グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

波浮をぶらりぶらり

2012年04月30日 | 植物
凛としているが白なのでちょっと寂しい桜が終わると 大島は赤・ピンクの絵の具を目いっぱい使う季節に変わります。
オオムラサキ
平戸躑躅の中の一品種でこの種類がとても多いように思います
オオシマツツジは山躑躅の海岸型で準固有種。他の山躑躅と比べ花が大きく鮮やかなのが特徴で、こちらの見ごろは5月に入ってから2週目ぐらいからでしょうか?

        
波浮港の石碑新しい物が出来たので実に行ってきました
今回は鉄砲場


そして、
夜な夜な鳴いているアオバズク捜すぞ!
昼間なので木の洞や止まって居ないか探すのですがなかなか見つかりません
でも、もしかしたら私は見つけられなかったが
向こうは私を見ていたのかもしれません!


人が住まなくなった家の屋根から出た植物。植物がすんでいるの?
廃屋や更地も増えてきました


波浮の水蒸気爆発で出来た堆積物に穴が開いていました。戦争中の防空壕の跡でしょうか?昔はどのようになって居たのでしょうか?想像がつかない?誰か聞く人を見つけるまでの続きとさせて頂きます

今回の花
ホザキマンテマ
片側に下から花が咲きます(片側ってちょっと面白い)


アマドコロ
ホウチャクソウ 
同じ時期に咲く この二つ似ているので違いをいつも認識していないトホ

キュウリグサ
米粒より小さな小さな花が咲きます。葉や茎を揉むと胡瓜の香りがします(胡瓜揉みの香り?)
何とかカメラに収めようと格闘しましたが敢え無くダウンしました

今のカメラでどの様にしたら思い通りの写真が撮れるのでしょう?
そして、この辺に居るアオバズク 鳴き声だけではなく見た~い (しま)
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昨日の三原山

2012年04月29日 | 火山・ジオパーク
GW,突入~

この一か月、週末毎に天候が崩れ不完全燃焼気味のガイドが続いていました。

GW初日、ようやく”予報は晴れ”・・・
「よっしゃ~!雄大な景色が見られるぞ~」 思わず気合が入りました。

しかし、実際は・・・ 元町から見上げる山は半分以上が雲の中
山頂に向かう道路も、ライトを必要とするほどでした。

さて、出だしこそ、一抹の不安がありましたが、カルデラから山に差し掛かかると
「やった~!」  雲が晴れてきました。

嬉しい事です。
色々な楽しみ方はありますが、折角なら雄大な景色も楽しんでほしいですからね~。

さて、道の両脇には来るたびに新たな花が開き、数も増えています。

そして昨日、一番目を引いたのはこれ!

コケリンドウです。 淡い青紫の花を沢山咲かせていました。

不思議なパワーを感じさせる三原神社、普段閉まっている扉が開いていました。

覗いてみると、内部の塗り替えをしているようです。

これはチャンスと見回しますが、御神体らしきモノは見えません。
何が祭られているのでしょう?

すっかり雲は晴れ、心地よい風が頬を撫ぜていきます。 

折角なので、お鉢を回る事にしました。
ここ数日の雨の影響でしょうか? いつもと比べ一段と蒸気の出も多く感じます。


さて、山頂へ戻ると頭上に一羽のトンビ・・・


暫くすると、突然現れたカラスに絡まれ、必死に逃れようとしていました。
ちなみにカラスは右です。

単純に、大きいものが強いとは言えない様ですね。 ギバ 
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オグロシギ

2012年04月28日 | 
初めて見るシギです。
昨日の朝、雨の降る牧場で見つけました。
これから北の繁殖地に向かう途中で伊豆大島に寄ってくれたんですね。

春と秋の渡りの時期には全国で普通に見ることが出来るそうです。
水辺を好むシギで(シギ類はそうですが)ネット上のたくさんの画像ではそのほとんどが水に浸かっていました。
こんな草原での画像は繁殖地以外では貴重かもしれません(笑)







たくさんのツグミやムナグロと一緒にいました。
雨はかなり降っています。
長いクチバシを地面に突っ込んで熱心に食べ物を探していました。



体に付いた雨粒をぶるぶる~っと。





背中の模様も美しいです。
あぁー、もっと近くに来てくれないかな!?
せめて雨が止んで欲しいです。
そして太陽が出てくれれば!

と、願いましたが雨はさらに強くなりました・・・(涙)



ところで小さなシギが一緒にいたのにお気付きでしたか?

これこれ。


このシギはオグロシギと同様1羽でいました。
自分なりに調べてみたところウズラシギが一番似ていると思います。
もしそうならウズラシギも初めてお目にかかることになります。

雨が降っていて「なにもいないだろうなぁ~」と思い「いや!でも今は渡りの時期だから!」と考え直して立ち寄ったいつもの牧場にこんなうれしい出会いが待っていました。
これだから鳥見はやめられません。
毎度のことながら出会った鳥たちの旅の無事を祈ります。


                          がんま

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熱海梅園の中山晋平記念館

2012年04月27日 | 歴史・文化
小雨が降ったり止んだりの、日本の春って感じの一日です。
どこで見ても緑の木々が草花が、雨を喜んでいますねェ!

数日前から、船で東京竹芝桟橋へ出て、
今日はJR東海道線と熱海航路で帰島しました。

途中、以前1度行ったことのある熱海梅園の
中山晋平(なかやましんぺい)記念館へ寄って来ました。

昼前に熱海駅へ着いたら、駅のすぐ西側(?)の山々は、
霧雨で水墨画の様!

雨が上がっていたら歩いて行ったのですが、
JR伊東線に乗り換えて次の来宮(きのみや)駅まで、
3分ほど列車を利用しました。
伊豆急行線の車両が乗り入れていて、
シックな黒船号は普通料金で豪華な感じが味わえます。
明日から連休で混むんだろうなあ…。

雨もバッチリ降り止んで、
来宮駅から少し歩いて、坂を登ると梅園の入り口です。
入場無料!

梅の花の時季は、花見のお客さんで大賑わいですが、
今は訪れる人もまばらで、貸切状態。
梅の実が直径1センチほどになっています!
「葉ざくら」という言葉はあるけど…、
雨粒の残る「葉うめ、実うめ」もなかなか良いものです。

園内の途中に、
「熱海の風光を愛し ここに不朽の名曲を生めり
       中山晋平追憶碑 西條八十誌」
という五線譜付きの石碑なども。

記念館になっている建物は、中山晋平が当初は別荘として
熱海駅に近い西山というところに建て、後に住宅としていた物を
平成意3年に移築したそうで、純日本風の素敵な家です。
廊下が広くていいなあ! 入場無料。木曜定休。

2階の小さなテレビで、ビデオ映像が流れていて、
大島の波浮の港の風景も映し出されてました。
大島の行政広報無線で午後5時に流れるチャイムが
中山晋平作曲の「波浮の港」のメロディです。
若い方はご存じないかも知れませんが…。

中山晋平は、
1887(明治20)年、長野県に生まれ、東京で過ごした後、
戦争が激しくなり熱海へ移住し、1952(昭和27)年に
逝去されたそうです。

3000曲以上を作曲しているそうですが、
今でもよく聞くのは、『波浮の港』の他には、
『証城寺の狸囃子』、『てるてる坊主』、『あの町この町』、
『ゴンドラの唄』などでしょうか?

♪いのち短し 恋せよ乙女・・・♪
というのが『ゴンドラの唄』でしたか? (…汗)

記念館の中には、
年表や様々な解説パネルが展示されているのですが、
私の今日の目的は他にあったので、
じっくり学習するのはまたの機会ということにして、
熱海港15:00発の船に間に合うように、
坂を下ったのでした。

熱海は、交通機関の関係上、となり街なのだから、
もっとよく知らなければ…といつも思います。

夜になって、また小雨が。

(なるせ)
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”もっとも大島らしい風景”とジオパークのお話。

2012年04月26日 | ツアー
昨日は午前中お一人のお客様と、午後は約80名の大学生たちに、ジオを語りました!

まずは昨日のツアーから…。
お客さまからの最初のリクエストは「他の地域とは違うもっとも大島らしいところ、できれば自分では歩けないところに案内してほしい。」というものでした。

「もっとも大島らしい…どこだろ?溶岩の流れが想像できる黒々とした溶岩も大島らしいし、グルリと一周できる大きな火口だって他とは違うはずだし、樹海も良いし、モクモクの湯気を安全に楽しめるのも大島らしいし…」おすすめ場所が多すぎて、なかなか決められませんでした(笑)

迷いながら山に登ったら、なんと「1日晴れ」の天気予報なのに、三原山だけ霧がかかっていました(^_^;)
さんざん考えた末、割れ目噴火で流れた溶岩流を2つ見ていただくことにしました。

植生の回復が遅くて、黒々とした溶岩流が楽しめる場所へ。

三原山は完全に姿を隠してしまっていましたが、ここは何とかセーフ(^.^)

ハチジョウイタドリの赤と、黒い溶岩流の風景。

これメチャメチャ大島らしいです!

もう一つ、大島らしいのがアシタボが生える景色。
火口のそばにも生える、たくましい植物です。

今、ぐんぐん若い葉が伸びています。
天ぷらにしたらおいしそう~!

以前ジオガイド講習の時にアシタバの話をしたら、大先輩から「大島ではアシタバなんて誰も呼ばない、アシタボっていうんだ。それは新芽が穂のようだから…。」と教えてもらいました。

その「穂のような新芽」を見つけました!

枯草をかき分け、チョコンと頭を出しています。
「か、かわいい~。」

「アシタボちゃん、頑張れ~!」と、声をかけたくなるような姿ですよね!(^^)!

島で暮らすうちに少しずつ、姿形を変えてきた植物たち。
今まさに、新緑の季節です。

島で暮らすうちに、トゲをなくしつつあるサルトリイバラ。


新しい葉とともに、蕾もいっぱいつけていました。


さわやかな明るい緑の中を、歩くのって最高に楽しいです(^.^)


樹海では、溶岩の上にオオシマザクラの花びらが散っていました。

「この時期、この場所限定の景色ですね。」と、お客様。
同感です!!

溶岩の上に生きる植物たちが、作り出す風景。

これまた、大島らしい(^.^)

外輪山を飾るオシマザクラ…という風景も、大島らしいし(^^)v

やっぱり「これ!」って決められません~(笑)

さて、午前中の「大島らしい風景を見に行く」ツアーを終え、午後はT大学の学生さんたちにジオパークについて語りました。30分ほどの講演を私が担当した後、残り30分は質疑応答の時間をとりました。

防災や火山災害、明日葉の調理方法、珍しい生き物、など、さまざまな質問が出て面白かったです。
(防災や火山災害こついては、傍聴してくれていた気象庁の方たちに、教えてもらいました。ムチャ振り、すみません~笑)

学生さんたちは数日間島に滞在し、伊豆大島のジオパークとしての魅力を、グループごとに探してまとめてくれるそうです!
どんな発見があるのか、すご~く楽しみです!

ワクワク~!(^^)!

(カナ)
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ヒメウたち

2012年04月25日 | 

昨日の朝、ナギの海上をヒメウたちが続々と北上していきました。
越冬地で過した個体が繁殖のために北国を目指します。


いくつもの群が目の前を通過していきました。
中でもこの群れは一番近かったのです。

赤い顔と腰の両側の白斑が特徴の夏羽です。





結構な向かい風なのにあっという間に通り過ぎていきました。


その他の群れはこんなに遠かったです。




みんな無事に目的地まで行くことができますように!


                       がんま
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火山観測

2012年04月24日 | 火山・ジオパーク
今日は気象庁伊豆大島火山防災連絡事務所の、合同火山観測に同行させてもらいました。

ガイドをしていると、お客様から火山観測機器について聞かれることが多いのですが、いつも「たぶん~だと思います。」という答え方しかできていませんでした。「いつか現場で説明を聞きたい。」と思っていたので、今日の観測をとても楽しみにしていました。

気象庁ではGPS、地震計などのデータに加え、毎月1回人間の目で現地の地形の変化などを観測しているとのこと。

いつも噴気があがっている三原新山のふもとの何箇所かで、地中温度の測定を見せてもらいました。
最初の“X-7”地点は29℃ぐらい。

場所を変えて、噴気の中へ…。

この白い湯気はほとんどが水蒸気で、二酸化炭素が少し混ざるだけとのこと。

地面には、一直線に“ひび割れ”ができていました。
写真の中央よりやや左寄りに、縦に伸びる溝がわかるでしょうか?

大島って、こんな“ひび割れ”ができるほどの圧力が、島全体にかかっているのですよね(^_^;)

ひび割れたところからは常に噴気があがっていて、地中温度も高くなるそうです。

どこからともなく「温泉卵作れるんじゃない?」の声が(^。^)

“温度ロガー”という常設の温度計もチェック。

地中50cmと100cmの温度を30分ごとに自動で測定し、3か月分ぐらいのデータを記録しておけるそうです。
50cmぐらいだと、地上気温や雨の影響を受けやすいけれど、100cmだとほぼ安定しているとのこと。

こちらは50cmごとに“温度ロガー”を入れて、場所ごとの温度変化を細かくチェックしているそうです。
写真の中で横一列に並んでいるいくつもの“温度ロガー”見つかりますか?


火口では、崩れ、噴気の色や匂い、高さを目視でチェックした後“赤外放射温度計”を使ってピンポイントで、
火口底の温度をチェック。

だいたい50℃ぐらいだそうです。

さらに赤外熱映像装置で、地表面の温度分布を測定。

のぞかせてもらったら、火口底が青、赤、黄色、緑に色分けされて見えます。
この映像、気象庁HPで見たことはあるけれど、現場で見ると「うわ!火山生きてる!」って感じました(^O^)
(映像を、ご覧になりたい方は、気象庁HPをご覧ください。)
http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/rovdm/Izu-Oshima_rovdm/chousakansoku.html#section2

火口展望所のすぐ横にある機器も、詳しく説明してもらいました。

円盤はGPS、オレンジ色のミラーはレザー光線を反射して位置を知るためのもの、白い棒は無線アンテナで、データを温泉ホテル経由で東京へ飛ばしているのだそうです。ソーラーで発電してボックスの中のバッテリーに蓄電しているとのこと。

ヤッタ~!今までの疑問解消。
これでお客様からの質問に正確に答えられます(^^)v

火口観測のあとは、剣が峰の下へ移動。
目の前の壁から白い湯気がモクモク立ちあがっている景色は、なかなかの迫力です!

「こういう風景、たくさんの人に見せてあげたいよね。」
…みんな思いは同じなようです。

白い湯気が雲と一緒になって、風に乗って流れていきます。

大島スゴイ~!(^O^)

この場所では地中100cmの温度を測定(46℃でした)

器械には、地上温度を測るセンサーもついていました。

これがセンサー。

本日17.3℃。

周囲には「パホイホイ?」と思われる、面白い形の溶岩がいっぱいです。


こんなのもありました!

破れたホースみたいな形ですね。

さて、最後の観測場所は、火口の縁にある監視カメラ。
いつも気になっていた、なにやら大きな装置が目の前に迫ってきました!


大きな装置のほとんどは、ソーラーパネルでした。

大きなカメラを動かすために、6枚ものパネルを使って蓄電しているそうです。

カメラがいつも監視している風景って、どんななのでしょう?

ワクワク(^O^)

うわ~、結構切り立って見えますよ~!

今、湯気があがっている場所から次回も噴火すると予想されていて、そこを重点的に監視しているそうです。

「うわ!加治屋さん(所長)、何してるんですか~??」
火口の縁ギリギリに足を置いて、身を乗り出しています!

「カメラの掃除をしなくちゃいけないんですよ。」
(ヒェ~(^_^;)、体張って仕事してますねぇ…。)

ところで今日は、火山観測のあとにスペシャルおまけつきでした!
裏砂漠に、“ペレの髪の毛”を探しに行ったのです!

“ペレの髪の毛”とは噴火で空中に飛んだ溶岩が毛のように細く引き延ばされ、冷えてかたまったものです。
噴火後25年たった今も、降り積もったスコリアの下の昔の地面(火山灰層)からいくらでも見つかるということが、最近わかったそうなのです。

みんなで真剣に探しました。

「あ、あった!」

すぐに見つかりました!
太めのものから細いものまで。

かなり短毛ですけど…。

噴火の初期にはこんなものがいっぱい、空から降ってきたんですね。
ちょっと痛そう…(^_^;)

まだまだ知らない事だらけの火山。
知れば知るほど、その魅力にハマる火山なのでした(^O^)

今日は、今の科学がどうやって火山と向き合い共存しようとしているか、その現場を見ることができてとても面白かったです。資料を読んでも良くわからなかったものが、現場で説明を聞くことでスッキリわかりました(^O^)

観測に同行させて下さった気象庁の方々、ありがとうございました!
これからはきっとツアーの時に、伊豆大島の火山観測システムを自慢しちゃうと思います(笑)

(カナ)










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東京行

2012年04月23日 | その他
2週続けの東京は絢爛な桜にて過ごすことができました。
先週は桜吹雪の散り桜 大島の雪景色を思わせていました。が、これお掃除するのがさぞ大変でしょう…と 思ってしまう?艶消しな私が悲しい。山や畑の土の上ならそのまま肥料になるのでそんなことも無いにでしょうが、アスファルトの道に落ちた物は悲しいですね。

10日経った東京は八重桜がお迎えしてくれました

無機質な東京だから季節を感じる木々がいとおしく思えます。

で!東京は両国をちょっと紹介します

朝の散歩
街角にいかり発見(大島に居ると海関係に反応します)
日露戦争の船“不知火”のいかりだそうです(その後の戦争で鉄の供出を免れたの?)

でも両国と言えば相撲部屋
ここは出羽の海部屋
ビルの前には自転車が沢山置いてありました。若い人たちはこれでお出かけするのでしょう。普通自転車だから重量が心配

墨田区の中にはこんな看板が沢山出ています。時代劇好きな人には特にお勧め
“おいてけぼり”から“本所七不思議”後はやはり赤穂浪士関係の案内看板(これはジオの看板にもっと真似してほしいですね)

街角を曲がったら朝稽古後のお相撲さんに。しかし、写真を撮らせてとは言えず…
(そこそこ小心者の しま)


     

棒が一本有ったとサ~

小さいな~

丸くなったぞ

逃げ出した~

山歩きしていたら付いてきたお友達 『ブログに登場したい』と!
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自然を楽しむセンス。

2012年04月22日 | ツアー
今週末は曇り~雨のスッキリしないお天気でしたが、ツアーで楽しく山~海を歩きました。
大島中が“春”です!

昨日の1日ツアーでは最初に、お客様が見つけてくれた“メギのつぼみ&雨粒”に心を奪われました。

こぼれ落ちそうなキラキラ!
宝石みたいです(^O^)

カエデやモミジも、一斉に新しい葉を開きはじめました!

この打ち上げ花火みたいな風景、好きなんですよね~。

イタヤカエデの葉っぱに見とれていたら、すぐ横に「今まさに、蕾を開いたばかり」という状態の花を見つけました!メチャメチャかわいいです!!

なかなかこういうジャストタイミングでの出会いって、ないんですよね。

森を抜けたススキ野原では、毎年大きくなるニオイウツギたちが元気な若葉を伸ばしていました。

爽やかな緑色で、歩いているだけで楽しい気分になります。

溶岩流の上は霧が陰影をつけて、たくさんの動物が登場する舞台みたいでした(^O^)


折り返し地点の裏砂漠まで到達しました。
霧が動いて、雄大な景色をパーツごとに見せてくれます。

でも三原山はあとチョットというところで、なかなか姿を現してくれません。
「見えそうで見えないね~。」by全員。

でも足元の溶岩をめくれば、こんな芽生えがあちらこちらで見つかります。

「あ~!ここにいっぱいあるよ!」
8歳のS君は、なかなかスルドイ観察眼の持ち主でした。

さらに驚いたのが「溶岩ってさ、地球の血みたいなもんでしょ?」というS君の発言です。
感覚的に当たっているのがスゴイ!拍手したくなりました(^O^)

「ち、血かぁ…。でもさ、血が外にでたら地球が死んじゃいそうだけど、溶岩は地球に新しい地面を作るんだよ。あ、でもそれって人間にカサブタができるのと同じかぁ。」と、私。

「でも、カサブタは剥がれちゃいますよ。」と、お母さん。 
「そうかぁ。このあたり、どう表現すれば良いですかね~。」と、こんな会話を楽しみながら、歩きました。

ところで、昨日目立ったのがヒサカキの花です。
パッと見た感じでは地味~なヒサカキも、下から見上げると満開の花が綺麗です。

ところでこの花って、独特のにおいがするので有名なんですよね。
…で、匂いを嗅いでいただいて、感想を聞きました。

すると皆さん全員一致で「ラーメンの匂いがする!」
私も嗅いでみましたが、確かにインスタントラーメンの汁の匂いがしました!

樹海にはインスタントラーメンの麺があるので、これでラーメンの完成です(^^)v

麺の中(?)を歩くS君。

樹海ではS君が隊長となって、先頭を進みました。
隊長、時々立ち止まって“木の枝に乗ってバランスとる新しい遊び”を考案していました。

私も真似してみましたが、なかなか楽しかったですよ~。
みなさんも機会があったら、ぜひどうぞ!(^O^)

S君のみならず、お母さんも次々に素敵な発見をしてくれました。
たとえばここでは…

「わあ!ここ綺麗!花が咲いてるみたい!」
そう言われて初めて、草の上やアオキの葉の上に、たくさんの桜の花が散っていることに気づきました。

すかさずS君が花を集めてプレゼントしてくれました。

ありがとう~(*^_^*)

樹海を抜けたあとは、外輪山の壁を飾る白い桜たちを楽しみました。

下から順に山を染め上げてきた今年の桜も、そろそろ見おさめかもしれません。

さて昼食をはさんで、午後のツアーです。
海に行ってみました。

カニの脱皮殻や、ヤドカリを観察したあと…

洞窟探検(^^)v


ギュッとかたまった火山灰を使って、黒い石を茶色に変身させようとしています。

遊びの天才ですね~。

「勇者だぞ~!」byS君。
「危ないから降りてきなさい。」by大人。

S君は、帰りに地層大切断面を見た時「今度は、ここに登る!」と言っていました。
将来は冒険家?それとも火山研究家??

自然を楽しむセンスをもった皆さんと、いっぱい笑った1日でした(^O^)

(カナ)














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オオタカ

2012年04月21日 | 
一昨日の朝、見つけました。
胸の縦斑が特徴のまだ若い鳥です。


近付く私をすぐに認識。


しかし結構近くまで寄らせてくれました。


あ、また見てるー。

あれ?
この子、顔の左側はもう成鳥のような色合いになってますね。


ほら。


顔の右側とではずいぶん雰囲気が違います。



ちょっと近付きすぎたのか、飛ばれてしまいました。
ついさっき獲物を獲ったようでのどが大きく膨らんでいます。


伊豆大島で繁殖しているという話は聞いたことがありますが私はまだ巣や巣立ったばかりの幼鳥を見つけたことはありません。
いつか見つかるといいです。

                           がんま
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