山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

よてみてオリンピック

2008年07月31日 | ロハス
  


(きゅうり) きゃべつさん、さいきん「メタボ」になってきたん?このまえまで、「ほねかわすじえもん」だったのに。

(きゃべつ) そうね~。あおむしさん、いっぱい、いっぱい、たべてもらってたからね。

(きゅうり) こんなに太ってきたらむりかな~?

(キャベツ) なんなの?

(きゅうり) きゃべつさん、きゃべつさん、きいて。

(きゃべつ) どうしたの。そんなにこうふんして。

(きゅうり) こんどね、「よてみてオリンピック」にでることになったんよ。
       
(きゃべつ) なんのしゅもくにでるの?

(きゅうり) てつぼう。じゃぁなかった。たけぼうの「ぶらさがり」きょうぎ。

(きゃべつ) すごいじゃん。

(きゅうり) いま、まいにちれんしゅうをしてるんじゃけど、どう?このすたいる。ては、けんすいじょうたい。ぜんたいは、まっすぐ。

(きゃべつ) わぁ~。かっこい~い。

(きゅうり) きゃべつさんもやってみない?

(きゃべつ) ぼくは、あおむしさんがいないと、おもすぎてできないよ。

(きゅうり) そうか・・・。きゃべつさんのぶんまでがんばってくるわ。
       もう、ぶらさがってなんにちになるかな?
       これは、「よてみてしんきろく」になるかな?

(きゃべつ) きゅうりさん、きゅうりさん、がんば~れ。がんば~れ。

結婚

2008年07月30日 | 農業


昨日は、茎から「穂」が生まれてきましたが、今日は、さらに「花」が咲きました。

稲の花には花びらがありません。
花の外側を包む2枚の「えい」があります。
「えい」に包まれて、1本の雌しべと6本の雄しべがあります。

稲の「花」は、わずか1時間くらいしか開いていません。
この間に雌しべは急いで花粉と受粉して、種を作る準備を終わります。
花が開くころには、雄しべは急に伸びて花粉袋が開き、 雌しべの上に花粉が降りかかって受粉します。
「えい」の外に延び出た雄しべを残したまま、「えい」が閉じて米が作られていきます。

長雨が続いて花が咲かないときは、雄しべが「えい」の中に残ったまま実ると、米粒の半分に汚れのある着色粒ができる 原因となります。

また、雄しべが外にのびている時期に、風が吹いて穂がすれると、受粉が上手くいかず、中身の無い「えい」だけになります。

だから村の人たちは、台風が来る前に稲刈り(9月初旬)が出来るように田植えを5月の連休までに終わらせます。

クライマックス

2008年07月29日 | 農業
        



今年は、梅雨はどこへ行ってしまったのか、田んぼがひび割れてしまうくらい雨が降りませんでした。
でも、一度ので何とか水も溜まり、稲達も「スク、スク」と大きくなりました。

茎も大きく膨らみ可哀想ですが、帝王切開して調べてみました。
本当は一株採って調べるのですが、可哀想なので一本だけ、だから根も短いですが・・・。

穂数は、112粒。
米は、八十八粒以上有れば上出来とか。
まずまずです。

右上の写真で白い円に囲まれた部分、分かりますか?
そうなんです。
茎の中から、一生懸命お日様にあたるため、外に顔を覗かせています。
下の写真は、そこを拡大した物です。

いつもこれを見ると感激して、たたずんでしまいます。
ただそれを見ているだけ。

「さあ、これからもう一仕事しなっくっちゃ」と畦の草刈りに精を出した一日でした。
最高!

良い子、悪い子、普通の子

2008年07月28日 | 自然
ひまわりさんが花を咲かせました。
ひまわりさんは、花が咲くとお日様笑楽耕(おひさましょうがっこう)に行き色々な勉強をします。
そのため花は、お日様の動きにあわせて向きを変えていきます。

我が家のひまわり3兄弟です。

良い子は、まだ夕陽の方に向いてお勉強しています。
普通の子はお日様の顔色を見ながら少しずつ東へ向いて放課後に遊ぶ事を考えています。
悪い子はすでに東を向いています。
良い子は悪い子に尋ねました。
「なんで明るいうちから東を向くの?
悪い子曰く、「日が暮れてから東を向くと、その間に居眠りをしてしまい、寝坊してしまうんだよ。
そしたらね、朝までに間に合わなくばるだろ」

悪い子でなく、一番良い子?
どっちが良い子か、悪い子か、わからなくなっちゃった。

猛暑・熱帯夜

2008年07月27日 | 自然
この二日間、とにかく暑かった。

午前10時半頃にるとどうにもならない。
外部は37度、建物内部は32度。
午後3時半頃までは休憩。
午前、午後と畦の草刈りをしました。
熱中症にならないように帽子をかぶり、水分を取りながらの作業でした。
しかし、夜になると段々コメカミが痛くなりアイスノンを枕に寝るも寝付けず。
夜中の3時温度計をみると27度。
熱帯夜。
窓を開けるとヒンヤリとした風が入ってきました。
熱帯夜なのに?
考えてみると、周りは山と田んぼばかり。
気化熱のおかげか。
自然の有り難さがみにしみた一日でした。

イタリアントマト

2008年07月25日 | 農業
このイタリアントマトは、以前退職時にイタリアへ卒業旅行で行った時に買った種を播いた物です。

毎年、少しずつ播いています。
買ってから長くなると発芽率が落ちてしまいます。
種を取りたいと思いますが、なかなか自家採取は難しいです。

今年は、何故かなかなか赤く熟しません。
待ちきれなくなり、「あおいジャム」を作ってしまいました。

熟した赤いトマトで作った「トマトソース」は、スパゲティー、パスタにと色々な料理に使います。

「早く赤くな~れ、早く赤くな~れ」
「まちどし~いな~。」

あおむし

2008年07月24日 | 自然
     
以前あおむしさんが一杯食べていたとき  葉っぱが巻きだしました


毎日、毎日、あおむしさんが、来訪しお腹一杯葉っぱを食べていました。
最近は、段々少なくなりました。
どう?
上手に葉が巻きだしたでしょ。
成虫は3月頃から10月頃まで長い期間にわたって見られ、年に4-5回ほど発生しますが、これからどうなるでしょう?
今のうちに大きくならなくちゃ。
また、青虫さんがきてもお腹一杯たべられるようにね。

のうさぎ

2008年07月23日 | 農業
  
囓られてしまった大豆           小豆の全景                 無傷の小豆ちゃん
 

大豆を畦に植えたが、今年は残念ながら芽が全く出ませんでした。
豆が悪かったのか、鳥に食べられたのか?

近所の方が残った苗を持ってきて下さったので早速植えました。
ところが、田植えに追われ目を離したとたんにやられてしまいました。
綺麗に先を食べられてしまい丸坊主。
山中に指名手配をかけると、ばあちゃんが、「そりゃぁ、ピョンピョンうさちゃんじゃわ」と一言。
「うっ、ピョンピョンうさちゃん?」
そう言えば、可愛いうさちゃんを最近、近くの山で見たことがありました。

大豆は低カロリーながらタンパク質やカルシウムを多く含むため、栄養源として重要です。
さらに大豆に含まれるゲニステイン、ダイゼイン、グリシテインなどのイソフラボンは大豆イソフラボンと総称され、弱い女性ホルモン作用を示すことから骨粗鬆症や更年期障害の軽減に役立ちます。
それを知っていてお母さんうさぎが、食べにきたのかな?

ところで、隣に小豆を植えたんですが、全然食べられていないんですよ。
小豆もタンパク質の含有量が多く、健康に良いのに少しも食べられていないんですよ。
なんでかな???

第2の緑の革命

2008年07月22日 | 農業
「SRI(コメ高収量システム)」という節水型稲作技術が、朝日新聞朝刊で紹介されていた。

今、アジアの水不足の地域に導入が図られている農法です。
苗を1本ずつ植えます。
「稲が持つ本来の生命力を引き出す」と言われ、水・除草管理を行うことにより茎が太くなり穂が増え米粒も大きくなります。
80年代にマダカスタルで開発されたのを米国や日本の学者が研究し、「環境に優しい持続的な農法」として提唱しました。
インドでは、04年に導入、田んぼの水量を3割減らし、単位収量は倍増しました。
スワミナタン博士は、「緑の革命の父」としてインドでの旗振り役の一人で、60年代以降、米と小麦の新品種を導入して食糧自給に成功しました。
反面、膨大な水をくみ上げ、化学肥料を大量投入する「負の構造」を定着させ、多国籍農業ビジネスの利権を世界規模に広げた」と批判もあります。
博士は、「当時は水量に余裕があり、使われていない水を最大限に使った。
「第2の緑の革命」は環境条件に応じたエコロジカルな農法で乗り切る必要があり、SRIはその一つだ」と言っています。

今先人達が努力研究され、不耕耕で、一本ずつ植えて環境に優しい方法を実践されている方が少しずつ増えています。

私も水の関係で一部耕す方法(耕しても当然無農薬・無化学肥料)で稲作を行っていますが、全部「自然農」出来るようにしていきたいと思っています。

ひまわり

2008年07月20日 | 自然
(toto)   みんな。おはよう。

()   おはよう。
(toto)   みんなどこをむいているの?
()   さんはどこ?
      よるになると、あさまでにさんをさがさなくちゃ。
(toto)   ひがしだよ。こっち。こっち。
()   ありがとう。
(toto)   なんでさんのほうをむくの?
()   さんとまいにちおはなしをするの。
      たのしいよ。
      さんは、みんなといちどにはなしをしてくれるのよ。
(toto)   さん、やさしいね。
()   たのしいうえに、けんこうになれるのよ。
      さんのほうをむくと、まいにちウエストダイエットができるの。
      だからいつもすりむなの。
      だから、かぜがふいてもたおれないでしょ。
      メタボもかんけないのよ。

帝王切開

2008年07月19日 | 農業


                    水の溜まった田んぼ            身長測定中


が降ったとみえてやっと田んぼに水がたまっていました。
ヤッター。

稲も大きくなりました。
今年は成長も均一で草が昨年よりも遠慮してくれているようです。
そこで可哀想ですが、稲を一本抜いてお腹の中を調べてみたした。

(Dr.X)     「身長、体重は?」
(toto)     「身長66cm、体重?」
(あきちゃん)  「えっ、女性に聞くの?内緒に決まっているでしょ。」
(Dr.X)     「ごめんちゃい」
(Dr.X)     「それでは、手術を開始します。」
(Dr.X)     「カッターイフ」
(Dr.x)     「切開」
(Dr.X)     「あっ、totoさんできていますよ。大きくなっています」
(Dr.X)     「穂の長さ15cm、穂数92粒、根長26cm、順調ですよ」
(Dr.X)     「隣のお父さん方の稲が先週その位だったから「まず、まず」ですね。」

(toto)     「よっしゃ、今年は雨が少ないし、日照時間が少なく心配していたけどよかった。このまま大きく、大きくなあれ」

夏休みフリー塾

2008年07月18日 | ロハス
もう少しすると子供達は、楽しい、楽しい夏休み。

7月・8月の夏休み期間中に12回色々な内容で催されます。

今回団塊世代のグループは、8月に公民館で小学生を対象に、「昔あそび&おにぎり作り」を担当します。

お手玉、おはじき、独楽、水鉄砲、竹馬に竹とんぼと色々なものが体験できます。

竹とんぼも有りますが、自分で作る楽しみを体験してもらうため牛乳パックを利用しての「ぱっくとんぼ」も作る予定です。

お昼は、昨年公民館主催での「田植えツアー」で植えた稲から採ったお米を炊いての「おにぎり作り」。

これも、自分で握って、食べる。

予約日に定員まであと一人残すだけになったほど大好評の様子。

子供達の元気な顔が目に浮かびます。

でも「ウキ、ウキ」して、指折り日にちを確かめているのは自分っだたりして。

ぶっぽうそう

2008年07月17日 | 自然
6月中旬に「ぶっぽうそう」の姿を見てから約一ヶ月がたった、先週あたりから「ちょこ、ちょこ」姿を見かける事が出来るようになりした。

今は、給餌の最盛期だそうです。雄雌ともに頻繁に餌を巣箱へ運ぶのでもっとも観察しやすい時期です。

大きさ30cm以上有るかな?
黒と青い羽、頭は黒い。口は「橙」色。

実際に見ると大きく綺麗な砦に囲まれています。
迫力が違いますね。

我が家の巣箱には出入りしているのを見ないので今年は駄目かな?

我が屋の巣箱に早く居着いてくれればと思っています。

新しい農業とエコ

2008年07月16日 | 農業
先日日曜日、職場の同僚が山に来訪されました。
「耕さない田植え」を見に来られたのです。

現在、約1反の「田んぼ」で米を植えている彼。
農機具が無く、田植え前にはトラクターで耕してもらい、田植え、稲刈りも機械を借りおこなっているとか。
定年後は、「時間があるの全部自分でやりたい」と、機械がいらない方法を試行錯誤していたそうです。
「昔、い草を刈り取った後穴を開け、田植えをしていた方法」、
「草は、一列置きに鎌で刈り取り伏せていく」と同じと説明。

今日のことでした。
彼が「新しい試みをしている」との話。
「草を押さえるのと、肥料になるかも」と新聞紙を敷いてどのようになるか実験中。

何歳になっても常に「どうしたら良いか」前向きに考えながら進む彼。
温厚で目立つことが苦手な彼。
「さすが~」というと、
「機械が買えないから」と言うが、「機械が買えない」のでなく、「小さなエコ」を実践し、地球温暖化まで考えている。

ちなみに、片道60kmの所を2時間以上かけ0半(50ccのスーパーカブ)で来られたのには、敬服しました。

しにそう!

2008年07月15日 | 自然
        
)     あついよ~。
        たいよ~さん。
        なんで、そんなにげんきなの?
)    なにをゆっとるんじゃ。
        わしはな、46おくねんもまえにうまれたとっしょりじゃ。
)     でも、あついよ~。あついよ~。
)    つゆのじきじゃから、あめさんにいっぱいふらせてもられよ。
)     あっそうか。
        あめさ~ん。あめさ~ん。いっぱいふって~。
)    いっぱいふりたいんじゃけど、いま、かいがいりょこうへいっとるんよ。
        このまえは、「みゃんまー」じゃろ。
        そのつぎは、「ちゅうごく」じゃろ。
        いま「ガソリン」がたかいからみんな「くも」に「のせていってほしい」とゆうよ。
        このまえ、いそいでにほんへかえってきたんよ。
        そしたら、いそいで「Uターン」したら、まがりすぎて「きゅうしゅう」、「しこく」、「かんとう」のへんにふらせてしもうたんよ。
)      えっ。そんなにいそがんと、「おかやま」にもふらせてよ。
)    わかった。わかった。
        そういえば、「toto」さんがたうえした「いね」さんが「のどがかわいたよ」といっとたな。
)    かあちゃん。「おかやま」までちょっといってくるわ。
)     うわきせずに、さっさとかえってくるんよ。
のまご) ばあばあ~は、こわいよ。こわいよ。