グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

綺麗になって

2011年12月31日 | 
信じられないことに2011年も今日でおしまいです。
毎年毎年1年が早くて恐ろしいです・・・(切実)

さて、今日のブログの主役はまたまたメジロです。
うちの庭の片隅にある水がめで水浴びをしているところです。
一昨日入浴中(?)をちょっと失礼して撮影させていただきました。




ここに水がめを置いて10年経ちます。
メジロたちはずいぶんと前から利用しているようで、次々とやって来ました。



かめの縁にちょこんと立つ様子がたまらんですハイ。

メジロとの距離は3メートルくらい。
カメラを構えてじっとしているくらいなら全然気にしないで水浴びしています。
人をあまり恐れないのはメジロの魅力のひとつですね。




中に入り込んだツタが足場になっているみたいです。





1羽あたりの水浴び時間は1分もないくらいでしたがみんなさっぱりした顔で飛んでいきました。
綺麗になって新年を迎えるつもりなのでしょう(笑)


オマケ。

先週ダメダメ写真だったアオジ。
昨日やっとまともなものが撮れました。






小さな鳥ですが見つけるとやっぱりうれしいです。


みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。

                          がんま
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環境まちづくり

2011年12月30日 | 歴史・文化
常春(とこはる)と言われる大島ですが、
さすがに、このところの寒さで、里のモミジも紅葉し、
美しい彩りを見せています。

イチョウも黄金色の葉を散らして、
地面を落ち葉の敷物で輝かせます。

落ち葉や枯れ枝が、やっかい者にされ、
ゴミ袋に入れられて収集車で運ばれ(燃やされ)るようなことのない、
社会や生活を送りたいものです。
落ち葉は堆肥や農地のマルチに。枯れ枝はチップや焚きつけに。

皆さん、もう、年末のお掃除はお済みでしょうか?
春、フランスのアルルに行った時に見かけた
「そうじ用具」です↑。どこにでもある掃除道具なのでしょう。

どこが、どう良いのか、説明をするのは難しいのですが、
色といい、形といい、何かセンスが良いように感じました。

こちら↓は、歩道にあった金属製のゴミくず箱です。
世界遺産があるオランジュという小さな街でしたが、
どこまでも大きなマロニエの並木が街道に続いていて、
狭い歩道にも、こうした小さなゴミくず箱が設置されていました。

一般の家庭が、ゴミの収集日に出すのは、こんな↓容器が多いようです。
最近、日本でも、こうした車の付いたゴミ容器があるようですが、
色もデザインもステキですね。オシャレな感覚は、
こんなことからも養われるのかも知れません。


自然環境を保護し、美しくする「護美(ゴミ)箱」も、
やはり、スッキリしていて欲しいものです。
こちら↑は、粗大ゴミをいれるボックスでした。
目立たない色で、シンプルなデザインです。

こちら↓も、教会の外壁に置かれていた粗大ゴミの箱。
多くが、こんな↑ダークグリーン色の容器でした。
日本は、水色、ブルー系が多いようですが・・・。

大きなキャスターが付いていて、丈夫で使いやすそうでした。

パリ郊外の収集車↓。
なかなか、出会う機会がなかったところをみると、
収集時間が早朝とか、夜間とか、なのでしょうか?

中南部の都市リヨンのリサイクル・ボックス↓。
この↑玉子形の容器は、ビン類を
投入すると、収集され再生されるそうです。
郊外の住宅地にあったのは、野菜のピーマンみたいな形でした(笑)

ゴミ、廃棄物は貴重な資源という考えが大事ですね。

さすが、ワインの国だけあって、ビンの収集箱は、常設でたくさんありました。
落書きは、街中のものに多かったのが残念。


大島でも、皆さんの努力で、収集場所がいろいろと工夫されています↓。
何軒かが利用している「燃やすゴミ」の収集場所に
置かれているボックスです。
観光バスの通る都道沿いに置かれていても、
これなら、目障りになりません。
観光・環境まちづくりですね。

少々奥まった、町道沿いにあった手作りのゴミ収集場所↓。
知人宅の近くにあったので、気付いたのですが、
そうでなければ、知る筈もありませんでした。

側面に、こんなステキな表示が!!
ネコやカラスの、いたずら注意!
と、一目瞭然ですね。しっかり、ネットを被せておかなければ。
どなたの作か知りませんが、なかなかの物です。

雨の後でしたので、カラスが汗をかいているよう↓に見えて・・・
かわいいネコを追いかけているようにも見えました(笑)

こんな、ちょっとした工夫があると、
ゴミ出しに行くのも楽しくなりますねえ。

その土地で生活する人たちが大切にしていることや、
気づかっていることなどに触れることが出来ると、
観光や旅が、また一味違ったものになります。

それで、生活臭のするものに目が行ってしまうのでした(汗)

(なるせ)
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無限って言っても良い?

2011年12月29日 | ツアー
今日はフルコースツアーのお申し込みをいただいて、のんびり歩いてきました。

ぼんやり霞がかかっているような天気で、山頂口からは三原山がハッキリ見えなかったので、
1986年溶岩流先端に登ってから溶岩の流れを鑑賞しました。

ここで“大噴火”の掛け声で記念撮影。
山から炎のような溶岩が噴き出している感じ、出ていますよね?(^O^)

今日の山頂は火口からモクモク湯気が立ち上っていて、空に浮かぶ雲とくっつきそうでした。

雲を見ているのは、楽しくて飽きないけれど、風に吹かれるとお弁当を食べるのが寒いです(^_^;)

「どこかで風を避けられたら良いのになぁ。」と考えながら歩いていたら、
割れ目火口から流れ出た幾筋かの溶岩が作っている溝に気が付きました。

溝やくぼみは風を避けられるし湿度も高いので、植物が生きるのには好都合な場所です。
ここでも溝にそって、植物が生えていました。

「そうか!これから、この溝で昼食をとれば良いのかも!」

試しに、植物が生えていない歩きやすい溝の中に入ってみました。
結果は…

風が当たって寒かったです(^_^;)
溝の中でも植物が生えていないところは、やっぱり風が当たるのですね。

さてこちらは、3日連続登場のオオムラサキシキブです。
「ここのは三原山が背景ってところが、決まっている!」とお客様。同感です!(^^)!

25年前焼け野原になり、今もススキやイタドリがまばらに生えている、という環境の中で、これだけ立派に成長するのですから、オオムラサキシキブってかなりたくましいのですね。

たくましいと言えば…
ものすご~っく背の高いススキにも出会いました。

私達の身長の倍ぐらいありそうな高さでした!
いったい、どうしちゃったのでしょう??

こんなトゲトゲの、元気いっぱいのイガアザミの葉も発見!
どこから触っても痛そうです。

中央に小さな蕾っぽいものも見えますが、これから咲くつもりでしょうか?
寒い冬が来るというのに?

周辺のイガアザミ達は、もうこんなペッッタンコの形になって冬越しの準備をしているのに…。

居るんですよね~、時期外れに咲く子って(^_^;)

さてこの他、私達が足を止めて見入った景色の数々は…

「アフリカのブッシュみたい!」「きっと雲もこんな感じだよね。」「行ったことないけど、テレビで見た。」…と、
話題になった景色。


「うわ!何これ?」というぐらいの存在感だったのは…

魚のうろこのように、ビッシリ木についたカワラタケ(きのこ)。
ここ数日で急に成長したようです。

樹海の中で足元を這っているヤブコウジの赤い実を、目線の高さで見られる場所を見つけました。

自分が1cmぐらいの背の高さだったら、樹海ってこんなふうに見えるんですね、きっと(^。^)

そして最後に、オオシマツツジの枝の中で見つけた鳥の巣です。
これがスゴイ状態だったのです!

周りをアズマノイバラと思われる枝が取り囲んでいて、トゲだらけで近づけないのです。
近づいて写真を撮ろうにも、トゲにはばまれ「痛たた!」と、言うことに…。

これは確かに外敵に襲われにくい巣かもしれませんが、親鳥や雛は大丈夫だったのでしょうか?
どこか安全な(トゲに引っかからない)ルートがあって、そこを利用していたのでしょうか?
それとも、巣を作ったあとからアズマノイバラが伸びてきて、巣を放棄したとか??

大きな地球のドラマの一つが噴火や地震だとしたら、その上で暮らす生き物たちのドラマは
いったいいくつあるのでしょう?

数えきれない(^_^;)
こういうの、無限って言っても良いのかなぁ~?

(カナ)










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貴重な食料

2011年12月28日 | 
昨日の西谷も書いていたオオムラサキシキブの実です。
本当に今の時期の伊豆大島で美しく輝いています。
その実は私たちの目を楽しませてくれる以上に鳥たちの大切な食料となっています。

24日にメジロが食べてるのを見つけました。
またメジロです(笑)


この、ちょこんと実をくわえた様子のかわいいこと!





次から次へとつまみ取ってはぱくぱく飲み込んでいきます。



樹によって旨い不味いがあるんでしょうか?
このオオムラサキシキブにはたくさんのメジロがやって来ていました。



ちょっと休憩~仲良しの2羽。



この子はたくさんの実に囲まれてうっとりしていました。


あちこちにたくさん実がなっているオオムラサキシキブを見かけます。
鳥たちの食料はまだまだ余裕がありそうです。


                          がんま
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オオムラサキシキブ

2011年12月27日 | 植物
またまた、オオムラサキシキブです。
今の時期、何と言っても目立つので、ついつい見とれてしまうのです。

この鮮やかな色!
花に負けない華やかさ…だと思うのですが、皆さんはどう思われますか?

さて、先日も「綺麗~。」とほれぼれしながらオオムラサキシキブを見つめていたら
実の先に、来春の葉の準備が整っていることに気がつきました。

実の間から伸びている枝の先端に、矢じりのような尖ったものがあるのが見えるでしょうか?
細かい毛を身にまとった若い葉が、丸まって寒い冬に備えていますよ。

オオムラサキシキブの冬芽です。
「おお!可愛い~!」密集した毛を観察しようと、高倍率の虫メガネでのぞいたところ…

黒いゴマ粒のようなものが、いっぱいくっついているではありませんか!
「何?これ??」黒い粒は、近くの別の冬芽にもついていました。

正体を知りたくて、一部持ち帰って調べてみました。
長さは0.5mm。みな同じサイズのツヤツヤの黒い楕円形…卵か蛹?

インターネットで考えられる限りの言葉を並べて調べてみました。
「ムラサキシキブ、黒、卵、サナギ、ハムシ、虫」…ちっともヒットしませんでした(^_^;)

どなたか、この黒い粒の正体がわかる方、ぜひ教えてください。
(わからなかったら、育てるしかないかも…(^_^;))

ところで黒い粒が気になって観察するうち、冬芽にも様々な表情があることに気がつきました。
わきからさらに2本の冬芽が伸びているもの。

兵隊さん(?)が、バンザイしているみたいに見えますが…。

こんな形のものもありました。

長髪の人?

そして…
「ウヒャ~!ウヒャヒャヒャヒャ~!!」

…バンザイしながら大笑いしているように見えました(^^)v
黒い粒に取りつかれて、痒くてヤケになっているのでは?

実の美しさのみならず、冬芽も楽しいオオムラサキシキブ。
みなさん、ぜひ観察してみてください~(^O^)

(カナ)


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えんばい汁

2011年12月26日 | 歴史・文化
昨日、波浮港では朝あられが降りました。
雪景色も見たような。湯葉から温泉ホテル上は私の軽自動車で要注意!!
これらはとても狭い範囲に降りましたので“そんなの知らない”
という人も多かったのでしょう?


大島って周りが海!(何をいまさら)小魚がたくさん取れます。大きな魚も捕れますがこれはこれで商品にしたり 美味しくいただきます。しかし、とても小さい魚は……

塩に漬けられ まだ魚の形が残っています(これはタカベの子供ムギタオシで作ったものです)

私が味見したくさやのたれではありませんが

自家製魚醤。15~20年ものです
見た目はとても悪いですが、香りも味も抜群に良いと思います(個人的感想酒の飲めないつまみ好き)

多くは(正式には?)アオムロをぶつ切りにして作るのだそうですが、魚の種類によって微妙にあじが変わってきます。私は右側のが好き!

でもこれは、指にとってぺろぺろなめるのではなく大島では《えんばい汁》という鍋物になるのが多いそうです。サトイモ・にんじん・大根など家の畑で採れた野菜と隠し味にこの汁を入れて醤油や塩などで味を調えるようです。そこは各家庭の味があるのでしょうね。

先日はお椀に庭で採った明日葉と魚醤それからタカベの塩漬け1匹にお湯を入れ魚が細かくなるようにかきませた即席えんばい汁?を作っていただきました。
お味は?  もちろんぐ~です  (しま)
コメント (2)
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冬の訪れ

2011年12月25日 | ツアー
昨日は海の常連さんと一緒に、三原山を歩きました。
その時見かけた景色の数々です。

「夏じゃないの?」と思うような、モクモクの雲。

でも、風の強さはやっぱり冬でした(^_^;)
火口周辺はビュ~!っと、少しよろめくぐらいの風が吹いていました。

ツララも、でき始めていました!
なんだかいつもと感じの違う冬ですけれど、やっぱり冬は冬なんですね~。

ようやく下に届いたばかりのまだ細い氷…写真撮ろうと思って葉っぱに手をかけたら、ボキっと折れちゃいました。
ツララさん、ごめんなさい~、また1から作り直してください(^_^;)

少し足をのばした江戸時代の溶岩地帯では…

海岸近くに暮らすヒメユズリハが、元気に緑の葉っぱを伸ばしていました。

まだススキよりもずっと背丈が低いですが、元気な緑色!

まだ仲間たちはほとんど、この栄養の乏しい地面の上には入ってきていないのに、一番乗りでしょうか?
ずいぶんたくましいですね~。

たくましいといえば…
こんなアシタバもありましたよ。

下の方の茎の太さは、完全に人の腕より太かったです!

今年もいっぱいキラキラ輝いて私たちを楽しませてくれたススキたちも、だんだん冬の姿になってきました。

今はキラキラというよりチラチラぐらいでしょうか?

でも1本1本のススキたちには個性があって、近づいて見るととても楽しいです。
まだ残っていた、とても華やかなキラキラ!(^^)!

すご~っくきれいで、いつまでも見ていたくなります。

あと一回強い風が吹いたら、タネがみんな飛んで行ってしまいそうな状態も意外にきれいです。

フウっとひと吹きすれば、ぜんぶ飛びそう!
思いっきり息を吹きかけてみればよかったなぁ…こんどやってみます!

そうそう、昨日は不思議なものを見つけました。
樹海の中で見つけたこれ、何でしょう?

アオキの幹にくっついていました。
触ったら固かったのですが、何かの卵でしょうか?(わかる方、ぜひ教えてください~)

なんだか樹海って未知なる物体との遭遇率が高いような…。
確かに何かいそうな雰囲気ですよね(笑)

冬の訪れを感じながら、移りゆく景色と未知との遭遇を楽しんだ昨日の山歩きでした!(^^)!

(カナ)



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やっとアオジですが

2011年12月24日 | 
写真はこれだけです・・・
何日も前から狙っていて今日やっとこの1カット撮れました。
ボケてるうえに体半分しか見えてない・・・(涙)

いやはやなんたって数が少なくてちっとも撮影するチャンスがありません。
車で走っていても道端から飛び立つこともまったくといっていいほどありません。
犬と歩いていても藪から「チッ」という声が聴こえてきません。
聴こえるのはホオジロの「チチッ」ばかりです。



写真が1枚きりではさみしいので・・・



今日アオジを探しているときに見つけた日向ぼっこするナナホシテントウを。


太陽の暖かさが身にしみる季節ですね。


                        がんま
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卵で冬をすごすのだ

2011年12月23日 | 
今年は、庭のシナヒイラギの実がたくさん付きました↑。
例年、もうなくなっている時季ですが、
この実を好んで食べる鳥たちが少ないのか、
山に他の食べ物が豊富なのか分かりませんが、
食べられずに残っています。

冬至を過ぎ、
もう、虫の季節は終わったと思っていたら、
今日もカマキリが窓の網戸に付いていました(笑)

腹が大きな、メスのオオカマキリです。
まだ、産卵するのかな?

カマキリの仲間は卵で冬を乗り越えます。
大島で最も目にすることが多いのは、
このカマキリの卵ではないでしょうか?
これ↑は、オオカマキリの卵です。

草原や庭などで、よく見かけます。

整形途中のような、こちら↓は、コカマキリかな。
草の茎や葉に絡みつくようについている大きなかたまり。
表面は、焼き麩にも似ていますし、
初夏に産卵するモリアオガエルの卵塊にも似ている感じです。

普通、カマキリの卵(たまご)と呼んでしまいますが、
卵鞘(らんしょう)または、卵嚢(らんのう)という、
卵を保護する緩衝材のようなものです。

垣根のマキノキにもついていました↓。
泡状の物が固形化して、
気温の変化や雨露、衝撃などから卵を守る働きをしています。

ウメの枝にもつけられていました↓。
こちら↑は、小さめなのでコカマキリかも知れません。

タブノキの幹にも↓。
これ↑は、ハラビロカマキリの卵で、
オオカマキリの卵鞘より小さくて堅い感じです。

ハラビロカマキリは、
こんな具合に高い場所まで登って産卵します。
このシロダモは樹高14メートルほどで、
この卵は、地面から7.3メートルほどの少し窪んだ所にありました。
二連梯子で登って撮影したので、確かです(汗)

左側が、裏庭のヨモギの茎に付いていた
ハラビロカマキリの卵。
右側は、イノコヅチの茎に付いていたオオカマキリの約4センチの卵。
サイズと質感の比較です。

この中に、オオカマキリで200~300個の
長楕円形をした卵が入っています。

それは、こんな具合↓です。
オオカマキリの卵鞘↑は、内側に空間があり、
その壁に卵が並んでいます。

えっ?! それより、その説明に5つも輪切りにしたのは、お前かって?!

ごもっともです。かわいそうなことするなよーっ、と
非難のコメントが殺到しそうです。

が、こんな具合になって落ちていたのを拾いました。
左の3つは、差木地の農道で。
右の2つは、元町の山手のお宅の庭先でした。
周囲には草刈の跡などはありませんでした。。

いったい誰の仕業でしょう?!
また、宿題ということで。

(なるせ)
 
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マジシャンと一緒に?

2011年12月22日 | ツアー
2日間、2月に予定されているツアーの下見でいらしたS氏と大島を歩きました。
ご自分で、旅行の企画、広告までされるというS氏。

三原山の溶岩の中から次々に動物を見つけ出す、マジシャンのような(?)方でした。

同じ場所を歩いていても、一緒に歩く人の感性によって見える景色が違ってくるのがツアーの楽しさの一つです。
S氏に指摘されて気づいた風景。

黒い溶岩と薄茶のススキが交互に重なっている風景が、素敵だとおっしゃっていました。
「こういうお菓子ってありませんか?」と、S氏。…そうかも?

新たな発見の数々は、向かい合う犬とゴリラや…


光の中にうずもれる犬。


「あ!女の人が仰向けに寝てる!」という発見も…

「あそこが顔であそこが胸であそこが足の裏ですよ。」とS氏。
「な、なるほど。今まではカニの爪にしか見えませんでしたけど(^_^;)」

溶岩地帯を抜けた後も、随所で足を止めて写真を撮りました。
樹海の中の木漏れ日。

薄暗かった森に急に光が差し込んで、木の隙間がキラキラしていました。

火山から森に変化するコースの中で、今楽しめる鮮やかな色の数々。
昨日はツルマサキの実が、こんな状態になっていました。

数日前は、全然目立たなかったのに、急に弾けた~(^O^)

オオムラサキシキブは綺麗に葉を落とし、紫色の実が目立って山肌を飾っています。

まるで花のようですよね。

ヤブツバキと並んで華やかに(^O^)

メジロたちがうれしそうに鳴き交わす声が、山の中に響きわたっていました!

(カナ)







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