山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

エコぱっくとんぼ

2014年04月30日 | 工作


飛び石連休で孫たちが来ました。

早速、工作の時間です。


夏休みのフリー塾において公民館で昔遊びで作ったのがこの「エコぱっくとんぼ」。

身の回りにある材料を使い、小さな子供でも簡単にできるものとして牛乳パックさんの登場となったのです。


作り方は、

牛乳パックに形を印刷した紙を貼ります。

一面で2つ取れますよ。

ハサミで上手に切ります。

折り線に沿って折ります。

ここで注意!

右利きと左利きとで折り方がちょっと違うんでちょっと注してください。

折れたら今度はストローさんのお出ましです。

ストローの先端を2cm程半分に押しつぶします。

ペッちゃんこになった先を1.5cm程切込を入れます。


切れたらこの割れ目に、牛乳パックを二つに折りそこにストローを差し込みホッチキスで留めます。

ここでワンポイト。

牛乳パックの中央とストローを出来るだけ直角に取り付けて下さい。

ずれると飛びにくくなりますよ。

ホッチキスの部分をセロテープで危なくないように貼り付けます。

これで出来上がり。

飛ばし方は、(右ぎきの場合です。左利きの方は、右利きの時と反対にしてください。)

左手の付け根にストローを添えます。

右手の指さきをストローに添え左手は動かさず、そのまま右手を前に素早く滑らします。

どうです?

上手く飛んだかな?


最後に注意事項

危ないので、下のことは注意してね。

飛ばす時には、広い場所で飛ばしましょう。

道路でしたら駄目ですよ。

人に向けないようにしましょう。

それでは楽しんでくださいね。

ひゃ~っ!

2014年04月28日 | 農業
せっかく山から取ってきたシイタケさん。

かごに入れ翌日干しシイタケにと思いきや、かごを除けると5~7mm程の蛆虫のようなものが・・・。

娘に大叱られです。

シイタケを割ってみると中はカスカス。

すっかり食べられています。

一体何の虫?

ネットで調べてみると、どうも「キノバエ」の幼虫のようです。

被害の少ないものは、捨てるのはかわいそうと、とりあえず塩水に浸してみました。



しばらくすると、器の底に白いものが伸びています。



ネットで見たものと同じように思います。

以前、原木シイタケで農薬を掛けるということを聞いたことがあったのですが、何でか良く分かりませんでした。

この虫以外にも何種類かの虫がいるようです。

自然の中にあるとどうしても避けられないようですが、3月の終わりまでは、虫もいないようで早めに採取するのが良いようです。

余り気持ちの良いものではありませんが、天日干しの時点で十分に気を付けるしか仕方ないようです。

虫が食べた後があるということは、無農薬のシイタケさんと言うことには間違いないようです。

ツルぴか団子

2014年04月26日 | まご


ツルぴか団子???

孫から届きました。

実は、泥団子のようです。

これが泥団子?

ツルツルで、ピッカピカ!


事情を聞くと幼稚園で作ったとのことです。

普通の泥をおにぎりを作るように握り丸くします。

丸くなったら、乾いた砂を振りかけて手の上でさらにこすります。

とりあえず第一弾化の完成です。

次に乾いた砂を手に付け砂を落とします。

手に残った砂を団子に丸めまたこすります。

最後にビニール袋に入れ一時間ほど休憩。

布で磨いたら、ピッカピカの泥団子に出来上がり。

「じぃじぃの頭とどっちがピッカピカ?」とは孫。


なんということに・・・

2014年04月25日 | 食品・材料・料理
いよいよ最終段階です。

まずはお湯を沸かします。


沸騰させてお湯に入れると崩れてしまうため、ここは、85度に。



ちょうどいいくらいですね。

いよいよコンニャクさんの登場です。

そろ~といれます。



あっという間になべの底に到着。

ここからは、コンニャクさんには温泉気分でしばらく使っていただきます。

予定では、火が通り固まってくると上に浮いてくるんですが。

何かコンニャクさんに変化が・・・。



でも何かおかしい?

右端が何か・・・

崩れてきている???

とうとう空中分解!!!



悲しかな大失敗!

教えて頂いた通りにしたんですが・・・。

良く聞いてみると、「奥深いものがあるのよ。コンニャクを使う時期(固まるもとのコンニャクマンナンと言う物質が暖かくなって発芽し始めるとそちらにとられて編kするそうです。)や、灰汁の濃度とか、色々な条件があるで回数をこなさないと会得はできない。」と。

これに負けず、次回再挑戦!

こんにゃく すりこみ

2014年04月24日 | 食品・材料・料理
いよいよ、こんにゃくの製造開始です。

まずは、コンニャクを良く洗い、皮をむぎます。

コンニャクをいらうときは、必ずゴム手袋をします。

なっぜって?

灰汁が強いのでかぶれてしまいます。

かゆくなり、我慢できなくなってしまいます。

出来れば眼鏡もした方が安心です。


水でよく洗い泥を落とします。

皮は包丁でむぐのですが、私はワイヤータワシを使います。

凸凹したところも簡単に落とせますよ。

目の部分は大きめに取り除きます。


おろし金でするので持ちやす大きさに切ります。

計量したら、いよいよ摺ります。




バケツに、灰汁を入れその中でコンニャクを擂っていきます。



灰汁の中でゆっくりとすり、良くかき混ぜていきます。

空気中ですっていくと、擂った芋が固まり「ダマ」になってしまうのです。

芋がなくなるころには、かき混ぜるとかなり重くなってしまいました。

この重さ加減が難しいようです。

さあ、何とか摺り終わりましたが一時間弱もかかってしまいました。



これでまた一時間ほど静置します。

これでちょっとご飯にします。

灰汁づくり 4

2014年04月23日 | 食品・材料・料理
炭化された藁をお湯に入れ、ザルを使い灰汁を濾しました。

ザルを除けると、やはり水はかなり黒いです。

サンプル用にグラスに一杯とります。

次に、藁の上にこの灰汁をまたそ~ろっとかけていきます。

この灰汁のサンプルと比べてみましょう。



比べると「お~っ!」、色が明らかに違いますね。


藁の隙間に粒子が引っかかって灰汁が澄んでいます。

これを4、5回繰り返せばようようですが、結局6回この作業を行いました。

最後に目の細かい日本手ぬぐいで濾します。

最初にとったサンプルと比べてみましょう。



かなり違うのがわかります。

かなり澄んでいます。

さあ、いよいよこんにゃく作りにチャレンジです。

灰汁づくり 3

2014年04月22日 | 食品・材料・料理
さ~て、もうボツボツ良いかな?

それでは羽釜の中の藁を取り出すことにします。

バケツに竹ザルを置いて、その上に「そ~と」柄杓で藁をくみ出します。

ゆっくりと、ワラを潰さないようにね。



そうしないと、細かい粒子になり濾しても澄んだ綺麗な灰汁が取れなくなります。

取り出した藁の上にさらに載せていきます。

あれだけあった藁もお湯につけているとこれだけになってしまいました。


灰汁づくり 2

2014年04月20日 | 食品・材料・料理
慌てて、薪を割り沸かしたお湯。

焼いた藁を「そ~と」お湯に入れていきます。



出来るだけ崩さないように。

崩すと小さなクズが水に混ざり灰汁が汚れてしまうからです。

やっと、全部投入完了です。



このままの状態で、15~20分静置します。

ふ~!

バタバタしすぎて、お疲れモード。

ちょっとここで一服としますか。

灰汁づくり 

2014年04月20日 | 食品・材料・料理


まずは、藁を焼きます。

貴重な藁です。

無駄にはしたくありません。

と言うことで、出てきたのは孫用の夏のミニプールです。

一応ステンレスなので大丈夫!とこの中で焼いてしまいました。

藁はと言うと、まずまずでしたが、ステンレスはヤニ?でしょうか真っ黒になり落ちません。

また、奥に叱られそうです。

まあ、先の事は後にしてと。

うっ?

また失敗してしまいました。

羽釜に湯が沸いていません。

あ~ん、またやってしまいました。

早く炊かなくては・・・。

究極のコンニャクづくり

2014年04月19日 | 食品・材料・料理


山では、コンニャク芋を栽培しています。

畑を借りた時は分かりませんでしたが、どうも前の方が植えていたようです。

見慣れないものが大きくなっている。

初めて見ました。

師匠曰く「これは、こんにゃくじゃ。昔は植えていたが最近は見ん様になった。」と。

以後、大事に増やしてきました。

育てるだけでは、意味がありません。

よく作っていたというかつてのお姉さんに、教えを乞い初体験しました。

その時は、炭酸カルシウムいわゆる消石灰を使い固めました。

その時は、市販品より美味しかったです。

粉から作る市販品に比べ、生芋から作るコンニャクは格段に美味しく感じました。

それ以後、凝固剤をいろいろ調べてみました。

蕎麦を使い灰汁を作り挑戦しました。

何度かの失敗をしながら何とか形にする事が出来るようになりました。

そういう中で、刺身コンニャクにして美味しいといわれるものを発見しました。

それが、「藁」から作った灰汁を利用したものです。

それでは、準備も整ったので、作業開始!

生きる

2014年04月18日 | 農業


山では、草刈した後にいろいろな草花が芽吹いています。

このチューリップは、5年ほど前に球根を植えそのままにしているものです。

最初の年は、大きな花を咲かせ頼ましてくれました。

通常は、花が咲いてしばらくしたら「早めに花を摘めば次年も大きい花が咲く。」と言われたのですが、その年の花をまっとうさせてやりたいと自然に花弁が散るまでそのままにしています。

散り際は、可哀そうにも思うのですが、生き物には寿命があります。

一生懸命生き抜いていってもらいたいと・・・。

毎年花は小さいものの、可憐な花を咲かせてくれます。

もうすっかり地元民になりきっているようです。

一日の始まり

2014年04月17日 | 食品・材料・料理


我が家は、朝食はパンです。

中学校になったころからでしょうか、ギリギリまで寝て学校へ飛んでいく。

そのような状況の中で、ご飯からだんだんパン食になり、それが定着してしまいました。

市販のパンも良いのですが、家庭用のパン焼き機で焼いたパンがクセになっています。

食べて腹持ちも良いし、小麦粉に混ぜるものも自分で自由に変えることもできるから。

バターに変えてオリーブオイルに、砂糖も減らしてと自分スタイルに。

こんがり焼いたパンに、特製米飴を塗って・・・。

う~ん、これぞ至福の時。

緊急要請!

2014年04月16日 | 食品・材料・料理




娘が2月に姫を出産したのですが、、「お乳が足らないから大至急頂戴!」と緊急要請がありました。

緊急要請されたものは?

実は、3月下旬にこしらえた米飴さんでした。

母乳が良く出るということで、出産祝いにもよくつかわれるとか。

良く聞くと、良くおっぱいは出るものの、それ以上飲むようです。

お乳が出過ぎ(乳腺炎になりやすい体質)と言うことで遠慮していたのですが・・・。

と言いながら、「姫のためなら火の中、水の中。」と早速製造しました。

ただし、もち米は、一晩水に浸さないといけないので、とりあえずうるち米で作ることに。

今回、うるち米で作ってみて気が付いたこと。

1.もち米に比べ、甘味が少し弱い?

2.もち米は、琥珀色で済んでいましたが、なぜかうるち米は白濁しています。

何でかな???

まあ、天然素材の甘味料には違いありません。

当座、これで我慢してもらうことに。

記念樹

2014年04月15日 | こども


町では、桜も散り始めてしまいましたが、山では桜が満開です。

この桜、娘が結婚した時に記念に植樹したものです。

あるがまま育てるということで、出来るだけ自然に。

花もやっと3年前につけ始めました。

その時は、わずか3輪。

昨年は、グッと増えました。

さらに今年は花の数も加速しています。

実生活でも3人目の子供ができました。

しかも待望の姫が。

山の桜とともに、こども(孫)の成長が重なって見えます。

このころのさくらはいいな~!


たんぽぽと言えば?

2014年04月14日 | 自然


山のタンポポさんです。

この時期になると斜面一杯に咲き誇ります。

タンポポって西洋タンポポ(外来種)と日本タンポポ(在来種)の二種類あるそうです。

町でよく見かけるのは、ほとんど西洋タンポポ。

この山では、全て日本タンポポ。

写真は、黄色だけですが白色の花も多く咲きます。

でも、なんで町には外来種が多いのかな?

外来種は、在来種に比べ種子は、1.5倍の数、重さは半分、仲間のお増やし方は受精せず行えるそうです。

在来種は、他の仲間がいないと増やすことができないそうです。

最初は、外来種に駆逐されたのかと思っていましたが、よく調べてみるとそうではありませんでした。

良く調べると、シロバナタンポポ・・・白い花を咲かせる唯一のタンポポで自分自身だけで種子を結ぶことが出来る。

“エゾタンポポ”と“シロバナタンポポ”は他の在来種と違って、他の株が無くても種子を作ることが出来たのです。

この性質は外来種にも共通でした。

犯人は、どうも人間のようです。

在来種の開花結実・発芽に重要な春秋に、機械を使った大規模な工事や耕作で土を踏みつけて個体数を減らしていたのです。

我が山で在来種が多いところは、考えてみると人が踏み荒らすようなところでない斜面などがほとんどです。

少しでもこの環境を保持し、この可憐な花を見守っていきたいものです。