山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

腰が、腰が・・・

2010年05月31日 | 自然
今年は、なぜかヘビによく出会います。

毎年、この時期になると出会うのは出会うのですが、例年以上に出会います。

1m以上もある黒いヘビ、まむしによく似た茶色いヘビと色々です。

今日も、何匹であったでしょうか?

また茶色いヘビです。

竹で、地面を叩きます。

いつものヘビだとこの段階で方向転換して逃げてしまいます。

ところが、逃げません。

よく見ると、頭は三角形、どくろを巻、体には小判型の模様・・・?

「わぁ!」と一言発したら、腰が、腰が、抜けたようです。

目を見ている間は、逃げません。

やもう得ず、持っていた鍬で首筋を・・・。

気が付いたらまっぷたつ。

可哀想ですが、噛まれたら命がありません。

我が村でも毎年まむしに噛まれ何人か亡くなられています。

暑くなると、田んぼの水に体を冷やしに来るそうです。

長いものは、どうも苦手です。

いずれにしても気を付けましょう。


いい 湯 だな~

2010年05月28日 | 自然
なぜか、まるで梅雨のような天気が続いていましたが、やっと温かくなってきました。

田植えを仕掛けていた田んぼの水を落としていた時でした。

よく見ると何かいます。

私の大の苦手な「ヘビ」さんです。

最初は、気が付かずバシャと音がしたと思うと、田んぼの中で泳いでいました。

しばらくすると、畦に頭を載せています。

縁を通るとまた田んぼの中に泳いでいき、気が付くと畦に頭を載せています。

toto : 脅かさないでよ~。

へび : 何も脅かしてなんかいないよ!

toto : でも怖いんだから

へび : そんなに言わないで・・・。

     水を減してくれたおかげでいい湯加減なんだよ。

     熱くなく、ぬるくなく。

     あ~あ、極楽、極楽。

よく見ると、田んぼの中には茶色の長いヘビさんが、体をよじりながら田んぼの中を泳いでいます。

よっぽど気持ちが良いのかな?

皆さん、毒はないそうですが、来られた際にはご注意を!

そうなん

2010年05月27日 | 自然
 

田植えをしていると、昆虫や蛙など色々な生きものがやって来ます。

何を思ったか、テントウムシさんが稲を植えるのに定規に使うロープの上をチョコ、チョコと歩いてきました。

ロープは、微妙に水に浸かり、歩いているテントウムシさんは、水の上に浮いているようで、無いようなところで前に進んできます。

 

気が付くと、ロープに引っ付いているところから稲の上に登っていきます。



長い距離(約4m余り)を歩いてきてやっと稲枝の葉に止まりました。

羽根を広げ水分を乾かしています。

遭難したのかと思いきやダイエットをするため毎日歩いているそうです。

びっくりしたな~もう

2010年05月25日 | 自然
田植えをしている時のことでした。

右手で苗を2~3株握った時でした。

左手の中でモゾモゾ?と。

「えっ、何?、何?」

ゆっくり手を開くと、そこには「かえる」さんがいるではありませんか!

私 : びっくりしたな~もう!

蛙 : ビックリしたのはこっちだわ!
   
    折角、良い気持ちで苗さんのお宿で熟睡していたのに!

    なにか、宙に浮いて上がったり下がったりしていると思っていたら、今度はぎゅうっと握られて口から内蔵が飛び出るかと思ったが・・・

私 : ごめん、ごめん。

蛙 : 敷金、礼金を3ヶ月払らったばかりなのに、どうしてくれんだよ

とんだことをしたようです。

新築の一戸建ての気持ちのよい稲のお家を私が壊してしまったようです。

風通しがよく、外の様子が見えて、雨がよく当たり最高級の家だったんだそうです。

可哀想なことをしました。

そーっと、カエルさんを包んで田んぼの中に植えてあげました。

でも、かなり怒っていたようで、気が付くと引っ越しをしていました。

ごめんなさいね。

はるかかなた

2010年05月22日 | 農業
  

今日は、津島遺跡文化財講座を受講してきました。

この講座では国内屈指の弥生時代の集落、津島遺跡に関する講座や実習を通して、弥生時代の知識や技術を学びます。

これから、一年間9回シリーズで講座を受講します。

実習として、田植えを行い、石包丁を作り、稲刈りをするそうです。

稲づくりをしているものとして、遙か彼方2,000年以上も前に行っていた稲づくりに大いに引かれてしまいました。

百間川の遺跡では、田植えをした跡が発見されているそうです。

直径が3~8cm位、深さは2cmあまりの穴が幅1.5m間隔の中に7列配置してあったそうです。

坪当たり412株も植えてあったそうです。

現在から見ると10倍以上です。

終了も想定されていて、40~100kg/反(300坪)とか。

現在は、450kg程度ですから一割程度だったようです。

昔の農作業を思い浮かべながら、陸稲と古代米の田植えを行いました。

秋の実りが楽しみです。

ぶっぽうそう

2010年05月18日 | 自然
 

先日の田植えをした時のことでした。頭の上から、「ギャッ、ギャッ」と何とも言えない声が聞こえました。

何とブッポウソウだったのです。

3年前に初めて見た姿は、忘れることが出来ません。

全体は黒色なんですが、胴体と羽根の一部に濃いブルーが、また羽根には白い色が付いています。

唇は、オレンジ色で、見ていると何とも気品高く第一級の姿です。

思わず見とれてしまいます。

携帯電話のカメラで、空を飛んでいる姿を撮影しました。

分かりますか?

左の写真は白線の○の中です。

黒い小さな黒い点です。

右の写真は、3年前巣箱の上に止まった姿を撮影したものです。

何とも言えない声で鳴きますが、姿はなかなかなの美形です。

田植え

2010年05月17日 | 農業
昨日急遽、今年初めての田植えを行いました。

でも、私が育てている苗はまだ大きくなっていません。

実は、昨年自然栽培で稲づくりをはじめた若い夫婦が「苗が残ったので使ってもらえませんか?捨てるのが可哀想で。」と。

そうなんです。

最後、余って残った苗を処分するのは忍びないんです。

百姓は、もしもの事を考えどうしても多め作ってしまいます。仕方がないんですが・・・。

我が家に養子に来た苗は、葉を水面に覗かせ、これからの生活を楽しみにしているようです。

写真は後日貼り付けますね。

ピンクのじゅうたん

2010年05月15日 | 自然

今週初めから山に行っていたのですが、行った時スロープを降りようとした時でした。

スロープの全面がなんと「ピンクのじゅうたん」になっているではありませんか!

何かって?

例のあれです。

近所のおばあちゃんが、お嫁に来た時に植えた「八重桜」の花びらがここのところの強風で散ってしまったのです。

毎年の事ながらこの桜は、満開で楽しみ、サラサラ空から降って来る時、散った後このじゅうたんを見て楽しみと三回も楽しめます。

おっと、もう一度。

そうです。

花が散ると、青々とした葉っぱを見せてくれるのです。



新緑の気持ちのよい爽やかな木立です。

これから百姓もいよいよエンジン全開の季節です。

新しい方法

2010年05月11日 | 農業
今年の稲の苗作りは、色々試しています。

その一つが、発泡スチロールに土を入れ、籾を蒔いた物です。

籾を蒔いてからビニールの袋を被せて寒さよけにしていました。

最初は順調だったのですが、この連休に家を空けたため、管理が出来ず一気に大きくなってしまいました。

温室状態の中で過ごしたため、気温、湿度とも過保護状態でした。

大きくはなったのですが、細いんです。

可哀想なことをしてしまいました。

枯れてしまうことはありませんが、ちょっとした気遣いが成長時には大きく影響してしまいまいます。

ごめんなさいね。

澤田の柿

2010年05月09日 | 農業
枝の剪定をしたのは2月でしたが、春になり柿も葉が芽吹きつぼみも付く季節になりました。

そう言えば木の根元には、草たちがはびこってきています。

と言うことで、草刈りに出かけました。

集合時間に遅れてしまいましたが、皆さん方は手早くほぼ済まされていました。

今回は、草刈り機を山から持ち帰っていなかったため、鎌のみでおこないました。

草を刈り、枝の下にまいてきました。

地面の乾燥防止や最終的には肥料になるためです。

今月末には摘蕾作業をしないといけないようです。

一年前にした作業ですが、既に忘れています。

昨年の資料と今週行われる摘蕾研修でよく勉強してしないと・・・。

昨年は、大豊作で今年はどうでしょうか?

美味しい柿が採れますように!

稲の苗

2010年05月05日 | 農業
今年の天気は、暖かくなったと思ったら、急に寒くなる。

雨も多く、日照時間は例年の80%にもおよばないとか。

籾を蒔いて既に18日が経過しましたが、昨年と比べてみると何と無惨な姿か・・・。

まだ、7~10日経過した苗と変わらない状態です。

なんと言うことでしょうか。

稲さん、寒さに負けず、大きくなってね。

さあ、これからは、暖かくなるからね!

新しい職業?

2010年05月04日 | 
この連休は知人の家のリフォームの手伝いに行ってきました。

(手伝い?邪魔をしに?)

知人側が3人、当方が3人、計6人体制でした。

柔軟性のある新しい漆喰を塗るためなんです。

空気環境改善ができ、ノンクラック(防ヒビ)、漆喰本来の働きである、消臭・防カビ・防菌効果、そして調湿効果できる優れものです。


まずは、家具を片付け、掃除機を掛けます。



床に養生シートを敷き、テープで留めます。

窓、出入り口周り、幅木などの養生します。

結構かかりました。

これだけで昼が過ぎてしまいました。

その後、シーラーと言う接着性を高める下地処理をおこないます。

あっという間に一日目は、これで終了。

二日目から本番です。



炭を使用した下地材を刷毛とローラーで塗っていきます。

塗り上がると、部屋は真っ黒。(炭だから当然!)



仕上げは、漆喰を塗ります。

左官屋(私ですが・・・)の出番です。

一度同じ材料で下塗り。

意外と時間がかかりました。

乾燥後、最終仕上げです。

なかなかの仕上がりです?

自己満足?


リフォームをお考えの方は、お声をお掛け下さい。

ご相談に乗りますよ。






敵機来襲

2010年05月01日 | 農業
 
 

今年は、発泡スチロール箱に籾を蒔いて、そのままの場合と焼きスクモを蒔いた場合と成長具合を比較しています。

保温のために、発泡スチロールの箱にゴミ袋のビニールを掛けています。

様子を見るため、ビニールを取ってちょっと別の場所で見ている時、後ろのところで「ちゅん、ちゅん」と声が・・・。

「今日はよく鳴くな~」とふと見ると、パア~と飛んでいったのは「スズメ」ちゃんでは。

飛んで行ってみると、箱の中は、やっと大きくなっていた苗が倒されています。

しかも籾だけ食べられています。

なんと言うことでしょう。

ここまでやっと大きくなっていたのですが・・・。

ほんの2~3分の出来事でした。

美味しいお米さんは空の上からでもよく分かるようです。

厳しい生存競争の世界です。

分かっていますが、ちょっと「ショック」が大きかったです。

これからは、網を用意しておかなくては。