グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

木曜日の写真・ライフル銃から帽子に(?)

2021年09月30日 | 植物
昨年、裏砂漠に単独で進出しているのを見つけたシマヘクソカズラ。

昨年はライフル銃でしたが…


同じ方向から撮ってみたら、今年は帽子(?)になってました!😊


(かな)
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キャノン RF レンズで撮った伊豆大島の記事&動画配信のお知らせ

2021年09月29日 | その他
6月29日のブログに載せた「とある取材」は、キャノンの3つの新商品「RFレンズ」でプロカメラマンが伊豆大島の風景を切り取り、感想を記事にするという企画の取材でした。

歩きはじめは雨。

途中から青空が広がった取材でした。

この時撮った写真が、レンズごとに、3回に分けて以下の記事にまとめられています。(記事にはカエルは出てきません・笑)
RF70-200mm F4 L IS USM
RF24-105mm F4 L IS USM
RF14-35mm F4 L IS USM
記事の中で、私が心惹かれたのは“雨の日の風景”でした。霧に霞む木々、雨に濡れて艶やかな葉や幹、水鏡に映る風景…など、雨の日ならではの魅力がたっぷり! これを見たら、わざわざ雨の日を選んで歩きたくなるかも?(笑)

そして明日9月30日19時から、この時のカメラマン、中西祐介氏からロケの様子などが聞けるYouTubeライブ配信があるそうです。
写真好きな方、レンズに興味がある方は、以下のURLにアクセスしてみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=Bbd1y0JzpII
😊

(かな)
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水にぬれるのは平気

2021年09月28日 | ツアー
一昨日は、ご夫婦と火口〜裏砂漠を歩いてきました。
(北東の風が強い+小雨or曇り、の一日でした)

お客様は、溶岩地帯で「この位置から見ると、流れた溶岩の気持ちになれる」と言って写真を撮り

溶岩が流れた方向を、ジェスチャーで示してくれました。


本来は5月に花が咲くはずのオオシマツツジが、咲いていました!

8月が花の時期なのに、これから花を開くラセイタタマアジサイがありました!


一方、秋の花も順調に開花が進んでいました。
そのうちのひとつが、アシタバの花!

割れ目噴火の火口と溶岩流を背景にして、撮影してみました😊

そしてついに、センブリも開花を始めました!

あちらこちらで見かけたので、これからどんどん賑やかに咲いてくれることでしょう!

奥様は、15年ほど前にダイビングで我々の店を使われた方でした。ダイバーの方は(特にうちの店に来られる方は)生きものが好きで、陸上でもじっくり生物観察をされる方が多い気がします。
今回も、色々な虫を丁寧に見て行きました😊

イチモンジセセリの「つぶらな瞳が可愛い」と言ってもらえたし

ハナグモも2匹見つかったし

アシタバの葉の上には、今年初確認のキアゲハ幼虫を、お客様が見つけてくれました。

これについては「海の中のウミウシみたい」ということで意見が一致しました😊

そして、お客様がサクユリの実の上で、見つけてくれたのが…

ハエ!
普段だったら、「なぁんだハエか」で通り過ぎてしまうところですが、「何か発見があるかも?」と思いなおし。

写真を撮ってよく見たら、足の先端が足袋を履いたように白いことに気がつきました。(オシャレ〜!)

裏砂漠では、旦那さんに協力していただいて、かなり粘ってコモリグモを撮影しました。

しかし、激しく動き回るため、ついにピントが…😅

という感じで、生きもの見ながらじっくり歩きました。

もちろん足元の生物だけでなく火山も楽しみました!
特に素敵だったのは、モクモクの噴気です!
最近すっかりおとなしく、出る量も減っていた噴気ですが、一昨日は実に盛大でした!

なので、噴気を体に浴びたり

噴気で温まりながら、お茶をのんだりして「生きている火山の熱」を体感しました。


一日中、北東の風が吹いて、雨が降ったり止んだりで体が冷えましたが、お客様は「ダイバーだから濡れるのは平気」とおっしゃって、最後の森もしっかり歩きました。

盛大な噴気や、雨の割に良好だった視界は、お客様への三原山からのプレゼントだったのかも?
本気でそう思いました😊😊

(かな)
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花も実も

2021年09月27日 | 植物

道路で目立つのは大島桜 8月末から葉が黄葉してきました

道々迷って歩いて見つけたものは?

キンミズヒキ 普通のミズヒキは良く見つけるけれど今年始めて見ました

良く分からない? ん! カ カメラの調子が悪くて‥アップにならない

 

カメラ復活(良かった ほ!)

 

おともだちA モリアオガエル 緑1色の子もいますが模様が違う子も沢山います。地域外来種ですがある地域では天然記念物です 

 

おともだちB 恥ずかしがりやなのか逃げ出したのをやっと撮りました

       『ねえ待って!お願いだから1枚撮らせて』

 

トコロの種 見つけるのは中の種がとんだ跡が多いいのでこんな未成熟は珍しい

 

ガクアジサイの種 角が3つあるのですが一つ取れて耳のようになっている。いや目の様にも見える?

 

うちの畑近況 草ぼうぼうのこれでも

ヒマワリその後 初めは種が無いのかと思っていたが中には行って居た

 

4月頃から植えた菊芋やっと 本当にやっと花が咲いた

この菊芋これからいつ芋を掘ったらよいやら  続く

 

秋には紫系の花が虫たちに人気?イガアザミやナンバンギセル・ミズヒキ・ツルボ・クズ寒くなる前に早く実を付けなくては虫の皆様頑張って(しま)

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「楽しい!」が、ぐるぐる回るツアー❤️

2021年09月26日 | ツアー
3日前の23日は、2組4人のお客様との1日ツアーでした。

気温の高い日だったので、日陰で休憩したりしながら


順調に火口一周コースへ。

風が強かったので、帽子が飛ばされないように気をつけながら、歩きました。

歩く範囲での最高峰「剣ヶ峰」は、一番風が強まる場所なので、覚悟を決めてその場で踏ん張って立ち

びゅ〜!っという風を体験しました(笑)


色々なものを観察し、景色を楽しみながら歩いたので、裏砂漠についた頃には太陽が低い位置から我々を照らしてくれたので、足長人間の影が完成しました!(笑)


ススキの花穂も、だんだんフサフサになり

キラキラの季節がはじまりました😊

ところでツアー中、お客様が俳句を詠まれていました。とても素敵だったので、音声メモに書き留めていたら、帰宅後にわざわざメールで、追加の句も送ってくれました。

ご本人から了解いただいたので、紹介します。

「蝶二、三 翅(はね)を寄せ合う イガアザミ」


「遠近(おちこち)と 明日葉の咲く 裏砂漠」


「西日さし すすきの香る 砂漠かな」



「スコリアを 眺め昼寝す 天高し」


「萩の中 ケーナで友を 迎へけり」
残念ながら写真がありませんが、柳場が私達を迎えに来てくれたとき、萩の花の中でケーナを吹いていていた時の様子を詠んでくれたものです。

俳句を送ってくれたお客様とは、翌日も森を歩きました。

ここでも一句。

「溶岩の 跡に繻子蘭(しゅすらん) 咲きにけり」

いただいた句を見ていると、お客様と一緒に眺めた情景が鮮明に蘇り、幸せな気分になります。

みんなで「楽しい」を共有した、「楽しい」がぐるぐる回るツアーでした❣️
(この言葉も、ツアーに参加された別のお客様からの贈り物です❤️)

(かな)
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コムクドリ

2021年09月25日 | 
毎年春と秋には来ているんでしょうけど私が出会わなかっただけで4年振りです。
今週水曜日の朝でした。

電線にとまっているのを撮っていると、


飛んでー


すぐ近くにあるアカメガシワに降りました。

豊作の実を食べています。

この子はマイマイを見つけました。


アオマツムシも食べます。





それぞれ別個体。

さらに隣のエノキにもやってきました。

これから先の旅の無事を祈ります。

がんま
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生きもの好きなお客様とツアーに行ったら?

2021年09月24日 | ツアー
3日前、2組3人のお客様たちと1日ツアーに行ってきました。

スタート時は霧で山が見えなかったけれど

溶岩の上に到達する頃には、霧が晴れてきました。


お客様が足元に「ピンクの❤️」を見つけてくれて、ホッコリしました〜😊

(正体はイタドリの実です)

皆さん生きもの好きで、小さな虫もジックリ観察。

たとえば、ススキについていた数mmの虫が「金色で綺麗!」ということで盛り上がり

「ゴールデン・ビートル」という呼び名を授けました(笑)
(本名はウリハムシ??でも、何か雰囲気が違うような…)

クロウリハムシの艶々ぶりも、話題をさらってました。

お客様には、私の帽子に乗っている虫を教えてもらったうえ…

撮影にも協力してもらいました!(笑)

なぜか、数mmの小さなハナグモも合計4匹確認!(1匹でも嬉しいのに4匹も!)

うち1匹は、獲物を捕食中でした〜😊


この日一番驚いたのが、最近火口一周コースで見かけるようになったツヤツヤで緑色のカメムシ(たぶんツヤアオカメムシ)の、ある姿でした。
溶岩の上で全く動かないのを見つけて、不思議に思って石ごと拾い上げたところ

風に吹かれて体は揺れるものの、足は全く動かず…

「これってもしや、足先が溶岩の気泡に入ったまま抜けなくなり、そのまま天に召されてしまったのかも?」と想像して、そっと戻しておきました。

お客様のアイデアで楽しい写真もGETしました。撮影風景はこんな感じ。

どんな写真が撮れたかというと…

「イタドリの根っこのアーチ」の中の人物写真です〜❤️
いや〜、この感性、すばらし〜😊

帰り道、日に日に大きくなるススキの花が、風に揺れていました。

すると、ほんの〜り甘い香りが漂ってきました!

一回前のツアーではよくわからなかった、ススキの花の蜜の匂いを、みんなで楽しむことができました😊

ツアー最後の森でも、小さなカタツムリや

出てきたばかりと思われる、柔らかいキノコなど

たくさんの生きものたちとの出会いを、ゆっくり楽しんだツアーでした。

(かな)
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木曜日の1枚・星と銀河?

2021年09月23日 | 植物
一昨日の雨あがり。

苔が元気に葉を広げ、カタツムリがのしのし歩いていたので、ちょっとイタズラ。

星と銀河…かな?(笑)

(かな)
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自然の流れの中で

2021年09月22日 | キノコ・菌・微生物
高いところにあって、長い間ずっと下から見あげていた大きなキノコ。

一昨日「あれ?無い!」と思ったら、木が折れて倒れていました。


地上から3mぐらいの高さにあったので、いつも見ていたのは傘の裏の白い部分でした。


今回初めて、傘の上を見られました。靴と比べても、20cm以上はある。

黒い縞模様…。大きさから言って「クロサルノコシカケ」でいいのかな?

最初に見たのは、スタッフで森を歩いた2017年10月10日。

木に登った柳場が、「ここに大きなキノコがあるよ」と教えてくれたのでした。(左手で触っているのが同じキノコ)

その後の4年間、馴染みのキノコの見え方が変わったのはちょっと寂しいけれど、これも死んだ木が土に帰っていく自然の流れの一行程をみているんですね。

(かな)
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またまた新たな不思議?を発見

2021年09月21日 | ツアー
昨日は母娘2人旅のお客様と、火口〜裏砂漠を歩いてきました。

いつも訪れる溶岩流の上で、風になびくススキに秋を感じ

道の両脇に生えるススキに見惚れながら、山を登りました。

火口一周コースには、やや強めの風が吹いていましたが、よろめく程ではなく

眼下に見下ろす雲の陰が、どんどん形を変えていくのが面白く

「あの影は、あの雲が作っているのですよね?」と、雲を見つけてから再び影に目をやると…

すでに影は形を変えている…という変わり身の速さ!(笑)

みんなで雲の影絵を楽しみながら、歩きました。

アシタバの花もほぼ満開で

アシタバのお花畑で記念写真!

黄緑色の花なので派手さはありませんが、山の斜面一面にアシタバの花が咲いている風景は、まさに伊豆大島ならでは!
今の、この時期の、活火山の島だからこそ、見られる風景なのではないかと思います😊

裏砂漠では、ピンク色の美しいハチジョウイタドリの花にも出会いました。

なんてゴージャスなのでしょう❤️💖

しばし、みんなで見惚れていたら、お客様から「なぜここにはススキが生えていないのでしょう?」という言葉が…

そう言われて、その後も観察を続けたら確かに…

ピンクの花は、それだけで生えていて、他の植物とは混生していないものが多いように見えました。

「こ、これは…もしや、ピンク色のイタドリは、他の植物が生えにくいような物質を出しているのでは??」などと、大発見をした気分で「赤いイタドリ」を探しながら歩いたら、草地が終わるあたりでススキと混生している姿に出会いました。

なぁんだ、ものすごいこと発見したかと思ったのに〜(笑)

草地では、たくさんのススキが、花粉の入ったオシベを垂らしている光景にも出会いました。

「これはきっと、甘い匂いがするはず!」と思って、お客様と一緒に色々な花の匂いを確認したのですが…

この日は、甘い匂いを誰も感じませんでした。
いつも、蜜の香りがするわけではないのかな??

そして…時々オシベが赤い花もある!

なぜ赤い??

自然界はわからないことだらけ…

昨日も、お客様と一緒に、不思議を楽しんだ1日ツアーでした😊

(かな)
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