もと首相を銃撃した山上徹也はもと海上自衛隊に所属していたことが報じられている。
しかしネトウヨ界隈では、こうした事件が起きるとその犯人を「在日」などと根拠なきデマを流す。この事件でもその動きがある。自衛隊員は、「公権力の行使にあたる業務」であるから、日本国籍をもたなければならない。
地方公務員の場合は、公務員の基本原則「公権力の行使または公の意思の形成に参画する公務員については、日本国籍を必要とする」に基づき、(1) 公権力の行使にあたる業務、(2) 公の意思の形成に参画する職には就くことができません。したがって、警察官・消防官になれない他、税の滞納処分や生活保護の決定といった仕事に携わることができません。
したがって、山上徹也は「在日」ではあり得ない。デマを流すのはやめよう。