グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

今季初撮影ツグミは・・・

2016年11月30日 | 

27日竹芝で、でした。
初確認は大島で今月10日(朝、自宅上空を30羽くらいの群で通過)です。


エノキの実を食べていました。



センダンの実も。

ツグミはもう1羽いて、時々追いかけあっていました。


この場所にはほかに

ムクドリと、



メジロと、



ヒヨドリがいました。
やっぱりヒヨドリが一番賑やかでしたね。


オマケ画像。

『虹』登場!
これに乗って帰って来ました。

がんま
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天草ジオパーク報告・その3

2016年11月29日 | 火山・ジオパーク
先日から天草ジオパークの報告が続いています。

今までの報告からだけだと「遊びに行ったの?」と思われそうなのですが…

土曜日の午後は、ガイドさんの研修会で話をしてきました。

話の内容はこんな感じ。


研修会用の資料を作っていて大地の年齢を比べるために計算したら…

火山って成長が早いんだなぁ…と実感しました。

さらに1億年を1歳に置き換えて比べたら、地球は46歳、天草は1歳、伊豆大島は生後1時間位という若さでした\(◎o◎)/!

大島では、みんなでジオを楽しむジオパーク研究会が、自主的な勉強会を続けてきたことや…


会員増の秘密は「楽しいから!」であるということ。


そして今年、ついにジオガイド組織ができ、これから活動をはじめること。

「私たちが目指すガイド像8項目」についてもお話しました。

講演会では事務局の方から防災やガイドについても話がありました。

2日目の午前中は、ガイドさん付きクルージング。

雨だったので室内で説明を受けました。

恐竜の足跡が見つかったという無人島では…

看板の左下に足跡が見つかったとのこと。

大きめの写真がわかりやすかったです(^_^)

そして何よりも…ガイドの島田さんの「地元ならではの話」が面白かったです(^_^)

雨が続いたため、少し短めにクルージングを終了して会場に戻り、石の標本を作りました。

目の前に用意された小石から自分の好きな石を選び、台紙に貼っていきます。

1つ貼る度に説明をしてくれました。

わかりやすくて楽しいと評判でした(^_^)

完成〜(^▽^)

面白かったです(^▽^)

帰りは石で作られた橋や…


材質の固さの違いで削られ残り、そこを大蛇が通ってこんな凹みを作ったという言い伝えの残る公園など…

恐竜や化石以外にも、魅力的なジオがいっぱいでした(^_^)

天草ジオパーク報告・さらに次回に続きま〜す。

(カナ)
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千両研修

2016年11月28日 | 火山・ジオパーク
春に行われたジオガイド講習に大島の花卉農家の講師として参加していただいた中島さん今回ご厚意で現地見学が実現しました


中島さんと奥様 竹製の建物(ハウス?)屋根は遮光性を加味していますし通風そして千両の実を食べてしまう鳥の進入を防ぐ意味でも有ります。でももっと簡単な?遮光ネットで覆っては?そのハウスも有りましたが、竹の方が生育が良いそうです 


中島さんは只今『千両』農家。昔はブバルディアなども作っていたとか敷地には斑入りのハランも沢山ありましたが


小さめの千両 家庭用にはこのぐらいの大きさでOKです


昔のハウスの中に作ってもいます


ハウスはビニール貼では無く遮光ネットを張っています


ここの千両は少し大きい


根元には新しい芽が出ていて2年するとこれが育って今の千両になる


実と葉の姿のバランス 実の色の良さなどによって変わる価格


そんな良いものを作るには株間にチップや枯葉を敷いたり(あまり厚くても行けない)


新しい植え付け場所作りも人任せにせず自分たち作る


35年たった株もまだまだ元気なようで大切に手入れされたからなのでしょう


こんな黄色いのも有りました 赤ばかり見ていたのでちょっと良いかも


誘引用の紐にも技ありでした(みんなあ~ぁ!普通の物よりコスト高そう)


クリの木の落ち葉も使います


邪魔な木を切ってもチップにして使います(株間に敷きます)


千両出荷の為のプール(出荷前にここに切った枝を漬けて置きます)


きれいに選別されてこの箱に入れ出荷 年末に向けてこれから20日ぐらいが出荷のピーク 350ケースを出荷予定とのこと

中島農園は1本75円から500円まで階級によって価格が変わる。
千両の本場の茨木産・千葉産ではご祝儀相場の1500円は別として750円~800円の値がつくことが中島さんとしてはまだ伸びしろが有るので自分の考えだけではなく農業改良所等の情報も参考にし自分の思い込みを変えて広い視野に立つことでより良い商品を作りたいと思っている


そして今、離島農業振興助成金を活用して仲間と一緒に千両を大島の特産にしたいと考えています。

大島の千両沢山の人が飾ってくれて 沢山の人が知ってくれたら嬉しいですね。中島さんの千両への熱意と意気込みとても熱かったです(しま)
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天草ジオパーク報告・その2

2016年11月27日 | 火山・ジオパーク
昨日の午前中は御所浦のガイドさんによる町なかジオツアーで始まりました。
いくつかのコースがあって、私は海沿いを行くツアーに参加しました。

化石の町、御所浦では港の看板の石にも化石が混ざっています。
ガイドさんが手にしているのはガイドの会で作ったパンフレット。

とてもわかりやすく使いやすいパンフレットで、これを手にしたら多分ほとんどの人が、町に化石探しに行きたくなると思います。



町の中は、恐竜のレプリカと化石がいっぱいでした!
郵便ポストにも…


図書館前の車も、恐竜ラッピング(^_^)


そして道路際に置かれた石には…

たくさんの貝の化石!!

小学校の創立100周年の記念碑にも化石がいっぱい!!


みんなでノンビリ歩いていたら、漁船が魚を売りに近づいて来ました。
スピーカーから「マイワシ、ウルメイワシ、○○イワシ、取ってきました!」という声が聞こえて来ます。

買いたい人は船に向かって手を振ると、船を寄せて売ってくれるのだそうです(^_^)

「目の前に止まっている船は、どんな漁をする船か?」「急病人が出た時には、24時間対応で漁船が島外の病院まで病人を搬送する」等々…

ここでの暮らしぶりがわかるガイドさんの説明と、港町の風景がとても楽しかったです(^_^)

30分ほどの町なかツアーの後は、化石発掘ツアー!
ベースとなる御所浦白亜紀資料館には大小のハンマーがたくさん用意されていました。

「いっぱいハンマーがあるなぁ」と思って「資料館にはハンマーが何本あるんですか?」と聞いたら「200本ぐらい」だそうです。
なんてハンマー持ちの資料館\(◎o◎)/!

体験化石採取場に到着。

ガイドさんがハンマーの使い方を教えてくれました。

好きな石をハンマーで割ると化石が入っている所が割れやすいので、ほぼ見つかるとのこと。

みんなカンカン石をたたいて、化石を探しています。

「なんだこれ?」と思う物が出てくると、学芸員さんがどんどん名前を教えてくれます(^▽^)

いや学芸員さんのみならず、地元ガイドさんからもも「それはプテロトリゴニアですね。」とか「ゴショライアです」という呪文のような言葉がポンポン出てくるので、ものすご〜くビックリしました\(◎o◎)/!

名前を書く記録用紙も準備されていました。


ちなみに私も、こんな化石を見つけました〜(^_^)


天草ジオパークでは、採石場跡の砂利(放っておけば風化して土になってしまうもの)をここまで運んできて化石をさがす体験を提供しているそうです。

現物に触れ、本物を知って大事に思ってもらうことで保全、保護につなげるという方針とのことです(^_^)

帰り道、あれ?と思った風景があります。

民宿の自販機の横のガラスケースに何やら化石らしき物が…
近づいてみたら…

やっぱり!

化石の入った石が飾られていました。
民宿の人もジオガイドさんなのだそうです。

町中に恐竜のレプリカや本物の化石が溢れ、化石に魅せられた専門家が学芸員として移り住み、呪文のような言葉が飛び交う不思議な町…かなりハートを奪われてしまいました(^_^;

日本のジオって本当に多様ですね。
まずい…また行きたい場所が増えすぎる…(^_^;(^_^;

…ということで、天草ジオパーク報告、まだまだ続きます。

(カナ)






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ハヤブサ~ほぼ目の高さで~

2016年11月26日 | 
昨日の朝は泉津(せんづ)の展望台で思いがけずハヤブサペアに出会えました(嬉)
毎冬乳ヶ崎(ちがさき)に来ている2羽だと思いますが・・・どうでしょう。











乳ヶ崎で見ているときはずっと見上げてばかりです。
でもここではもっと近く、目線のちょっと上を優雅に飛んでいました。




ここまでがたぶんメスの画像です。


で、



この2枚がたぶんオス。
2羽一緒の写真を撮りたかったのですが収まりませんでした。

がんま
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天草ジオパーク報告・その1

2016年11月25日 | 火山・ジオパーク
天草御所浦ジオパークのガイド講習に呼んでいただいて、今日、天草にやって来ました。

飛行機の窓から見えるたくさんの島々と静かな海。

周囲を海に囲まれた火山島に住む身としては、珍しくて見とれてしまう風景です。

熊本空港を出て、25分で天草空港に到着!

事務局の方々が、迎えに来てくれました。

最初に向かった先は…

24時間営業のスーパーでした!

明日の宴会用の醤油を調達中。

この地域の皆さんは、刺身にあう美味しい醤油がないとダメなのだそう。

地元の醤油だけを並べてあるコーナーもありました(^_^)


海上タクシーの出る棚底港に向かう途中で、溶岩の石垣が今も残る港近くの集落を案内してもらいました。


地元の石を使って風から家を守り、暮らして来た人々の知恵。


通学中の子ども達が元気に挨拶をしてくれて…

なんだか、温か〜い気持ちになりました(^_^)

ここにはジオサイトとしての看板も立てられていました(^_^)


棚底港からは水上タクシーに乗って、御所浦港へ。


地下からマグマが上がってきて冷え固まり、それが堅い背骨のような役割をして削られのこった山や…


海底地滑りで厚く積もった砂が固まり、地震で地上に出てきた山など…

形の違いで遠い昔の出来事が、想像できるのが面白かったです。
(もちろん1人で楽しめる訳ではなく、事務局の鵜飼さんの説明があるからこそ、なのですが)

御所浦港へ到着!

まるで鏡のように静かな海での海上タクシー体験は、とても楽しかったです(^▽^)

御所浦港の玄関口には…

超有名な恐竜ティラノサウルスの模型。
そう、ここは恐竜の化石や貝の化石などが見つかるジオパークなのです(^_^)

夜は御所浦白亜紀資料館の学芸員の方達や地元ガイドの方達との交流会。
火山とは全く異なる『島』の暮らしぶりがわかる会話や、化石の世界に生きる(?)皆さんの会話が面白かったです。

明日の地元ガイドさんとの交流が、楽しみです(^_^)

(カナ)





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ウミガメとジオパーク

2016年11月24日 | 海の生物
大島で20年以上ウミガメの保護活動を続けている成瀬氏から連絡をもらい、今年は2回、ウミガメの産卵巣調べを見学しました。

1回目は10月19日、“砂の浜”(さのはま)の南側で。


母ガメは、台風でできた3m位の急斜面を上がって卵を産みに来たようです。


成瀬さんはいつものように、集まった人達にカメについて説明をし、穴を掘って孵化率を調べていきます。


ウミガメが産卵する砂の色は、かなりバラエティに富んでいるようです。


卵のサイズは、これぐらい。


子ガメが無事巣立った後の卵もあれば、亀の形にまで育たなかった生卵の状態もあり…


卵の中で死んでしまっている子ガメもいました。


生き残っていた子ガメは数匹。

ヒレと目が大きくてカワイかったです(^_^)

日没間際、子ガメが自力で海に泳ぎ出すのを皆で見守りました。

この日は1匹が何度も何度も波で戻されて、みんななかなか帰れませんでした(^_^;

2回目は11月3日、“砂の浜”の北側で。


今年最後の産卵巣調べです。


この日は目が見えない白い子ガメが1匹、出てきました。

成瀬さんも初めて見るとのこと。

ちょっと動きが弱いけれど、でも頑張って仲間に混ざってヒレを動かしていました。


そして子ガメたちは、日没ギリギリに海へ。


この日の子ガメたちは少し元気がないのか、何度も何度も波で元に戻され、なかなか海に泳ぎ出せませんでした。


「あ〜!また戻って来た!」という声と共に、なかなか立ち去れない我々(^_^;

結局、日没後、暗くなるまで見守りました。

今日巣立った子ども達が無事に大きくなって戻って来ることは、ほとんど無いかもしれません。
でも…子ガメ達は生きるために大波と戦って、さらに大きな試練の待つ大海原へ旅だって行きました。

成瀬さんから、ウミガメについて聞きました。

「今年のウミガメ産卵回数はアカウミガメ3回(2巣は台風で流出)、アオウミガメ4回の合計7回。今まで大島では、年ごとにより違いがあるが、年0〜11、12回産卵している。1頭の母は3〜4年毎に生むらしいが、生んだ次の年にくることもある。産卵期間の2〜3カ月はあまり食べずに卵を産み続けるので、かなり体力を使うのだろう。1頭の亀が1年に6回生むこともあるらしい。
 亀は気に入った海岸で生む習性があり、それが生まれた海岸なのではないかと言われている。子亀が海流に乗って回遊しやすくするため、海流が早くなるあたりで卵を産むと言われ、北太平洋でウミガメが産卵するのは日本のみとなっている」

「伊豆大島では、沢の砂防が進み、砂が海に供給されなくなったため、“砂の浜”の砂もどんどん減っている。砂浜の浸食を防ぐため、地曵浜などでは砂の流出を防ぐ目的で水中に潜堤(せんてい:水面下の離岸堤)を入れたが、減りにくくなった分、台風などの大波で一度砂が外に出てしまうと戻って来られず、結局砂浜がなくなっていく…ということがおきている。
 この“砂の浜”も、筆島海岸や地曳浜(湯の浜)のように、潜堤(せんてい)やコンクリート護岸を造る計画があった。皆さんに自然な砂浜の貴重さを知って頂き、時々足を運んで下さればと、巣穴しらべ(産卵巣調査)を公開している。卵のカラや死んだ子ガメばかりでは、来ていただけないので、子ガメが少しだけ残っていると思われる日を選んで、巣穴を掘る。なので当てが外れて子ガメがいないこともある。
 研究者が推奨している巣穴しらべ(産卵巣調査:孵化率・脱出率の調査)は、巣の中で死ぬべきものは死に、自力で脱出するものは脱出し終わった段階で調査をする。それが、本来の正確な孵化率・脱出率になるのだが。
 多くの方々に自然環境の大切さ、ウミガメの産卵に静かさや暗さが大切なこと、人工構造物がない貴重さ、もっと言うと、砂が波や風によって自然に移動する大切さ、などなど、実際に砂浜へ来て体感し共有して頂けたらと思う」

成瀬さんの話を聞いていて改めて、亀のことも、砂浜のことも、知らないことがたくさんあると思いました。

地震や噴火が作った安全とは言えない地面の上で、多くの生きものたちが暮らしている日本。人間の暮らしや命を守りながら、できる限り幸せに、他の生物と共に地球の上で生き続けることができるように、私たちは様々な角度から学び続ける必要があると思います。

何度かの討論を重ね最近まとまった『伊豆大島ジオパーク基本計画』には、以下の文章が盛り込まれています。

「伊豆大島ジオパークでは、地球活動をよりよく理解し、私たちが地球上の全ての生きものと共に安全に平和に生き続けることを究極的なテーマとして、活動を行います」

この言葉を皆で共有しながら、進んでいきたいなぁ…と思いました(^_^)

(カナ)
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またバフちゃん

2016年11月23日 | 
バフちゃんのことは今年の8月3日に記事にしています。
今日は朝の牧場で見つけました。
先週の日曜日にいることを確認していたので探してみたのです。

たくさんの仲間と一緒にいて割とすぐに見つかりました。
8月の個体とは別だと思います。


しきりに羽繕いをしています。







なにか気になることがあるのでしょうか。









他のスズメは飛んで行ってしまっているのにしばらくここでなんだかかゆそうにしていました。


こちらは比較のための普通のスズメです。

みんな同じに見えるスズメも個体識別できると愛着がわきます。
これからも元気な姿が見られるといいです。

がんま
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ジャストタイミングの日

2016年11月22日 | ツアー
今日は朝8時スタートで、裏砂漠を目指して歩いて来ました。

本当はフルコースツアーの予定でしたが、歩き出す直前まで雨が降っていたので『雨でもより楽しめるコース』に行くことになったのです。

2名のお客様に長靴とレインウェアをお貸しして、濃い霧の森へ。


頭上ではオオモミジが赤く色づいて、目を楽しませてくれました。

歩いていれば少しは霧が晴れるかと思いましたが、ずっと濃霧のまま…

プリプリの「出てきたばかり」という感じのきのこがカワイカッタです(^_^)


もちろん「霧ならでは」の雰囲気を楽しみ…(^_^)


「何もない景色を撮りたい」というお客様の希望で、こんな写真も撮りました(^_^)


この後いつものごとく、地面に寝転がって空を見上げていたら…

雲が薄くなって、青空が見えました!

「山が見えてる!」というお客様の声がして、振り向くと…

三原山が山頂まで、しっかり姿を現していました!

白い霧が早いスピードで動き回り、黒い大地の色を塗り替えていきます。

ドキドキするほど素敵な光景でした(^▽^)

しかしこの直後、お客様から「あ、雲が来た」と言う声が…

白い霧が低い方からどんどん上がってきて、再び景色を隠して行きました。

で…ジャンプ写真は雲の中(笑)

でも、裏砂漠にいた数分だけ霧が晴れて山が見える…というジャストタイミングは素晴らしかったです(感謝)

帰りは再び、真っ白な霧の中を歩いて森へ。

女心をときめかせるキラキラ発見(^▽^)

お客様は、葉の裏にいるカメムシまで見つけて教えてくれました。

私にはなかなか認識できないカメムシでした。
(お客様の目の好さに驚きました)

「少し明るくなって来ましたね」と言い合いながら霧の森を歩いていたら、突然太陽の光が森を照らしました。

スポットライトのような白い光が、そこかしこに差し込んで、息をのむ美しさでした。

細かい霧が光に照らされて浮かび上がり“白い光”を作っていました。


でもそれは一瞬で、森の中はあっという間に“普通の(?)木漏れ日”に変化しました。


森を抜けたら雲1つ無い青空が広がっていました。

森に注がれた何本ものスポットライトは、霧の直後だからこそ鮮明だったのかもしれません。
またまたジャストタイミング!(^▽^)

さて、山を下りてから、お客様の「晴れてる海を見たい」という希望で、砂の浜へ。
(昨日は雨の中を、レンタカーで回られていたとのこと)

長靴をそのまま履いてもらい、波打ち際で遊びました(^▽^)


波が作った段差を上り下りするのも長靴なら全然OK(^▽^)


お客様は「段差の縁を崩しながら(?)走る」という遊びを考案されていました。


とても楽しい1日でした(^▽^)

(カナ)


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30年目の避難訓練

2016年11月21日 | 火山・ジオパーク
30年前の今日 それまでの噴火と違い割れ目噴火を起こした大島
波浮から直接山は臨めないのでテレビでの情報入手でした
地震も激しくなって子供達も怖がっていましたが1時間もたつと慣れていました(今思うと地下の溶岩が動いてきていたのかもしれません)
大島を離れ1か月の避難生活を経験した私です

その後、噴火らしい噴火もなく今日に至っていますが、次の噴火はいつ起こってもおかしくない時期になっています 

節目の30年に催された避難訓練に参加しました


第一集合場所は家の近く、次は旧波浮小学校校庭


バスに乗って南部の訓練会場の旧差木地小学校。大型バスでは会場に横付け出しませんので歩かなくてはなりません。足の悪い方にはかわいそうですね

校庭内の展示内容

ソフトバンクの車 何かと思うと?充電・災害伝言。『みんなで一斉に携帯電話を使ったらパンクしないの?』『このような車で(アンテナがすごい)衛星からの電波で通話が出来るようにする』とのこと。連絡手段はとても大切だと思いますね


AED講習。沢山の方が覚えていれば安心!結構疲れますから南部だと救急車の到着まで時間がかかります


構造物に挟まれたら?ジャッキを使ってもそのままでは不足!少しのコツで安全が保たれるとのこと


震災対策用品の展示。いつも見ているTVが凶器にならないようにするには?


災害用品も沢山ありました。私の家にはどれが必要かな?

国際高校の生徒さんたちが共助訓練でアルファ米の炊き出し

事前ミーティング。箱の中にお湯を入れて


時間が立つとわかめご飯が出来上がります


パックに盛り付け  はいどうぞ!
若い人たちが頑張ってくれるのは頼もしい!みんな頑張ってね!


これからいつ噴火するか、他の災害にまた襲われるか?分からないが心に留めておかなくてはならないと思います。
新しい情報や地域の人たちとの協力もとても大切だと思います(しま)
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