山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

町の活性化

2010年02月27日 | その他
町内会長さんは、お会いするとなんと昔一緒に仕事をした中でした。

お話をすると、町中でも高齢者が増え、一人世帯も増えてきているそうです。

そして、近所付き合いも希薄になり、不幸にして亡くなられて何日か後に発見されるケースもあるとか。

その為、色々なイベントを行い、地域の活性化につなげるべく開催されているそうです。

「蕎麦打ち」と言えば男性が多いのですが、今回は意外と女性が多かったのです。

定年後の男性の活動も少ないことが悩みの種のようでした。

高齢化問題は、中山間だけでなく、意外に都市部でも大きいようです。

蕎麦打ち

2010年02月26日 | その他
 


 某町内会主催「蕎麦打ち体験教室」の講師をしてきました。

小学生から80才近い方まで総勢30名の方々が初めての挑戦です。

お一人、「昔はしょっちゅう打っていたよ。」とマイペースのおばあちゃんも。

ともあれ、「ワイワイ」、「ガヤガヤ」、と皆さん大いに楽しみながらの蕎麦打ちです。

そうめんのように細い蕎麦、うどんのような蕎麦、色々個性一杯の蕎麦です。

自分で打った蕎麦が一番です。

「美味しい!」と笑顔一杯。


基本的に家の台所になる調理器具を使っての蕎麦打ちです。

蕎麦粉だけあれば、家庭でも簡単に行えます。

さあ、みなさんもやってみましょ!(続く)




もう一つ食育コンクール

2010年02月24日 | その他
「稲づくりコンテスト」授賞式翌日に「地域に根ざした食育コンクール2009 表彰式&受賞活動発表会」が開催され、ちょっと見てきました。

総参加数は約250名。

今年度は農業高校、小学校などを核とした地域活性化に結びついた食育活動が注目されました。

食育活動が幅広い年代、地域に確実に根付いてきたことが実感できる今大会でした。

 元気な小学生を初めとして、高校生、短大生、教師、養護教諭、教育委員会、行政・学校・病院で活動する管理栄養士、農家、漁師、食品企業の社長など、22の全受賞団体が参加されたそうです。

食育」とは、食料の生産から消費にいたるまでの「さまざまな体験を通じて『食』に関する知識と『食』を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てる」こと(食育基本法・前文)。

いま「食育」は、健全な食生活・食習慣の確立、食文化の継承、教育ファーム等の農林漁業体験活動の促進、地産地消の推進など、地域に根ざした取組みが課題になっています。

本コンクールは、このような国民的課題をふまえて、民間の団体等が自発的に行う活動が全国で展開され、関係者の情報共有が促進されることを目的として実施されたものです。

都会の真ん中に仮設の市場

2010年02月20日 | 農業
      


今回、授賞式に参加するため上京しましたが、一昨年、瀬戸内海の直島で行われた「収穫祭」で知り合った若いお二人にお会いしてきました。

青山で毎週開かれるファーマーズマーケットに私のためにご案内してくださったのです。

各地の農家さんが生産品を持ち寄って、都会の真ん中に仮設の市場ができるのです。

不揃い野菜、珍しい品種、旬の野菜などに注目、これまで一般には手に入らなかった知る人ぞ知る人気生産者から、直接野菜や果物をお買い上げいただくことができるそうです。

生産者の愛情やこだわりによって、日本の大地は美味しくて良いものを生み出してくれています。

そんな愛すべき野菜やフルーツ、お肉などを生産地から直接お届けし手渡しする。

食材を作る人も、それを料理して食べる人もみんながわくわくする空間がこのファーマーズマーケットです。

まさうで、ヨーロッパの市場の雰囲気です。

マルシェ・ジャポンは2009年秋、農林水産省の支援により全国9都市で始まった市住民参加型の市場(マルシェ)です。( http://www.marche-japon.org/area/1302/ )

遠く高知県からも出店があるそうです。

地方でご両親が栽培され、東京で就職している息子さん達がこの青空市場で販売されるとか。

ここで販売されたら、後は通販で購入される方も多いとか。

生産者からすると、ちょっとしたしたアンテナショップ、消費者からするとなかなか手に入らない貴重な作物、生産者の顔が見えて安心安全な作物がみえるところです。

これからもっと広がっていけばよいですね。

新しい発見、みぞれ交じりの中の案内、ありがとうございました。




授賞式

2010年02月18日 | ロハス


会場には、多くのちびっ子百姓達が来ていました。

個人の部では、お父さん、お母さんと一緒に、団体の部では、クラスの先生と多くの仲間達と出席していました。

壇上には、1団体2名までしか登壇できません。

他のちびっ子百姓達はちょっと可哀想な気もしました。

でも、他校の受賞作品を一生懸命にみて、今年の作戦を練っている学校も見受けられました。

さすがに、授賞式に集まった子供達は、想像力豊で、観察力も鋭いものがあります。

小さな生きものの発見から、視野を外に向け、自分が行っている時期の新聞で農業について何が起こっているかなど多岐にわたっての取り組みがされていました。

お米を使っての料理も、「おにぎり」に始まり、「長尺ロール巻きずし」、米粉を使ってのケーキやクッキー作りなども実践していました。

また、小学一年生が100日間毎日観察し、3粒の籾から6,800粒のお米を収穫し、お茶碗約2杯のごはんになったことを自分で確認していました。

子供達とお父さんが過去10年間にわたり「バケツ稲づくり」に取り組んでいた家族もおられました。

水耕栽培と土に植えたいねとの比較など大人では考えないような実験もありました。

本当に、たかが「稲づくり」、されど「稲づくり」。

奥深い所まで実践しているのには感心しました。

ちなみに私は、「支援団体の部」で賞を頂きました。

受賞日前日

2010年02月17日 | ロハス
  


授賞式前日に東京に出向きました。

今回の授賞式の他に久しぶりに二人の知人との再会、もう一つ「地域に根ざした食育コンクール」の授賞式(私には直接関係はないのですが)に参加することができました。

関東へ引っ越ししていた知人と久しぶりに合い、農業のことなど色々話に花が咲きました。

話しの後、授賞式会場へ覗いてみると、椅子がセッティングしてあり、机の上には受賞写真がおいてありました。

ちょっと、失礼して拝見。

皆さん、なかなかの力作揃いです。

小学生なのに色々な視点から観察しています。

すごいな~。

思わず感心してしまいました。

文部科学大臣、農林水産大臣、JA中央会、JA連合会の各賞が個人、団体に送られ事になっていました。



バケツ稲づくりコンテスト 入選

2010年02月16日 | こども
昨年、保育園で稲づくりを行いました。

田んぼは?

本物の田んぼは使えませんでしたが、発泡スチロールの小さな田んぼで行いました。

小さな手で苗を植え、水管理を行い、立派な穂が出来ました。

しかし、たわわに頭を垂れる頃、園児達より先に雀さん達に食べられてしまいました。

どうも保育園のお米はよほど美味しかったとみえて、毎日、「ランチ」を食べに来ていたようです。

稲を鎌で刈り、足踏み脱穀機で脱穀し、籾すり、精米までおこない、釜戸で薪を使ってお米を炊き、おにぎりパーティーをおこないました。

園児達からは、体験した事柄を画用紙一杯に描いた絵を写真に撮り、横に感想を書き込んだお手紙を頂きました。

思いもせぬ事で、思わず「ポロリ」と目から汗が出てしまいました。


稲づくりの体験を通じて大きく成長していく園児達のことを記録を残すため、整理をしていたところ、12月の初めに「バケツ稲づくりコンテスト」の募集されていることを知りました。

締め切りまで後3日。

資料を整理し、書類を作ったり、写真を貼り付けたりと大あわてで作成しました。

最後は、締め切り期間を過ぎての応募でしたが、応募先から受付した旨の連絡があり、ほっとしました。

それから、一ヶ月半。

すっかり忘れていたのですが、一通の郵便物が届きました。

「バケツ稲づくり事務局」からでした。

応募作品が、帰ってきたのかと思い開いてみてビックリ。

「入選のお知らせと表彰式」の案内状だったのです。


表彰なんて縁の無かった私ですが、園児達から色々元気をもらい、さらにこんなおまけまでいただけるなんて・・・。

園長先生の熱い思いから始めた「稲づくり体験プロジェクト」でしたが、何という結果でしょうか。

仕事を辞め、自給自足を目指し始めた農業ですが、今までしてきたことが、少しでも役に立った実感と、このような機会を与えて頂いた方々に感謝するばかりです。

もちろん、笑顔一杯の園児達にもお礼を言いたいと思います。

皆さん、本当にありがとうございました。

蕎麦打ち

2010年02月10日 | ロハス
このところ、ご無沙汰だった蕎麦打ちをしました。

蕎麦粉は、常陸秋蕎麦と栃木産の新蕎麦粉です。

昨年は、蕎麦は天候不順で国内主要産地が不作だったそうです。

値段は上がり、数量も一人2kgまでの限定です。

もっと、購入したかったのですが、こればっかりはしかたありません。

皆さんが、新蕎麦を楽しみに待っているんですものね。

袋を開けると、蕎麦の良い香りがします。

水を入れて、混ぜると色も黒っぽくなり、更に香りがまします。

練って、伸ばして、たたんで切ります。

沸騰したお湯に潜らせ、冷水で締めます。

今回は、冬と言うことで、甘汁を掛けます。

冷水で洗い締めたものに温かいお汁を掛けるため少しぬるいですが、だしと醤油のバランスのとれた甘汁でした。

でも、やっぱり、ざるそばで食べるのが、一番蕎麦の風味を飛ばさずに食べられるのかな?

池の守り

2010年02月08日 | 農業
   
            見本です。                  準備万端、作業開始です。


  
      ナタで削るのは難しい   

昨年は、池を改修したため、また水が少なかったため大変困りました。

そこで、水路の古い木栓を新たに作り水漏れを防ぐことになりました。

池に水を水路に流すところにある樋が打ってありますが、その水路に開けてある水抜き穴に木栓を作ることしたのです。

木の材料は、桐の木です。

軽くて、水を吸うと膨張し易いためです。

丸太切りをし、一年間陰干ししていました。

チェンソーで角を落とし、なたや電動カンナで削ります。

更に手カンナで仕上げます。

手カンナで削りましたが、なかなかけ削ることが出来ませんでした。

腕の筋肉が、パンパンに成りました。

村の方は、さすがに年は取っても、作り方と体力を鍛えているだけあって凄いスピードで仕上げていきます。

これで当分は、作る必要がないでしょう。



農閑期

2010年02月07日 | 農業
この時期は、農閑期ですが、昨年から村では、農道整備、水路改修が続いています。

吹雪の中、作業開始です。

のり面のちょっとした水平面部分を掘り、直径300□のU字溝を据えていきます。



余り大きく掘ると法面を痛めてしまいます。

一本の長さを見ながら、掘り続けます。




折れ点は?カラーの部分の掘り下げ深さは?、勾配は?と気を使います。



我が村では、重機を持っている方がおられるお陰で、重たいものは、代わりにしてくれます。

しかも、天気も回復してくれたため、作業もはかどり、昼前には、何とか完了しました。

労働力は村持ちですが、材料は町が購入費を補助してくれます。

お陰で村の水路はかなり改善されてきました。

しかし、年度末までまだ何回かの作業が必要のようです。

農閑期なのに、やはり忙しいです。

寒波襲来

2010年02月06日 | 自然
まだ、薄暗い中、家を出て山に向かいました。

空は、どんよりしています。

いやな感じです。

吉備中央町に入った頃からです。

雪が降り出しました。



それもかなりきつい風も吹いていました。

車も横風にフラ~と大きくハンドルを取られます。

広域農面道を走ると、反対車線は轍の跡がまだありません。



山に着いてみると、辺り一面は雪景色でした。


さむ~い!

 


高校演劇 大ピンチ

2010年02月05日 | その他



第4回春季全国高等学校演劇研究大会が、倉敷市・財団法人文化振興財団・全国高等学校演劇協議会・社団法人全国高等学校文化連盟演劇専門部の主催で倉敷市芸文館で開催されます。

公演日は、3月14日(日)、3月15日(月)、3月16日(火)の三日間です。

高校演劇の全国大会が来るというのに、現役の先生方は、身動きがとれないのです。

なぜって?

この日は、何と「岡山県立高校の入試」とダブっているのです。

高校演劇の全国大会は、春と夏の2回で、全国高等学校演劇協議会に加盟している演劇部2,140校(2009年度)のうち、たった22校しか出場できません。

地区大会、けん怠書き、ブロック大会と狭き門を通り抜けた、選び抜かれた演劇部というわけです。

夏の全国大会には、予選の次年度の大会となるため、予選時の3年生は出場できません。

顧問や部員が新たに脚本を書く「創作劇」の場合、登場人物を部員一人一人の個性に合せて創作することが多いようです。でも、主役の3年生が卒業してしまったら・・・全国大会では、下級生が代役を務めるしかありません。

ところが春の大会は、上演校にとっては、オリナルメンバーで臨める、贅沢時間を掛けて準備が出来る全国大会です。

だから、観客にとっては、最高の条件で観劇できる大会というわけです。

高校演劇の最高峰を、最も熟成した時に見る事が出来る、特別な3日間です。

どうぞ、お誘いの上倉敷文芸館へお越し下さい。

日時は、3月14日(日)14:00~4校上演~19:30
    3月15日(月)14:00~3校上演~18:00
    3月16日(火)14:00~3校上演~18:00

入場無料、全席自由席、事前申し込み不要となっています。

最新の詳細情報は、

岡山高演協のHP「岡山県高等学校演劇協議会」

http://www.nd-seishin.ac.jp/okym-engeki/  をご覧下さい。

飼いたい動物

2010年02月02日 | 農業
さて、これはなんでしょう?

そう、「やぎ」さんです。

「やぎ」さんは、私が飼いたい動物の一つです。

未だ小学校の頃、家の前の公園で山羊を飼っていたことがあったからです。

「やぎ」のお乳は濃厚で、母乳の出ないお母さんが、毎日「分けて下さい。」と通ってこられていました。

小さい頃は、おやつも買えず、「やぎ」の乳とメリケン粉を混ぜ、ホットケーキのようにして食べるのが、最高の贅沢でした。

今度は、チーズにアイスクリームをと夢は膨らみます。