の愛聴盤になった。

灰野敬二、白石民夫、山崎春美、竹田賢一、工藤冬里といった現在でも活動する地下音楽家に交じって、ピアニストの板橋克郎とのデュオでヴォイス・パフォーマンスをしているのが吉沢元治だった。翌1981年にリリースされたLP『北<NORD>』に阿部薫とのデュオでクレジットされている吉沢元治と同一人物だった。録音時期に5年の隔たりがあるとはいえ、伝説のサックス奏者と魂の交感を繰り広げるストイックな『北<NORD>』と、崩壊寸前の地下音楽の宴で奇声を上げるエキセントリックな『十時劇場』の落差は著しい。(余談だが、ピナコテカ・レコードの2枚目のアルバムは『NORD(ノール)』というノイズユニットの作品だった。)

確かにマイナーは78年の開店当時は普通のジャズ喫茶だったそうだが、有象無象の自称アーティスト連中が出入りするうちに、徐々に解体され崩壊の途を辿ったと言われている。如何わしい魑魅魍魎が跋扈する空間に、正統派フリージャズ演奏家が最後まで関わったことは極めて特異な行為と言えまいか?

それ以降90年代にかけて吉沢は、フリージャズ/即興演奏と並行して地下音楽家との共演を重ね、1990年に三上寛と灰野敬二とのトリオで『平成元年ライブ・上』および『下』の2枚のアルバムを日本一アンダーグラウンドなミュージックショップ「モダーンミュージック」のレーベル「PSFレコード」からリリース。以降も同レーベルからソロ・アルバムを発表するとともに、三上寛や友川カズキといった個性的な詩人歌手のライヴやレコーディングに参加し、フリージャズに留まらないヴァーサタイルな活動を1998年に亡くなるまで続けた。念のために付け加えれば、90年代の諸作には、『北<NORD>』の厳格さと『十時劇場』の奇矯さを融合・昇華した創造性の極みが横溢している。

60年代に誕生し、70年代に隆盛を誇った日本のフリージャズは、80年代を迎えて変貌し、ニューウェイヴ的なアヴァンポップ路線に活路を見出した。その潮流に迎合せず、一匹狼として反主流(オルタナティヴ)の道を歩んだ吉沢の生き方は、多様化する一方の現代に於ける表現者の理想形のひとつに違いない。

得てしてオリジナル解説の鼎談のような70年代の思想潮流の中で語られ、本作『インランド・フィッシュ』(74)、『割れた鏡または化石の鳥』(75)、今回同時再発される『アウトフィット』(76)のいわゆる「ベース・ソロ・インプロヴィゼーション三部作」ばかり評価される吉沢の唯我独尊・独立独歩の活動が本当に花開いたのは80年代以降であることを再認識し、PSFレコードからの『From The Faraway Nearby』(92)、『Empty Hats』(94)、『Play Unlimited』(97)等後期作品により光を当てるべきだというのが筆者の持論である。

そのためには35年間封印したままのアルミホイルを再度開封する必要があるかもしれない。

2015年1月25日 剛田武(JazzTokyo)







フリージャズ
唱えることで
自由になれる?



今、日本のフリー・ジャズを聴く
~豪華執筆陣が語るそれぞれの”フリー・ジャズ”~


現在活躍中のDJやミュージシャンの方々に、各作品にまつわるエッセイや感想文を依頼。 あらためて"今”のリスナーに向けて、日本のフリー・ジャズの魅力を伝えていきます。

●新装書き下ろし。豪華執筆陣(15名)が語る、それぞれの“フリー・ジャズ”
V.A. 『インスピレーション&パワー』: 黒田征太郎(イラストレーター)
阿部 薫 『スタジオセッション1976.3.12』: 橋本徹(音楽プロデューサー/カフェ・アプレミディ)
阿部 薫 『暗い日曜日』: 纐纈雅代(サックス奏者)
阿部 薫 『風に吹かれて』: 上田知華(シンガーソングライター)
阿部 薫、佐藤康和デュオ 『アカシアの雨がやむとき』: 沖野修也(DJ、プロデューサー/Tokyo Jazz Massive)
沖 至 『しらさぎ』:Taigen Kawabe(ロック・ミュージシャン/Bo Ningen)
沖 至 『ミラージュ』: 尾川雄介(DJ、ライター/Deep Jazz Reality)
吉沢元治 『インランド・フィッシュ』: 剛田武(ブロガー、ライター/JazzTokyo)
吉沢元治 『アウトフィット』: 佐藤えりか(ベーシスト)
高木元輝、加古 隆 『パリ日本館コンサート』: 仲野麻紀(音楽家)
高木元輝 『モスラ・フライト』: 橋本孝之(サックス奏者、ギタリスト/.es/ドットエス)
山下洋輔トリオ 『LIVE 1973』: イリシット・ツボイ(DJ、プロデューサー)
富樫雅彦、佐藤允彦 『双晶』: スガダイロー(ピアニスト)
豊住芳三郎 『サブ=メッセージ・トゥ・シカゴ』: 大塚広子(DJ、ライター)
豊住芳三郎 『藻』: 美川俊治(ノイジシャン/非常階段、Incapacitants)

【完全初回受注生産限定盤】
・紙ジャケット仕様
・オリジナルのライナーで作品解説付
・オリジナルの帯復刻
・総合監修:Kenny稲岡
・協力 尾川雄介(Deep Jazz Reality)
2015年4月8日 15タイトルが一挙発売!
【集中連載】70年代フリージャズの動向・後編『今、日本のフリージャズを聴く』


コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ふぇのたす@六本木SuperDeluxe 2015.4.3(fri)

2015年04月05日 04時34分39秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


ふぇのたす
メジャーデビューミニアルバム「PS2015」
リリースパーティ東京


3/11にリリースしたふぇのたすのメジャーデビューミニアルバム『PS2015』の発売を記念致しまして、リリースパーティを開催いたします!
ドレスコードは、「自分が思うおしゃれな服」!



「リリースパーティ」は「ワンマン」とは違う、と位置づけて2曲演じてそのままお愉しみコーナーに突入。よく考えればその通りだが、常識・慣習的にはかなり破格である。次のワンマンライヴのフライヤーや盛上げ用のサイリウムをスタージからメンバー自身が配るという手作り感はインディー時代と寸分変わらぬ自主精神の表れ。メジャーデビューして何が嬉しいかと聞かれ「憧れていたクリエイターと仕事ができたこと」と語るみこの気持ちは、表現者としての嘘偽り無い気持ちに違いない。この3人の行動原理は、実直とか素直とか飾らないといった形容では捉え切れない、より本質的なところにあることは確かだろう。「楽しく活動してきたらメジャーデビューできました」と『PS2015』の帯に書いてある通り、自分たちが楽しいことをファンやスタッフと共有し「何かいい感じ」と思える時間を一緒に過ごすこと。単純至極だが他人を楽しませる(エンターテインメント)為にはまず自らが楽しむべし、という真理を生まれながらに身につけていることが、新世代エレクトロポップの本質と言えるだろう。




ふぇのたす、おしゃれタウン六本木で“いい感じ”なリリパ

Set List
01. ふふふ
02. 女の子入門
~お楽しみコーナー~
03. 今夜がおわらない
04. すしですし
05. たびたびアバンチュール
06. ファッション戦争
07. 東京おしゃれタウン
08. チーズケーキコンプリーション
09. どれにしようかな
10. スピーカーボーイ
11. ありがたす
<アンコール>
11. おばけになっても
12. 夜更かしメトロ



告知から
始まるライヴ
いい感じ

ふぇのたすワンマンライブ~2015ねん、いい感じのなつ
2015年7月5日(日)東京都 新宿ReNY
START 17:00 / END 19:00(予定)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エンタの森でキノコ狩り~きのこ帝国/キノコホテル/kinocosmos/珍しいキノコ舞踊団/きのこ忍者

2015年04月04日 07時11分51秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


ジョン・ケージがきのこ研究家としても有名だったこと、スーパー・マリオがきのこを食べてパワー充填すること、太古から世界各地の祭礼儀式にマジック・マッシュルームが欠かせなかったこと、などを思えば、芸術表現に於けるきのこの魔力や神通力は特筆すべきであろう。そんな「きのこ」を標榜する芸術家を辿ることで、現代アートの未来像を占うことができるかもしれない。
麗しのキノコ・レコード~John Cage

●キノコホテル


キノコホテルは、日本の女性4人組 バンド。英字表記は、KINOCO HOTEL。結成当時はグループ・サウンズ(GS)やガレージパンクなど1960年代後半のロックンロール・サウンドに着想を得た楽曲や衣装、キノコ・ヘアーを特徴としている。2011年以降は、長尺な曲も増えさらに複雑な音楽性を展開。公式のプロフィールなどには、サイケデリック、パンク/ニューウェイヴ、プログレッシヴ・ロック、ボサノバといった音楽性が記されている。バンドとしてのコンセプトは、創業当初より、「過激でポップな中毒性の高い大衆」「「いつか視た幻」のような既聴感を憶える「ありそうでなかった」」音楽である。マリアンヌ東雲(歌と電気オルガン担当)イザベル=ケメ鴨川(電気ギター担当、2008年秋採用)ジュリエッタ霧島(電気ベース担当、2012年12月20日採用)ファビエンヌ猪苗代(ドラムス担当、2008年12月採用)





●きのこ帝国


きのこ帝国とは日本のオルタナティヴ・ロックバンド。ボーカルの佐藤が、全楽曲の作詞作曲をしている。 2007年に大学の同級生で結成、2008年から本格的にライブ活動を開始。ポストロック、シューゲイザーに影響を受けたサウンドで下北沢、渋谷を中心にライブ活動を展開中。2012年、初のインディーズアルバムをリリースしインディーズデビュー。2015年春にEMI RECORDSよりメジャーデビューすることが決定した。佐藤 - 作詞作曲/ギター/ボーカル、あーちゃん - ギター、谷口滋昭 - ベース、西村"コン" - ドラム。





●珍しいキノコ舞踊団


珍しいキノコ舞踊団(めずらしいキノコぶようだん、英語:Strange Kinoko Dance Co.)は、日本のコンテンポラリー・ダンスカンパニー。1990年に日本大学芸術学部の西洋舞踊コースに在籍していた伊藤千枝(主宰)、小山洋子、山下三味子により結成される。劇場公演では、休憩中にエントランスなどでもパフォーマンスを行い、「ポップでキュートな」と評されるオリジナリティあふれる作品は国内外で人気を博している。劇場公演のみに留まらず、カフェや美術館の庭などでの空間パフォーマンスや、ワークショップを精力的に開催。





●KINOCOSMO


MASA: electronics/REE.K: electronics/ブラボー小松: Guitar/ヒゴヒロシ: Bass/のげら: Percussion
トランスDJとして知られるMasaとRee.Kが,かねてからの作曲活動を実体化すべく,のげらと組んで1998年に結成したトランス・バンド.1999年にブラボー小松とヒゴヒロシが参加してフルバンド形態となった.ご存じのようにメンバは平行して様々な音楽活動を行っており,KINOCOSMOとして本格的なバンド活動は2000年から.2000年7月にデビュー・シングル「Liquid Machine」を発売.

▼メンバー写真






●きのこ忍者


バニラビーンズのレナと、でんぱ組.incの夢眠ねむ。2012年11月バニラビーンズ3rdアルバム『バニラビーンズIII』発売記念に、きのこ頭のふたりが、いきなり新ユニットを結成(!?) その名は“きのこ忍者”。レナの出身地は滋賀県甲賀市、そして、ねむの出身地は三重県伊賀市。まさに、伊賀と甲賀という、忍者の街が生んだアイドルふたりである。先祖は、刀や手裏剣、忍術を使い、血で血を洗う戦いを繰り広げていたかもしれない間柄。時を経て、恩讐の彼方に結託したふたりの絆はブッといのだ。そんな彼女たちが、ほがらかトークを展開。きのこ忍者がアイドル界に、平和のまきびしを投じる!









●アリス十番


アリス十番が長野県中野市の「きのこ応援団」に!ゆるきゃら”えのたん”と全国制覇を目指す!!(2013年8月)
『突然ですが、皆さんキノコは好きですか?長野県中野市は、エノキタケの生産が日本一!キノコの名産地です。そこで今回、私達アリス十番は、中野市のキノコの応援団として、一緒に全国制覇を目指すことになりました!』



きのこには
ワクテカ感が
溢れてる

●きのこの山 セパレーテッド


明治のチョコレート菓子「きのこの山」が発売から40周年を迎えるのを記念して、チョコとクラッカーが別々になった「きのこの山 セパレーテッド」が抽選で当たるキャンペーンが行なわれている。きのこの山の食べ方のひとつ、チョコとクラッカーを分けて食べる“別々派”の要望に応えるため、40周年にちなんで40個限定で生産されたそうだ。応募は特設サイトから。きのこの山 セパレーテッド1個と、ゴールデンセパレーテッド QUO カード(2,000円×2枚)をセットにして、40名にプレゼントされる。実施期間は6月30日15時まで。


公式キャンペーンサイト

【朗報】緻密に描かれたキノコがいっぱい!!日本の菌類画の第一人者「小林路子の菌類画 きのこ・イロ・イロ」が吉祥寺で開催
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネコ動画146:【鼻血ブー!出血大サービス】可愛いネコ動画4連発/最上もが/しょこたん❤でんぱ組

2015年04月02日 00時15分15秒 | ネコ動画


出血ネコ動画その1:ヘアブラシを使って自分でお手入れする猫が可愛い♪

飼い主さんがヘアブラシを見せると、何やら熱い視線を向ける猫ちゃん。
すると、飼い主さんの手元を掴み顔を押し付けます。
このトゲトゲが気持ちいいのか、猫も満足そう♪
やはり猫の世界でも身だしなみは大事なんですね(笑)






出血ネコ動画その2:手作りオモチャに大興奮する6匹の子猫が可愛い過ぎ♪

飼い主さんに、段ボールに6つの穴を空けただけの手作りオモチャを作ってもらった6匹の子猫ちゃん。
今まで見た事ないオモチャに子猫ちゃんたちは興味津々です♪
中に入ってみたり、じゃれ合ってみたりとテンションMAXな子猫ちゃんたち。
その余りの可愛さにキュン死する人が続出中です(笑)
この箱を使って、もぐら叩きみたいにして遊ぶこともできそうですね♪






出血ネコ動画その3:子猫と遊ぶ飼い主さん。子猫より可愛いと話題に(笑)

子猫のバトンちゃんと遊ぶ飼い主さん。
もちろん子猫も可愛いのですが、無邪気な子猫以上にハシャぐ飼い主さんが可愛いんです(笑)
隠れんぼをしたり、飛び跳ねたりと、余りの可愛い子猫の姿に飼い主さんも最高の笑顔に♪
本当に楽しそうに遊ぶ姿に、なんだか心がほっこりしますね♪






鼻血ブー動画その1:【CM】ワコール シャキッとブラ 2013 最上もが





鼻血ブー動画その2:【MV】しょこたん❤でんぱ組『PUNCH LINE!』

2015.4.29Release!史上最強の“オタク”ユニットしょこたん❤でんぱ­組「PUNCH LINE!」
中川翔子とでんぱ組.incのニューシングル『PUNCH LINE!』ミュージックビデオ(short ver.)&メイキング映像を公開!
TVアニメ『パンチライン』(4月9日(木)24時50分より、フジテレビ深夜アニメ­枠“ノイタミナ”ほかで放送開始!)オープニングテーマ!
初回盤・アニメ盤の特典DVDには、パンチラを隠しているハート無ver.の映像を収­録!








鼻血ブー
調子に乗ると
怒られるニャ!



出血ネコ動画その4:【駄目ニャ!】少女のスカートめくりをする犬を退治する猫

元気の良い2人の少女が部屋の中で遊んでいると、新しく家族になったワンちゃんが突然やってきます。
そして、1人の少女のスカートに噛り付き離しません。
すると、少女が攻撃されてると思った猫ちゃんは、ワンちゃんに向かって必殺猫パンチを連打!!
逃げるワンちゃんを追いかけ回して退治します(笑)
少女を守るヒーロー猫ちゃん。格好良いですね♪

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【バンド交歓近況報告】五五七二三二〇/あのバンド/古川未鈴/しょこ♡でんぱ/筋肉少女帯人間椅子

2015年04月01日 00時28分03秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


●五五七二三二〇(私立恵比寿中学)


ギター5人ドラム3人の女子中学生「五五七二三二〇」ソニーからデビュー(2015年3月3日)

女子中学生8人によるパフォーマンスユニット「五五七二三二〇(ゴー・ゴー・ナナ・ニー・サン・ニー・レー)」が、ソニー・ミュージックレーベルズより3月25日に配信限定シングル「半世紀優等生」でメジャーデビューを果たす。

五五七二三二〇はギター5人、ドラム3人という変則的な楽器編成からなるユニット。デビュー曲「半世紀優等生」では10代特有のコンプレックス、自己変革への欲求がエッジーなサウンドで表現されている。楽曲配信に先がけて本日3月3日に公開されたビデオクリップのショートバージョンでは、制服姿で演奏する8人の姿を観ることができる。



五五七二三二〇はエビ中だった!雨の新宿で“初ライブ”(2015年3月19日)

謎の8人組ユニット・五五七二三二〇(ゴー・ゴー・ナナ・ニー・サン・ニー・レー)の正体が私立恵比寿中学であることが判明した。

これは本日3月19日に東京・新宿ステーションスクエアにて行われた、日清シスコ株式会社が販売する菓子「ココナッツサブレ」の発売50周年記念キャンペーンのキックオフイベントにて明かされた。エビ中は1年間行われる“おかしなイメチェン”をテーマに掲げたこのキャンペーンのイメージキャラクターに就任。普段のアイドルという姿から“イメチェン”した覆面ガールズユニット五五七二三二〇として、3月3日に「半世紀優等生」のビデオクリップのショートバージョンをYouTubeにて公開していた。




●あのバンド(バンド名なし)(ゆるめるモ!)


ゆるめるモ!あの生誕祭でスーツ燃やせと号泣(2014年9月9日)

ゆるめるモ!・あののバースデーライブ「ゆるめるモ!あの生誕~ANOtherWORLD~」が、9月7日に東京・新宿MARZで開催された。この日に出演したラインナップは、すべてあのがファンだったというバンドやアーティスト。前売りチケットは即日ソールドアウトとなり、あのの誕生日を祝うべく多くのファンが会場に駆けつけた。

   

この日の目玉でもある、あのバンド(バンド名なし)のライブがスタートした。メンバーはあの(Vo, G, Key)、箱庭の室内楽のハシダカズマ(Dr, G)と本田琢也(B)、cinema staffの三島想平(G, Dr)、ゆるめるモ!プロデューサーの田家大知(G)という5人編成。ライブは不穏で浮遊感のある「ANOtherWORLD」から始まり、あのが自ら作詞・作曲を手掛けた「たまご味の甘えび」も演奏された。「たまご味の甘えび」では「MARZで甘えび食べたいな」というコール&レスポンスのあとに彼女が「勝手に食ってろ、とっとと帰れ!」と言い放ち、観客は爆笑の渦に。パンクチューン「紳士服のコナカ」は最初はニコニコしながら「紳士服のコナカー、紳士服のコナカー、燃やせ燃やせ燃やせ」と歌っていたあのだったが、途中から「スーツを燃やせ!」と叫びながら感極まって泣き出してしまい、声が詰まって歌えなくなってしまった。

歌い終えたあのは、涙を流しながら「なんだよ! かかってこいや!」と観客を挑発。どうして泣いているのかわからず困惑する観客に向けて、彼女は「だってこういうの嫌いだもん。僕がこんなに全力出してるんだから、みんなも全力で来てください!」と叫ぶ。どんどんエモーショナルになっていく彼女の佇まいに飲み込まれ、客席もますます異様な熱気に。あのバンドは最後にゆるめるモ!のセルフカバー「虎よ」を披露。あのが「部屋からは出たくない」と絶叫しながら再び号泣し、モニターの上に乗って観客を煽り始めると、それに応えるようにファンも激しいモッシュやダイブを繰り広げた。




●古川未鈴オンステージ(でんぱ組.inc)


でんぱ組.incツアー開幕、新シングル&みりんソロ曲初披露(2014年1月4日)

でんぱ組.incが本日1月4日、東京・Zepp DiverCity TOKYOで全国ツアーの初日公演を開催。このライブのステージにて、ニューシングル「サクラあっぱれーしょん」を3月12日にリリースすることを発表した。

    

本日のライブでは古川未鈴のソロ曲「ソーリー、ロンリー。」も初公開となった。ライブ中盤、ステージ上にドラムセットとギターアンプがセッティングされて会場がざわつく中、ギターを持った古川未鈴とスペシャルゲストのBRAHMAN・RONZI(Dr)が登場。RONZIがエモーショナルなドラムプレイで楽曲をリードし、古川未鈴は手にしたエレキギターを一度も弾くことなく激しいロックチューンを歌い続けた。この曲はRONZIが作曲と編曲を担当しており、学生時代からBRAHMANの大ファンだったという古川未鈴はソロ曲の完成に喜びの表情を見せていた。



アイドル界
バンドブームと
交歓ブーム
巻き起こる

●しょこたん♡でんぱ組


しょこたんでんぱ「PUNCH LINE!」PV公開されるもパンチラはお預け(2015年3月31日)

中川翔子とでんぱ組.incによるコラボレーションユニット「しょこたん♡でんぱ組」が4月29日に発表するシングル「PUNCH LINE!」のビデオクリップが完成。GYAO!にて本日3月31日より1週間限定で配信される。



このPVを手がけたのは、しょこたん主演映画「ヌイグルマーZ」や、でんぱ組.inc主演ドラマ「でんぱコネクション」シリーズの監督である井口昇。「パンチラ」をキーワードに、女教師役のしょこたんと生徒役のでんぱ組メンバーが“ちょっぴりお色気ギャグコメディ”を演じている。明日4月1日正午にはYouTubeにもメイキング映像とともにアップされる予定だ。

●筋肉少女帯人間椅子


筋肉少女帯と人間椅子の合体バンド、楽曲タイトルは「地獄のアロハ」(2015年3月31日)

筋肉少女帯と人間椅子による合体バンド「筋肉少女帯人間椅子」が5月13日にリリースするシングルのタイトルが「地獄のアロハ」であることが明らかになった。



表題曲「地獄のアロハ」は筋肉少女帯の大槻ケンヂと人間椅子の和嶋慎治が2人で作詞を担当。筋肉少女帯の橘高文彦、本城聡章、内田雄一郎、人間椅子の鈴木研一と和嶋が5人で作曲を手がけている。またこれとは別に、7分を越える同曲の特別バージョン「地獄のアロハ(Heavenly Version)」も収められる。

カップリングでは2組がお互いの楽曲をカバーしており、筋肉少女帯は人間椅子の「ダイナマイト」、人間椅子は筋肉少女帯の「少年、グリグリメガネを拾う」をそれぞれ演奏。完全生産限定盤のDVDには「地獄のアロハ」のビデオクリップと、2012年5月に東京・赤坂BLITZで開催された「地獄の決定打!筋肉少女帯 VS 人間椅子 VS 人間筋肉少女椅子帯」のライブ映像が収録される。

お断り:記事はすべて某ナタリーからの(無断)転載です。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする