グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

インバウンド モニターツアー② 2日目

2023年11月30日 | ツアー
先週のインバウンドモニターツアーの2日目のご報告です。
11.24、この日はジェット船が全便欠航になるほどの強風でした。

サンセットパームラインは西風を諸に受けるので、
粕谷さんの提案で行き先は泉津方面に!


2日目となると自転車にも慣れ、意気揚々と出発です。


なるべく風が遮られる山側の道を走りました。


途中で、見どころを見つけては立ちどまり、ご案内


椿の木の幹の傷跡は誰の仕業....?!


普段、島の中は車移動で、ほとんど歩かないので、ゆっくり眺められる景色が新鮮でした。


一周道路を通って泉津方面へ〜




眺めが最高のこの場所がツアーの中で一番良かったと言っている方もいました!


泉津の切り通しに到着!
This is cool! と喜ばれていました。


ワンちゃんを撮影している方もいました☺️


続いて、波治加麻神社へ〜


荘厳な雰囲気が、これぞ日本と言う感じでとてもよかったです✨


ここが一番好きと言う方も!


もっと奥まで行きたかったのですが、お昼の予約の時間に遅れていたので、
滞在は短めにして出発。


「まんたて」さんでお昼を食べた後、海が見えた瞬間にみんな歓声!


止まらずにはいられないようです。


最後の立ち寄り箇所「ぶらっとハウス」へ〜


なんか絵になります!




そして夜は、「なべきち」さんがベジタリアンメニューを特別に用意してくれ、
ものすごい喜ばれました!
(写真を忘れました...😓)

星空ツアーに!


風が強い日でしたが、横になって寝袋に入って眺める星空は最高でした!


________________

今回は、お昼の予約で時間がタイトになってしまったので、
お昼を挟む際は、お弁当があった方が良かったと思いました。
(風が強いのであまりサイクリングできないかもしれないという想定は覆されました)

また、前回の感想と違い、メモをとる方もいたほど、詳しく知りたいお客さまたちだったので、
看板に書いていないサイトの説明をもっとしてほしいとのことでした。

参加者の興味に応じて、柔軟にツアーを組み立てる必要があるのは、インバウンドでも変わらず、
学びどころがたくさんでした。

わたしにとっても、新しい発見がいっぱいのモニターツアーとなりました。
この機会を提供してくださったみなさま、ありがとうございました。

今後の展開が楽しみです!

(ユリカ)
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森林インストラクター「森の自然倶楽部」の皆さんと、歩きました。

2023年11月29日 | ツアー
本日、島内在住の森林インストラクターの方が、同期の皆さん8人と一緒に、ガイドをリクエストしてくれました。(日頃「森の自然倶楽部」で活動されている皆さんです)

今日は「波が高くて無理なら、東京に引き返します」という「条件付き」運行した高速船で、皆さんは無事、竹芝から大島に到着!

15分ぐらいで昼食を食べ、さっそく山へ!

すでに枯れ葉となっている溶岩の上のハチジョウイタドリを触って、「(本土より葉が)厚い!」と口々におっしゃっていたので

「枯れ葉で違いが分かるなんてすごいなぁ」と、驚きました。

避難壕の中では、「蛇の脱皮殻がありますよ」と教えてくれました。

この場所で、ヘビの抜け殻を見るのは初だったので、またまた驚きました!

いったいどなた?(アオダイショウかな?)

皆さん、道を歩きながらシロダモやヤブニッケイなど、噴火後に時が経つと生えていくる常緑樹の葉を見つけていきます。

普通は、あまり注目されない植物なのですが、森のガイドをされている皆さんには身近な存在なのかも?

山を登るにつれて風が強さを増し、山の上の遊歩道は、注意しないとヨロメクような風でしたが…

そんな強風の中で、乾燥して茶色くなった「センブリ」を、写真に撮る方が多かったような…

(カメラのレンズの下にある、茶色の尖った葉っぱがセンブリです)

こちらは、お客様が「ラセイタソウと、ヒカゲノカズラと、ノコンギクがゴージャス」と教えてくれた風景。

アート作品のようで、可愛かったです💖

と、このように、強風の中で、足元の小さな植物を観察しながら歩き、全員で無事、火口西展望所に到着!

風の音が大きすぎて、ほとんど話ができないので、早々に退散したのですが…

帰り道でも、ビュ〜ビュ〜でした😅

でも、お客様は風の中で、「龍の顔がある!」と、新たな動物(溶岩)を見つけてくれました。

なかなか、カッコイイですね〜💖

下山後は、せっせと歩いて裏砂漠へ!

風で砂が舞い上がるのが遠目からも見えたので、無理をせず最短コース(私の中での最短・笑)で帰ることにしました。

雨で削られていく斜面に生える、たくましいイタドリは皆さんの注目の的!

強そうで、存在感がありますよね〜。

💖

この後、少しだけ黒い山の稜線へ。

普段と同じような写真に見えますが、お客様の姿勢に注目して見ると…

風の強さがわかります(笑)

森林インストラクターの皆さんなので、植物と一緒に写真を撮ろうと思い、スマホを地面に近づけて撮影したら

私の目の前の小石が、風でコロコロと転がりました。
強烈な風…、裏砂漠で生きる植物たちの、たくましさを感じました!

溶岩地帯〜森は風が弱くなるので、だんだん普通に会話ができるようになりました。
「サクユリ の茎が、本土のヤマユリに比べ、太くて真っ直ぐで丈夫そう」とか

「ウツギのカップ型の実が、本土よりも大きい気がする」とか

皆さんの感想が、とても興味深かったです。

残念なのは日没が早くて、最後の森の植物観察がしづらかったこと。
でも暗い中でも、変わった形の黄色い葉(たぶんシマウチワドコロ)を見つけて、観察されていました。

「強風&日が短い」という条件で制約はありましたが、色々な発見があって、とても楽しかったです❣️
ツアーにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!!

(かな)
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泉津海岸遊歩道で下見!

2023年11月28日 | ツアー
今日は、12月に予定されているツアーの下見で、ガイド担当の嶋田と泉津海岸遊歩道を歩いてきました。

出発は、泉津切り通しの看板前。

(巨木の根っこの写真は、いつも載せているので今日は省略します)

暖かいけれど、今はもう11月の終わり。

イズノシマダイモンジソウが、白くて可愛い花を咲かせていました😊

色鮮やかなオオムラサキシキブは

今年もタップリ実をつけていました!

💖

私たちの間で、話題になったのは「今年、ジョロウグモのオスが少ない」ということでした。

道脇の巣に注目しながら歩きましたが、3割ぐらいしかオスがいませんでした(写真はオスがいる巣)
しかもメスの体が小さい…。いったい何が起こっているのかが、とても気になるところです…。

海岸遊歩道では、クロマツの倒木の切り口に、まだクッキリと花のような模様があるのを確認。

2019年の台風の後から、ずっと薄れもせずハッキリした模様のままで、旧友に会ったような嬉しい気持ちになりました😊

好奇心旺盛な嶋田は、クロマツの樹皮をめくり

細かいオガクズのような形状のものを観察し…

まるでジグゾーパズルのように、元に戻していました😁

カラスザンショウの実と思われるものが、足元にたくさん落ちているのも見つけて教えてくれました。

地味な色味ですが、この季節ならでは…ですね!!

アップダウンがある海岸遊歩道のコースは、階段が整備されている場所もありますが

木の間の土が掘れて危ない場所も複数箇所あるので、トレッキングシューズやトレッキングポールがあった方が安全です。

(このコースを歩かれる方は、ぜひ装備を整えて、ご参加ください!)

でも、谷に降りると、溶岩を巻き込んだ巨木の根や

頭上を覆う木々の枝葉がダイナミックで

「ずっとここにいたい」という気持ちになります(笑)

溶岩の隙間には、イズノシマダイモンジソウの花。歩き始めに見た数十倍、群生していました!

あまりの可愛さに、時を忘れて観察💖

その後は、やや急ぎ気味に、後半を歩きました。

後半で見たものは「ワダン」というキクの仲間。

(最近減っていたので、久しぶりに見ました)

めいっぱい伸びて、もう直ぐ地面に届きそうなオオシマハイネズ。

(広角であおって撮ったら、こんな写真に🤣)

元気な黄色が、青い海に映えるイソギク。

海岸の秋を、代表する風景です。

堂々とした姿がカッコイイ、スダジイ💖

(私、かなりスダジイ好きです😍)

そして嶋田が「食べ物なら任せて!」と、場所を教えてくれたマルバアキグミの木!

オレンジ色の熟した木の実と、青い海と空のコントラストがとても綺麗で、しばし見惚れました。

今日の下見は、コースの安全や見所、時間配分などを確認することが目的でしたが、目的を達成できた上に、何よりも私たち自身が楽しかったです。

船が全便欠航になった強風の日でしたが、下見コースは風下にあたるので、風の影響がほとんどなく、とても幸せな時間を過ごしました😊

12月のツアーの日も、良いお天気になりますように!

(かな)
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ど~れだ?

2023年11月27日 | 植物

 

     ど~れだ?   何?

               

この中身を映したのですが わかりますか?(2つですが)

                                      

 こちらなら簡単?2つありますよ

  

 

しまった!私も分からなくなってしまった。多分あれとあれ

                        帰る時は残してこなかったから現地では分かったから 美味しく頂きました!

 

周りは

   ススキの原 年々生育範囲を拡大している。砂漠が草原にかわりつつあるのです。

 

島の森も今は紅葉

     

して居る所もあるのはあるのですが‥   ないものねだりしないで椿の花沢山楽しもうと思う私です(しま)

 

 

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インバウンド モニターツアー② 1日目

2023年11月26日 | ツアー
11.23-24に2回目のインバウンド モニターツアーを行いました!
今回は、フランス、アルゼンチン、ペルー出身のみなさま
でも日本に住んでいらっしゃるので、日本語も全然OKな方々です。

元町のOCAレンタルサイクルさんで電動自転車を借りて、出発です。



1日目は三原山のトレッキングをするために、御神火スカイラインを自転車で!
こちらで土石流災害のお話もしました。


急な坂なので、自転車で御神火スカイラインに登るなんて...と躊躇していましたが、
自転車の性能がよくて、まるで原付のようにスイスイと登れました!


参加者のみなさんもアウトドアに慣れていることもあり、
眺めを楽しみながら、スイスイと登って行かれます。


途中でひと休憩!


いつも車で見る、土砂崩れの現場も、自転車だとゆっくり見ることができました。


山頂につき、御神火茶屋さんでお昼休憩です。


今回、ベジタリアン対応のブリトーを特別に作っていただきました!

でも運動をした後だったので、これでは足りず、お代わりをされていました...。

そして、三原山へ向かってトレッキングスタートです。


怪しい雲があっても、風が強くても元気な皆さんです!


パホイホイ溶岩と


アア溶岩もご案内


そして、山頂に着き、三原神社の鳥居では、三原山をイメージした、素敵なショット!


雑誌の写真レベルのモデリング✨


そして、西火口展望所へ〜
絵になるショットです!


地形のお話にも興味を示されていました!

実は、前回のモニターツアーの感想をいかし、今回はあまり説明をしすぎないように
粕谷さんが配慮していたため、逆に質問が多かったように思います。

帰りも御神火スカイラインを自転車で降りました


夕日が絶景で、自転車を止めては写真を何度も撮っていたみなさん!


それもそのはず、目の前には富士山と夕暮れのとても美しい景色が広がっていました✨


こうしてゆっくり景色を堪能できるのもサイクリングツアーならではですね!

一旦解散して、夜は、御神火太鼓の体験を行いました。
今回は粕谷さんにもご協力いただきました!


説明不足で、太鼓見学なのか体験なのか定かではなかったということで、
お二人はホテルの浴衣でお越しになったのですが、
結果的には日本らしい、かっこいい格好になりました😊


三原山の噴火をイメージした御神火太鼓を体験していただき
昼間と夜の経験が繋がり、とってもよかったです!


翌日も盛りだくさんの内容でした!
2日目の報告は、次回書きます。

(ユリカ)
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ホシムクドリ

2023年11月25日 | 
昨日と一昨日、牧場で見つけました。
今年は4月8日に同じ場所で出会っています。
その前は去年の4月。
関東では珍鳥扱いですが大島で見られる可能性は高い⁉

まずは一昨日。
丁度お昼に現れました。



朝はこの場所にいなかったのでついさっきやって来たのかも。
こういう出会は本当に嬉しいです。

次は昨日の朝です。



ホシムクドリ、まだいるかなー?と思って行ってみるとしばらくして飛んで来ました。
撮影できたのは1羽ですが、もう1羽いたような・・・

昼休みにも行ってみましたが出会えませんでした。
もう旅立ったのでしょうか?
しばらくいてくれるとさらに嬉しいです。

がんま
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活火山の島ならではの体験

2023年11月24日 | ツアー
今日は、高速船が全便欠航するほどの強風の中、親子旅行のお客様たちと裏砂漠に行ってきました。

暖かい冬ですが、真っ赤に色づいたオオモミジは美しく、

立ち止まって鑑賞しました😊


茎からタワシのような根を伸ばし、近くの木に巻きつきながら這い上がるツルマサキ。

皆さん、「初めて見た!」とのことでした。


森を抜けたところは、ススキが最盛期で、「黄金の道」とでも呼びたくなるような風景でした。

あんまり美しいので、ススキに埋もれてもらったのですが…

以前よりススキの背丈が伸びていて、顔が見えるような写真が撮れませんでした〜😅

足元では、カジイチゴの葉の紅葉がみられて

お客様は「綺麗ですね」とおっしゃっていました。

「ジオ・ロックガーデン」の上に生えているススキも見頃で

「あんな岩の上にも生えている」と、お客様が教えてくれた場所を見たら

太陽の光に透けたススキの種子が、ガラス細工のように輝いていました。

溶岩の上で草丈が低くなった分、風が強く感じられるようになりました。

「行けるところまで、行ってみましょう」と相談しながら、裏砂漠を目指し…

よろけるような強風の中を頑張って歩き、「周りに草がない黒い地面」まで到達!

持ってきた手拭いをなびかせ、見えない風を見える化!(風の中で片足上げているのがスゴいです🤣)

そしてなぜか、突然ジャンプ!

時々、風で飛んできた小石が体に当たるので、「痛い〜!」と言いながら、風上に背中を向ける状態の中でのジャンプ、すごいですね〜!(しかも数回飛んでいました)

「生まれて初めての風」を体験した後は、草陰でお茶タイム。

ほっとするひと時を、過ごしました。

帰りは森の中で、倒れた木々の再生の様子を観察しました。

傾いた木の幹から、元気な緑色の葉を空に向かって伸ばしている姿を見上げ

木漏れ日の森の景色を眺めつつ、ツアーを終えました。


皆さん、年に3回ぐらい家族旅行を楽しまれているそうですが、娘さんが島好きで、旅先に島を選ばれることが多いとのこと。八丈島にも行ったことがあるそうです。

火山が焼け野原を作り、再生の過程でススキが生えるから、そして海風が直接当たるからこその強風…活火山の島らしい景色と体験を、お楽しみいただけていたら嬉しいです😊

(かな)
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今日が最高!

2023年11月23日 | ツアー
今日は、東京と千葉からお越しの女性2人旅のお客様と、三原山に登ってきました。

スタート時の風景がこちら。

三原山の上に黒い雲の塊があるのが気になりましたが、黄色く色づいた木の葉が美しかったし

溶岩地帯に自生しているヤブツバキには、真っ赤な花が咲き始めていました!

(季節の移ろいを感じました)

「ブラタモリ」が大好きで「伊豆大島の回も3回とも見た」というお客様たち。
縄模様の溶岩を見て「洗濯板みたい」と言って「洗濯のポーズ」をしてくれて…

37年前に山を流れ降った溶岩の上では「流れ」のポーズ!🤣

何度も「すごい〜!」と繰り返しつつ、素敵なパフォーマンスをしてくれるお客様たちに、私もすっかり楽しくなりました😊

風が強くなってきたので、風を避けながら避難壕でランチタイム。

最初は火口を一周する予定だったのですが、相談した結果、無理をせず近い方の火口展望所に行くことになりました。

展望所に向かう道では、灰色の雲が右から左へ、猛スピードで流れていました。

噴気と雲がぶつかり合い、渦を巻く風景は大迫力で、3人で見とれっぱなしでした😊

火口展望所には「ゴオオ〜!」という音を立てて、風が吹き付けていました💦

「強風感」を写真に撮ろうと、お客様がリュックから取り出したのは…

「男闘呼組」のタオル!(実は私、この時「男闘呼組」が何か、わかりませんでした😅💦)

帰り道、灰色の雲が、渋〜い景色を作っていました。

青空の時も素敵ですが、この景色も、何とも言えない迫力があって心惹かれます。

またまた、みんなで「すごい!」と言いあいながら歩きました😊
 
西側斜面を降る予定で歩いていくと、光り輝く海面に雲の影が映り

それがやがて、一筋の光の帯に変わり、

どんどん変化する景色が、楽しかったです。

下山の頃には、富士山がクッキリ見え

見とれっぱなし!

三原山の斜面には、春に花が咲くハマナデシコに、まだ花の残骸(?)が残っていました。

お客様は、やや小さめのバッタを教えてくれました。(クルマバッタモドキ?)

どちらも、今の時期に見ることは、あまりない生きものです。
暖冬の影響でしょうか??

太陽の位置が次第に低くなり、ススキが綺麗そうだったので、ちょっとコースを変えてススキの群生地へ。

キラキラの光に囲まれて、しばしの時を過ごしました。

しかしこの後、草のない火山灰地帯に行ったところ、「ゴ〜!」という風と共に、砂粒が飛んできて「痛い!」という事態に💦

本当に、メリハリのある体験でした(笑)

両側に木が生えている場所まで行ったら、風が弱まったので、シャボン玉をしてみました。

周りの草木がシャボン玉に映り…

とても綺麗で、コーフンしました(笑)

ツアーが終わり、スタート地点近くに戻ってきたら、空は雲がほとんどない青空に変わっていました。

火口で見た動き回る雲が、夢の世界だったように感じました。

ポジティブなお客様は「いろいろな体験ができて良かった。今日が最高だった」とおっしゃっていましたが、私も同感でした😊

素敵な時間を一緒に作ってくれた、お客様に感謝です。
ありがとうございました!

(かな)
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ボル女登場!2日目

2023年11月22日 | ツアー
ボル女(ボルケーノ好き女子)&ボル男(ボルケーノ好きになりつつある男子?)の旅、2日目は三原山の火口を一周しました。

歩き始めから、愛おしそうにパホイホイ溶岩を撫でる、ボル女😊

縄状の溶岩の上に登ったり

溶岩チューブにまたがったり

丘に登って足元の溶岩を観察したり。


丘の途中にある「縄みたいな溶岩が扇状になっている岩」を、ボル男さんの指摘で真横から眺めてみたら

「○×△に見える!」とのことで…

大いに納得しました!(何に見えたかは、ご想像にお任せします)

それぞれの発見が楽しくて、山に登らず、ずっとここに居ても良いと思うぐらいでした。
(ボル女さんは、この時点で、パホイホイ溶岩に惚れてしまったようです😊)

「いやいや、そうは言っても、やはり山には登らねば!」ということで、せっせと歩き、山の上の三原神社に到着。

ここで上着を脱いで、ボル女Tシャツと富士山と鳥居で記念写真。(爽やか〜😍)

続いて「ボルケーノ好きなら、この構図は必須でしょ!」の写真🤣

粘りのない黒い溶岩を流す火山ならでは、の光景ですよね?

そして、誰もが盛り上がる、大きな火口!(この日は富士山添え)

ここでは「ボルッとく?」の掛け声の元、再びTシャツ姿に!!

火口は美しいし、雪を被った富士山も美しいし…

後ろを振り返った時に見える、光る海も最高!

遠くの景色を静かに眺めるボル女さんの、気持ちが伝わってきて、心が痺れました。

三原山さんも、相当嬉しかったみたいで、

私たちの目の前で、派手に噴気を出し始めるという大サービス!

37年前の「山腹割れ目噴火」でできた小さな黒い山の頂上に、乗っかっているかのような富士山を見た時は

「かわいい〜!」ということで、意見が一致しました😊

ときどきボル女さんが、溶岩に向かってスマホを向けていたので、何を撮っているのか聞いたところ、「溶岩と富士山」とのこと。

伊豆大島の溶岩越しの富士山を撮りたくなる気持ち、ものすご〜く良くわかります!

私もいっぱい撮りました💖

その後、ボル男さんが溶岩を示しながら、「リスに見える!」とか

「犬に見える!」、「いや靴にも見える!」とか

「この角度から見ると〇〇(なんだか忘れました💦)に見える!」とか

いろいろ発見してくれ、大活躍!

ツアーの終わりごろには、空に浮かんでいる雲を見て「パホイホイ溶岩みたいだ」と言いあうほど、心は火山の虜に🤣

3人で一緒に、伊豆大島火山を楽しんだ、とても素敵な時間でした!(感謝)
 
ところで、お二人が着ていたTシャツはネット販売していて、ボル女さんのHPから買うことができるそうです。
ボルケーノ好きを自覚されている方、1枚いかがでしょう〜? 😊

(かな)
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ボル女、登場!

2023年11月21日 | ツアー
火山が大好きで、自ら「ボル女(ボルケーノ好き女子)」を名乗る女性が、1泊2日で伊豆大島に来島し、ツアーを申し込んでくれました。(以後彼女を「ボル女」と、一緒にツアーに参加してくれたお友達を「ボル男」と記させていただきます)

本当は、火口〜裏砂漠の1日ツアーをリクエストされていたのですが、夜中まで雨が降る予報のうえ、火口一周も強風で難しそうだったので、1日目に裏砂漠と地層、2日目に火口一周することを提案し、ツアーを2日間に分けました。

今日はまず、1日目(11月18日)の報告です。

スタート地点にあるオオモミジの紅葉が進み、種子がピンク色に染まっていました!

モミジの種子は、乾燥して飛ぶ準備ができると茶色くなるので、ピンク色の種子を見られる期間は短いのです。
ラッキ〜💕

もちろん、一緒に観察しました!

事前のメールのやり取りで「伊豆大島の溶岩に触れられれば満足!」と言われていたので、「溶岩を踏み締めている」写真も撮ってみました〜😊


ボル男さんは「樹木の冬芽観察が好き」とのことで、オオムラサキシキブの美しい紫色の実だけではなく

真ん中で「シュッ!」と伸びた冬芽を見つけて、教えてくれました。(小さな顔、見えますか?)

「ジオ・ロックガーデン」の、「マグマのしぶきが積もってできた造形の数々」は、もちろん大絶賛1

リュックを下ろし、着ていた上着も脱いで、「ボル女Tシャツ」となり、溶岩と一緒に記念撮影!

溶岩愛に、溢れていますね〜❣️

美しい縞模様の地層とも、一緒に写真をとりました。

そして、この近くで「これ、綺麗〜」と、ボル女、ボル男が見とれていたのは…

青だけでなく、紫、黄色、緑が混ざったような光る石!

(これ以外にも、素敵な石を、どんどん発見してくれました!)

せっかくなので、ちょっと遠出して、私が気に入っている「宇宙人?の顔」も紹介しました。

前日の雨で、目玉の位置に水が溜まって、なかなかカワイイ「顔」ができていました😊

櫛形山の稜線は、時々ヨロメクような風が吹き付けてきたけれど、「植物の生えていない黒い大地」を踏んでもらうために、この位置に立ちました。

海の向こうに房総半島まで見渡せて、とても爽やかな天気でした!

マグマのしぶきの寝心地を、体験してもらい

溶岩に顔を、ハメてもらい

いっぱい遊んで、帰路につきました。

急いで帰って、日没前に地層大切断面へ!
到着した途端、嬉しそうに「お〜!これこれ!!」と、”フォーク”が刺してあるバス停を撮影。

このバス停、何だか、だんだん名が売れているみたいです😁

最後に3人で地層と記念写真を撮ってから、現地解散しました。(3人といっても影ですけれど🤣)

ボル男さんの「これ(地層)見たくて伊豆大島にきたんです。以前何かで見て、ずっと見たいと思っていたんです。だって山ならどこにでもあるけど、これは、ここに来ないと見られないじゃないですか!」という言葉を聞いて、大いに納得しました!

ということで、強風でしたが、楽しくて美しい1日でした!(感謝)
2日目のツアー報告は、また明日報告します。

ところで、今日は伊豆大島にとって特別な日。37年前の11月21日、三原山にある火口以外からの噴火が始まり、全島民が島外避難をした日なのです。
吹き出た溶岩の量からすると、この地層に刻まれた数多くの噴火よりも、ずっと規模の小さな噴火でしたが、それでも島民は大変でした。地層大切断面の1つ1つの層には、いったいどんな、人の歴史が刻まれているのでしょうか?

(かな)
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