山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

恐いもの

2009年08月31日 | 自然
山に行った時、到着すると空気を入れるため、窓をまず開けます。

六畳二間ほどのプレハブ小屋です。

一室は和室とキッチン。

もう一部屋は米缶を置く倉庫です。

その倉庫に空気を入れようと扉を開けた所、ゴキブリ取りの紙の家に何か入っています。

ゴキブリ取りの家がチョロチョロ動きます。

しっぽが出ているのできっと「ネズミ」さんです。

ゴキブリ取りの家の屋根をチョイとつまんで見たところ、うム?ひゃ~!そのしっぽは「へび」ではありませんか!

慌てて火箸で持ち直し、倉庫から放り出しました。

明るい所で良く見ると、色は茶色?模様は小判型?頭は?ゴキブリ取りの家の中で良く確認出来ません。

でもこの模様はやはり「マムシ」に間違いありません。

「マムシ」の焼酎漬けにと話が出ましたが、ゴキブリ取りから離すときに噛まれては大変です。

ちょっと残念ですが、道の真ん中に置きました。

山では毎年複数の方が噛まれて命を落とされているからです。

なぜ道に置いておくかって?

翌朝までには、カラスやタヌキ達に食べられてしまいからです。

人間の天敵の「マムシ」も勝てないこともあるようです。

平和への願い

2009年08月30日 | その他
   
爆心地の碑と平和の広場
   

  
 新しい日本を祝うように朝日が雲の間から・・・



知人を尋ねて広島へ。

広島と言えば平和への発信地。

原爆ドームへ着くと8時15分、原爆が投下された時間とピッタリ。

資料館が開館するまでに平和公園を一周。

資料館へ入り、展示されているパネルを見ていると何か体がえらくなる。

途中休憩を取りながら本館へ。

資料館を出て平和の塔へ。

広島の地で亡くなった多くのみたまにお参りしました。

祈りが終わると急に空気が変わり、体が楽になりました。

祈りが通じたのでしょうか?

今日は衆議院選挙投票日、恒久平和を祈らずにはおれません。

何か日本が変わるのか?

手前味噌づくり&手打ち蕎麦体験

2009年08月29日 | ロハス
若いご夫婦が味噌造りの体験に来られました。

普通ですと、煮た大豆に麹を混ぜるだけの方がおおいいのですが、大豆を炊くところからやりたいと言うことで、みずに浸した豆を水切るところから始めました。

次に大豆を煮ます。

これが時間がかかります。

と言うことで、この時間を利用して初めての「そば打ち」体験となりました。


素人でも打ち易い「2・8蕎麦」を打つことにします。

蕎麦粉と小麦粉は、ふるいに掛けます。

鉢の中で、蕎麦粉と小麦粉をよく混ぜます。

粉の重量の約半分の水を少しずつ入れ、混ぜていきます。

水と馴染んだら、こねていきます。

こねられたら、のし板に載せ、麺棒で延ばしていきます。

さあ最後は、折りたたみ、切っていきます。

上手く切れたかな?

湯がして、さあ、試食です。

どうでしょう!美味しいかな?

それはそうでしょう。

自分で打ったお蕎麦は、天下一品です。

ご主人、相当はまったみたいですね!


そうこうしているうちに、大豆も蒸し上がりました。

大豆をミンチに掛け、麹と混ぜます。

最後に大豆ボールを作り、樽に仕込んで出来上がりです。

来年の今頃になると、美味しい「手前味噌」が・・・。

出来上がりを想像すると、思わず笑みがこぼれます。


手打ち蕎麦と同じで、自分で手間暇掛けて作った味噌ほど美味しい味噌はありませんよ~。

今から、来年が待ち遠しいね。


来年1月下旬には、麹から手作りでお味噌を1年分作ります。

ご希望の方は、ご一報を!


伝統文化

2009年08月28日 | ロハス
雲さんを追い抜いたミラちゃんは、富士山、東京を通り過ぎ、着いたところは、栃木県小山市でした。

ここは、結城紬の本場です。

崇神天皇(第十代天皇、実在する最初の天皇とされている)の時代に茨城県で生糸で織った絹の布が始まりといわれています。

結城紬は、蚕の繭から手で糸を紡ぎ出し、非常に均質な生糸を生産し、それ故に、糸のでこぼこがなく密に織り上がり、光沢を発し、紬の最上級品として全国にしれ割ったったそうです。

繭をじゅうそうで煮たら繭のある薄い部分から手でお湯の中でひろげ袋真綿ができあがります。

そしてそれが原料になるのです。

その袋真綿を糸撮り道具(つくし)にかけて、人の技術によって糸が紡がれていきます。

絣くくり、とはあまり耳にしない言葉かもしれません。

キモノの柄作りの仕事です。

職業的にあまり普及しておらず先祖代々伝わる柄作りの技法です。

絣括り(かすりくくり)とよび、捺染(絹糸に染料がしみ込まない様に細かい作業で色がしみ込まない様にする)する作業で、国の指定工程に登録されている技術です。

様々なくくりにより木綿糸の太さを変えて、亀甲など代表される模様の作成を行ないます。

本場結城紬で使われる織機は千五百年も前から使われてきた地機という最も原始的な機織り機です。

地機(じばた)、または居座り機(いざりばた)と呼ばれます。

本場結城紬は、「糸つむぎ」「絣しばり」「はた織り」の3つの工程で国の重要無形文化財の技術指定を受けています。

「無形」文化財ですから、上記の3つの工程の技術に対して指定を受けているというわけです。

多くの人たちの手間を掛け、時間掛けて出来上がった「結城紬」模様によっては、一反織るのに一年もかかることもあるそうです。


過日、「岡山で弥生の布を織る」会に参加していた時に、弥生時代の織機(構造が同じ物)を使ったのですが、まさに同じ構造でした。

また、夏に公民館で蚕が作った繭をお湯の中に入れ、糸を引いたばかりだったので、その体験はこの「結城紬」を知るための体験だったのかもしれません。



よーい、ドン!

2009年08月26日 | その他
私は、奥様御用達、軽四自動車のミラちゃんです。

今日はこれから、雲さんと東京まで競争です。

ようーい、ドン。

雲さんは、早い、早い。

雲さんは一直線に吹っ飛んでいきました。

ミラちゃんは、高速道路に乗り時速80kmの早さで追いかけます。

雲さんが通った後は、道路が濡れて風が吹くと涼しいね。

ところが、トンネルを出たとたんに、バケツをひっくり返した程の土砂降りの雨です。

雲さんは、ミラちゃんが来るのが余りに遅いので、つい居眠りをしてたようです。

それ~!、雲さんを置いて一気に追い抜きます。

また、雲さんが追い抜いていきます。

今度はミラちゃんが名古屋で雲さんを抜きましたよ。

雲さんは、慌てて半分だけ先に行きました。

また、浜名湖で雲さんを抜きました。

そうすると、名古屋に残った雲さんが慌てて半分だけ抜いていきます。

また、富士山で雲さんを抜きました。

でもまた、雲さんを抜きました。

今度はミラちゃんを抜こうと思いましたが、残った雲さんは余りにも小さくなりすぎて、追いつけませんでした。

なんで、名古屋の上で動かなかったのかな?

良く聞くと、新しい「ハイブリット車」を見たかったようです。

なぜって?

雲さんも排気ガスの少ない「美味しい空気」をお腹一杯吸ってみたかったそうです。

人との和合

2009年08月25日 | 健康
日曜日に「心と体の健康教室」を我が家で開催しました。

楽長の念願だった体験教室の始まりです。

県外から20名、岡山から5名、スタッフ(家族)8名の参加がありました。

始めるに際し、スタッフと何度か事前打ち合わせを行いました。

当日が近づくにつれ、準備の内容が変更されていくことは、いつもの事です。

しかし、子供達も「いつものことだから」と余り気にもせず、準備をしてくれます。

今までも、私たち夫婦がイベントを行ったり、参加するときには、子供達も個性を生かし、得意な分野で参加していました。

受付担当、食事担当、デザート担当等、子供達は得意分野をそれぞれが分担し担当します。

ごく自然に振る舞うことが出来ていたようです。

そして、今回参加者の多くの方から、大変お褒めのお言葉を頂きました。

「今の時代、全ての子供達が両親と一緒にこのように動くことはなかなか無いよ。いい子供さん達に恵まれて羨ましい。いいね~」と。

そうですよね。

今までごく当たり前のようにしてきたのですが、言われてみるとそうですね。

最近はいろいろ家族の中での断絶により、崩壊して殺人事件にまで発展したりする時代です。

考えてみると、一つの目標にいろいろ意見を出し合い、コミュニティーを深めていたように思います。

しかし、このように最初からコミュニティーが十分出来ていたわけではありません。

ある方が私たち夫婦にイベントに参加するきっかけを作って下さってからです。

その機会を与えて頂いたお陰で、いまではこのように家族が一つになり助け合うことが出来るようになりました。

本当に感謝しています。

この場をお借りし、御礼を申します。

ありがとうございました。

他の家から見るとちょっと変わった普通でない両親に対し、家族と言うより、一人の人間として大きく成長してくれた子供達です。

そして、一緒になった連れ添いたちも、協力してくれ大変嬉しかったです。

反省会では、一つの事柄に向かって行くには、「人と和合」することがいかに重要かをみんなで確認し合いました。

待望の子

2009年08月24日 | 農業
苗物の活着が悪かった今年ですが、ズッキーニに続き、なんとスイカさんが実を付けました。

自然受粉させている関係(毎日現地にいないため)で、なかなか実が付きませんでした。

4年ぶりの小さな実。

当時は、直径約10cm、中はうっすら桜色という未熟児でした。

季節は、秋?というこの時期に出来た直径約3cmのこの子は、どの位まで成長するでしょうか?

ここのところ、天気の良い日が続いています。

どんどん大きくなってね。

スイカが大好きな私です。

秋になってもいつでも食べてあげるからね。

期待に応えて、大きくなりますように。

勝手な人間に答えてくれるかな???




ズッキーニ

2009年08月22日 | 農業
今年は春先から、野菜の苗物の根づきが大変悪かったです。

キュウリはとろけるし、茄子は活着せず、大変なことになりました。

そんな中、知人から残っていた「ズッキーニ」の苗を頂き、早速定植したのです。

毎日山にいないため、毎年受粉状態が悪く、なかなか実が付きませんでした。

ところが、雨がやんでから、蜂の動きが良くなったお陰か?最近やっと実が付くようになりました。

本数は3本、直径3cm、長さも20cmぐらいまでなっています。

知人は直径12cm、長さ60cmあまりの大物をつくります。

どうぞ、このまま、大きくなりますように。

タヌキさん、これは食べないでね。

お願いしますよ!

道作り

2009年08月21日 | 農業
  
ダンプでコンクリートを降ろすと人海戦術でならしていきます。  タッピングしたら金鏝押さえ(全部素人の作品です)をします。

  
コンクリート打説後は、滑り止めの刷毛引き仕上げです。
どうですか?  長いでしょう!


今冬には水路の改工事を住民総出で行いました。

引き続き今回は、稲刈りに備え、農道のコンクリート舗装です。

行政で農道整備してもらえばよいのですが、なかなか順番が来ません。

我が町では、行政が出来無い場合、住人が人件費を負担すると、材料費の一部を支給してくれる制度があります。

人件費は、勿論住人が直接施工をするのです。

今回は、延べ長さ約200mあまりの施工です。

暑い中、大汗をかきながら、朝8時から夕方までの作業でした。

大変な作業ではありました。


考えてみれば、街では各住戸の前までアスファルト舗装がされています。

しかし、農作業に必要な農道は、なかなか舗装はされていません。

中山間地域では、坂が多く狭い道が殆どです。

雨が降ればぬかるみ、流れる水で道路は浸食され、デコボコだらけの道になります。

この道は、私が借りているたんぼへの道ですが、急な坂道で幅の狭い道で、軽トラックを2回も水路に落とし、皆さんにその度に助けていただきました。

これからの事を考えると大変ありがたい事です。


高齢化していく中、次の世代につなげるにしても道路や水路を整備する事は不可欠です。

道路の舗装された事での事故防止、素堀水路がコンクリート製になる事で無駄な水の使用が防ぐ事が出来るようになります。

今年のようにゲリラ雨が降り道が滑ったり、池の水が少なくたんぼに水を貰えないときは、つくづく「よかった」思いました。

トマトピューレ

2009年08月20日 | 食品・材料・料理
長い梅雨もやっと遠のいた感じがします。

山では、草や野菜達が太陽の陽を浴び、大きくなっています。

長雨で青いままだったイタリアントマトもやっと赤く色づき始めました。

今年第一弾のトマトピューレを作ってみました。

大きなボールにお湯を沸かし、さっと湯通しして、皮をむきます。

サイコロ状にざく切りにして、鍋で煮つめていきます。

木で熟した実を採ったら直ぐに加工する。

旬な時期の物で、新鮮な食材を使ってつっくたものは、やはり美味しいの一言に尽きます。

スパゲティーに、ピザパイにと思っただけで、口の中で唾液が充満してきます。

皆さんお先に、試食してみたいと思います。

いただきま~す。

恒例行事

2009年08月19日 | その他
毎回お墓参りを済ませると、家族中で朝食を食べに行きます。

これは、私たち子供が小さい頃の楽しい行事でした。

我々が小さい頃は、外食をすることは殆どありませんでした。

そこで、お墓参りに行くと、父親がいつも○満屋の食堂へ連れて行ってくれていました。

その伝統が、私たちの子供に、更に孫にも続いているのです。

孫もお墓参りを嫌わず、ご先祖様に手を合わせています。

子供の心理をたくみに付いた方法でのお墓参り。

手法はともかく、行く事に意義ありと言う事で、私が行きだして50年以上が経ちました。

緊急事態発生

2009年08月18日 | 農業

  
一週間前の状況

  
全てのトウモロコシが・・・      皮をはいて上手に食べて・・・




孫が楽しみにしていたトウモロコシが全滅してしまいました。

一週間前に、悪い事をしに来ている事には気が付いていたのですが・・・。

今年は、台風にもあわず、もう少しで収穫できるところだったんですが、とうとうやられてしまいました。

村の方に聞くと犯人は、「ぽんぽこ狸」さんのようです。

一週間前に、「ぽんぽこお父さん」が出張で我が村まで来たとき、どうも試食をして帰っていたようです。

余りにも美味しかったので、お盆で隣山から帰省する途中に家族で立ち寄ったようです。

食べられた事は、非常に残念でしたが、「ぽんぽこお父さん」のしつけはなかなかのようです。

最後の写真を見て下さい。

上手に綺麗に食べているでしょう!

戦時中、人間様が食べるものに困窮していた時代を経験している「ぽんぽこお父さん」は、「食べ物を大事に全部たべる」事を何時も家族に教えていたようです。

さすがに「ぽんぽこお父さん」です。

人間界の大人たちも「ぽんぽこお父さん」に負けないようにね!

復活

2009年08月17日 | 農業
春に花が咲いてしまい、今年は、諦めていたコンニャクさん。

ところがどうでしょう。

「ニョキ、ニョキ」と芽を出してきました。

気が付くと草の中に大きな茎が・・・。

茎の長さは、10cm位から大きい苗は楽長の肩たりまで。

つまり、130cm位はあるという事です。

しかも、4本も!

花が咲いた茎ではなさそうなので、もしかして大きなこんにゃくいもが採れるかな?

10月中旬頃から、茎が枯れてくると掘り頃となります。

秋が楽しみになってきました。






油断大敵

2009年08月16日 | 農業
今年は、梅雨が長引き、日照時間は例年の50%ちょっと。

稲さん達は、一生懸命に根っこから栄養分を吸い上げています。

葉からは、太陽さんかの日を一杯浴びて・・・と、言いたいところですが、ちょっと日照不足です。

それが原因か?青虫さんが大発生。

葉っぱを、「ムシャ、ムシャ」と食べていきます。

お陰で、あちらこちらが「穴」だらけ。

「早く、お日様が一杯降り注いでくれないと、葉っぱを修復できないよ!」とは、餅米の「ココ」ちゃん。

さあ、お日様、恥ずかしがらなくていいから、早くお顔を出してね。

みんなまってるからね。


人と平和

2009年08月15日 | その他
頂き物のナスの中にこのような形の物が・・・。

よく見ると「人」と言う字に見えますね。

「人」と言う文字は、お互いに支え合うと書きますね。人は一人では生きていけません。

生きていくためには、社会の多く人たちに支えられていますね。

小さな単位で言うと家族、最小単位は夫婦でしょうか?

結婚してから、定年前に早期退職し、新しい人生に足を踏み出したときも、私の後ろから背中を押してくれ、支えてくれてくれたのも楽長でした。

私は現役時代には、「家族を養うために」と仕事の事ばかり考え、妻は黙って家庭の事をするのが当たり前と思っていました。

居なくては困るのに、その存在の大きさに気も付かず・・・。

まるで「空気」のように。

本当に感謝につきます。

ありがとう!


「ひと」と言えば、今日は終戦記念日。

既に戦後64年です。

多くの人たちが、自分の意志に関わらず、「赤紙」一枚で戦争にかり出されてしまいました。

そして多くの犠牲の上に今日の日本があります。

かけがいのない命の代償に、今の日本がささえられているのだと思います。

もう二度と戦争をしないよう、又世界から「戦争」の文字が消えるよう、もう一度「平和」について考えたいと思います。