山では、我が家の奥様が野菜を作っています。
今年の春に「ゴボウ」の種を蒔いていました。
だんだん大きくなって葉がしっかりとおごっていました。
秋になりだんだん葉がしおれ得ていました。
早く持って帰ればよいのにと思いながらも勝手にいらうとお叱りを受けます。
と思っていたら、「持って帰ったよ」と大きな声がしてきました。
玄関を覗くと、なかなか立派なゴボウさんができているではありませんか。
昨年は、まっすぐに出来るよう魔法の種まきをしていたのですが、今年は普通に蒔いてしまったようです。
土は赤土の粘土質。
一寸した石ころがあると二股、三股に分かれてしまいます。
太い物は、直径5cm、長さは60cmを超えています。
ちょっとメタボ気味?
でもね、こんなに太くて今頃掘ってもなんと柔らく、90を超える総入れ歯の両親が「これは柔らかくて、ゴボウの香りが良く美味しい。これなら幾らでも食べられるよ。お正月の煮染めの分はある?」と大好評でした。
山の斜面の草をごちそうに、澄んだ空、清らかな風、さんさんと降り注ぐ太陽、土の中で多くの生き物のおかげで元気で美味しい野菜さんに育ってくれました。
野菜さん達はそこの状況に合わして、あくまでもあるがままの自然に合わせた成長をしているようです。
早いもので、今年も今日限り。
稲づくりが出来ない残念な一年でした。
でも、新たな畑をお借りできることになり、来年は野菜さん達に付き合ってもらおうと思っています。
もちろん田んぼに縁が出来れば稲づくりもしますよ。
それでは、この一年つたないブログにお付き合い下さり有り難うございました。
皆様方、良い年をお迎え下さい。
来年もよろしくお願い申し上げます。