山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

山の生き物

2008年09月30日 | 自然


山には、色々な生き物がいます。

田んぼの稲刈りをすると一番に出てくるのがこのカエルさんです。

「トノサマガエル」です。

昔、家で見たカエルは緑色をした「アマガエル」、夏の田んぼでは「ウシガエル(ショクヨウガエル)」、そして「トノサマガエル」でした。

岡山市内で、どこでもいた「トノサマガエル」ですが、町では気がつくと見えなくなっていました。

何が影響しているのでしょうか。

春の田んぼには、沢山の卵が水辺に浮き、田植えのころには早いカエルはオタマジャクシになっています。

田んぼにいる昆虫やクモを食べています。

無農薬で稲を大きくしている我が家では、昆虫さん達には悪いですが、大切なお客様です。

人間の立場で言うと、都合の悪い色々な虫が出てくるときに、カエルさん達がお腹一杯食べてくれます。

人間にとって都合の悪い昆虫も、カエルさんには必要な食料です。

やはり、いらないものはないのです。


平均台

2008年09月29日 | ロハス
(アナウンサー) ここ、「よてみてオリンピック」、もちごめ会場では「平均台」の演技が始まっています。
        演技は、山の上出身、もちごの「ここちゃんグループ」が演技をしています。
        実況は、「toto」さん、アナウンサーはこしひかりの「こしちゃん」でお送りしております。

(アナウンサー) totoさん、おはようございます。始まってまだ2日目なんですが如何でしょう。


(toto)    そうですね~。ちょっと2日目なんですが、どうもバランスの取り方が良くないようですね。
        既に、懸垂状態の選手がいますからね~。

(ここちゃん) なんで、totoさんが実況をしてんだよ~。

(アナウンサー) なにか選手達が騒いでいますね。どうしたんでしょうか。

(ここちゃん) totoさんの乗せ方が悪いからすぐ滑ったんだよ~。

(アナウンサー) totoさん、一言どうでしょう。

(toto)   おかしいな~。きちんとのせてあげたのにな~。

(アナウンサー) どうされたのですか?

(toto) ちょっと乗せてあげるのを手伝ったんですよ。本当は・・・。

(アナウンサー)農業を初めて5年目。

従って、稲刈りも5回目。

よって、稲架に稲を掛けるのも5回目です。

まだまだ、経験不足のようです。


でも、この部分以外は、綺麗に干せてますね~。何ででしょう?

あっ。わかった。遠くに見えます。

あれは、楽長だ。

やはり、楽長には頭が上がらないようです。うふふ。

3枚目の稲刈り

2008年09月28日 | 農業
  


昨日から、今年3枚目の稲刈り開始です。

美女の応援もあり、張り切って始めました。

おかげで順調に進み、刈り取りは後少しで終了です。

今日は、早朝から稲木を組み竹を置き荒縄で縛り上げます。

後少しで終わります。

稲束を掛け雨が降る直前に終了。

稲束の上にビニールシートを掛け雨養生完了。

ほっと、一息。終わったあ~。

ところで、稲架干しの稲を見て下さい。

手前の稲束が大きいく見えるのは当然なのですが、奥の稲束より大きく重たいのです。

畦際周辺は、草を刈ったときその草を稲の足元に入れていたからです。

さらに山陰部分の方が、出来が良かったのです。

高温が続き、暑げにあったのか?分結不足と草刈りが十分でなかった為か?

来週は、一番大きな田んぼでヒエだらけ部分の稲刈り。

ちょっと間が開いて、田んぼをいっさい耕さない田んぼに植えた稲刈りです。

台風15号さん、こちらに来ないでね。

稲架干しした稲さんが乾燥しないんだもん。






特注グローブ

2008年09月27日 | ロハス
野球が次回オリンピックから正式競技から外れる事になったようです。

しかし、山の畑では、「WBC」でイチローが使うグローブを製作していました。

名手「イチロー」が、より確実にプレイするようにするため、指を入れるところを10本にし、ボールが自然にグローブに入るようにしたものです。

硬さは、手に優しくするため「なすび」さんを使用しソフトタッチに仕上げました。

競技が終わると、塩を振り掛け塩もみにすると、白いご飯と絶妙な漬物になります。

「WBC]で日本優勝!

ところで、試合はいつ?

特注グローブがもつかな~?

生命線

2008年09月26日 | 農業


この写真は、我が村最大の水がめです。

何度もお話しましたが、今年は水不足で困りました。

我家は、6枚の田んぼのうち1枚がお世話になっています。

二束のわらじを履いている私は知らない間に大変な事になっていました。

余りにも使いすぎ、底近くまで水を使ってしまったそうです。

でもそのお陰で、「樋(ひ)」に打ち込んである「桐の木」の栓が腐っている事が判明。

急遽、「桐の木」の栓を全て交換したそうです。


あわてて池に行くと水は既にかなり溜まっており、「桐の木」の栓は、20本覗いていました。

しかし、村人曰く、「まだまだ溜まっていね~」と。

来年の春先までに水がたまらなければ、田植えが出来ません。

今年は、台風が1本も着ませんでした。

災害が無くてよかったのですが、この水不足には困りました。

今冬は、雪が少し多めに降ってくれると、ジワジワと溜まると思うのですが・・・。

あきのめぐみ

2008年09月25日 | 自然
昼はまだ暑い日がありますが、朝晩めっきり寒くなってきました。
山では夜になると冬用の布団がいるようになりました。

彼岸花、ススキ等秋を感じさせる風景が目に付きます。
でも、「秋」といえばやはり「食欲のあ~き」です。
今年初物の「かき」と「くり」を頂きました。

ところが、我家に高梁から流れてきた「サル」が、全て掻っ攫っていってしまいました。
と思ったら、犯人は別にいました。

我家の末娘は、別名「くだものむすめ」と言います。
とにかく果物に目がないのです。
今回も「あっ」と言うまでした。


わらのボール?

2008年09月24日 | 自然
今回の稲刈りでは、初めての事に出会いました。

わらで出来た丸いボール?状の形をしたものです。

直径は、10cmくらい、しかも続けさまに3個も。

何か分かりますか?

なんと「ねずみ」のお宿でした。

日本で一番小さい「ねずみ」さんだそうです。

名前は、「カヤネズミ」といい、頭胴長さは6~7cm、体重7~8g程度だそうです。

イネの球巣を『豊作のしるし』として神棚に供える地域が存在するなど、信仰・風習の側面からも稲作との関わりは深いといわれています。

「ねずみ」さん達普通は、カヤの中に巣を作るようですが、稲の中に作れば安泰ですね。

人間世界では、「食」の安全が叫ばれていますが、無農薬のこの場所へ作れば、安全で大量に確保できますから。

食料自給率は、10の何乗倍かな???

稲刈り 中盤

2008年09月23日 | 農業
    
              今回着手前                 今回終了時

稲刈りは、中盤にかかりました。

一番大きな田んぼの稲刈りです。

稲刈りは、先週で約40%終了。

今週はで約80%終了。

今週は、はかどりませんでした。

なぜって?

それは、前にもお話しましたが、「ヒエ」の大群と格闘したからです。

今年は、水不足で水が足りませんでした。

草刈をする時期、何とか水があったものの、田んぼの中へ入ると足跡が出来、水がそこに集中し、田んぼにある水が穴に入り無くなってしまうため草刈が出来なかったのです。

お陰で大きくなりすぎ、ミステリーサークルまで出来てしまいました。

倒れたところを刈るのは、一寸大変でした。

刈っていると、上から「ヒエ」の穂が首にあたり「ちく、ちく」と。

腰をかがめて、「ヒエ」を刈り取りながら一気に進みます。

それから本番の「稲刈り」です。

二倍の時間を費やしながらの稲刈りとなりました。

もう一度、27日(土)、28日(日)、最後の稲刈りを行います。

あっ、もう一枚、もち米の田んぼが残っていました。

来週終われば良いのですが。

一番最初に稲刈りをしたい稲は、ボツボツ脱穀の時期が来ています。

急がなくては。

ミステリーサークル

2008年09月22日 | ロハス


さて、今日は先週から始まった稲刈りの続きです。

稲刈りを進めると突然目の前から稲が無くなりました。

な、なに~。

なんで稲がないの~。そこは丸く円形になり外に向かって倒れています。

何が倒れているの?なんとそれは「ヒエ」でした。

長さは1メートル50センチメートル位あり、重さに耐えかねて倒れたようです。

しかし、その様に下敷きに成りながらも負けずに穂をつけていました。

早く草刈りをしてやれなかった事を詫びながら藁で縛って稲架に掛けてやりました。

「あ~、疲れた。ひえさんを支えていたから腰が痛かった。

これで腰を伸ばせる。あ~、気持ちい~い」

「中山間」対策

2008年09月21日 | 農業
2006年に、中国地方知事会が行った調査の結果、岡山県は高齢化率50%以上、19戸以下の「限界集落」は447箇所あり、中山間地域集落の17.1%を占め中国地方で一番高かったようです。

これを期に9地域のモデル地域で住民組織が発足し、集落機能強化に取り組みが始まりました。

県として特別支援事業を立ち上げたが、生活道整備が90%を占め、ハード事業に偏っています。

しかも、県の財政危機により、この事業も3年間で打ち切りになります。

都会の人たちも今回の「事故米」の事で「食の安全」に危機感を持たれた方も多いと思います。

テレビで放映されていましたが、日本と同じような国土で森林の率が大きい「スイス」では、第一次世界大戦で食糧危機を体験し、それから国民は高くても国産にこだわって買い物をするようになりました。

国も、農民達が安心して生活できるような仕組みを確立しました。

安いからと健康に悪いものを買って食べていくほうが良いのでしょうか?

気がついたら、外国に食べるための物を全て牛耳られていて、にっちもさっちもいかない状況になるかもしれません。

これを期に、日本でも自給率を上げるためにも、安全な食材を確保するためにも、「地産地消」に努め、田舎と都市間の行き来を深め、町の人も農業がしやすい環境も整えていく必要があるように思います。


食の安全

2008年09月20日 | 農業
JA岡山中央会は昨年、栽培が途絶え祖運な伝統作物の進行に取り組むため「吉備やさい発掘・再生研究会」を設置しました。
 
研究会の座長は、「伝統野菜の先輩格である『京野菜』『加賀野菜』に倣い、『吉備野菜』を全国ブランドに育てたい」と強調されている。
岡山ブランドの知名度向上は官民の共通課題だが「地元に暮らす人々が吉備の歴史
や文化への認識を深めなければ、県外への情報発信などできない。食の伝統を見直すことは、地域への愛着を高めるきっかけになる」とも。
「衣川ナス」(倉敷市)、「万善カブラ」(美作市)、「黒スイカ」(瀬戸内市)など支援対象を16品目に絞り込んだそうです。

1997年度に86%だった野菜自給率は、2006年度には、79%まで落ち込んでいます。
種の自給率になると、記録に残っている1998年度の14.07%から毎年下がり続けているそうです。

野菜の種子は「FI(一代雑種」)が主流になっています。
しかし、これらの種子の多くは、一部の多国籍企業によって寡占化が進んでおり、しかも、トウモロコシや大豆等の種子は既に知的敵所有権を保有しています。

日本種苗協会の加盟社数は10年前の1900社余りだったのが、廃業、倒産が相次ぎ2008年春には約1400社まで減ったそうです。

一部多国籍企業による寡占化が進むと、全てをコントロールされることになりかねない?

そういう意味でも昔ながらの伝統野菜を継承しながら、種子を自家採取していくことが、これから何時起きるか分からないが食料不足などなっても困らないよう準備しておくことが必要かと思いました。

季節外れ

2008年09月19日 | 農業
今年の夏は、雨が降りませんでした。

畑の野菜たちも雨を待ち望んでしました。

それにも拘らず夕立すら降りませんでした。

せっかく植えた、ブルーベリーも茶色になり枯れてしまいました。

最近やっと雨も降り、一息着いたとき、草の中からニョキニョキと「きゅうり」のような葉っぱを発見。

「こんなところに植えた覚えはないのにな?」と思いながら見ていました。

すると花を咲かせ、実をつけ始めました。

それはなんと「スイカ」でした。

よく考えると、食べたスイカの皮や種を畑に捨てていたのです。

この乾燥した中で、草の足元で僅かな水分で懸命に生命の種を残すために、生き抜いてきたようです。



えええ~、いないって!

2008年09月18日 | ロハス
こちらは、「よてみてテレビ」局です。

本日は、「こしちゃん」、「ここちゃん」、「あきちゃん」の、「お米三姉弟」の対談を予定していましたが台風13号による影響で急遽中止となりました。

先日、「あきちゃん」は、全て稲刈りをしてもらいました。

稲架掛けしてもらい、こんがりと乾燥してもらうため太陽さんを予約しておりました。

ところが、予約間違いで、レインマンさんが先に来られ、「シャワーで春からの疲れれをおとしたら?」と全身に雨を掛けてくれました。

「まっ、いいか」とマイペースの「あきちゃん」でした。

正装をして臨んだ取材でしたが・・・。

実は、「こしちゃん」は、まだ稲刈り中、「ここちゃん」はこれからの稲刈り。

台風が気になり仲間達と一緒に対処するため、急遽山に帰国されました。

残念ですが、今回は対談を中止させていただきます。

次回は、「こしちゃん」、「ここちゃん」のご都合を調整したうえで放送させていただきます。

今日、司会の「実野」がお送りしました。

稲さんの出来具合

2008年09月17日 | 農業
  


今年の稲作りは、色々ありました。


一番大きな田んぼは、田植え前に水が無くヒヤヒヤしました。

やっとの思いで田植えをしました。

根がついたころを見て水を落とし根をいっそう地中深く成長させます。

しかし、その後雨が降らず、水が抜けませんでした。

そうこうしている間に、モグラさんが遊びに来て勝手に水を抜いてしまいました。

仕方なく約3週間雨を降るのを待ちました。

そのおかげか、草も少なく毎年真ん中が生育が悪くすり鉢状にへこむんですが、今年は周囲とほぼ同じ長さになりました。

刈ってみると、背丈は約1mもありました。

持つと、「ずっしり」と手応えがあります。

いよいよ秋~

2008年09月16日 | 自然


我家の稲刈りも始まり(村の方はすでに終わっていますが)、いよいよ秋本番です。

ふと、田んぼ横にある栗の木に目をやると、直径5~6cmくらいのイガ栗が一杯なっていました。
昨年はじめて実がつき、今年は花が咲いた後、1cmくらいの丸いボールが5個ほどしか無く、あきらめていたのですが、立派に実をつけてくれました。

ところで、実は何時取ったらいいのかな~?
下に落ちたのを取ると虫がいるし、木についているのを取ると若いし?
知っている方、教えてくださ~い。

14日の稲刈りから写真を添付しました。また見てね。