ある読者の方から「最近ブログで火山の風景がないのがさみしい」という声をいただいたので、昨日嶋田と三原山の裾野を歩いてきました。
山頂口からの眺め。
オオシマツツジの花は他に目につかなかったので、今が咲き始めのようです。
森では葉っぱの真ん中に花が咲く“ハナイカダ”が満開でした。
5mmぐらいの小さな花ですが、雄花は集まって咲くので花束のようで可愛いです。
蜜も甘いらしく、小さな虫たちが集まっていました。
(虫の正体を調べたら、クロクサアリとトガリバアカネカミキリが一番近かったです)
イズホソバテンナンショウもあちらこちらで花を咲かせていました。
太陽の光が花弁を透かして、美しかったです。
森を抜け広い場所に出ると、あちらこちらに火山弾が転がってます。
来るたびに割れて形が崩れたものが、増えている気がします。
キノコみたいな形に割れてるものもありました。
11時ごろ赤ダレに到着。
太陽が高い位置にある時間だったので、両側の壁に太陽光が当たって綺麗な赤色でした。
三原山の東側に位置する白石山の麓。
このあたりは1778年の噴火で流れた溶岩らしいのですが、板のように立ち上がった形が不思議な雰囲気を作っています。
これらの岩は、火山弾なのでしょうか??
それとも溶岩流がこれほど高くめくれ上がることがあるのでしょうか??
私のお気に入りの岩に挨拶。
ずっと前から「おにぎりみたいな形が面白いなぁ」と思っているのですが…
帰宅後ふと思い立って、6年前の写真と比べて驚きました。
表面が今にも剥がれそうなのに、形は全然変わっていませんでした!
前述の火山弾のように、ひび割れてどこかが欠けているだろうと思っていたのですが…頑張っていますね!
一方、硬い岩と違って風雨の影響を受けやすい裏砂漠の地面は、どんどん変化します。
この曲線は、いつの雨が作った作品なのでしょうか?
水の流れが蛇行することがよくわかります。
別の場所にも、美しい曲線が描かれていました。
過去の噴火と雨と風が作りあげたアート作品ですが、次に来る時は変わっているかも…
帰りの森では、カエルを咥えて走るイタチの姿や…
太陽に照らされる虫の影。
葉裏にひっそりと咲く満開のメギの花など、生きものたちの生命の営みが感じられました。
以上、2020年春の三原山裾野の景色たちでした。
人間がコロナと上手に付き合える日が、少しでも早くやってくることを願いつつ…歩きました。
(かな)
山頂口からの眺め。
オオシマツツジの花は他に目につかなかったので、今が咲き始めのようです。
森では葉っぱの真ん中に花が咲く“ハナイカダ”が満開でした。
5mmぐらいの小さな花ですが、雄花は集まって咲くので花束のようで可愛いです。
蜜も甘いらしく、小さな虫たちが集まっていました。
(虫の正体を調べたら、クロクサアリとトガリバアカネカミキリが一番近かったです)
イズホソバテンナンショウもあちらこちらで花を咲かせていました。
太陽の光が花弁を透かして、美しかったです。
森を抜け広い場所に出ると、あちらこちらに火山弾が転がってます。
来るたびに割れて形が崩れたものが、増えている気がします。
キノコみたいな形に割れてるものもありました。
11時ごろ赤ダレに到着。
太陽が高い位置にある時間だったので、両側の壁に太陽光が当たって綺麗な赤色でした。
三原山の東側に位置する白石山の麓。
このあたりは1778年の噴火で流れた溶岩らしいのですが、板のように立ち上がった形が不思議な雰囲気を作っています。
これらの岩は、火山弾なのでしょうか??
それとも溶岩流がこれほど高くめくれ上がることがあるのでしょうか??
私のお気に入りの岩に挨拶。
ずっと前から「おにぎりみたいな形が面白いなぁ」と思っているのですが…
帰宅後ふと思い立って、6年前の写真と比べて驚きました。
表面が今にも剥がれそうなのに、形は全然変わっていませんでした!
前述の火山弾のように、ひび割れてどこかが欠けているだろうと思っていたのですが…頑張っていますね!
一方、硬い岩と違って風雨の影響を受けやすい裏砂漠の地面は、どんどん変化します。
この曲線は、いつの雨が作った作品なのでしょうか?
水の流れが蛇行することがよくわかります。
別の場所にも、美しい曲線が描かれていました。
過去の噴火と雨と風が作りあげたアート作品ですが、次に来る時は変わっているかも…
帰りの森では、カエルを咥えて走るイタチの姿や…
太陽に照らされる虫の影。
葉裏にひっそりと咲く満開のメギの花など、生きものたちの生命の営みが感じられました。
以上、2020年春の三原山裾野の景色たちでした。
人間がコロナと上手に付き合える日が、少しでも早くやってくることを願いつつ…歩きました。
(かな)