グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

キンクロハジロとオオバン、タヒバリ

2024年11月30日 | 
昨日の午後、貯水池に何かいないかと見に行きました。
キンクロハジロがいました。



ぷかぷか。
1羽きりで寂しくないのかな・・・

と思ったら。





オオバンが一緒でした。


キンクロさんとオオバン、いつまでいてくれるかな?

その後牧場に行ってみると。

タヒバリが車の近くまで来てくれました。





冬の間はかなりの数がずっといてくれます。

水曜日から続いている強風がなかなか止みません。
早く穏やかになりますように。

がんま
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ずっと富士山

2024年11月29日 | ツアー
11月25日(月)、埼玉県内にある団体の研修旅行でいらした皆さんと、三原山〜裏砂漠を歩いてきました。

スタート地点とゴール地点の時間だけ決まっていて、内容は全て任されていました。
通常より、ツアー時間が1時間半ほど短かったので、みなさんの様子や天気を見ながら、無理せず歩くつもりで出発!

この日は快晴で、富士山がよく見えて爽快でした!

途中で、きのこの胞子放出のお手伝いなどをしながら、せっせと山を登り

標高を上げたら、富士山が綺麗に見えました!

前日まで、富士山には雲がかかっていて、「一部だけチラ見せ」という感じだったので、みなさんラッキーです!

三原神社の鳥居の中に、富士山を入れて写真を撮るみなさん。

❤️

風もあまり強くないし、火口一周に好条件だったので、細かい植物の観察よりも、「全員で火口一周しましょう!」ということになりました。

素晴らしい眺めに、楽しそうな皆さん。(ここでも背後に富士山)

ここで、「埼玉ポーズ」を披露してくれました。

こんな決めポーズがあるなんて、良いですね〜!!

この日は、火口の奥にも富士山!

そして、38年前の噴火で積もった山の向こうにも、富士山がくっきり。

下の写真は、お客様と同じような場所と角度で撮ったものです。

きっとお客様のカメラには、こんな写真が写っているはず?

今の時期は日没が早いので、一瞬しかススキのキラメキが見られなかったけれど

その分、ゴツゴツの溶岩の地形が際立って、とても素敵でした。


ひたすら歩いて、全員で裏砂漠の黒い風景の中へ!

お客様に「撮りましょうか?」と言われて、シャボン玉写真を撮ってもらい(笑)

日没ギリギリで森を抜けて、ツアーを終了しました。

ホテルの露天風呂から、歩いた景色がギリギリ楽しめたのではないかと思うので、良かったです。

伊豆大島の体験が、みなさんの仕事のパワーになりますように!!

(かな)
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2024ジオパーク再認定審査 山頂カルデラツアー

2024年11月28日 | 火山・ジオパーク
11月23日〜26日、伊豆大島ジオパークの再認定審査の現地調査が行われました。
訪れてくださった調査員のお二人に関しては、西谷が火曜日のブログに書いてくれています。

多岐にたる視察項目で分単位のスケジュールが組まれている中、
24日に「ジオツーリズム」の観点で山頂カルデラツアーを菊地さんと共に担当させていただきました。

2度のリハーサルを経て、迎えた当日。


おかげさまで天気に恵まれ、カルデラ内の絶景が待ってくれていました。


わたしのご案内に


噴火経験者の菊地さんの語りを織り交ぜ、終始和やかなムードでした☺️


1時間と限られた時間の中で伊豆大島火山のミリョクをお伝えするため、
まずは1986年の溶岩流先端を目指しました。


要所要所での説明したいポイントはありながらも
ご質問やたまたま聞こえてきたキョンの鳴き声など天然の演出に感謝しながら足を進めました。


溶岩の上に登っていただき、1986年の噴火に思いを馳せ


アア溶岩にも座っていただきました

ゴツゴツしているので、
「何かの罰かしら〜」と宮原さん
「流人の島なので〜」と言い返しながらも想定より長く座っていただきました😅

続いて、パホイホイ溶岩の丘へ


地質学専門の原田さんには純粋に伊豆大島の溶岩を愛でていただきました❣️


さらに奥へすすみ


最後のポイントであたたかい明日葉茶と牛乳せんべいと共に
絶景を味わっていただきました。


ガイドと一緒に歩き、景色の背景にあるストーリーを知ることで、
深く伊豆大島のことを知っていただけたのではないかと思います。


ツアーが終わったのは15時半ごろ。
その時にしか味わえない一期一会の風景にわたしも感動でした✨✨


ご参加いただいた調査員のお二人、
ツアーのリハーサル・本番までご協力や応援をくださったみなさまに、
心より感謝申し上げます❤️


(ユリカ)
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キラキラに埋もれたし、イタチにも会った!

2024年11月27日 | ツアー
11月23日(土)、ブラタモリを見て「いつか行きたいと思っていた」とおっしゃるご夫婦と、火口一周ツアーに行ってきました。

録画を見て予習してきたお二人は、「パホイホイ溶岩」もご存知で、縄状に固まった溶岩を見て「柔らかいのに硬い〜!」とおっしゃっていたので、歩きはじめから「おお!素敵な感性!」と思いました。

☺️

この日はなぜか2回も、道路に「ジオパークマップ」が落ちていて

「ヘンゼルとグレーテルみたい」とお客様。
(やっぱり素敵な感性だと思います!)

火口一周コースの道脇のススキは、キラキラが絶好調!


足元に転がっている岩に、数センチの凹みがあることに気づいたお客様は、その理由を追求されていました☺️

こんなふうに皆で、目の前の景色ができた理由を、あれこれ考える時間が楽しいんですよね〜💕

お客様は、道中、ところどころで火口を鑑賞。

私が「火口壁が時々崩れる」というお話をしたのですが、この時にも生々しい感じの赤い岩が目立つ場所が…😅

火口の縁ギリギリに設置されている2つの火山観測機器の、ちょうど中間地点が最近崩れたみたいですね😅

がんばれ観測機器!!

風も弱く、青空が快適な、火口一周日和。

そして、キラキラの光の中でティータイム❤️

あまりにも、美しかったので、お二人に光の中を歩いてもらいました☺️

もちろん、溶岩の造形も楽しみつつ

火口一周コンプリート!


行きと帰りは、同じ道を通っているのですが、行きには気が付かなかったサルトリイバラの、真っ赤な実が見事だったり

お客様がイタチを見つけてくれたり!

(好奇心旺盛なイタチだったみたいで、しばらく我々の方を観察していてくれたので、我々もしっかり見ることができました!)

最後は、ぬいぐるみのような毛虫が、道路横断中のところに出会いました。

日没が迫っていたので、手に乗せて遊んだりはしなかったけれど、お客様の「がんばれよ〜」という言葉を聞いて、私も同じ気持ちだったので嬉しかったです☺️

同じ道でも、毎回違う出会いがあって、本当に楽しいです☺️
ご参加いただいたお客様、ありがとうございました!!

(かな)
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2つの嬉しかったこと

2024年11月26日 | 火山・ジオパーク
11月23日から3泊4日の行程で行われていた、日本ジオパーク再認定審査の現地調査が、今日で終了しました。

行程中のジオツアーは、ジオガイド3期生が案内。私は一昨日のジオツアーを見学し、昨日のジオガイドの会への聞き取りと、本日の全体ミーティングに参加しました。

今回の審査員は下記のお二人。

私の左手は、宮原 育子氏(宮城学院女子大学現代ビジネス学部教授・日本ジオパーク委員会(JGC)副委員長)
右手は原田拓也氏(栗駒山麓ジオパーク推進協議会専門員・地質学・JGC委嘱現地調査員)

終始、和やかな雰囲気の中、他地域の工夫やジオパークの意義など、さまざまなお話を聞くことができ、有意義な時間を過ごすことができました。

最後の見送り風景です。

遠方からお越しいただいた審査員の方々に感謝すると共に、「ものすごく厚い」と噂されていた審査用資料の準備から、細かい手配などで尽力された事務局のみなさんにも感謝です。

役場の課長3人も、ジオキャラの着ぐるみ姿で、お見送り☺️

色々な問題があるとはいえ、14年間のジオパークの活動が、たくさんの人に支えられ、今につながっていることが感じられて、じんわり嬉しい日でした。

そして、もうひとつ嬉しかったのが、一昨日届いた月刊誌「島へ」の内容でした。

伊豆諸島で活動するガイドを特集してくれた今月号。(私も取材していただきました)

その中で、なんと1ページのスペースを割き、私に聞いたという構成にして、「インタープリテーション」のことを紹介してくれていたのです!!

ガイドにとって大切なことだと信じて、今も実践の中で学び続けている、4つの要素(テーマ、構成、関連、楽しさ)について、わかりやすく表現してくれていました。

「島のガイド文化を大切にしよう」と思ってくれていることが感じられ、とても嬉しかったです💕

(かな)
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筑波山は

2024年11月25日 | その他

ロープウェイを降りたら『う~さむ』急に500メートル程は登ったからね、ここは筑波山の山頂付近 女体山と男体山のW山

   今年は少し紅葉が遅いそうだ!

          山頂です。この広場からケーブルカーでくれば8分で来れます。

 女体山から来た人たち(私も)  

                  これから下り よせばいいのに

今だったらケーブルカーで!下りたらよかったと思うのだけれど 険しい道のりが続く交渉70分なので2時間あれば下に着くとと思ったのが間違いで足の調子が悪くて4時間 (泣き・泣き・泣き)

 ケーブルカーが通るのだけれど‥乗せて  くれない よね

     やっぱり乗せて!

自力で何とかバスに乗ることが出来筑波山にお泊りしなくてよくなりました。次の日はやはり筋肉痛、その次の日も!(しま)

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山形からお越しのご夫婦と

2024年11月24日 | ツアー
昨日までの2日間、連続で三原山に登ってきました。

一昨日は、山形県からお越しいただいたご夫婦と、火口西展望所へ。

朝9時のスタートだったので、三原山は逆光で溶岩の黒い筋が見づらい状態でしたが、視界は良好!

春の花、オオシマツツジが、「私は季節を間違えたりしていませんけど」と言わんばかりに、堂々と開花し

同じく春の花、ハチジョウイヌツゲは「これからが花盛り」とでも言いたげに、蕾をたくさんつけていました😅


1986年溶岩の上まで行ったら、38年前に三原山を流れ下った様子が、よくわかりました。

登山中に空の雲が少なくなり、青空とススキが作り出す、この時期らしいキラキラの世界が出現!

西展望所に向かう道の両側も、キラッキラ!

もちろん、火口もクッキリと見え

帰り道は、順光でススキのキラめきはないものの、超爽やかな景色が目の前に広がっていました!

横に伸びた白いモクモクした雲が、なんだか素敵で、雲好きとしてはたまりませんでした(笑)

お客様は、対岸の伊豆半島の川奈のゴルフ場に、数回行ったことがあるとのことで、

「あの海岸そばの平らなところが、川奈だと思います」と教えてくれました。(写真だと、どこだか全然わかりませんが😅)

気になった調べてみたら、川奈ホテルゴルフコースには「大島コース」というのがあって、正面に伊豆大島が見えるのですね! ゴルフはしないけれど、行ってみたくなりました☺️

帰り道、綺麗な紫色のオオムラサキシキブに出会いました。

噴火から丸28年経って、このところ急に、オオムラサキシキブの鮮やかな実が目立ってきたような気がします。

毎年少しずつ、でも確実に、変化を続ける三原山の植物たち。
その少しずつの変化を、日々楽しみながら、お客様と一緒に歩いています☺️

(かな)
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もう皆さんご存知だと思いますが、

2024年11月23日 | 哺乳類、爬虫類、他
牧場にこんなウシがいます。

あれ?
容疑者Aになっちゃった。

「ドモ、コンニチハ」

どうですか?
なかなかのパンダ柄です。

顔はなかなかでも体はそうもいかないようで・・・


でも顔はホントに。

鼻も黒いってあんまりいません。
カツラみたいな頭の毛もイケてます。

がんま
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一緒に。

2024年11月22日 | ツアー
11月18日(月)以前、私のツアーに参加してくれたお客様の、妹さんご夫婦と、裏砂漠に行ってきました。

森を抜けると、なんとも可愛らしいピンク色の葉がついたマユミの木が目を引きました。

遠目からでも「おおっ!」と思うほどの存在感!
近よって、じっくり鑑賞しました。

旦那様がオオバヤシャブシの冬芽を観察して、「あれ? ベタつくものとそうでないものがある!」と新発見!

「この違いって、なんだろう?」と、みんなで周囲のヤシャブシを調べましたが、理由はわからず、今後の宿題に💦

さらに進むと、シロダモの花が咲き、

オオムラサキシキブが葉を落として、冬の装い(?)になっていました。

☺️

お客様が、熱心に写真を撮られていたのは、

サルトリイバラの赤い実!

サルトリイバラは、お客様の馴染みの植物だったようですが、こんなふうに岩の周りでたくさんの実をつけた状態は、見たことがないとのことでした。

北風が冷たい日だったので、草陰に陣取ってランチタイム。

ベンチが近くにあるのですが、風があたるのでここに。

お客様は、今まで見てきたイタドリと大島のイタドリとの違いに、興味を持たれていました。

本州などに生えるイタドリは、料理にも使える柔らかい茎のようですが、大島のイタドリは茎が短くて硬いし、葉も厚いのです。
お客様は、自作のイタドリの絵も、見せてくださいました!

裏砂漠に生えるイタドリと、ずいぶん雰囲気が違います。

火山の焼け野原に一番乗りで生える大島のイタドリは、本当にたくましいです。

この日は遠くまではいかず、この場所で折り返し。

ずっと灰色の雲が上空を覆い、渋〜い雰囲気だったのですが、帰り道に急に雲の隙間から光が差しこんで、ススキが黄金色に輝きました。

雲は次第に薄くなり、帰り道は両脇のススキがキラキラと輝き…

プロが上手に刈り込んだようにも見えるハチジョウイタドリと、青空に浮かぶ雲が、なんとも可愛い景色を作っていました。

これを見て、お客様が「私、雲が好きなんです」とおっしゃったので嬉しくなりました。
私も、空に浮かぶ雲が大好きなので❣️

帰りの「こもれびトンネル」は、名前の通り光が差し込み、心まで温かく包んでくれるようでした。

この春、天国に旅立たれたお姉さんが、私たちに明るい光を届けてくれているように感じました。
とても嬉しく、ありがたかったです。

(かな)
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楽しみ方はいろいろ!

2024年11月21日 | ツアー
昨日、西谷が書いた社員旅行のみなさまの滞在2日目をご一緒しました。
2日目はバスで南部エリアを巡りました。

ホテルを出発し、まずは筆島・カキハラ磯へ〜!

(写真を撮り忘れてしまったので、これは別日の写真です)

昨日の火山の印象が強かったのか、
海岸線沿いで起きた噴火についてお話しすると、
お子さまたちがたくさん質問したり話しかけてくれました😊


波浮港散策では、小さいお子様もいたので、添乗員さんとわたしで
「歩きたいチーム」と「ゆっくりチーム」の
2つに分かれました。

「ゆっくりチーム」5名ほどで
「歩きたいチーム」は予想以上に35名ほどの参加となりました。

「ゆっくりチーム」は添乗員さんと
バスの運転手さんが親切にご案内してくださり助かりました😌💕

わたしは「歩きたいチーム」のみなさんと
上の町を散策して階段で港まで降りるルートをご案内。

まだ9時ごろで開店前でしたが、たい焼き屋さんが店先をちょうど掃除をしていて
運良く、交代交代にみなさん、店内に立ち寄り、たい焼きを購入❣️

全員はお店に入れないので、順番に「甚の丸邸」にご案内。


ゴージャスなトイレは注目の的になっていました!

そして自然とこんなモデル写真のような光景も✨✨

(お顔をぼかしています)

日本文化を愛してくださっているのがよく伝わります❣️

階段は下りだったので、お子さまたちが喜んで段数を数えていました🤗


全部で236段だったそうです!


みなとや旅館にも立ち寄り、1時間ほどの波浮散策を楽しみ、他のチームと合流


コロッケを食べたり、「波浮の港」のメロディーを奏でたり
思い思いに港町のゆっくりとした時間を味わいました。


続いて、砂の浜へ!


海に足を浸かりたいならタオルのご持参おすすめです。とお伝えしたところ
ちゃんと着替えを持参している方もいて、さすが!

11月のわりには暖かい日だったので、大人も子供も海を満喫しました😊

最後に地層大切断面に寄ってから、元町の昼食会場へ。
あっという間の3時間のツアーでした。

今回は日本語・英語・お子さま用にわかりやすい説明と
3通りの話し方を駆使し、みなさまに大島を楽しんでいただけるよう努めました。

お子さまたちの興味津々な質問でわたしも心が和み、ありがたかったです❣️

ご家族も交えて、自然を満喫し
社員のみなさまの仲がますます深まったのではないかと思います。
旅先に大島を選んでいただき、誠にありがとうございました。

またのお越しをお待ちしております😌

(ユリカ)
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