1年前は強風で、火口一周ができなかったので、今回は「火口を一周し、できれば裏砂漠と樹海に行きたい」と言うリクエストでした。
しかし夜中の雨で湿度が高かったせいか、朝から三原山はずっと霧の中。(気象庁の監視カメラを参考にしています)
お客様と相談し、「晴れにかけよう」と言うことになり、山に向かいました。
すると…

やったー!
数分前まで山にかかっていた雲がとれ、三原山がしっかり見えていました!
さらに歩き始め地点には、お客様を歓迎するかのような初々しい椿の花!

もちろん激写💖

雨上がりの遊歩道には、大きな水たまりができていて、「逆さ三原山」まで楽しめました。

青空は見えなかったものの、雲の影を映した海は素敵でした。

火口は、厚い雲が空を覆っているからこその渋〜い迫力!

風が弱く、安心して歩けることのありがたさを語り合いながら歩きました。

「去年歩いたのはあそこですよね」などと、眼下の景色を見下ろしながら歩いていくと、進行方向には

噴気がモクモク盛大に立ち上り、「火山らしさ」を感じさせてくれました。

良い感じ〜

💖
今日は、前回立ち寄れなかった場所をできるだけ紹介したかったので、36年前の割れ目噴火で流れ出した面白い形が連なる溶岩にも近づきました。

背後のゴツゴツ、カッコ良いですよね〜😊
この後、お客様が「犬がいっぱいいる!」と一言。
え?犬??

今まで誰からも聞いたことのない言葉に、目を凝らしてよく見たら、確かに三原山の斜面に黒い犬が何匹も見つかりました! すご〜い!!(なぜかみんな左を向いています)
裏砂漠では、今年の大雨で大きく変わった地形を見ていただきたく、時間がかなりギリギリでしたが、ここに立ち寄りました。

昨年は人の頭の位置が地面だったのです。
噴火のみならず、大雨や風の影響で地形が変わる「裏砂漠らしさ」を見ていただけて良かったです。
帰りは裏砂漠でノンビリせず、樹海を目指しました。

何しろ日没が早いので、少しでも明るいうちに森に入らないと…😅
あ、でも、今が旬のオオムラサキシキブの実はしっかり楽しみました。

奥様とは「こんな色のコートが欲しい!」と意見が一致しました💖

いい色ですよね〜❣️
帰りは、残りわずかな水たまりの水で、水鏡写真を撮って

倒れた森の木々が、たくましく再生している様子を観察し

日没10分後ぐらいに歩き終わりました。
濃い灰色の雲が空のあちこちに現れましたが、雨に降られることもなく、とても楽しい時間を過ごしました。(感謝)
今日のお客様とは、明日も一緒に歩きます。
どんな発見があるのか、今からとても楽しみです😊
(かな)