浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

支配層とべったりしていたら・・

2025-01-24 22:47:43 | メディア

 あまり興味はないのだが、ArcTIMESをみていたら、フジテレビの社員説明会の内容を詳報していた。フジテレビ社員の危機感は感じられたが、その首脳陣のあまりにヒドイ対応に驚いた。

 第三者委員会の弁護士について、その設置について企業経営に詳しい弁護士に事前に相談し、フジテレビの意向に沿うような報告を3月末までにだすように、裏で工作しているようなことを話したそうだ。これでは、第三者とは言えないし、公平中立なものができるわけがない。

 危機感を持った社員が、首脳陣に食い下がっているのに、彼らは脳天気な対応をしている。

 なぜそれができるのかというと、彼らは支配層に守られているという自信を持っているからではないかと思った。総務省の官僚の天下りを受け入れ、自民党議員の子どもなど関係者を社員として受け入れている実態をもつフジテレビは、不祥事が起きても、経営陣が批判されようとも、あるいは社員に厳しく追及されようとも、おれらは自民党や総務省に守られていると思っているのではないか。

 テレビをみないわたしにしてみれば、フジテレビがつぶれたとしても、何の影響も受けない。

 とにかく、フジテレビの首脳陣は、あまりにヒドイということはいえる。

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フジテレビのこと

2025-01-24 07:12:16 | メディア

 わたしは芸能界についてまったく関心がない。いわゆる「推し」という人物も未だ嘗て持ったことがない。だから何らかの意見をさしはさむ立場ではないことを自覚している。

 しかし社会派のネットメディアでも、この問題をとりあげているので、この問題についての知識は増えた。

 この問題に関してわたしがいうことは、フジテレビは、フジサンケイグループといわれるように、この系列は、メディアの中でも右翼的な位置にあって、産経新聞などは自民党政権を強く強く支え、そのためには捏造した記事をも掲載する徹底ぶりである。

 そういうメディアの系列であるから、自民党議員の親族が社員となって、そこから議員に名乗り出るということもあるし、あるいは官僚の重要な天下り先ともなっている。要は、現在の支配層による、支配層のための、支配層のメディアとして、フジサンケイグループは存在してきた。

 支配層が傲慢で、庶民の生活を顧慮することもなく、常に上から目線であるから、そのメディアも同じ性質を持つのであって、支配層が腐臭を放っているから、それを支えるメディアも腐臭を放つのである。

 わたしはテレビを見ないので、フジテレビがなくなろうと関係ないが、おそらく支配層は全力でフジサンケイグループを支えようとするであろう。監督官庁である総務省も、大甘な対応をするだろう。

 支配層と密接な関係をもつフジサンケイグループ、その存続に支配層がどのように対応していくのか、わたしの関心はそれくらいである。

 

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