山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

スモール・ピカソ?

2010年04月27日 | こども
孫 じぃ、じぃ、絵の具貸して!

私 どうするの?

孫 絵を描くの

リビングに新聞紙を広げ、大きなカレンダーの裏に書き始めました。

小さな手の平に、絵の具を「グニャ」とつけると思いっきり紙の上をクルクル。

「バ~ン」、と手形を付けます。

指で下から上に。

色々な色を。

私 これ何?

孫 なんでしょう?

私 ???

孫 わからないの?

  まあ、いいわ。

  おとうさんとあかあさんはわかるからいいの。

どうも未来の「ピカソ」?のようです。

はつもの

2010年04月26日 | 自然
山も桜が咲き始め、やっと春らしくなってきました。

しかし、今年は暖かくなったと思えば、冬並の寒さに強い風が吹きます。

四月中旬に初めて見つけたワラビ。

ところがその後、寒くなったせいか、お目に見ることができませんでした。

あまりの寒さに、冬眠を始めたのかな?

寒い冬が過ぎ、春になって体を動かすじきです。

この時期は、苦いもの、あくが強いものを食べ、体を本格的に動かすときです。

ぼつぼつ、外の空気に触れに来てごらん。

気持ちが良いよ!



八重桜

2010年04月25日 | 自然
この時期で一番待ち遠しいのが、この八重桜です。

村でも一番最後に咲く桜です。

お隣のおばあちゃんが嫁いですぐに植えた桜だそうです。

おばあちゃんがご存命なら既に百歳過ぎです。

逆算すると80年近い老木ですが、毎年腕一杯広げて華麗な花びらを披露してくれます。

今年は、暑くなったかと思うと、真冬並になる気温のためか、昨年より一週間遅れました。

昨年は、この状態から満開まで約二週間楽しませてくれました。

今年はどうかな?連休まで持つかな?

めだかのがっこう

2010年04月22日 | 自然
昨年、孫と一緒に買ってきた「めだか」さん。

五匹買ってきたのですが、翌日には一匹が、翌々日には更に二匹が見あたりませんでした。

なっ、なんで・・・?

よく見ると猫の足跡が、犯人はねこさんだったようです。

あれから早一年が過ぎました。

水面が波打っています。

なんだろう?

小さくて細いものが!

なんと「めだかの赤ちゃん」が出来ていたのです。

残ったお父さん、お母さんめだかさんが次世代の子供達を作っていたのです。

猫に襲われて以来、ちょっとした音でもすぐに潜ってしまいます。

そ~と見ていると、お父さん、お母さんめだかが水面に上がってくるとしばらくすると子供達が水面に上がってきます。

子供達は、じゃれ合いながら遊んでいるようです。

お父さん、お母さんめだかさんは、ゆったりと泳ぎながらも周囲の様子を気に掛けているようです。

人間の世界もめだかさんの世界もどちらの親も思う気持ちは同じようです。

籾蒔き

2010年04月18日 | 農業
一昨年は、苗床に野ネズミが進入し、苗が不足しました。

その時、村の方が残った苗を分けて下さいました。

その時の苗用パレットは我が家のものとは違っていました。

なんと野菜の苗を育てるトレーと同じようなものでした。

一株ずつに区画が分かれていたのです。

植えるため区画から抜いてにると、根が繭のように絡んでいました。

普通のパレットでは、土からちぎって植えます。

頂いたパレットの苗は「スッポ」と抜け、苗は痛まず、植えた後の活着は早く、収穫量も増えました。

パレットは、そのメーカーの専用なため、すぐに手に入りませんでした。

そこで今年は、野菜の苗を栽培するパレットで代用して何とか籾蒔きを終わりました。

12×24=288粒を一粒ごと播きました。

上手くこれから発芽し、何とか大きく育ってもらいたいものです。

おはつです

2010年04月16日 | 自然
<○の円の中、白いものが鞘葉(しょうよう)です>

籾を水に浸けて3日、お風呂の残り湯に2日経ちました。

ネットの中の籾を見ると何か白いものが?

よく見ると「芽」が出ています。

「鞘葉」という芽です。

今年は、気温が上がらず寒い日が続いています。

今晩、もう一晩お風呂の残り湯に浸けたら何とか蒔けるかな?


緊急事態

2010年04月15日 | 農業


横線が元の水のライン  白い円の中がミミズさんが開けた穴



前回の雨の時、なんとか水を溜めた田んぼ。

ところが、行ってみると水が減っています。

なんで?なんで?

よく見ると、畦には穴が開いています。

これはなに?

そうなんです。

犯人はミミズさんでした。

一生懸命に土を食べて、そのカスを出すとそれが肥料になります。

ありがたいことです。

が、今回ばかりはちょっと困るんです。

だって、この穴から田んぼの水が抜けてしまうんですもの。

あちらやこちらに、トホホ・・・。

あれ!!!


白い円の中がミミズさんが開けた穴




田んぼの水の中にも・・・。

我が家のミミズさんは、隊長30cm、胴回りは2cm余り。

小さな、ただの穴、されど穴。

少しずつですが、ジワ~と効いてきます。

可哀想ですが、今回は穴を潰していくしかありません。

ごめんね。

いねづくり

2010年04月11日 | 農業
このところ雨が良く降ります。

昨年のことを思うと嘘のようです。

今年もいよいよも実を蒔く準備が始まりました。

まずは、籾を水に浸けて水面に浮いた軽い籾を除きます。

一般の農家では、塩を入れた水に浸け籾を選別した上、消毒液に浸けます。

その後、32度位に設定した水に浸しますが、我が家ではこれを籾ネットに入れ、すぐ水に浸けます。

3~7日水に浸すと、籾から白い芽が出ます。

芽が出てくると、いよいよ籾蒔きになります。

みんなあつまれ

2010年04月09日 | こども
孫がごはんを食べています。

主食は勿論ごはんです。

副食もごはんです。

もくもくと食べます。

ごはんが大好きな孫です。

でも、最後が大変です。

ごはん粒がお茶碗の中で遊び回っています。

お茶碗の中で走り回っています。

さあ、どうしましょう?


そこに孫の「みんなあつまれ~」と大きな声。

でも「ごはん」さん達は、疲れて動けません。

また孫の「みんなあつまれ~」の大きな声。


ごはん: くたくたになってうごけないよう・・・。

 孫 : だったらぼくがはこんであげるよ!

ごはん: ありがとう。

     でもどうやってはこんでくれるの?

 孫 : ちょっとまってて。
    
     このおおきなおはしさんにのせていってあげるからね。

     おちないようにね。

     おちたらいたいからね。

ごはん: わかった。

     う~ん、あぶない、てがすべる~。

     わぁ~、いたい。

     おちゃった。

 孫 : ごめんね。さあ、もういちどのってごらん。

ごはん: ありがとう。

      みんなはやくおいでよ。


今度は上手くいったようです。

「ごはん」さん達は、集めてくれたお礼に「ぽ~ん」と孫のお口の中に飛び込んでいきました。

孫も「ごはん」さんたちの力を一杯もらったとみえて、食べ終わると家の前の公園に「行ってきま~す」と飛び出していきました。
    
 

せいめいのふしぎ

2010年04月06日 | 自然
田んぼを耕し、畦付けを行いました。

鍬で練った土を寄せます。

寄せていると水面に何か虫が浮いています。

土を寄せるほどに近づいてきます。

よく見ると「ヤゴ」です。

土の中にいたようです。

山では、糸トンボとオニヤンマが良く飛んでいます。

このヤゴは大きいのでオニヤンマ?

ヤゴでいる期間は4週間ぐらいから7、8年と様々です。

こんなにグロテスクな形をしていますが、あのジャンボジェット機のように大きな姿で悠然と飛んでる姿は創造できません。

土に乗るとまた穴を開け潜っていきます。

どうも、起こすには早すぎたようです。

おやすみなさい。

孵化して空を飛んでいる姿を早く見せてね。

こころもうきうき

2010年04月03日 | 自然
春は、寒い冬をやっと越し、暖かく活動し始めることが出来る季節です。

この頃は、野の草たちも野草たちも、力一杯芽を出し春を満喫しています。

蕗のとうは、早いところでは3月には出ていましたが、我が家のエリアでは、2週間前に一株だけ芽が覗いていました。

昨年は、10株ぐらい出たのですが、嬉しくなりつい取りすぎてしまいました。

ところが今年はなかなか出てこず、あきらめていたのですが、やっと二株目が覗いていました。

本当は、天ぷらにして食べたいところですが、この場所を「蕗のとうの里」にしたく、家族が多くなるまでじっと我慢の私でした。