私が現役時代に農業体験でお世話になった町。
農業体験も半年たった時、思い切って早期退職。
それから、空き家を探しまわって最終的に6畳二間に台所・風呂・トイレつきのプレハブを借りることに。
そこで、三反ほど田んぼを借り稲づくりが始まりました。
途中で、田んぼの地主が定年帰農することになり、田んぼを返すことに。
一昨年の年末には、畑も返して欲しいと言われ、結局建物だけとなってしまいました。
建物だけお借りしていても家賃がいるばかりで、何もできない・・・。
と言うことで、完全撤退を決意。
片付けを初めても、「これは次の場所でいるから。」とか、「これは、○○に使うから。」となかなか処分が出来ず、気が付くと一年が経過。
一年も何していたのでしょうか・・・。
今年に入り、4月から目をつむって処分をはじめ、トラクター、耕運機、田植え機、バインダー、ハーベスターとすべて処分。
機械処分するは、きつかったです。
腕をもがれるような気分。
また、知り合いの工務店が店をたたむときに、社長が声をかけて下さり、電動ノコ、カンナ、アルミサッシ(中古ですが一軒分)、梁や柱に使える多くの木材を頂きストック。
の機械を置く倉庫に使っていた鋼管パイプも。
最終的には、多くの機械がすぐに動かせず、重機で運搬車へ移動。
屋根は、ブルーシートやトラックの彫ろを利用していたため、産業廃棄物と言うことで思わぬ出費も。
でも、近所の方が薪ストーブの薪にするため、多くの木材を引き取ってくださったり。
鋼管パイプは、長すぎ軽トラでは運搬できず、山の師匠に無理を言い引き取ってもらったりと、何とか片付けも終了。
県外の家主さんとも連絡が取れ、賃貸契約解除の確認書も頂き、水道、電気も最終支払いが完了。
昨日は、地域の住民会の寄り合いがあると聞いたので、最後のご挨拶に出掛けてきました。
お世話になってほぼ20年。
あっという間でした。
色々思い出もあり、楽しい20年でもありました。
ホッとしたともいえますが、何か心の中にポッカリと穴が空いたような・・・。
多くの方にお世話になり、助けて頂き感謝してもしきれません。
本当にありがとうございました。
また、立ち寄った時は宜しくお願いします。
感謝、感謝、感謝。