山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

あますっぱ~い

2010年11月24日 | こども


先日、孫が幼稚園から「ミカン狩り」遠足に行ってきました。

初めてミカン狩りです。

嬉しくて、袋に一杯とりました。

まずは、自分の口に。一つ、二つ。

次に「お父さんのミカン」、「お母さんのミカン」。

次は「お父さんのお父さんのお父さんのみかん」、「お父さんのお父さんのミカン」、「お父さんのお母さんのミカン」。

次は、「お母さんのお父さんのお父さんのミカン」、「お母さんのお父さんのお母さんのミカン」、「お母さんのお父さんのミカン」、「お母さんのお母さんのミカン」。

「ふぅ~、たくさんとって帰ったけど、無くなっちゃた。」

一生懸命に数を数えてもって帰ってくれたようです。

ちょっと甘酸っぱく、目頭がウルウルでした。

とても美味しかったよ! ありがとう。 だ~いすき!

弥生土器作り

2010年11月19日 | ロハス
今年は、津島遺跡の文化財講座を受講しています。

内容は、弥生時代の始まりから、田植えから磨製石包丁の製作、磨製石包丁を浸かっての稲刈り、臼や杵を用いての脱穀などを体験してきました。

     

今日は、土器作りです。

土粘土を棒状に丸め、板で叩いて厚さ1cmくらいにします。

蛇のように重ねていきます。

つなぎ目は、へらで下から上になで平らにしていきます。

           

足元は細く、上に行くほど広がり、口元は少しぼみます。

なんとも華麗なプロポーションです。

よくみると厚さは1mmあるかないかの薄さです。

形もきれいな円形です。

今でこそ「ろくろ」を使えば出来ますが、当時は無かったのに・・・。

ところで私の作った土器はと言うと、なんともふっくらとした胴回りにはならず、寸胴?

余りのショックに写真を取り忘れました。

来月半ばには、素焼きにしてもらえるそうです。

来年の講座でお披露目の予定です。


子供店長

2010年11月17日 | こども
先月末、あるイベントに参加させていただきました。 

その時、娘の嫁ぎ先のご両親が一緒に参加し、おコメと白瓜の奈良漬を販売しました。

イベント初デビューのご両親は、なかなか声がでず、ちょっと苦戦されていました。

そこに登場したのが孫です。

「チョコ、チョコ」とおじいちゃんと、おばあちゃんの間に割って入っていきました。

爪楊枝を持ったかと思うと「どうぞいらっしゃいませ。これどうぞ。たべてみてください。」と言い始めたのです。

買いに来られた方も思わず「ニッコリ」。

小さな子供に言われると、思わず手を出して試食です。

「どうぞ、どうぞ」と言われると、買わなければならないような気になられるのか、ドンドン売れていきます。

どっかのCMにありましたね。

特に教えたのでもないのに、中々の商売人です。

孫が呼び込みをしてからは、多くの方にご購入していただきました。

子供店長の威力は、100万倍です。

すごい!

今度からは、子供店長を雇わなければ・・・。

(見るばかりして、気が付くと撮影をしていませんでした。)


今年最後の稲刈り

2010年11月08日 | 農業
  
最後の稲刈りを待つ稲さん達です。       稲刈り完了です。 



藁を使って「焼き芋」づくり。

とうとう、11月になってしまいました。

田植えが、種採取用コシヒカリと晩生のトヨサトを6月22日に田植えを行いました。

8月8日に穂が出始め11月6日の稲刈りとなりました。

村では5月の連休に田植えを行い、台風が来る前の9月初めに稲刈りが終わります。

今年は、ゲリラ雨に始まり、たった一つ日本海を通った台風の余波により、初めて倒れたりと激動の一年でした。

そうは言いながら、籾を取って中を覗いて見ると、丸々とした玄米が顔を覗かせます。

高温障害が起きたおコメを見させていただきましたが、山の上のお陰で何とか影響も最小限のようでした。

最後の稲刈りには、私の知人、小学校4年生のときから毎年田植えに来てくれている男の子、その同級生の友人と3人が来られました。

田んぼの水を落としたのですが、耕し方が悪かったと見え、水はけがよくありません。

まるで田植えをおこなう時のような状態で、足をとられ体のバランスが崩れてしまいます。

空は雲ひとつ無い青空の下で、のこぎり鎌で「ザク、ザク」と刈っていきます。

このような若い人たちが、農業に目を向けてくれていると思うと力強く思います。

遠い場所まで、ありがとうございました。


わたしのスタイル、どう? 

2010年11月04日 | 農業
小さな畑で、奥様が野菜を作っています。

山は遠く、仕事の都合もあり、毎日は行けず水やりも出来ません。

そこで、植えたら植えっぱなし。

行ったときに顔を覗かせ、お話をして帰ります。

これなんでしょう?

そう、我が家の「ごんぼう」ちゃんです。

どうです?この体格は?

葉っぱの先から根っこの端までの身長120cm、胴体(ちなみに食べられる部分ですが)40cm、あと、人間に例えると、バスト・ウエスト・ヒップは141.3cm、直径は45mm。

立派なもんです。

この体格!

奥様にも負けていません。

おっと、これは奥様には「な・し・ょ」ですよ。

ちょっと味が気になります。

と言うことで、ヒゲ根(と言っても直径が5mmはあります)を折って試食タイムです。

「ボリ、ボリ」。

「うわぁ~」、なんともいえない感触と味です!

歯ごたえはしっかり、でも硬くなく、口に当たる筋もなし。

味もエグミはないし、甘く、ゴボウさん本来の強い香りが・・・。

超~、超~、超~、お・い・し・~・い!!!

ごぼうづくり3年目。

土を掘ると、土の色もだんだん濃くなっています。

そして深く色が変わっています。

表面から20cmぐらいは、スコップを使わなくても手でほれます。

毎年、草を刈っては畑に置き、重ねてきました。

そのかいあってか、6年かかりましたが、土もだいぶ成長してきたようです。


沢田の柿

2010年11月02日 | 農業


沢田の柿と出会って2年目。

昨年は、50年に一度の大豊作。

今年は一転、40年に一度の大凶作。

天国と地獄を体験しました。

初めてで教えていただいても中々出来ない選定や摘果作業。

それにもかかわらず、昨年柿さんたちがは大きく成長してくれ感激したものです。

今年は?

この枝切っていいのかな?今年も悩みながら行いました。

摘蕾時は、今年は出来ないかもしれないからと少し多めに残しました。

摘果する時にもっと落とせば良いからと思っていたのです。

ところが、諸般の理由によりその後の管理が出来ずじまい。

下記の所有者や、お世話を頂いている方にご迷惑を掛けっぱなしです。

そのため、とうとう「葉枯れ病」になってしまい、葉が落ちていました。

この病気になるとその山は全滅するそうです。

皆さんご迷惑をおかけしました。

ごめんなさい。

摘果出来ていない分、ゴルフボール大の大きさの実ばかりです。

11月になると甘さが増すそうです。

小さくとも、沢田の柿の味には変わりはありません。

楽しみにしています。