鳥海山・飛島ジオパーク(構想)での2日間の滞在を1日分ずつ報告しようと思ったら、
選びに選んだ写真が1日分だけで40枚越えしていました!…なので半日ずつ報告します。
さらにガイドさんの話をメモった手帳を忘れてきてしまい、かなりざっくりしたまとめになります…(^_^;
滞在初日は、私のプレゼンテーションのあと現地のガイドさんに“遊佐エリア”を案内してもらいました。
バスの中から説明が始まりました。
最初のガイドさんは専門家と共に、この地域の湧水を調べている方で、もう何カ所も調査しているとのことでした。
私は「水」を熱く語る人に会ったのは初めてだったので、最初から「さすが鳥海山!」と思いました。(同じ活火山でも、水の確保に苦労した伊豆大島に比べ、鳥海山は美味しい水が豊富に湧き出る地域なのです)
最初の訪問地は「牛渡川」
沢山の湧水が流れ混み、小さいけれど、冷たくて澄んだ水が透明度の高い川です。
川沿いに歩いて行くと…
水草に白い花が咲いていました!
水の上に、こんなに沢山の花が咲いている風景を見るのは、生まれて初めてです。
しかも超カワイイ花!!
これは「梅花藻(バイカモ)」という冷たくて流れのある清流に生育する植物で、今が花の盛りなのだそうです。
ガイドさんは地元出身の人で、子どもの頃拾って遊んでいた物が、実は縄文人の土器だったこととか…
小さな川の流れを挟んで、片側が庄内平野で…
片側が鳥海山だということとか…
川の中の生きものの話等々を、とてもわかりやすく楽しく話してくれました。
説明を聞きながら景色を見ていたら、大島で暮らしていた縄文人の苦労がしのばれました。
大島の暮らしは雨水にたよる暮らしだっただろうし、山の幸もそれほど種類は多くなかったはず。
それに比べ、鳥海山のふもとで暮らしていた縄文人は美味しい水が豊富にあるし、山の幸もあるし、海の幸もある…縄文時代もどこに住むかによって、暮らしぶりにずいぶん差があったのだなぁと思いました。
続いて湧き水でできている池「丸池様」に、別のガイドさんに案内してもらいました。
ガイドさんは、この場所が好きで時々調査に来るとのこと。
丸池様は豊富な湧き水だけでできていて、その色は刻一刻と変化するのだそうです。
ガイドさんは「自分が目撃した森の変化」や「見所」を教えてくれました。
日頃通っている人ならではの語りが面白かったです。
ところで、この丸い池はどうやってできたのでしょう?
火口湖?堰止め湖??
疑問に思って訪ねてみたら「たぶん湧水の量が多くて周囲を削って湖になったのではないか?」とのこと。
湖の中は、こんな感じになっているそうです。
湧水が湖を作るって…水の力ってスゴいですね!
最近人気が出て水際まで行く人が増え、植物が踏まれて減り、周囲の土が削られてしまうので、保全の方法を検討しているとのことでした。
そしてバスの中では…
遠くに見える緑の崖が「実は砂丘」だと教えられてまたまたビックリ!
昼食を挟んで「釜磯」を訪ねました。
ここは、海岸の砂浜から水がわき出てくる場所とのことで、看板が立っています。
「ぽこぽこ」は「ガサガサ」の恵みって、謎めいているしカワイイし、素敵な見出しですね〜。
浜を歩いて行くと…
石の隙間から、水が湧き出していました!
砂からも!
ガイドさんが水温を測っています。
海の水は20℃なのに、湧き水は10度以下!
水に手をつけるとひんやりしました。
ここでキュウリ冷やして食べたい〜(笑)
ガイドさんは、看板の内容を、道具を使って実験して見せてくれました。
様々な工夫が楽しかったです。
報告は、まだまだ続きますが、今日のところはこれで…
(カナ)
選びに選んだ写真が1日分だけで40枚越えしていました!…なので半日ずつ報告します。
さらにガイドさんの話をメモった手帳を忘れてきてしまい、かなりざっくりしたまとめになります…(^_^;
滞在初日は、私のプレゼンテーションのあと現地のガイドさんに“遊佐エリア”を案内してもらいました。
バスの中から説明が始まりました。
最初のガイドさんは専門家と共に、この地域の湧水を調べている方で、もう何カ所も調査しているとのことでした。
私は「水」を熱く語る人に会ったのは初めてだったので、最初から「さすが鳥海山!」と思いました。(同じ活火山でも、水の確保に苦労した伊豆大島に比べ、鳥海山は美味しい水が豊富に湧き出る地域なのです)
最初の訪問地は「牛渡川」
沢山の湧水が流れ混み、小さいけれど、冷たくて澄んだ水が透明度の高い川です。
川沿いに歩いて行くと…
水草に白い花が咲いていました!
水の上に、こんなに沢山の花が咲いている風景を見るのは、生まれて初めてです。
しかも超カワイイ花!!
これは「梅花藻(バイカモ)」という冷たくて流れのある清流に生育する植物で、今が花の盛りなのだそうです。
ガイドさんは地元出身の人で、子どもの頃拾って遊んでいた物が、実は縄文人の土器だったこととか…
小さな川の流れを挟んで、片側が庄内平野で…
片側が鳥海山だということとか…
川の中の生きものの話等々を、とてもわかりやすく楽しく話してくれました。
説明を聞きながら景色を見ていたら、大島で暮らしていた縄文人の苦労がしのばれました。
大島の暮らしは雨水にたよる暮らしだっただろうし、山の幸もそれほど種類は多くなかったはず。
それに比べ、鳥海山のふもとで暮らしていた縄文人は美味しい水が豊富にあるし、山の幸もあるし、海の幸もある…縄文時代もどこに住むかによって、暮らしぶりにずいぶん差があったのだなぁと思いました。
続いて湧き水でできている池「丸池様」に、別のガイドさんに案内してもらいました。
ガイドさんは、この場所が好きで時々調査に来るとのこと。
丸池様は豊富な湧き水だけでできていて、その色は刻一刻と変化するのだそうです。
ガイドさんは「自分が目撃した森の変化」や「見所」を教えてくれました。
日頃通っている人ならではの語りが面白かったです。
ところで、この丸い池はどうやってできたのでしょう?
火口湖?堰止め湖??
疑問に思って訪ねてみたら「たぶん湧水の量が多くて周囲を削って湖になったのではないか?」とのこと。
湖の中は、こんな感じになっているそうです。
湧水が湖を作るって…水の力ってスゴいですね!
最近人気が出て水際まで行く人が増え、植物が踏まれて減り、周囲の土が削られてしまうので、保全の方法を検討しているとのことでした。
そしてバスの中では…
遠くに見える緑の崖が「実は砂丘」だと教えられてまたまたビックリ!
昼食を挟んで「釜磯」を訪ねました。
ここは、海岸の砂浜から水がわき出てくる場所とのことで、看板が立っています。
「ぽこぽこ」は「ガサガサ」の恵みって、謎めいているしカワイイし、素敵な見出しですね〜。
浜を歩いて行くと…
石の隙間から、水が湧き出していました!
砂からも!
ガイドさんが水温を測っています。
海の水は20℃なのに、湧き水は10度以下!
水に手をつけるとひんやりしました。
ここでキュウリ冷やして食べたい〜(笑)
ガイドさんは、看板の内容を、道具を使って実験して見せてくれました。
様々な工夫が楽しかったです。
報告は、まだまだ続きますが、今日のところはこれで…
(カナ)