グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

もう皆さんご存知だと思いますが、

2024年11月23日 | 哺乳類、爬虫類、他
牧場にこんなウシがいます。

あれ?
容疑者Aになっちゃった。

「ドモ、コンニチハ」

どうですか?
なかなかのパンダ柄です。

顔はなかなかでも体はそうもいかないようで・・・


でも顔はホントに。

鼻も黒いってあんまりいません。
カツラみたいな頭の毛もイケてます。

がんま
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樹に登るカラスヘビ

2024年09月14日 | 哺乳類、爬虫類、他
アオダイショウかと思って写真を撮り、家のパソコンでよく見てみるとカラスヘビ(シマヘビの黒色型)でした。
同行者が見つけました。
8日のことです。

見上げるかたちだったので2メートル以上は登っていたと思います。



なんかキョトンとしててめちゃくちゃかわいい!!
本人としてはちょっと離れて動き回るナゾの生き物が危険なものかどうか、じっと観察しているのでしょう。

角度を変えて。



体長1メートルくらいの立派な個体です。

カラスヘビが樹に登ってる場面にはなかなか出くわさないので家で密かにコーフンしました。

がんま
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「真冬にカタツムリはどこで眠る?」

2023年12月27日 | 哺乳類、爬虫類、他
今日、伊豆大島ジオパーク推進委員会の「冬が来た☆伊豆大島ジオパークを楽しもう!」企画の一つ、生き物探し歩き「真冬にカタツムリはどこで眠る?」に参加してきました。

講師は、ジオパーク専門員の伊藤舜さん(カタツムリの専門家)。

伊藤さんは、始まってすぐに、枯れ草をかき分けながら、「あ〜!いたいた!」と、めちゃくちゃ小さい貝殻を見つけてくれました。

これは「トクサオカチョウジガイ」という名前の貝の殻らしいです。

「人工物の下に枯れ葉が積もっているような所に、見つかるんですよね」と、探すコツを伝授してくれたので

みんなで捜索しました。

参加していた男の子が、高い木の上の方にいるカタツムリを見つけたので、伊藤さんが木登りして取りに行き…

「シモダマイマイの生後1年半の子供です。 秋に生まれたチビもいました」と、並べて見せてくれました。

小さ!😅(この時期、越冬のため枯れ草の下にいるものが多く、木の上にいるのは珍しいそうです)

「これ、カタツムリ食のコウガイビルです」と言って、枯れ草の中のヌメヌメした生き物も、教えてくれました。

私が知っているコウガイビルは、紐のように細長いものだけだったので、初めて見る短くて太いヘンテコな形に驚きました。

写真はないのですが、冬眠中にネズミに食べられたと思われるシモダマイマイもいました。
アカネズミは、カタツムリを食べるんだそうです。

「カタツムリ(シモダマイマイのことだけだったかも?)の行動範囲は、20m以内のことが多いため、ガードレールに這った跡が見つかったら、近くを探すと見つかることが多い」と教えてくれました。

確かに、ナメクジやカタツムリの這った跡が、たくさんついていました。

椿のようなツルツルの樹皮の樹木も、這い跡を見つけやすいそうです。

あとは木の洞の中も、好きな場所とのこと。


あれこれ発見しながら、みんなで道脇の枯れ葉の中を大捜索!(私は何も見つけられませんでしたが😅)

男の子が、色の濃いハコネギセルを発見しました。

若くて綺麗なハコネギセルは、この色なのだそうで…

少し年取った(?)同個体(左)と並べてもらい、納得しました。

私は石の下から、見たことのない毛虫の集団を見つけて驚きました。

縞模様に、太くてまばらな毛が生えていました…いったい誰でしょ?
(後で伊藤さんが調べてくれ「ケバエの一種の幼虫でした!集団越冬しているところのようです。」と教えてくれました)

男の子はさらに熱心に探し、こんなものを発見。

「おおお! エンスイマイマイがこんなとこにいるとは!」と伊藤さん。
少し標高の高い所にいるものらしいです。

極小サイズは…

シタラガイの一種。
本当に小さくて「虫眼鏡が欲しい〜」と何度も思いました。

こちらも…。
左がオカチョウジガイ(ざらざらしていて口が細い) 
右がトクサオカチョウジガイ(艶々していて口がやや大きい??) 

う〜む…、見分けられる自信ないです💦

本日の成果。
上段左から ナメクジ トクサオカチョウジ オカチョウジ ハコネギセル ヒクギセル
下段左から シモダマイマイ ニッポンマイマイ ウラジロベッコウ エンスイマイマイ シタラガイ ヤマナメクジ 

11種類、予想をはるかに上回り、大島にいるカタツムリの3分の1が見つかったとのこと。
あとは、畑や三原山周辺、海岸など、異なる環境ごとに違うものがいるとのこと。

観察後、同じ道を引き返しながら、生きている貝を元の場所に戻して行きました。

「カタツムリが温かい場所で越冬できるように、良い場所に返そうね」と声をかける伊藤さん。

親子参加したお母さんが、「予想以上に面白かった。何より伊藤さんのカタツムリ愛が感じられてそれが楽しかった」とおっしゃっていました。
私も同感で、とても楽しい2時間を過ごしました。

企画運営をしてくださった推進委員会の皆様、ありがとうございました!!

(かな)
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モリアオガエル

2023年06月26日 | 哺乳類、爬虫類、他

先日都内へ行ったときのある駅です。お濠の水が涼しげに写っています。

このような風景を見ると木々にカエルの卵塊が付いてないかと探してしまう。 

 

今回は木に下がった物ではないが ここに産んでいました。 産んでそうもないですね?(卵塊のあるのはもっと前の時期)

 

草の塊の一つ ここに雨水が溜まっています

よく見ると水辺の植物?

その根本を探ると!  ねね!水が有るでしょ

何匹ものオタマジャクシが泳いでいました。捕まえて写真を撮る?ちょっと・・・・やめといた

後ろ足が出てる子はもうすぐ出てきて顔を見せてくるかしら

 4月頃になると島の木に下がった卵塊が見られます。(下に水がある時)でも、ここには木にが無いけれど水際に産み付ける。ここが元の生まれ故郷ではないこの子たち(外来種)でも、島の環境があったのか命を繋いでくれている。また、きれいな歌を聞かせてね(しま)

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ナニモノですか?

2023年05月31日 | 哺乳類、爬虫類、他
モリアオガエルの卵が、あちらこちらで目につくようになりました。

自宅近くのとある場所にも…

すごい密集ぶりです!

すでに茶色っぽくなっているものもありますが、産んでからあまり時間が経っていないような、白い泡も。

「カエルたちが、枝や葉っぱにぶら下がって卵を産むところを見られたら、見事だろうなぁ」と思って景色を眺めていたら

なにやらゼリーみたいなものが、垂れ下がっていることに気がつきました!

なんですか? これ??

中に入っている丸い粒は、モリアオガエルの卵のようなサイズ感なのですけれど…

このように透明なのは、初めて見ました!


そして地面にも、ゼリーみたいなものが落ちていました。

粒々の横には、ブニョブニョが!
いったいナニモノなのでしょう?

私のイメージの中のモリアオガエルの卵は、こんな感じなのですけれど・・・

わからないことが、いっぱいです〜。

またツイキュウしなければ!!

(かな)
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ザトウクジラ

2023年05月13日 | 哺乳類、爬虫類、他
先月24日の午後、珍しく元町沖で姿を見ました。

ほとんど風がなかったので噴気がキレイに撮れました。




深く潜るときの尾びれ。

2~3頭いるように見えました。
すると。




!!
2頭は確実。






ナント親子でした。
ザトウクジラの親子を見るのは初めてでとても嬉しかったです。


尾びれの裏側。
どこかで個体識別されている子でしょうか?

10分後。
かなり遠くに行きました。







私が見ていた感じでは2組の親子だったような気がします。
冬の間、大島より南の海で過ごしていたザトウクジラたちが北の海に行く途中に現れたんだと思います。
たくさんの船が行き交う所。
無事を願いました。

がんま
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10月の訪問者

2022年11月02日 | 哺乳類、爬虫類、他
緑に囲まれた家で暮らしていると、自宅の周辺にさまざまな生きものたちがやってきます。
今年10月の、我が家の訪問者たちを紹介しますね。

10月10日
玄関前のデッキの手すりで、モリアオガエルがマッタリしていました。

なぜ、こんな不安定な姿勢で?(笑)

しつこく写真を撮っていたら、こんどは姿勢を正して「おじぎ」の姿勢!

可愛かったです😊

10月18日
夜、部屋の中で仕事をしていたら、パソコンの上に、こんなのが降ってきました!

1cmぐらいのカネタタキ!
部屋の中で、しばらく「チッチッチッチッ」と鳴いていました。
家の中にはさすがに草はないのに…、なぜここに?😅

10月28日
デッキに設置してある灯に、浮かび上がる怪しい影。

正体はカマキリ。
もしや明かりに飛んでくる蛾を捕まえる作戦でしょうか?

少なくとも2時間は、同じ姿勢で獲物がやってくるのを待っていました。
朝はいなかったけれど、夜中に何か捕まえたのかな?

ってことで、退屈しない我が家であります😊

(かな)
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イルカふたたび

2022年10月01日 | 哺乳類、爬虫類、他
8月中頃から伊豆大島にイルカがまたやって来ました!
以前のイルカはもう12年も前です。

今回私が見たのは今週火曜日の朝8:40頃。
和泉浜(いづみはま)と赤っ禿(あかっぱげ)の間でした。
車で走っていて海を見るといたのです。
すぐさま緊急停止。

で、これです。

おー。
4頭いる。


情報によると全部で5頭いるそうです。


ぷしゅ!


イルカってやっぱ見られると嬉しいですね。

5頭は個体識別されていて名前も付いています。
動画も多数UPされているので興味のある方は検索してみて下さい。

がんま
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ジムグリを探せ!

2022年09月21日 | 哺乳類、爬虫類、他
ウミガメ保護活動をしている成瀬さんから「9月7日に「差木地」の路上でひかれていたジムグリと思われる写真」が送られてきました。(蛇が苦手な方は、今日は読まない方が良いかもしれません・笑)

ジムグリは、以前から伊豆大島に存在すると言われてはいるものの、実際に見た人は、ほとんどいない!という蛇です。
地面に潜っていることが多くて見つけにくいらしく、私は、死体の写真ですら初対面でした!

ジオガイド養成講座の動物の回の講師をしてくれた天野さんによると、過去に大島で見つかっているジムグリは全て「アカジムグリ」だそうです。

そしてアカジムグリの死体は、数年前にも成瀬さんが「差木地」という南部の地域で確認しています。島の北部にはいないのでしょうかねぇ・・・?

写真の個体は成瀬さんが土に埋めて弔ったそうですが、爬虫類研究者の方から「骨だけでもあれば、より詳しく調べられるかも…」という連絡があり、本日朝、土を掘り返して探してくれたそうですが見つからなかったとのこと。

大島のシマヘビは、みんな黒。
そして大島のジムグリは、みんな赤?
ちゃんと調べたら、面白い発見があるかもしれませんね😀

島内在住のブログ読者の方、もしジムグリと思われるヘビが道路で轢かれていたら、ぜひぜひ店にご連絡ください!(DNAを調べるのに、皮膚の一部を乾かして干物にしてもらえると良いそうです)また、生きているジムグリを見かけたら、ぜひ写真をとって日時と場所をお教えください!!

生きている「アカジムグリ」の画像はこちらです!

(かな)



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2022年アカウミガメ産卵

2022年09月20日 | 哺乳類、爬虫類、他
20年以上ウミガメの保護活動を続けている成瀬さんから、「明日、産卵巣調査をします」と連絡をもらったのは、9月14日のことでした。
私は仕事があって行けなかったのですが、貴重な記録なので、成瀬さんとジオガイドの高松さんからいただいた写真を元に報告します。

今年のウミガメの上陸は、7月21日夜の1回。

その後、毎日子ガメの足跡を調べ、6日間で29匹の自力脱出を確認したそうです。

9月15日、「地温が高過ぎて、元気な子ガメは見られないかも知れません」という条件のもとに調査開始!(以下3枚の写真は高松さん撮影)

巣穴を調べた結果、まだ10匹以上の子ガメが生きていたとのこと。

うち12匹は自力で、元気に海に出ていったそうです!

荒波にのまれ何度も陸に戻されそうな子ガメの姿は、伊豆大島ジオパークのFBページに載っているこちらの動画でご覧いただけます。

がんばれ、子ガメたち❣️

(かな)
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