山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

灰汁づくり

2012年02月27日 | 食品・材料・料理


まずは、あるものを作るためには、これが必要です。

灰汁作りです。

この上澄み液を使うと、あるものが上手く固まるそうです。

前回のブログに写真を掲載しましたが、1,4kgの重さがありましたが、燃えて取れた灰の重量は、僅か97gでした。

どのくらいの灰汁が取れるのでしょうか?

灰汁の作り方は、大雑把なことは書いてあるのですが、その比率になると中々分かりませんでした。

インターネットで調べ、やっと具体的数値の記載がありました。

それで作ったのがこの液です。

灰は、ふるいで濾し、熱湯を注ぎます。

容積比で灰の量の3倍の熱湯をかけます。

このまま、一晩置くと灰汁の出来上がりです。

なにがはじまるの???

2012年02月21日 | 食品・材料・料理
 

さあ、何が始まるのでしょうか?

竃に何か細い枯れた茎???

実は、あるものを作るために「灰汁」作りを行うのです。

この枯れた茎は、昨年収穫した「蕎麦」の茎なんです。

あるものを作るのには、今では水酸化カルシウムが使われているのですが、かつては蕎麦、大豆、稲藁の灰やコナラやカシの木の灰が使われていました。

出来上がったときの味は、薬品臭くなく、とても美味しいそうです。

美味しくて安全な食品に勝るものはありません。

先人の知恵にチャレンジです。


みちづくり

2012年02月16日 | 農業
 チェンソーでどこから切るかな?

 たおれるぞー!

 道をふさいでしまい。舞いました。他の村も道作りで、「道が通れない」と嘆いていたドライバーも。

冬になると畑仕事の量は大幅に少なくなります。

それに比例して、村での共同作業が多くなります。

田畑の作付けまでに、村を維持していくための共同作業です。

今回は、道に面したところの木の処理です。

道にでっぱた枝や、落ち葉が水路の流れを阻むような木や下草を刈る作業です。


朝八時集合、と言っても村の八時は、一時間前に集まってきます。

皆朝が早いです。ちょっと眠たいですね。

山仕事をして手馴れた方が、チェンソーで切っていきます。

直径50cmはあるような太い山桜もあっという間に倒していきます。

切った木を処分するのに際し、後の作業が楽になるように向きを考え倒します。

さすがに倒れる時は、迫力があります。

伐採されると幹はチェンソーで、枝は木がまで落としていきます。

皆さん手馴れた作業で、あっという間に片付けていかれます。

私はというと、一本、二本、三本と続くと息が上がってきます。

平生の身体を動かしていないことが良く分かります。

山影に回ると陽が当たらないのと風が強く、手はかじかむし、鼻や耳は赤くなり、寒さをとおりこし、痛くなります。

午前中で終わるだろうと言っていた作業ですが、中々終わりません。

村の幹線道路を一回りすると、午後五時前までかかりました。

しかし、おかげで今年の溝掃除は少し楽が出来そうです。

寒さに耐えながら

2012年02月11日 | 農業
 
どこにいるでしょう?○の中を良く見てね。


どうです?可愛いでしょ!


畑では、厳しい自然に直面しています。

昨年畑をお借りてしてから植えたんですが、12月9日と大幅に遅れてしまい種をまいたのですが、やっと芽が出てきました。

何回見ても見当たらない芽。

もう諦めていたのですが、麦さんたちは、地中の中で辛抱強く耐えていたようです。

この寒さの中でも、太陽さんの陽を一杯浴びることが出来るように両手を精一杯広げています。

種まきの時期が大幅に遅れていますが、上手に育ってもらいたいものです。

まだ早いかなとおもつつ、麦踏もしてきました。







寒さにも負けず、風にも負けず!

2012年02月06日 | 農業
  


やっと雨が降り、野菜さんたちもやっと一息。

このところの寒さと強風と水不足でじっと我慢の野菜さん達です。

寒さにじっと耐えて少し、ほんの少しづつではありますが、大きくなっています。

やはり植える時期が少し遅すぎました。

水も充分ではありませんが、土を掘るとしっとりとぬれています。

水を求めて根が深いところまで伸びています。

春になると一気に成長するんかな?

次の種を下ろすまでの間に、なんとか大きくなってもらいたいものです。

がんばれ~!